女性学講座 岩崎ちひろ -愛と平和の童画を描き続けた 歴史上、女性は平和活動に大きく貢献してきまし た。人間関係が希薄になりがちな現代社会におい て、改めて女性史を振り返ることは、より良い生き 方の気づきにつながります。 今回のテーマは童画家の岩崎ちひろさん。小さい 子どもや社会的に弱い立場にある人たちに心を寄 せて、愛と平和について考えてみました。 講師紹介 女性史研究者 折井美耶子 先生 NPO法人「平塚らいてうの会」理事。副会長も務め、女性史研究だけでなく、長年各地で社会教育活動に携わ っている。男女共同参画センター支援団体「らいてうの会」においても立ち上げ時から参画している。著書は「地 域女性史入門」、「近現代の女性史を考える」など多数。 参加者の声 ・絵本は身近に見られますが、人生について聞いたのは初めてです。ふわっとした 絵の中に強い意志があったのですね。 ・ちひろさんの生き方が絵の中にも表現されていることを改めて実感しました。 ・子どもの頃から“いわさきちひろ”の絵が好きです。優しくて可愛い。だけど時 にじっとこちらを見ている人物の目にハッとさせられることがありました。今日の お話しを聴き、ちひろさんの心の強さがあの優しい絵の魅力かなと思いました。 ・ちひろさんの生涯を詳しく知ることができ、増々ファンになりました。 ・自分も年齢を重ねてきたせいか、自分より年上で素晴らしい生き方をしている女 性にとても関心があります。ちひろさんは子どもの絵本等で大好きな作家でしたの で、本もたくさん読んでいましたが、本日お話しを伺い、とても感銘を受けました。 男女共同参画センター支援団体「らいてうの会」と共催で行いました。 来年度の女性学講座もお楽しみに。
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