第1回薬剤耐性(AMR)に関する小委員会

第 1回 厚 生 科学審
会 感 染症部会
薬剤 耐性 (AMR)に 関す る小委 員会
平 成
28年
12月
14:00∼
5日
事
次
第
1 2
開会
議題
(1). 薬 剤 耐 性 (AMR)に つ い て
(2)
(3)
今 後 の進 め方 に つ いて
その他
閉会
一
一
―
1
資料 2
資料 3
資料 4
資料 5
資料 6
資料 7
資料 8
資料 9
資料
薬剤 耐性 (AMR)に 関 す る小委 員会 設置要項
薬剤 耐性 (AMR)の 現 状 と対応
薬剤 耐性 (AMR)ア ク シ ョンプラ ン
薬剤 耐性
関す る小委 員会 で 議論 す る当面の主 な課 題
薬剤 耐性 (AMR)に 関す る検討 体制 (案 )
抗微 生物 薬適 正 使 用 (AMS)等 に 関す る作業部会 の 設置 に つ いて (案 )
薬剤 耐性 ワン ヘ ル ス 動 向調査検 討会 開催 要 項 (案 )
薬剤 耐性 (AMR)対 策 に 係 る主 なサ ー ベ イ ラ ンス ァ覧
抗 菌薬適 正使 用の 手 引 き
1
参考 資料 2
参考 資料 3
参考 資料 4
参考 資料 5
参考 資料
(AMR)に
第 一 版 (仮 称 )の コ ンセ プ ト
厚 生 科学 審議 会 運 営規程
厚 生 科学 審議 会 感 染症部会 運営 細則
厚 生 科学 審議 会 感 染症部会 審議参 加規 定
薬剤 耐性 (AMR)対 策 に 係 る主 なサ ー ベ イ ラ ンス
薬 剤 耐性 (AMR)対 策 ア クシ ョンプラン 2016-2020
)
16:00
厚 生 労 働 省 専 用
議
(月
12会
議 室
薬剤耐性 (AMR)に 関する小 委 員会
氏
所
名
属
荒川 宜親
名古屋 大学 大 学院 医学 系研究科 分子 病原細 菌学 /耐 性 菌制御学 分野 教授
遠藤 裕子
動物 医薬 品検 査 所 検 査 第 二 部長
大曲 貴夫
(独 )国 立国際 医療研究 センター病院国際感染症センター長
賀来 満夫
東北大学 大学院 医学 系研 究科 教 授
釜疱 敏
(公 社 )日 本 医師会 常 任理事
洪 愛子
(公 社 )日 本 看護協会 常任 理事
柴 山 恵吾
国立感 染症 研究 所細 菌第 二 部 部 長
澁谷 いづみ 愛知 県 ― 宮 保健 所長
白石 正
(一 社 )日 本病 院薬剤 師会 理事
瀬古 日 精 良
(公 社 )日 本歯科医師会 常務理事
高野 八 百子 慶應 義塾大学病院 感 染制御 センター 課長
舘 田 ―博
田村 豊
酪農学 園大学獣 医学 群教 授 、獣 医学 研究 科 長
松井 珠乃
国立感染症研究 所感染症疫学 センター第 一室長
皆川 洋子
愛知 県衛 生 研究 所長
宮崎 長 ― 郎
(公 社 )日 本 薬剤 師会 常務 理事
八 木 哲也
名古屋 大学 大学院 医学 系研究科臨 床 感 染統御学分 野 教授
山野 佳 貝J
日本製薬 工 業協会産 業政策委員会イノベーション推進部会 部会長特別補佐
◎ 渡邊 治雄
◎委 員長
国際医療福祉大学大学院 医療福祉 国際協 力学分野 教授
第 1回 厚 生 科学審議会感染症部 会
薬剤耐性 (AMR)に 関する小 委員会 座席 図
荒 川 委員 ○
渡違 委員 長 ○
山野 委員 ○
八木 委員
遠藤 委 員
宮崎 委 員
大曲 委 員
皆川 委 員
賀来 委員
松井 委員
釜疱 委 員
田村 委 員
洪 委員
舘田 委員
柴山 委員
高野 委員
澁谷 委 員
瀬古 口 委 員
傍聴席
結核 感 染症課
感 染 症情 報 管 理室 長
健康 局長
結核感染症課長
