H28 いずみの森12月号 [148KB pdfファイル]

い ず み の 森
師走のこの時期、日の暮れも早く
師走のこの時期、日の暮れも早く何かと慌ただしく
感じられます。先週の木・金曜は風が強く大変でした
が、土・日は一転して穏やかな小春日和となりました。
先週火曜日の「教育時間説明会」には忙しい中、出
席いただきありがとうございました。
さて、お正月も近いことから今日の「よい子の集い」
で昨年に続き干支(12支)についてお話しました。
①ひまわり組は寅(トラ年)
、さくら組は卯(ウサギ
年)
、ちゅうりっぷ組は辰(タツ年)であること。
(早生まれについては簡単にふれました)
②輪になった12の動物達がいて、生まれる年ごとに
干支(動物たち)が決まっていること。
③輪になっているので12 年経つとまた自分の干支を
迎えること。
④だから、歳が違っても同じ生まれ年の人がいること
⑤今年は申年でお正月を迎える来年は酉年であること
⑥家族のみんなはどの干支なのか訊いてみよう。
新年を迎えるにあたり、干支ついてご家庭で話題に
してもよいかもしれません。
今月 1 日(木)に華松苑を訪問し「おゆうぎ会」で
発表した劇やダンスを披露する予定でしたが、ノロウ
ィルスやインフルエンザが市内で発生したため、中止
となりました。張り切っていた子供達も楽しみにして
いた華松苑の皆さんとっても残念です。
お知らせ1 ひまわり組、学校探検へ
先週水曜日に永井小学校へ「学校探検」に行ってき
ました。園創立以来続けられている幼小連携活動の一
つです。玄関で 1 年生に迎えられたひまわり組、体育
館で自己紹介やゲームをして仲良くなった後、8 つの
班に分かれ、1 年生の案内で学校探検へ向かいました。
探検後は、1 年生が国語を勉強しているところを見学
しました。就学に希望が一段と膨らんだ様子です。
お知らせ2 アンケート調査について
例年 12 月に実施している学校経営評価、今回は年
明けに行います。3 学期に早々のアンケート用紙をお
配りしますのでご協力をお願いいたします。
お知らせ3
一関市立いずみの森幼稚園
12 月 号
平成 28年 12 月5日 NO11
日 No12
クリスマス会のサンタさん
今月 15 日(火)に「1 月・12 月のお誕生会」があ
り、続いて「クリスマス会」が開かれます。今年は一関
市長さんが本園にやって来てサンタさん役で子供達と
交流することになりました。市長さんと子供達とのやり
取りが楽しみです。
・・・・・ご協力ください・・・・・・・
「岩手県視覚障害者福祉協会」と「岩手県身体障害者福
祉協会」から、県内に在住する障害者の方々が積極的に
社会参加できるための支援として、書き損じハガキ、未
使用切手、未使用官製はがきの寄付のお願いがありまし
た。昨年も皆さんからご協力を頂きたくさん集まりまし
た。1 枚でも結構ですのでよろしくお願いします。
1.寄付
書き損じハガキ、未使用切手・官製ハガキ
2.締切
平成 29 年 1 月27日(金)
・・・言葉は生きている 5 回目・・・
「全然大丈夫」と言っても大丈夫?
「全然おいしい」
「全然大丈夫」といったように、打ち
消しの表現を伴わない「全然」の使い方は誤りであると
長く言われてきました。実際に、辞書で「全然」という
言葉を引くと、
「否定表現と呼応して」とか、
「下に打消
の言い方や否定的意味の語を伴って」といった説明が書
かれている場合がほとんどです。
しかし、古い小説などの用例を確かめると、打ち消し
なしで「全然」が使われているものが少なからず見つか
ります。そのうちで、最も有名な一節はこれかもしれま
せん。
「下人は始めて明白にこの老婆の生死が、全然、自分
の意志に支配されているということを意識した。
」
(芥川
龍之介『羅生門』
)
戦前の文学作品に当たると、
「全然」は「すっかり」
「非
常に」などの意味で否定的表現や打ち消しを伴うことな
く用いられている場合があります。夏目漱石や森鴎外に
も同様の用例があります。
戦後、
「全然」は、打ち消しを伴う使い方が正しいと
いう考え方が広まり、近年までは、辞書も肯定文に使う
ものを「誤用」や「俗な用法」などとしてきました。し
かし、最近改訂された辞書などでは、戦前の肯定文の用
法を積極的に認めようとする動きが見られます。研究者
の間でも、打ち消しを伴う必要はないという見解が有力
です。
但し、一見肯定文に見えても、
「全然(問題なく)お
いしい」
「全然(痛くないから)大丈夫」といったよう
に、否定表現が省略されているとも受け取れる文脈で使
われることが多いようです。打ち消しなしで使っても
「全然大丈夫」とまではいえないのかもしれません。