仕様書 - Pmda 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

仕
様
書
1. 件名
平成 29 年度海外長期派遣者用英語研修業務
2. 目的
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(以下「機構」という。)の職員が海外留学(米
国等)
、海外機関(米国 FDA 等)への派遣にあたり、留学先、派遣先(以下「派遣先等」
という。
)で英語による円滑なコミュニケーションを行い業務や研究(以下「業務等」と
いう。
)を効率よく遂行できるようになることを目的として実施する。
3. 業務内容
外部通学型の中~上級者向け海外長期派遣者用英語研修の実施
4. 実施内容
(1) 契約期間:平成 29 年 4 月 1 日~平成 30 年 3 月 31 日まで
(2) 授業時間:1 回 45 分以上 7 時間以内(相談により決定)
(3) 場
所:受託者が提供する教室
(4) 授業頻度:原則として週 1 回以上(相談により決定)※日曜を除く。
(5) 方
法:講師 1 名、生徒 1 名のマンツーマン方式。プログラムによっては、機構の
了承を得て、グループレッスン、講師 2 名、生徒 1 名の方式等を実施する
ことができる。
(6) 1 名あたり総授業時間数:最長 200 時間(相談により決定)
※「最長 200 時間」は受講者 1 名あたりの最長時間数を示すものであり、この時間数
を保証するものではない。
※過去 3 年間実施実績:
平均 100 時間(最長:159 時間、最短:22 時間)
(7) 受講者数:6 名程度
※「6 名程度」は見込みの人数であり、これらの人数の受講を保証するものではない。
(8) 研修内容:
① 授業期間開始前と終了後に「読む」
「聴く」
「書く」
「話す」の総合的な英語力を判定
できるテストを実施すること。
② テキスト、テーマ、研修内容は画一的な内容ではなく、受講者のレベルやニーズに応
じた内容で提供すること。
③ 受講者ごとに、研修内容について機構の担当である研修課及び受講者と機構におい
て打合せを行い、機構が指定する日までに研修内容を提案し(授業期間開始前に実施
するテスト結果を踏まえ、受講者のレベルに応じた研修内容を提案すること。
)
、研修
課及び受講者の了承を得て研修内容を決定すること。
④ 派遣先等での業務等に関連した語彙・表現について、リスニング、スピーキングを
重点的に強化すること。
⑤ 受講者が研修の場で自分の考えをまとめ、英語で話す機会をできるだけ多く取るこ
と。
⑥ 派遣先等での会議、電話会議等、ビジネスシーンにおける英会話、プレゼンテーシ
ョン、ディスカッション、コミュニケーション、E-mail 等の文書作成といった、実
践的な英語能力の向上を目指したプログラムを実施すること。
⑦ 以下のプログラムを、受講者の能力と必要性に応じて実施すること。
(ア)ビジネスコミュニケーション
実際のビジネスシーン等を想定し、ロールプレイング方式等によりグローバル環
境下でのディスカッションの基本や議論の展開方法等を学ぶ。
(イ)欧米文化研修
欧州や米国で業務・生活する上で必要な異文化対応力を学ぶ。
(ウ)発音レッスン
相手にストレスなく、また誤解のない会話を実現するために、ネイティブに近い英
語の発音、発声法を身につける。
(エ)集中会話研修
短期間に集中的に英語を話す研修により、英語を話すことを躊躇しない感覚を習
得する。また、内容はディスカッション等、日常会話ではなく仕事環境に基づくも
のとする。
⑧ 授業外に自習用の課題を与えること。
⑨ 研修期間中に受講者の学習の進捗状況、英語力の向上について定期的に確認し、必
要なアドバイスを行うこと。
(9) そ の 他:
① 場所について
・ 実施場所は 2 カ所以上でも差し支えないが、そのうち 1 カ所は契約期間を通じて
東京都 23 区内にあること。
② 講師について