結 核 感 染症 課 長補 佐
事務局
資料
1
厚 生 科学審議 会感 染症部 会
薬 剤 耐性 KAMR)に 関す る小委 員会
設置要 項
平成
28年 6月 10日
厚 生科学 審議会 感染 症部 会決 定
1
設置 の趣 旨
ヒ トに対 す る抗微 生 物 薬 の 不適 切な使 用等 を背景 と して 、抗 菌薬 をは じめ とす る抗
微 生 物薬 が効 か な くな る「薬 剤 耐性 lAntimicrobial Resistance:AMD」 に つ いて 、国
際 社 会 で懸念 が広 が って い る。
か〔
Rの 発 生 を防 ぎ 、拡 大 を抑 え るには、普 及啓発 や教 育 、 ヒ トや動物 な どの薬剤
耐 性 菌 の 発生状況 に 関す る一 体 的 な動 向調査 、感染予 防・ 管理 、抗微 生 物 剤 の適 正 使
用 、 そ して対 抗手段 を確 保 す るための研究 開発 が重 要 で あ る。
こ う した観 点 か ら、AMR対 策 を推進 す る こと を 目標 と して 、包括 的な政府 の行 動
計 画 で あ る「薬剤 耐性 tAMR)対 策 ア ク シ ョンプラ ン (2016‐ 2020)」 が 平成 28年 4月
に と りま とめ られ 、具 体 的 な対 策及 び実施 す べ き事項 が示 され た。
‐
本 ア ク シ ョンプラ ンの 実 行 を確実 な もの と し、我 が 国 に お ける AMR対 策 の 専 門
的 ・ 技 術 的事 項 を検 討す るた め 、厚生科学審議会感 染症部 会運 営細 則 (平 成 25年 4
月 24日 厚生科学審議 会 感 染症 部 会長決 定 )第 1条 に基 づ き、厚生科 学審 議会 感染症
部 会 の 下 に 「薬剤 耐性 CAMR)に 関す る小委 員会 」 を設置 す る。
2
1
小委 員会 の 所掌事 務
小委 員会 は、薬剤 耐性
(AMR)ア ク シ ョンプラ ンに 定 め られ た対 策 の うち、厚 生
労 働 省 が 所管す る専 門 的 ・ 技 術 的事項 に つ いて 調査審 議 を行 う。
3
小 委 員会 の 運営
委 員会 の運 営 は 、厚 生科 学 審 議会 令 (平 成 12年 政令 第
283号 )、 厚 生 科 学審議会運
営 規程 (平 成 13年 1月 19日 厚 生 科学審議会決 定 )及 び厚生科 学審議 会感 染症部 会運
営 細 則 に 定め る と こ ろに よ るほか 、 この決 定 の 定 め る と こ ろに よる。
・ 小委 員会 に 、そ の 定め る と こ ろに よ り、作 業部会 を置 く。
・ 作 業部 会 は、厚 生 科学 審議 会 の 委 員、臨 時委 員 又 は専 門委 員 の 中 か ら、委 員長 が 指
名す る者 (以 下 「構 成 員」 とい う。)に よ り構成 す る。
・ 作 業部 会 に座 長 を置 く。座 長 は 、小委 員会 委 員 の 中か ら、委 員長 が 指名す る。
・ 厚 生 科 学審議 会感 染症部 会 運 営細 則第 4条 か ら第 7条 まで及 び第 9条 の 規程 は 、作
業部 会 に つ いて準 用す る。
・ 小委 員会及 び作業部 会 の庶 務 は 、厚 生 労 働省健 康局 結核 感 染症課 が 行 う。
資料 2
薬剤耐性 (AMR)の 現状 と対 応
平成28年 12月 5日
健 康 局結 核 感 染 症 課
0
O
抗菌薬等が効かなくなる薬剤耐性 (AMR)感 染症が世界 的 に拡大。
⇒ 公衆衛生および社会経済 的に重大な影響 を与えている。
一方で、新規 の 抗菌薬等の開発 は近年停滞 .
