平成28年度栃木県医療実態等調査業務委託契約書(案) 栃木県(以下「甲」という。)と (以下「乙」という。)とは、平成28年度 栃木県医療実態等調査業務委託について次の条項により委託契約を締結する。 (委託) 第1条 甲は、次の業務(以下「委託業務」という。)の処理(実施)を乙に委託し、乙は、こ れを受託するものとする。 (1) 調査票の印刷及び封入 (2) 調査票の回収及び督促 (3) 結果集計及び分析 (4) 報告書の作成 (委託期間) 第2条 この契約による委託期間は、平成28年12月 日から平29年3月27日までとする。 (委託料) 第3条 甲は、委託業務に要する経費(以下「委託料」という。 )として、金 円 (うち消費税及び地方消費税の額 円)を超えない範囲内で乙に支払うものと とする。 (契約保証金) 第4条 甲は、乙が納付すべき契約保証金を免除する。 (委託業務の処理方法) 第5条 乙は、この契約書に定めるもののほか、別添「平成28年栃木県医療実態等調査業務委 託仕様書」(以下「仕様書」という。)及び甲が必要に応じて指示する事項を遵守の上、委託 業務を処理するものとする。 (計画策定等) 第6条 乙は、この契約締結後、仕様書に基づき速やかに具体的な委託業務の計画を定め、甲 に提出し、その承認を受けなければならない。 2 前項の計画について、甲がその内容を不適当と認めたときは、甲乙協議の上、これを変更 するものとする。 (委託業務の実施場所) 第7条 委託業務の実施場所は委託業者事務所とする。 (施設等の使用) 第8条 乙は、この委託の履行に必要な甲の作業場所等を甲の指示に従い、無償で使用できる ものとする。 なお、施設等の使用に当たって、乙は、善良な管理者の注意をもって管理しなければなら ない。 (業務遂行上の責任者) 第9条 乙は、委託業務に関して、甲と連絡調整を行う業務遂行上の責任者を定め、甲に書面 で通知するものとする。 (監督及び指示) 第10条 乙は、委託業務の履行に当たり、甲の総括責任者と協議の上、業務を遂行するものと する。 (業務処理状況の報告及び検査) 第11条 乙は、委託業務完了後、仕様書に基づき実績報告書を作成し、甲に提出するものとす る。 2 甲は、乙から前項の実績報告書の提出を受けたときは、その日から10日以内に実績報告書 の内容を検査しなければならない。 (額の確定) 第12条 甲は、前条の検査をした結果、報告書の内容が適正であると認めるときは委託料の額 を確定し、乙に対して通知するものとする。 2 前項の確定額は、委託業務に要した実支出額に充当した委託料の額と第3条に規定する委 託料の額のいずれか低い額とする。 (委託料の請求及び支払) 第13条 乙は、前条第1項の規定による額の確定後、甲に委託料を請求するものとする。 2 甲は、乙が提出する正当な請求書を受理した日から30日以内に委託料を乙に支払うものと する。 3 甲は、乙の請求により、必要があると認めるときは、第1項の規定にかかわらず、委託費 の全部又は一部を概算払することができる。 (過払金等の返還) 第14条 甲は、第12条第1項の規定により額が確定した結果、概算払いにより受託者に交付し た委託料に残額が生じたとき、又は、委託料により発生した収入があるときは、乙に対し返 還を命じるものとする。 2 乙は、前項の返還に際し、甲が定めた期限内に返還をしなかったときは、期限の翌日から 返還をする日までの日数に応じ、年利2.8パーセントの割合により計算した延滞金を払わなけ ればならない。 (支払遅延に対する遅延利息) 第15条 甲の責めに帰すべき事由により第13条第2項の支払期限までに委託料を乙に支払わな い場合は、甲は、乙に対して遅延利息を支払うものとする。 2 前項の遅延利息の額は、支払期限の翌日から支払の日までの日数に応じ、委託料に対し、 年2.8パーセントを乗じて得た額とする。 (債務不履行の場合の損害金) 第16条 乙は、この契約に定める義務を履行しないため、甲に損害を与えたときは、その損害 に相当する金額を損害賠償として甲に支払わなければならない。 (一般的損害) 第17条 委託業務の実施中に生じた損害は、乙の負担とする。ただし、その損害が甲の責めに 帰すべき事由による場合は、この限りでない。 (履行遅滞に対する遅延利息) 第18条 乙の責めに帰すべき事由により、第2条の期限までに委託業務を完了できない場合は、 乙は、甲に対して遅延利息を支払うものとする。 2 前項の遅延利息の額は、その期限の翌日から委託業務を完了する日までの日数に応じ、委 託料に対し、年2.8パーセントを乗じて得た額とする。 (履行不能の場合の措置) 第19条 乙は、天災その他乙の責めによらない事由により契約の全部又は一部を履行すること ができないときは、甲の承認を得て、当該部分の義務を免れるものとし、甲は、当該部分に ついての委託料の支払を免れるものとする。 (秘密の保持) 第20条 乙は、委託業務の処理に際して知り得た秘密を他に漏らしてはならない。この契約が 完了し、又は解除された後においても、同様とする。 (個人情報の保護) 第21条 乙は、この契約による業務を処理するための個人情報(個人に関する情報(氏名、住 所、性別、生年月日、本籍地等の基本的な情報はもとより、思想、信条、信仰、趣味等に関 する情報、職業、資格、学歴等に関する情報、収入、財産状態等に関する情報、健康状態、 病歴等に関する情報など個人に関するすべての情報をいう。 )であって、特定の個人が識別さ れ、又は識別され得るものをいう。)の取扱いについては、別紙1「個人情報取扱特記事項」 を遵守しなければならない。 (暴力団等により不当介入を受けた場合の取扱) 第22条 乙は、本契約の履行において、暴力団員、暴力団準構成員及び暴力団関係業者(以下、 「暴力団員等」という。)による不当要求及び不当妨害(以下「不当介入」という。)を受け た場合は、別紙2「暴力団員等により不当介入を受けた場合の取扱特記事項」を遵守しなけ ればならない。 (業務の調査等) 第23条 甲は、必要があると認めたときは、乙の委託業務の処理状況について、調査し、若し くは必要な報告を求め、又は委託業務の処理に関して乙に必要な指示を与えることができる ものとする。 (事故報告) 第24条 乙は、この委託業務の履行に関し事故等を生じた場合は、直ちに甲に事故等の状況を 報告しなければならない。 (再委託の禁止) 第25条 乙は、委託業務の全部若しくは一部を第三者に委託し、又は請け負わせてはならない。 ただし、あらかじめ書面により甲の承認を受けたときは、この限りでない。 (契約の解除等) 第26条 甲は乙が契約書に記載された条件に違反した場合、本契約の全部又は一部を解除し、 かつ既に支払った委託料の全部又は一部を返還させることができるものとする。 2 甲は、前項の規定により契約を解除するときは、乙に対し、違約金としての契約金額の100 分の10に相当する額を請求することができる。 (権利義務の譲渡等の禁止) 第27条 乙は、この契約から生ずる権利又は義務をあらかじめ書面により甲の承諾を得た場合 を除き第三者に譲渡し、若しくは担保の目的に供し、又は引き受けさせてはならない。 ただし、信用保証協会及び中小企業信用保険法施行令(昭和25年政令第350号)第1条の2 に規定する金融機関に対して売掛債権を譲渡する場合にあっては、この限りでない。 2 前項ただし書の規定により売掛債権の譲渡を行った場合、甲の対価の支払による弁済の効 力は、甲が、栃木県財務規則(平成7年栃木県規則第12号)第80条第1項に基づく確認を行 い、支出命令確認の登録を行った時点で生ずるものとする。 (変更の届出) 第28条 乙は、商号又は名称、代表者、住所、印章その他この契約の当事者としての事項につ いて、変更が生じたときは、直ちに書面によって、甲に届け出なければならない。 2 前項の届出を怠ったため、甲からなされた通知又は送付された書類等が延着し又は到達し なかった場合には、通常到達すべき時にそれらが到達したものとみなす。 (書類の保管等) 第29条 乙は、委託業務の経費に関する出納を明らかにする帳簿を備え、支出額を費目毎に区 分して記載するとともに、甲の請求があったときは、いつでも提出できるよう、その支出を 証する書類を整理し、委託業務を実施した翌年度から5年間保管しておくものとする。 (契約の費用) 第30条 この契約の締結に要する費用は、乙の負担とする。 (裁判管轄) 第31条 この契約について訴訟等を行う場合は、宇都宮市を管轄する地方裁判所又は簡易裁判 所とする。 (信義則) 第32条 甲及び乙は、信義を重んじ、誠実にこの契約を履行しなければならない。 (疑義等の決定) 第33条 この契約に定めのない事項及びこの契約に関し疑義が生じたときは、甲と乙とが協議 して定めるものとする。 この契約の締結を証するため、この契約書を2通作成し、甲乙両者記名押印の上、各自その 1通を保有するものとする。 平成28年12月 日 甲 栃木県宇都宮市塙田1丁目1-20 栃木県知事 乙 福 田 富 一
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