第2回一関清明支援学校「公開講座」報告 平成28年度第2回一関清明支援学校「公開講座」を11月10日(木)に一関市役 所千厩支所で行いました。今回の公開講座は、現在本校が主管として行っている「特別 支援教育ボランティア養成講座」の第5回目と併せて行ったものです。「公開講座」に 申し込んでくださった方々が17名、「特別支援教育ボランティア養成講座」の受講者 が11名、計28名の参加となりました。 当日は、「共に学び共に育つ~気になる子どもの理解と支援~」というテーマで、本 校職員の特別支援教育エリアコーディネーターから話をしました。平成25年度から平 成30年度まで策定されている「いわて特別支援教育推進プラン」や今年4月から施行 された「障害者差別解消法」、様々な障害をもつ子どもたちが日常抱える大変さと支援 のポイントや、NHK で以前放映されたものを資料とした内容となりました。 参加者からは、「障害をもっている本人、家族の苦労が思った以上に大変なことが理 解できた。 」 「一人一人の特性を理解し、良いところを見つけてあげることが大切だと分 かった。」「過ごしやすい環境作りや今後の支援に生かしていきたい。」等の声が聞かれ ました。 〈アンケートから〉 ・今日の講座の中で、発達障がいのお子さんが、ありのままの自分を受け入れてくれる人と 出会い、共感し支え合うことで新しい道が開かれるということが心に響きました。理解す るだけでなく、適切な支援をしていくことがとても大切だと気付きました。 ・本人に寄り添うこと、見る視点を変えることも大切だと実感しました。担任だけで悩んで しまいがちなので、他の先生方にもさらに協力をしてもらいながら、子どもたちが過ごし やすい学校を目指していけたらと思います。 ・学ぶことは「味わえなかった世界が味わえるようになること」という言葉がとても印象的 でした。 ・「一人一人の個性」を大切に、その子の良さをつぶしてしまわないように一緒に生きてい こうと思いました。 ・支援する側の大切な“心得”を教えていただいたと思います。 ・「強みに気付くことで弱みに正しく向き合える」、「苦手なことはゆっくりと、得意なこと はじっくりと」など、障害の有無に限らず、すべての人に言えることだと思います。そう 考えると障害があるなし関係なく、みんな同じなのではないかと感じました。 ~公開講座の様子~ ※内容を詳しくご覧になりたい方は、本校にお問い合わせください。 TEL 0191-33-1600 担当:相談支援部 教諭 佐々木 祐子
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