⇒ この ままでは 、AMRに 対する対抗手段 が枯渇。
米 国病院 の iCUに おける
バ ンコマイシン耐性腸球
菌 の 出現率
b Ю b
コ b ル
昨年 のWHO総 会でAMRに 対するグローバル行動計画を採択 。
⇒ カロ
盟国には、2年 以内に国家行動計画の策定・実行を要求。
○ 昨年のG7エ ルマウサミットでは、AMR対 策を推進することで二致。
今年のG7伊 勢志摩サミット及びG7神 戸保健大臣会合においても主要議題
であつた。
O 今年9月 の国連総会では、AMRに 関するハイレベル会合が 開催された。
赤線 は %、棒 グ ラフは数
0
米国における新規抗菌薬上市数と
薬剤耐性菌の出現傾向の推移
,
0
年
榊 ・誠
│:
鵬 ︶
昴
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椰 ・
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m ・
Ⅲ
O
W ・
脚
0
劇 ・
鵬
0
医療、農畜水産、食品安全の各分野 において、モニタリング (耐 性菌の監
視 )、 抗微 生物薬 の適正使用等の取組を実施。
4月 6日 に我が 国の行動計画を策定し、分野横断的に取組 (ワ ンヘルス・ア
プローチ)を 推進 。
4月 16日 に、アジア太平洋地域 の保健大臣らを招き、WHOと 共催でアジア
AMR東 京閣僚会議を開催。
G7伊 勢志摩 サミット議長国として、AMRに ついて国際協力を推進。
脚 ・
戯
郎 ・
硼
O
1
棒グラフ:米 国における新規抗菌薬上市数
出典 :Schabe‖ e TF′ Hack lM′
Trerlds MicrObわ ′
.2014;22:165‐ 167.
2・
・ 耐性菌の選択 と増加
>環 境 下には(ヒ ト・動物含め)必 ず一定数の
・ 自然耐性
耐性菌が存在
>抗 菌薬投与で耐性菌のみ 残る
→ 耐性遺伝 子
●
③ 感受性菌
● 耐性菌
耐性遺伝 子 の獲得
>次 の世代 は耐性菌だけになる
感受性菌
°}薬 勤
子
耐
性
遺
伝
耐性化
3
︱ ︱ ロ ー ー ー ー ー ー ←V
AT I I I I I 日 1 1 ロ
4・
動物用医薬品
抗菌性飼料 添 加物
一
一
●
C6mp● じ│ld annva:growth nte 200■ 0
■
-6.25 tO-4・ 00
‐
2・ 50
tO-1・ 25
υ
.日 本
■■-125t00
口 No data
00t。 150
■ 1・ 50t。 2・ 50
■ 250t06・ 00
1■
6・ Oo
to 12・ 25
我 が 国の抗菌薬使 用量 は、2.5-4。 0%減 少 している。
出典 :Van 3oeckel TP et al.′
Lancet lnfect tts 201●
14742-750.
5
ロセファロスポリン、その他のβ
ラクタム
■キノロン
ロマクロライド等
ロベニシリン
ロその他
Greece
Romanla
Belgium
Cyprus
France
Luxembourg
ltaly
lre:and
Portugal
Malta
:celand
Croatia
Spain
United KingdOm
Slovakia
poland
Finland
Buigaria
Czech Rep.
