様式1(主な取組) 「主な取組」検証票 施策展開 施策 (施策の小項目) 1-(2)-ア 3Rの推進 ②未利用資源の活用の推進 ○バイオマスの活用 実施計画 記載頁 主な取組 オガコ養豚普及促進事業 対応する 主な課題 ○本県の世界に誇る自然環境を保全することに加え、本県は狭隘な地理的条件にある ことから、廃棄物の減量化など環境負荷を軽減する循環型社会を構築する必要があり、 県内で発生した廃棄物の有効利用が求められている。 28 1 取組の概要(Plan) 畜産農場の環境改善に使用されている「オガコ」の安定供給・価格・品質の問題を解決 取組内容 し、環境保全型畜産の推進、循環型社会の構築を図るため、剪定枝等木質系未利用資 源の活用及び県内産オガコ生産・利用モデルを作成する。 24 17戸 改修等支 援農家数 25 26 27 28 29~ 50戸 実施主体 → 年度別計画 オガコ養豚施設への改修等支援 県 未利用資源の活用促 進 担当部課 農林水産部畜産課 2 取組の状況(Do) (1)取組の推進状況 (単位:千円) 平成27年度実績 事業名 未利用資源 活用畜産オ ガコ生産モ デル事業 予算 決算見込 11,852 活動内容 主な財源 ・畜産向け粉砕剪定枝の定義付けおよび堆肥化 に係る研究を行った。 11,029 ・有毒植物生育状況調査を行った。 ・2種類の有毒植物混入検査手法を確立した。 ・オガコ養豚モデル農家の技術支援を実施した。 一括交付 金 (ソフト) 活動指標名 計画値 実績値 ― ― ― 推進状況 推進状況の判定根拠及び平成27年度取組の効果 順調 平成25~26年度にオガコ養豚普及促進事業で改修した農家について巡回指導し、技 術支援を実施した。畜産研究センターにおいて、畜産向け剪定枝オガコの粒度、水分、 粉砕方法等の定義について研究を開始し、粒径が1.0mmから4.75mmまでの範囲で、水 分含量が30%以下の条件で吸水性が良く畜産用オガコとして利用しやすいことが判明 し、剪定枝オガコの定義が確立できた。また、有毒植物混入防止に係る有毒植物生育状 況地図の作成に向け、沖縄本島を調査した。混入検査手法については、2種類の有毒植 物の検査手法を確立した。 様式1(主な取組) (2)今年度の活動計画 (単位:千円) 平成28年度計画 事業名 未利用資源 活用畜産オ ガコ生産モ デル事業 活動内容 当初予算 主な財源 ・畜産向け剪定枝の堆肥化に係る研究 11,458 ・有毒植物生育状況調査、有毒植物混入検査手法の確立 ・オガコ養豚モデル農家の技術支援 一括交付 金 (ソフト) (3)これまでの改善案の反映状況 平成27年度の取組改善案 反映状況 ①研究機関における剪定枝を活用した畜産向けオ ①剪定枝を活用した畜産向けオガコの粉砕条件 ガコの定義付けの検討研究を実施する。 について研究し、定義を構築することができた。 ②県内毒性植物の生育状況調査、混入検査手法 ②本島内の国・県・市町村道、公園における有毒 確立に取り組む。 植物の生育状況を調査した。また、過去の中毒事 例や剪定枝搬入に関するヒアリングを行った。そ の結果、キョウチクトウ、ミフクラギの混入検査手 法を確立した。 ③オガコ養豚モデル農家への技術支援を実施す る。 ③オガコ養豚モデル農家への技術支援を実施し た。 (4)成果指標の達成状況 成果指標 基準値 現状値 H28目標値 改善幅 全国の現状 ― ― ― ― ― ― 傾向 全国の現状 ↗ ― 参考データ オガコ養豚方式採用農家数 状 況 説 明 沖縄県の現状・推移 20戸 (25年) 25戸 (26年) 25戸 (27年) オガコ養豚普及促進事業(H24-26)において整備した農家も含めて、県内では計25戸が採用 している。 今後、オガコ供給に係る課題の解決によりさらに増加する見込みである。 3 取組の検証(Check) (1)推進上の留意点(内部要因、外部環境の変化) ○内部要因 ・有毒植物の混入検査手法は、検査のコスト面について課題がある。 ○外部環境の変化 ・本県は畜産向けオガコ工場が少なく、島しょで移入にコストがかかることや、県内産オガコが粗くバラ ツキがあり畜産に不向きな場合も多いことなど、オガコの安定供給、価格、品質に課題がある。 ・剪定枝の利用においては、有毒植物の混入が懸念される。 (2)改善余地の検証(取組の効果の更なる向上の視点) ・剪定枝を活用した畜産向けオガコ生産モデルの作出が必要である。 ・オガコ養豚モデル農家の活用による剪定枝オガコの定着化を図る必要がある。 様式1(主な取組) 4 取組の改善案(Action) ・剪定枝の活用で有毒植物の混入が懸念されるため、混入検査手法については、検査方法を比較・検 討し、早期確立を目指す。 ・関係機関との調整や会合等により、剪定枝オガコの生産モデルを作出する。 ・剪定枝オガコの定着を図るため、オガコ養豚のモデル農家に対し、技術支援する。 