CIDESCO創立70周年を祝う︕ 12月27日、ビューティ・スパセラピーの世界基準となってい るCIDESCO(国際エステティック及びコスメトロジー委員会) は、設立70周年を迎えます。 「CIDESCOは、今年、その70年間に及ぶ業績を祝うべくすば らしい節目の年となりました。その間に今日のような国際的 に広く認知され尊重されるような団体へと成長してまいりま した」と語るのは、CIDESCOのアナ-カリ グント会長。「私 は、CIDESCOがこれまで達成してきたことすべてに誇りをも っておりますし、世界中の会員、学習者、卒業生の皆様の努 力の成果を祝福できることを楽しみにしています」 この記念すべき日を迎えるにあたり、CIDESCO初代女性会長が選任されるという出来事を 含め、ここ70年間の主だったエステティックのイベントや流行、トレンドを振り返ってみ ましょう。 1946年、ベルギー人ジョルジュ デュモンとフランス人ジャック ポワルソンにより、エステ ティシャンの連帯と教育や試験制度、教授法における先進的で統一された方法着想や枠組み の共有を目的に、CIDESCOが誕生しました。 最初に支部として設立が認可されたのは、ベルギーとオーストリア、オランダ、スイスで、 ここからビューティセラピーとスパセラピーの分野で国際的な基準作りの旅路が始まりまし た。それからわずか10年余り経った1958年、最初のCIDESCOディプロマが発行され、エ ステティック業界における標準化と試験制度の変革をもたらすことになったのです。1963 年には、オランダ出身のリア デコルテが初の女性会長として迎えられ、新しい技能や機器 、ディプロマに対する需要を受け止め、絶えず起こっているエステティック業界内の地球規 模での発展と変化に対応していきました。 オーストラリアとラトビアからマレーシアやフランスに至るまで、CIDESCO支部ではトレ ンドや様式、人気のあるエステティックトリートメントにおいて明確な変化を経験しており 、会員、学習者の皆様にとって新たな挑戦と機会になっています。過去何年もの間、 CIDESCOは科学技術の急速な発達を認識し、エステティック業界の反応に合わせ、継続し て高水準を維持してきました。 1950年代にはパラフィンワックス･トリートメントが紹介され、「太く大きな眉」の流行を 経て、1970年代に入ると現代的なスパの導入と、CIDESCOセラピストは美のトレンドが巡 るように変遷することに馴染みながら、ファッションとエステティック技術とに相関関係が あることにさらに気づかされてきました。 1975年になると、エステティック業界に革命をもたらす日焼けマシーンが考案され、同時 に健康と安全の基準について課題が突き付けられました。日焼けした肌のトレンドはます ます人気を博すようになり、20年以上を経た1997年に“スプレータン”がエステのプロの 手によって行われ始め、そのトレンドに拍車がかかっていきます。CIDESCOでは、このよ うな新しいトレンドや粧材、トリートメントが開発されるのに合わせて、最新のエステテ ィック基準に適合し地球規模で業界が前向きに発展していくことが不可欠であると認識し ています。 美容外科が年々人気を得、メイクアップのツールや化粧品、サービス内容が多様化した今 日、この急激な発展に基準となるものも常に進歩を続け、拡大し続ける研究分野に対応す る用意が求められています。 CIDESCOは、社会的変化にも精通しています。2004年にフェイスブックにより新たな人 的繋がりの社会が地球規模で始まり、エステティック業界にとって大きな支援となりまし た。ソーシャルメディアという基盤ができたことで、ユーザー間での画像や動画が共有で き、職業上のブランド化の機会が創られました。ソーシャルメディアの発達がエステティ ック業界への新たな関心を生み、世界中のエステティシャンとビジネスが結びつき、アド バイスや就職情報などが共有できるようになっています。 70年を経た今、CIDESCOは世界各地に30支部を抱え、季刊会報誌CIDESCO LINKを発行 し、国際的な資格認証団体CIDESCOによりさまざまなディプロマや上級資格を取得したい と望んでいる世界中にいる数多くの学習者に資格を提供できるようになりました。 さらに詳しい情報は、www.cidesco.com へアクセスしてください。
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