Norway
Denmark
Lithuania
Cermany
S:ovenia
Sweden
Austria
Hungary
Latvia
Estonia
Netherlands
Japan
ECDC AMR Survd‖ ance repo■
2012′
5
3 6
人 口1000人 あたりの平 均 一 日抗菌薬使用量
Muratt V et lnfection 201■ 4■ 415-23{欧 州 は 2010年 、日 本 は 2013年 )
日本 の 、薬剤耐性菌の検 出割合 は、ヒトにおいてはカルバペネム 系抗菌薬 以外 は他 国と比較 して高いものが 多い。
オーストラリア
チエコ
オーストリア
′ルウェー
アメリカ合彙ロ
カナダ
イギリス
ハンガリー
7 ン マーク
スウエーデン
ドイツ
しトガル
ボ′
スロベニア
スロバキア
ラトビ7
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アイスランド
ノ′
レウェー
スウェーデン
オランダ
デンマーク
フィンランド
エストニア
ラトビ7
スロベニア
ルクセンブルグ
オーストリア
リトアニア
ドイツ
チ ェコ
イギリス
ポーランド
ベル‐
フランス
プルガリア
アイルランド
カナダ
スベイン
クロ7'7
ハンガリー
タイ
スロバキア
オースゆ リア
キプロス
イタリア
中国
ギリシヤ
ボルトガル
日本
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マ′
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ルーマニア
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イタリア
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アイスランド
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プルガリア
フランス
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ルーマニア
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ポーランド
キプロス
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:Anumに rObbl ReJstancc GbbalrepO"On Survdlbnce 2014,世
オランダ
イギリス
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スウエーデン
アイスランド
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エストニア
フィンランド
ベルギー
オーストリア
プルガリア
ドイツ
チェコ
マ,レ タ
フランス
日本
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クセンプルグ
スベイン
リトアニア
■プロス
ボルトガル
クロアテ7
スロベニア
イタリア
タイ
ラトビア
ハンガリー
ボーランド
ギリシヤ
スロバキア
し―マニア
′
紺
ヒトにおける代表的な微 生物の薬剤耐性率の国際比較 (2014年 )
出奥
デンマーク
緑 膿菌カルバペネム耐性 率 ︵
%︶
0■
黄 色ブドウ球 菌 メチシリン耐 性 率 ︵
%︶
シリン非感 受性率︵
肺炎球菌谷 一
%︶
オランダ
エストニア
ベ鷹 ―
界 保 健 機 関 (WHO)2014年
計
♂
7
日本 の 、畜産分野 における薬剤耐性菌の検 出割合 は減少傾 向にあり、大腸菌のテトラサイクリン耐性率 は 、2001年 の59.0%か
ら2014年 の45.2%へ と減 少 した。またヒト医療 で極 めて高度 に重要 とされる第3世 代セファロスポリン及びフルオ ロキノロン系の耐
性率 は先進諸国 と同様低水準 である。
代表的な畜産動物由来微 生物 の薬剤耐性率 の国際比較 (2013年 )
テトラサイクリン