・ 担当講師は、厳格な審査により採用され、その後も質の高いレッスンを提供する為
のトレーニングを受けており、かつ必要な経験等を十分に有している者であるこ
と。
・ 担当講師は大学で理系科目を専攻する等理系のバックグラウンドを有するか、ま
たは医薬品、医療機器等に関する企業・団体等で豊富な指導経験を有すること。
・ 担当講師は英語を母国語とする者(ネイティブスピーカー)であること。
・ 担当講師のうち最低 1 名は、英国で生まれ育った者であること。
・ 受講者のレベルに応じた講師を複数選任し、1 名の受講者について複数の講師が研
修を担当すること。
③ 受講にかかる諸手続について
・ 受講者決定後、機構が定める日までに研修を開始し、機構が定める期限までに終了
すること。
・ 必要な教材については、機構が指定する日までに指定する部数を印刷・製本した形
態で受講者に提供すること。
・ 受講者が業務の都合により受講できない場合は、振替受講を可能とすること。振替
可能回数は最低でも全講義回数の 20%(小数点以下については四捨五入とする。)
とすること(例:全 30 回の場合は最低でも 6 回は振替可能とすること)。
5. 研修実施にあたっての留意事項
(1)研修前
・ 受託者は、契約後 5 営業日以内に研修課と打合せを実施すること。なお、打合せに際
しては、企画書〔研修プラン担当責任者・担当者・担当講師一覧(案)・スケジュール
等を含み具体的な内容がわかるもの〕を提出することとし、当該事項について研修課
の了承を得ること。
・ 実際の研修受講者の人数及び氏名は、受講者が決まり次第、受託者に追って連絡する。
・ 受講者ごとの研修内容に係る打合せにおいて、受託者はプログラムの詳細等について
説明を行うこと。
(2)研修中
・ 受託者は研修期間中、受講者ごとの研修の進捗状況を定期的に機構に報告すること。
(3)研修後
・ 受託者は研修終了後、受講者ごとに出席表、2 回のテストの成績表並びに修了証を作
成し、研修課へ速やかに提出すること。なお、修了証は研修課から受講者に交付する。
・ 費用は、受講者ごとの検収完了後に、請求に基づき機構が直接受託者へ支払う。
(4)その他
・ やむを得ない事情(注)により、受講者ごとの研修を中途解約することがある。その
場合、解約までに実施された研修に係る費用(解約手数料が発生する場合は当該手数
料を含む。
)を機構は支払うものとする。なお、契約締結時または契約後の打合せ時に、
受講者ごとの研修を中途解約する場合の連絡時期・方法、手数料等の詳細について、
機構と協議して決める。
(注)入院等の理由で、継続不可能と機構が認める場合
6.
検収
5.(3)に定める受講者ごとの出席表、テスト成績表(2 回分)及び修了証提出をもってそ
れぞれ検収完了とし、全受講者分の検収完了をもって履行完了とする。
7. 応札条件
(1) 過去 3 年以内に、機構若しくは医薬品、医療機器等に関する企業・団体等における
通学型マンツーマンレッスンによる類似の業務を請け負った実績があり、当該事業
に係る専門知識やノウハウを豊富に有していること。
(2) 当該委託契約を円滑に遂行するために必要な経営基盤を持ち、事業目的の達成、計
画の遂行及び事業の継続的実施に必要な組織、人員を有していること。
8.
再委託
受託者は、受託業務の全部を第三者に再委託することはできない。
9.
機密保持
受託者は、本件業務実施の過程で知り得た情報を本受託業務の目的以外に使用または第三
者に開示若しくは漏洩してはならないものとし、そのために必要な措置を講ずることとする。
10. その他
本仕様書に掲げる事項の他、本業務を遂行するために必要な事項については、機構と協議
の上、合意した内容によることとする。
11. 窓口連絡先
独立行政法人医薬品医療機器総合機構
総務部研修課 大屋 美知
T E L:03-3506-9472
F A X:03-3506-9417
E-mail:[email protected]