保育所等の設備及び運営に関する基準を定める各種条例の改正 (案)に関する市民意見(パブリック・コメント)の募集について 【実施期間 平成28年12月15日(木)~平成29年1月16日(月)】 閲覧用 姫路市健康福祉局こども育成部 こども政策課 目 次 1 市民意見(パブリック・コメント)の募集概要 2 意見提出用紙 ・・・・・・・・・・・・・1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 3 保育所等の設備及び運営に関する基準を定める各種条例の改正(案) ・・・・・5 4 参考資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 1 ・ 保 育 所 等 の設 備 及 び運 営 に関 する基 準 を定 める各 種 条 例 の改 正 (案 ) に関 する市民意見(パブリック・コメント)の募集について 保育所、幼保連携型認定こども園及び地域型保育事業に配置する保育士又は保育教諭(以 下、「保育士等」という。 )の配置基準について、本市では、国の府省令を基に姫路市児童 福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例(平成 24 年 12 月 21 日時姫路市条例第 68 号) 、姫路市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例(平成 26 年 10 月 3 日姫路市条例第 46 号) 、姫路市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及 び運営に関する基準を定める条例(平成平成 26 年 10 月 3 日姫路市条例第 45 号)を定めて います。 近年、待機児童対策として保育の受け皿拡大を全国的に進めている状況にあり、それに 伴う保育の担い手の確保が喫緊の課題となっています。そのため、国において、保育士等 が行う業務について要件を一定程度柔軟化できるよう保育士等の配置基準が緩和されまし た。 本市においても保育士等の配置基準に関する条例の改正を検討するにあたり、姫路市市 民意見提出手続(パブリック・コメント)に基づき、広く市民の皆様からご意見を募集し ます。 1 意見の募集期間 平成28年12月15日(木)~平成29年1月16日(月) (必着。持参の場合は、午後5時まで。) 2 意見の提出方法及び提出先 下記の提出先へ郵送、ファクス、電子メール又は直接持参してください。 課名 姫路市健康福祉局こども育成部こども政策課 (市役所本庁舎9階) 住所 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 電話 079-221-2738 ファクス 079-221-2949 E-MAIL [email protected] 2 ・ 3 意見の提出に際しての留意事項 ■ 意見を提出できるのは次のいずれかに該当する方(法人その他団体を含む。)です。 ・市内にお住まいの方 ・市内に事務所又は事業所を有されている方 ・市内に通勤又は通学されている方 ・市税の納税義務がある方 ・意見募集の対象となっている案件に利害関係のある方 ■ 意見提出に当たっては、住所及び氏名(団体の場合は、所在地及び団体名)を必ず 記載してください。また、住所又は所在地が市外の場合は、勤務先、学校名、納税義 務又は利害関係を有する旨のいずれか該当する事項を記載してください。 なお、これら事項が記載されていない場合は、受付できません。また、内容につい てお尋ねすることがありますので、電話番号等の連絡先を併せてご記入ください。 ■ 様式は問いませんが、別紙様式(4頁)を利用していただくと便利です。 ■ この手続は、案件に対する具体的なご意見を収集するもので、賛否を問うものでは ありません。 4 提出いただいた意見の取扱い ■ 提出いただいたご意見は、内容ごとに整理・分類した上で、これに対する市の考え とともに後日公表いたします。 ■ 個々のご意見に対して、直接、個別の回答はいたしませんので、あらかじめご了承 ください。 ■ 意見募集結果の公表の際には、ご意見の内容以外(住所・氏名等)は公表いたしま せん。 3 ・ 保 育 所 等 の設 備 及 び運 営 に関 する基 準 を定 める 各 種 条 例 の改 正 (案 )に関する意見 住所(所在地) 氏名(名 称) 電話番号 市外にお住まいの方 は、所有する事業所又 □ 市内に事業所又は事務所を所有 は事務所、勤務先、学 □ 市内に勤務 害関係を有する旨の □ 市内の学校に在学 いずれかの事項 □ 市税の納税義務を有する □ 本件について利害関係を有する ※ 該当する欄に☑を入れてください。 校名、納税義務又は利 【意見】 【締め切り】 平成29年1月16日(月)必着 【送付先】 〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地 姫路市健康福祉局こども育成部 こども政策課 【FAX】 079-221-2949 【E-Mail】 [email protected](こども政策課) 4 ・ 保育所等の設備及び運営に関する基準を定める 各種条例の改正(案) 保育所等の設備及び運営に関する基準を定める各種条例の改正の経緯 近年の保育の担い手の確保が喫緊の課題となっており、保育士又は保育教諭(以下、「保 育士等」という。 )が行う業務について要件を一定程度柔軟化することにより、保育の担い 手の裾野を拡げるとともに、保育士等の勤務環境の改善につなげるため、国において府省 令が改正され、保育所等における保育士等の配置について特例的運用が可能となりました。 本市においては、保育士等の配置の緩和においては、保育の質の低下が最小限に抑えら れる範囲において、あくまでも緊急的な対応として以下の内容で改正を検討しています。 保育所等の設備及び運営に関する基準を定める各種条例の改正(案) (1)朝夕等の児童が少数となる時間帯で保育士等の配置基準が1人となる時 間帯の保育士等配置の要件弾力化について 【府省令の改正概要】 条例で定めている保育士等を最低2人配置しなければならない要件について、配置 基準上必要となる保育士等の数が1人となる朝夕等の利用児童が少数である時間帯に 限り、保育士等の配置を1人とすることができることとし、その場合は、当該保育士 等に加えて、市長が保育士等と同等の知識及び経験を有すると認める者を配置する。 【本市の方針案】 保育標準時間(11 時間)を超える延長保育時間において、配置基準上必要となる保 育士等の数が1人となる場合に限り、保育士等の配置を1人とすることができること とし、その場合には、当該保育士等に加えて、市長が保育士等と同等の知識及び経験 を有すると認める者(※)を配置する。 ※本市における「市長が保育士等と同等の知識及び経験を有すると認める者」について 保育士等と同等の知識及び経験を有すると認め、保育士等配置基準の一部として保 育に携わるに当っては十分な研修が必要であると考えるため、兵庫県の子育て支援員 研修のうち地域型保育コースを修了した者とする。 【理由】 朝夕等の時間帯の定義が不明確である。また、保育士等の必要数が1人となる時間 5 ・ 帯は各施設の状況によって異なり、各施設において、保育士等の配置基準を満たして いるかどうかを適宜把握することは困難である。 朝夕の時間帯は自由遊びの時間帯で児童の動きが不規則であることや、登降園の時 間帯で保護者対応も必要であることを踏まえると、当該時間帯であっても保育士等が 責任を持って対応することが必要であり、実質的な保育士等の負担軽減につながりに くい。 そのため、事前申し込み等により利用児童の把握が可能であり、児童の活動も落ち 着いていると考えられる延長保育時間に限り導入する。 (2)幼稚園教諭・小学校教諭・養護教諭の活用 【府省令の改正概要】 配置基準上必要となる保育士等の数の算定について、小学校教諭、幼稚園教諭又は 養護教諭の普通免許状を有する者を保育士等とみなすことができるものとする。ただ し、その場合であっても、保育士等の資格を有する者を、各時間帯において配置基準 上必要となる保育士等の数の3分の2以上置かなければならない。 また、幼稚園教諭については3歳以上児を中心に、小学校教諭については5歳児を 中心に保育することが望ましい。保育に従事したことのない幼稚園教諭等については、 子育て支援員研修等必要な研修の受講を促すこととする。 なお、幼保連携型認定こども園においては、各学級を担任する専任の保育教諭等に は適用されないため、小学校教諭及び養護教諭は保育教諭等の補助としてのみ従事す ることができる。 【本市の方針案】 幼稚園教諭のみを有している者が3歳以上児の保育に従事する場合に限り、保育士 等とみなすことができるものとする。ただし、平成31年度までの緊急的な対応とし、 それまでの期間に特例制度により保育士等の資格を取得することを奨励する。 【理由】 幼保連携型認定こども園の保育教諭は平成31年度までは幼稚園教諭のみでも可と されている。そのため、保育所及び認定こども園においても同様の配置を認める。 小学校教諭及び養護教諭については、従事内容が保育と異なる点が多く、また、幼 保連携型認定こども園においても補助としてのみ従事が可能であるとされているため 適用しない。 6 ・ (3)研修代替要員等の加配人員における保育士等以外の人員配置の弾力化 【府省令の改正概要】 利用定員の総数に応じて置かなければならない保育士等の数を超えて必要となる保 育士等について、市長が保育士等と同等の知識及び経験を有すると認める者を保育士 等とみなすことができるものとする。ただし、その場合であっても、保育士等の資格 を有する者を、各時間帯において配置基準上必要となる保育士等の数の3分の2以上 置かなければはならない。 なお、幼保連携型認定こども園においては、各学級を担任する専任の保育教諭等に は適用されないため、市長が保育士等と同等の知識及び経験を有すると認める者は保 育教諭等の補助としてのみ従事することができる。 【本市の方針案】 適用しない。 【理由】 年齢別配置基準のみを保育士等配置とした場合、保育士等の資格を有しない者が、 研修・年休等の代替職員として単独でクラスを保育することが想定され、保育の質に 直接的に関わる可能性がある。また、各時間帯において配置基準上必要となる保育士 等数の3分の2以上は保育士等資格を有する者を配置する必要があるが、その遵守状 況を適宜把握することが困難である。 