フルオロキノロン
デンマー ク
耐性率 (%)
デンマーク
耐性率 (%)
オーストリア
スイス
デンマーク
米国
第 3世 代
セフアロスポ リン
耐性率 (%)
ハンガリー
ドイツ
クロアチア
圏牛
日本
口豚
口豚
ドイツ
口肉用鶏
ベルギー
スイス
囲牛
日肉用 鶏
オーストリア
ベルギー
ポー ランド
口肉用 鶏
… Ⅲ ― 第 3世 代セ
ファロスポリ
ン
ー
ー フルオ ロキ ′
ロン
● HON
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0
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●●
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0 00 N
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0000
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ハンガ リー
スベイン
―‐0‐ 。テトラサイク
リン
900
800
700
600
500
400
300
200
100
00
いO O N
日本
%)
耐性率 〔
1000
米国
フランス
オランダ
わが国の家畜由来大腸菌の薬剤耐性率の推移
スペ イン
フランス
0%
40% 80%
出 典 :平 成 25年 度 家 畜 由 来 細 菌 の 抗 菌 性 物 質 感 受 性 実 態 調 査 結 果 (JVARM)′
Animal An■ microbia!Resttance Annual Report 2013(NARMS),SCientric Report of
Monlo‖ ng System-2000 to 2007及 びRepon ofthe Japanese
EFSA and ECDC EU Summary Report on Antimicrobia:Resistance ln Zoonotic and
vetennary An■ microbial Resヽ tance Monた onng system-2008 to 2011-よ り
lndicator Bacteria from Humans′ Anima:s and Food in 2013′ DANMAP2013‐ Use of
Antirnicrobial Agents and Occurrence of Antimicrobial Resistance in 3acteria from Food
算出
Anirnals,Food and Humansin Denmark
出典
:RepOrt ofthe Japanese Vete"nary AnJmicrobial Resに tance
8
4096
フルオロキノロン
3596
セフアロスポリン耐性 は、ヒトと肉用鶏 で2010年
頃までは急増。その後、養鶏団体 による自主的
使用制限導 入後、肉用鶏 の耐性率 は急減 した。
一方、ヒトでは、増加傾向が続き、ヒトと肉用鶏
では異なる傾向が認 められた。耐性菌の遺伝子
解析でも、ヒトと肉用鶏 との関連性 は否定的で
あつた。
3096
25%
2096
1596
1096
596
0St
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013
セファゾリン (第 1世 代 セファロスポリン)
300/0
30%
25%
25%
20%
20%
15%
15%
100/o
10%
50/0
50/o
O%
00/o
2003
2004 2005 2006 2007 2008
-― 採卵鶏
―― 豚
… … 肉用牛
出 ,t:JANIS′ JVARM′ 2003-2013
2009 2010
2011
2012
ANIS
― ― 肉用鶏 ‐口‐ 」
2013
セフォタキシム
セフチオフルノ
(第 3世 代 t7テ ロスポリン)
養鶏団体 による
自主的注意 喚起
ヽヽ
丁
X
、
⊆
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013
-― 採卵鶏
