統一的な基準と吹田市新公会計制度の違い

統一的な基準と吹田市新公会計制度の違い
区分
作成の単位
統一的な基準
吹田市新公会計制度
一般会計及び公営事業会計以外の特別会計
一般会計及び吹田市特別会計条例に規定す
(地方公共団体の財政の健全化に関する法
る特別会計それぞれについて作成し、それ
律第2条第1号に規定する「一般会計等」
)
らを合算したものを「各会計合算財務諸表」
を「一般会計等財務書類」として作成する
として作成(歳入歳出決算の範囲と同じ)
ため、吹田市新公会計制度の「各会計合算
財務諸表」のうち、国民健康保険、下水道、
自動車駐車場、介護保険、後期高齢者医療
の各事業は含めない。それらは、水道事業
と合わせて「全体財務書類」に含む。
有形固定資産
取得原価が判明しているものは原則として
原則として取得原価。ただし、交換、受贈
計上基準
取得原価とし、取得原価が不明なものは原
等により取得した資産は公正な評価額。
則として再調達原価。ただし、道路、河川
及び水路の敷地については、昭和 59 年度以
前に取得したもの、取得原価が不明なもの、
無償で移管を受けたものは原則として備忘
価額1円。
市税収入等の
表示区分
出資金の減損
公園に係る資
産の区分
負債勘定
貸借対照表の
表示
純資産変動計算書に「財源」として表示
行政コスト計算書の「経常収支の部」に表
示
実質価額等が資産価額に比べ30%以上低
実質価額等が資産価額に比べ50%以上低
下した場合に実施
下した場合に実施
インフラ資産に区分
事業用資産に区分
投資損失引当金、損失補償等引当金は計上
投資損失引当金、損失補償等引当金は計上
する
しない
固定性配列法による
流動性配列法による
1
統一的な基準=全体財務書類-公営企業会計
吹 田 市 基 準 =各会計合算(一般会計+特別会計)
統一的な基準
吹田市新公会計制度
貸借対照表
資産
6,473億円
貸借対照表
負債
1,239億円
《科目間での振替》
事業用資産 △ 1,925
インフラ資産
1,913
物品
12
無形固定資産
0.3
投資その他の資産 26
流動資産
△26
負債
★未払費用1億円
資産
純資産
5,234億円
1兆2,579億円
純資産
(純資産比率 80.9%)
★道路・水路の土地
1兆1,341億円
△6,106億円
(純資産比率 90.2%)
△6,107億円
価額不明
1,238億円
備忘価額
無償取得
行政コスト計算書
行政コスト計算書
収益
119億円
費用
1,664億円
★税収入等
△1,600 億円
△1,120
★国・府補助金
△ 465
費用
収入
1,664億円
1,719億円
★資産評価差額等△ 15
★支払利息(未払費用分) 0.2
収支差額
(純行政コスト)
△1,545億円
収支差額
+55億円
純資産変動計算書
前年度末純資産残高
純行政コスト
純資産変動計算書
5,189億円
前年度末純資産残高
△1,545億円
1,585億円
財源
税収入等
国・府補助金
本年度差額
資産評価差額等
当期純資産変動額
当年度末純資産残高
1兆1,286億円
当期変動額
1,120億円
PL収支差額
465億円
55億円
55億円
40億円
5億円
45億円
5,234億円
当年度末純資産残高
★無償取得道路土地
△10 億円
★差額 6,107億円
2
1兆1,341億円