7 ・ 参考1:国府省令改正内容【概要】 8 ・ 参考2:姫路市の現行条例【抜粋】 姫路市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例(抜粋) 平成24年12月21日 条例第68号 改正 平成26年6月20日条例第46号 平成26年10月3日条例第49号 平成27年10月8日条例第59号 平成28年6月24日条例第46号 (略) 第4章 保育所 (略) (職員) 第36条 保育所には、保育士、嘱託医及び調理員を置かなければならない。ただし、調 理業務の全部を委託する施設にあっては、調理員を置かないことができる。 2 保育士の数は、乳児おおむね3人につき1人以上、満1歳以上満3歳に満たない幼 児おおむね6人につき1人以上、満3歳以上満4歳に満たない幼児おおむね20人につ き1人以上、満4歳以上の幼児おおむね30人につき1人以上とする。ただし、一の保 育所につき2人を下ることはできない。 (略) 附 則 (略) 第2条 乳児4人以上を入所させる保育所に係る第36条第2項の保育士の数の算定に ついては、当分の間、当該保育所に勤務する保健師、看護師又は准看護師を、1人に 限って保育士とみなすことができる。 (略) 9 ・ 姫路市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基 準を定める条例(抜粋) 平成26年10月3日 条例第45号 改正 平成28年6月24日条例第46号 (略) (職員の数等) 第18条 幼保連携型認定こども園には、学級ごとに担当する専任の主幹保育教諭、指導 保育教諭又は保育教諭(次項において「保育教諭等」という。)を1人以上置かなけ ればならない。 2 特別の事情があるときは、保育教諭等は、専任の副園長若しくは教頭が兼ね、又は 当該幼保連携型認定こども園の学級数の3分の1の範囲内で、専任の助保育教諭若し くは講師をもって代えることができる。 3 幼保連携型認定こども園に置く園児の教育及び保育に直接従事する職員の数は、次 の表の左欄に掲げる園児の区分に応じ、それぞれ同表の右欄に定める員数以上とする。 ただし、次の各号に掲げる場合は、当該各号に定める数以上とする。 (1) 員数が2を超えない場合 2 (2) 次の表第1号及び第2号に係る員数が学級数を下る場合 当該学級数 (3) 園長が専任でない場合 原則として次の表に定める員数に1を加えた数 園児の区分 員数 (1) 満4歳以上の園児 おおむね30人につき1人 (2) 満3歳以上満4歳未満の園児 おおむね20人につき1人 (3) 満1歳以上満3歳未満の園児 おおむね6人につき1人 (4) 満1歳未満の園児 おおむね3人につき1人 備考 1 この表に定める員数は、副園長(幼稚園の教諭の普通免許状(教育職員免許法(昭 和24年法律第147号)第4条第2項に規定する普通免許状をいう。以下この項において 同じ。)を有し、かつ、児童福祉法第18条の18第1項の登録(以下この項において「登 録」という。)を受けた者に限る。)、教頭(幼稚園の教諭の普通免許状を有し、か つ、登録を受けた者に限る。)、主幹保育教諭、指導保育教諭、保育教諭、助保育教 10 ・ 諭又は講師であって、園児の教育及び保育に直接従事する者の数をいう。 2 この表に定める員数は、同表の左欄の園児の区分ごとに同表の右欄の園児数に応じ 定める数を合算した数とする。 (略) 11 ・ 姫路市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例(抜粋) 平成26年10月3日 条例第46号 改正 平成27年10月8日条例第59号 平成28年6月24日条例第46号 (略) 第2節 小規模保育事業A型 (略) (職員) 第30条 (略) 2 保育士の数は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める数の合計数に1を 加えた数以上とする。 (1) 乳児 おおむね3人につき1人 (2) 満1歳以上満3歳に満たない幼児 おおむね6人につき1人 (3) 満3歳以上満4歳に満たない児童 おおむね20人につき1人(法第6条の3第 10項第2号の規定に基づき受け入れる場合に限る。次号において同じ。) (4) 満4歳以上の児童 おおむね30人につき1人 3 前項に規定する保育士の数の算定に当たっては、当該小規模保育事業所A型に勤務 する保健師、看護師又は准看護師を、1人に限り、保育士とみなすことができる。 (略) 第5章 事業所内保育事業 (職員) 第45条 (略) 2 保育士の数は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める数の合計数以上と する。ただし、保育所型事業所内保育事業所一につき2人を下ることはできない。 (1) 乳児 おおむね3人につき1人 (2) 満1歳以上満3歳に満たない幼児 おおむね6人につき1人 (3) 満3歳以上満4歳に満たない児童 おおむね20人につき1人(法第6条の3第 12項第2号の規定に基づき受け入れる場合に限る。次号において同じ。) (4) 満4歳以上の児童 おおむね30人につき1人 12 ・ 3 前項に規定する保育士の数の算定に当たっては、当該保育所型事業所内保育事業所 に勤務する保健師、看護師又は准看護師を、1人に限り、保育士とみなすことができ る。 (略) 13 ・
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