― ― 豚 ― ― 肉用牛 … … 肉用鶏
―
」
ANIS(Crx)
※12007年 !コ ANSの 検査施設数を増加 (371→ 7221
※2 2010年 より第3世 代セフアロスポリンの薬剤耐性の測定薬を変更
9
Totai l′ 292t
Total■ ′
03■ t
動物用 医 薬 品
796t
■,059t
飼 料添加 物
233t
2001
販売量・生 産量より推計
20■ 3
ポリエーテル系 ■36t
(飼 料添 加 物 の 58%)
ポリエーテル 系 :飼 料用添加物として指定されている抗コクシジウム作用の ある抗 生物質
出典 :農 林水産省提供データ
10
。
一一
2013年 現在 のAMRに 起 因
する死 亡者数 は低 く見積
もって70万 人
20131再
20501喜
AMR in 2050
10日li‖ iOn
(何 も対策を取らない場合 )
破傷風
何も対策を取 らない場合
(耐 性率 が現在 のペース
で増 加した場合 )、 2050年
交通 事 故
には1′ 00o万 人の死亡が
想定される (現 在 のがんに 1.2 nlilllon
よる死亡者数を超 える)
700,000
欧米での 死 亡 者数 は70万
人にとどまり、大半 の死亡
者 はアフリカとアジアで発
生すると推測
(10W eStimate)
コ レラ
100ρ 00-
120.000
(AntimicЮ bia:Resistance in G7 Count‖ es
and Beyond′ G70ECD report,Sept.2015)
下痢 1生 疾 患
``
ヽ
ヽ
ゝ
、
∼
__・
__¨
_―
´
´
‐
糖尿病
1・
出典
: AnumicЮ bial ReJstance:Tackling a cngs fOr heath and weaLh of nauons′ the O'Neili Commに
Jon′ UK′
5 mil10on
December 2014
11
ヽ ・アクション,プ ラニ
=′ ル
「全ての国に対し、世界行動計画の採択から2年 以内に、国家行動計画を策定し、行動する」
02015年 WHO総 会において、
ことが決議された。
※世界行動計画は、①普及啓発・教育、②動向調査・監視、③感染予防・管理、④抗微生物薬の適正使用、⑤研究開発の5つ の 目標で構成
O G7エ ルマウ・サミット(2015年6月 8日 )の 保健分野に関する声明では、G7諸 国が協調してAMR対 策に取り組む方針が盛り込まれた。
0農 業・畜水産産領域での抗菌剤の慎重使用、リスクアナリシスがない場合の成長促進目的での抗菌剤の使用の段階的廃止、衛生管理の向上などを通じた
農業・畜水産領域での取組の推進を確認。
O G7が 更に協調して対策に取り組む方針、9月 の国連総会におけるAMRに 関するハイレベル会合における政治的コミットメントを支持。
連総会におけるAMRに 関するハイレベル会合に向けて
′
ベルにおけるコミットメントを宣言した。
口
加盟 国 に対 し、以下 の 項 目を対象 にした2年 以内の行 動計画 の立 案と、その 履行 を求 め る。
・行動計 画 の 実行 と達成度 の 評価 を行う:2年 ごとに各 国 は達 成状況をWHOに 報告
・G7は WHOの グローバルアクションプランを支持
・市民全体へ の啓発
・ヒト、動物、農業、環境等 のすべての分野 の関係者へ の啓発・教育・トレーニング
・動物、農業等 に対する薬剤耐性微 生物、抗微 生物薬使 用量 に関するサーベイランス・モニタリング
ヒト
検査室 の機能強化と連携
・効果的な衛 生状況の改善 や 感染防止 策 の強 化 による感染症 の罹患 の減少
・ヒトや動物等 へ の抗微 生物薬適 正使用
・薬剤 の 質 の担保、国内での 管理 (処 方外使用 の禁止 、等 )、 動物 へ の リスクアナリシスがなされない場合 の成長促進 目
的での使用 の段階的削減等
対策のための持続的資金 の確保 と維持
新規抗菌薬、治療薬や予防薬 の 開発 のための国際協力
・1.1国 民に対する薬剤耐性の知識・理解 に関する普及啓発活動の推進
・12関 連分野の専門職 に対する薬剤耐性 に
・21医 療・介護分野 における薬剤耐性に関する動向調査の強化