様式1(主な取組) 「主な取組」検証票 施策展開 施策 1-(2)-ア 3Rの推進 ②未利用資源の活用の推進 (施策の小項目) ○バイオマスの活用 主な取組 環境保全型農業支援 対応する 主な課題 ○本県の世界に誇る自然環境を保全することに加え、本県は狭隘な地理的条件にある ことから、廃棄物の減量化など環境負荷を軽減する循環型社会を構築する必要があり、 県内で発生した廃棄物の有効利用が求められている。 実施計画 記載頁 28 1 取組の概要(Plan) 養豚における悪臭対策に優れるほか、効率的にふん尿の再利用ができるセルフクリー ニング式オガコ養豚の普及を図るため、オガコの安定供給に向けた調査、講習会の開 取組内容 催・データ収集など普及啓発に取り組み、オガコ養豚方式導入に向けた豚舎改修などの 費用助成を実施する。 24 年度別計画 25 26 27 28 家畜排せつ物利用技術の開発 29~ 実施主体 → 県 担当部課 農林水産部畜産課 2 取組の状況(Do) (1)取組の推進状況 (単位:千円) 平成27年度実績 事業名 未利用資源 活用畜産オ ガコ生産モ デル事業 予算 決算見込 11,852 活動内容 主な財源 ・畜産向け粉砕剪定枝の定義付けおよび堆肥化 に係る研究を行った。 11,029 ・有毒植物生育状況調査を行った。 ・2種類の有毒植物混入検査手法を確立した。 ・オガコ養豚モデル農家の技術支援を実施した。 一括交付 金 (ソフト) 活動指標名 計画値 実績値 ― ― ― 推進状況 推進状況の判定根拠及び平成27年度取組の効果 順調 平成25~26年度にオガコ養豚普及促進事業で改修した農家について巡回指導し、技 術支援を実施した。畜産研究センターにおいて、畜産向け剪定枝オガコの粒度、水分等 の定義について研究を開始し、粒径が1.0mmから4.75mmまでの範囲で、水分含量が 30%以下の条件で吸水性が良く畜産用オガコとして利用しやすいことが判明し、剪定枝 オガコの定義が確立できた。また、有毒植物混入防止に係る有毒植物生育状況地図の 作成に向け、沖縄本島を調査した。混入検査手法については、2種類の有毒植物の検査 手法を確立した。 様式1(主な取組) (2)今年度の活動計画 (単位:千円) 平成28年度計画 事業名 未利用資源 活用畜産オ ガコ生産モ デル事業 活動内容 当初予算 主な財源 ・畜産向け剪定枝の堆肥化に係る研究 11,458 ・有毒植物生育状況調査、有毒植物混入検査手法の確立 ・オガコ養豚モデル農家の技術支援 一括交付 金 (ソフト) (3)これまでの改善案の反映状況 平成27年度の取組改善案 反映状況 ①研究機関における剪定枝を活用した畜産向けオ ①剪定枝を活用した畜産向けオガコの粉砕条件 ガコの定義付けの検討研究を実施する。 について研究し、定義を構築することができた。 ②県内毒性植物の生育状況調査、混入検査手法 ②本島内の国・県・市町村道、公園における有毒 確立に取り組む。 植物の生育状況を調査した。また、過去の中毒事 例や剪定枝搬入に関するヒアリングを行った。そ の結果、キョウチクトウ、ミフクラギの混入検査手 法を確立した。 ③オガコ養豚モデル農家への技術支援を実施す る。 ③オガコ養豚モデル農家への技術支援を実施し た。 (4)成果指標の達成状況 成果指標 基準値 現状値 H28目標値 改善幅 全国の現状 ― ― ― ― ― ― 傾向 全国の現状 ↗ ― 参考データ オガコ養豚方式採用農家数 状 況 説 明 沖縄県の現状・推移 20戸 (25年) 25戸 (26年) 25戸 (27年) オガコ養豚普及促進事業(H24-26)において整備した農家も含めて、県内では計25戸が採用 している。 今後、オガコ供給に係る課題の解決によりさらに増加する見込みである。 3 取組の検証(Check) (1)推進上の留意点(内部要因、外部環境の変化) ○内部要因 ・有毒植物の混入検査手法は、検査のコスト面について課題がある。 ○外部環境の変化 ・本県は畜産向けオガコ工場が少なく、島しょで移入にコストがかかることや、県内産オガコが粗くばら つきがあり畜産に不向きな場合も多いことなど、オガコの安定供給、価格、品質に課題がある。 ・剪定枝の利用においては、有毒植物の混入が懸念される。 様式1(主な取組) (2)改善余地の検証(取組の効果の更なる向上の視点) ・剪定枝を活用した畜産向けオガコ生産モデルの作出が必要である。 ・オガコ養豚モデル農家の活用による剪定枝オガコの定着化を図る必要がある。 4 取組の改善案(Action) ・剪定枝の活用で有毒植物の混入が懸念されるため、混入検査手法については、検査方法を比較・検 討し、早期確立を目指す。 ・関係機関との調整や会合等により、剪定枝オガコの生産モデルを作出する。 ・剪定枝オガコの定着化を図るため、オガコ養豚のモデル農家に対し、技術支援する。
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