鉛蓄電池を長寿命化するBMS

鉛蓄電池を長寿命化するBMS
企業名
東洋機械株式会社
所在地
宮城県仙台市
資本金
11百万円
設立
1947年10月
従業員数
55名
コア技術
鉄道の枕木や電線などの確認を行う、特殊鉄道車両の走行駆動系の二重化について、安いコ
ストで高い信頼性を実現する。
開発製品/技術の概要
特徴・ポイント
・従来、鉛蓄電池は、活性化中(充放電中)に、センシング(計測)す
る事ができず、電池残量や寿命を定常的に捉える事もできなかった。
①鉛蓄電池が活性化中に、センシング
する事ができる。
活性化中に、センシングする事が可
能なため、鉛蓄電池の電池残量や寿
命を、定常的に捉える事が可能になる。
・本件技術では、交流でのインピーダンス及び位相差の計測により、
鉛蓄電池の劣化度合いを定常的に捉える事を可能にした。
これにより、鉛蓄電池の電池残量を精密にセンシングする事が可
能になり、センシングデータを元にBMS(※)で充放電量をコントロー
ルする事で、鉛蓄電池の長寿命化を図る事も可能になった。
(※)バッテリーマネジメントシステム。バッテリーを管理するシステム
の事。
②鉛蓄電池の長寿命化を図る事がで
きる。
センシングデータを元にBMSで充放
電量をコントロールする事で、鉛蓄電池
の長寿命化を図る事が可能になる。
検討している事業モデルの内容
・以上のような開発技術をベースに、次のような事業を展開する事を検討している。
①鉛蓄電池の劣化度合いを計測するセンシング技術をライセンスする
②鉛蓄電池の充放電量をコントロールするBMSを提供する
③鉛蓄電池とBMSを組み合わせたシステムを提供する
マッチング先への要望など
マッチング先として
希望する業種/業界
連携することで想定される利点
鉛蓄電池を利用する
メーカー
鉛蓄電池の長寿命化を図る事が可
能になる。
蓄電池劣化寿命診断
サービスを提供する企
業
鉛蓄電池の電池残量や劣化度合い
を精密にセンシングする事が可能に
なる。
NEDO事業の概要
鉛蓄電池は、化学反応で放電を行うため、電池残量や寿命を定常的に捉える事ができないという面で課題が
あった。
この課題をクリアするため、交流でのインピーダンス及び位相差の計測により、鉛蓄電池の劣化度合いを計測
する技術の開発をNEDO事業で取り組んだ。
NEDOベンチャービジネスマッチング会資料