・22医 療機関における抗微 生物薬使用量の動向の把握
・23畜 水産、獣医療等における動向調査・監視 の強化
・24医 療機関、検査機関、行政機関等における薬剤耐性に対する検査手法の標準化と検査機能の強化
・2.5ヒ ト、動物、食品、環境等に関する統合的なワンヘルス動向調査の実施
・3.1医 療、介護 における感染予防・管理と地域連携の推進
・3.2畜 水産、獣医療、食品加 工・流通過程 における感 染予防・管理 の 推進
・3.3薬 剤耐性感染症 の 集団発 生へ の対応能力の強化
・4.1医 療機関における抗微生物薬の適正使用の推進
・ 4.2畜 水 産 、獣 医療等 における
の慎重な使用 の徹底
・51薬 剤耐性の発生・伝播機序及び社会経済 に与える影響を明らかにするための研究の推進
・5.2薬 剤耐性 に関する普及啓発・教育、感染予防・管理、抗微生物剤の適正使用に関する研究の推進
・5.3感 染症に対する既存の予防・診断・治療法の最適化に資する研究開発の推進
・5.4新 たな予防・診断・治療法等の開発に資する研究及び産学官連携の推進
・5.5薬 剤耐性の研究及び薬剤耐性感染症に対する新たな予防・診断・治療法等の研究開発に関する国際共同研究の推進
・61薬 剤耐性 に関する国際的な施策に係る日本の主導力の発揮
・62薬 剤耐性 に関するグローバルアクシヨンプラン達成のための国際協 力の展開
0 1,1国 民に対する薬剤耐性 の知識・理解 に関する普及啓発活動 の推進
・
・
・
・
・
・
1,2関 連分野 の専門職 に対する薬剤耐性 に関する教育、研修 の推進
「薬剤耐性 (AMR)対 策推進国民会議」の設置
普及啓発ツールの作成、配 布
普及啓発 イベントの実施
獣医療 口
畜産分野、食品衛 生分野 に関するリスクコミュニケーションの徹底
薬剤耐性 (AMR)に 関する意識 口
態度・行動 に関する定期調査 の実施
⑩
麟詢 医薬 品検査所
議¨
″N‖ D
①螂
研修 のための専門家 (指 導者 )を 派遣
感染症教育コンソーシアム (仮 称 ):教 育 口
できるよう各分野 の専門家 による感染症教育専門家ネットワークの設立を検討
薬剤耐性対策情報室 (仮 称 ):情 報提供や啓発・教育 のための教育教材を開発
できるよう医療・介護福祉 における薬剤耐性 (AMR)に 関する臨床情報センター
の創設・活用を検討
感染症発 生動向調査 (NESID)の 強化
院内感染対策サーベイランス事業 (JANIS)の 強化
医療関連感染症 (HAI)動 向調査 に関する調査研究の推進
薬剤耐性 に関する包 括的なシンクタンク機能を担う組織 の整備
・ 医療機関 における抗微 生物薬使用量 (AMU)動 向調査
・ 抗微 生物薬使用量 (AMU)動 向調査 の リスク評価・リスク管理へ の応 用
。 高齢者施設 で処方される抗微 生物薬 の処方実態 の把握
・ 畜水 産 、獣 医療 における分野 の 動 向調査・監視体制 の 確 立 口
強化
精度管理の充実
検査手法 の統 一化 口
薬剤耐性 (AMR)関 連検査機能 の拡大及びそのための調査研究 の実施
最新動向調査・監視技術 の導入と対策へ の応用
・ 統合 的ワンヘルス動向調査体制 の確立
3
・管ヨ
3.11饉 療t芥 護にぉl■ る感染予防
塁と地域 連携 の 推進
0 感染予防・管理 (IPC)の 推進及び連携強化
・ 検査機 関と、医療機関、地方 自治体 の連携体制整備
・ 感染予防の推進
,乏
:畜
水産、黙医療、食品加工、流通過程における感染予防・管理の推進
・ 家畜用、養殖水産動物用及び愛玩動物用 ワクチンの開発・使用 の推進
・ 家畜伝染病予防法 の規定 に基 づく飼養衛生 管理基準 の遵守 の徹底及び生産衛 生
管理ハンドブックの普 及・徹底
加エ ロ
流通過程 における感染予防・管理 (IPC)の 推進
食品
`
・ 地域 における薬剤 耐性 感染症 (ARI)集 団発 生 対 応 支援
・ 大規模 集 団発 生 に対する対 応 能 力強化
″NIID
―
N⊂ GH
動物医薬品検査所
抗微生物薬適 正使用 (AMS)の 推進 に資するガイドライン・マニュアルの整備
抗微 生物薬適 正使用 (AMS)の 推進 のための診断、治療 に関わる規制 の検討
医療機関における抗微 生物薬適正使用 (AMS)体 制の整備支援
・ 動物用抗菌性物質の使用 による薬剤耐性 の食品を介 したヒトヘの健康影響 に関す
るリスク評価・リスク管理 の推進
・ 動物用抗菌性物質の慎重投与徹底 のための体制 の強化
・ 動物用抗菌性物質の適格な使用量 の把握
蘇臨
鷲
N⊂ GH
動物医薬品検査所
5。
1薬 剤 耐性 の 発 生 口
伝播機 序及び社会経済 に与 える影響を明らか にするため の 研究 の 推 進
。 薬剤耐性 (AMR)の 発 生・伝播に関する研究 の推進
・ 薬剤耐性 の健康 への 負荷、社会経済 へ の 負荷 に関する研究の推進
5.2薬 剤耐性 に関する普及啓発・教育、感染予防・管理 、抗微 生 物薬 の適 正使用 に
関する研 究 の 推進
・
・
行動変容 に関する研究
畜水産、獣医療等 における研究
感染症 に対する既存 の 予防・診断 口
治療法 の 最適化 に資する臨床研究 の 推 進
・
既存 の 予防・診 断・治療法 の 最適化 に関する研究
5.4新 たな予 防・診 断・治療法等 の 開発 に資する研究及び産学 官連携 の 推 進
新 たな予防法 の 研究 開発 の 推進
新 たな診 断法 の 研究 開発 の 推進
新 たな治 療 法 の 研究開発 の 推進
産学 官連携 の 推 進
開発促進 策 の 検討・実施
5。
0
5感 染症 に対する既存 の 予防・診断・治療法 の最適 化 に資する臨 床研究 の 推進
共通臨床評価等ガイドラインの策定・改 正
国際共同研究 の推進
6
薬剤耐性 に関する国際的な政策 に係る日本 の主導 力の発揮
・ 薬剤耐性 に関する国際 的な政策の推進
プラン達成のための国際協 力の展開
6.2薬 剤耐性 に関するグローバル ロ
アクションロ
・ 公衆衛 生領域 における国際協力
・ 動物衛 生領域 における国際協力
″N‖ D
動物医薬品検査所
2020年 (対 2013年 比 )
指標
全体
33%ぷ裁
経 ロセファロスポリン、フルオロキノロン、マクロライド系薬
50%減
静注抗菌薬
20%減
指標
2020年 (目 標 値 )
20144「
肺炎球菌 のぺニシリン耐性率
48%
15%以 下
黄色 ブドウ球菌の メチシリン耐性率
51%
20%"共
大腸菌のフルオ ロキノロン耐性率
ペネム耐性率
緑膿菌 のカル′`
45%
25%以 下
17%
10%以 下
0.1-0.2%
同水 準
大腸菌・肺炎拝菌 のカルバペネム耐性率
指標
大腸菌のテトラサイクリン耐性率
大腸菌 の 第3世 代 セファロスポリン耐性率
大腸菌 のフルオ ロキノロン耐性率
2014年
T
2020年 (目 標値 )
45%*
1.5%・ (G7各 国と
ほぼ同水準)
4.7%*(G7各 国と
ほぼ同水準 )
33%*"共
T
2020年 における
G7各 国 の数値 と同水 準
2020年 における
G7各 国 の数値と同水準 8
(AMR)に 関す る小委員会 で議論す る当面の主な課題
戦略
目標
小会
一
取組
抗微生物薬使用量 (AMU)動 向調 抗微生物薬の使用量に関する指標 (AMU指 標)を 用いた
査のリスク評価・リスク管理 への応 抗微生物薬適正使用(AMS)の 質の評価のためのガイド
生物薬使用量の動向の把握
ラインを策定
用
2.2医 療機関における抗微
23畜 水 産 、獣 医療 等 におけ 畜水 産 、獣 医 療 尋 に お ける分 野 の 畜水産分野における 動向調査・監視を強化
断自 調 朽
自
卜
羅
F'・ 輸 イ
ヒ
・ 娑 綽 (」ヒ悧│の 島
る動 向調査 o監 視 の強 化
政機関等における、薬剤耐性
に対する検査手法 の標準化
と検査機能の強化
1ヒ
各分野 で統一 的な比較や評価が可能となる、国際標準
に準拠した薬剤感受性試験 マニユアルの整備、研修の
査手法の統 一 化・精度管理の充 実施
険 実
2.4医 療機関、検査機関、行
畜水産分野 における動向調査・監視を強
各医療機関において代表的感染症起炎微生物に関する
薬剤感受性表 (ア ンチバイオグラム)を 作成するための
マニユアル・ガイドラインの整備
ヨ立感染症研究所、動物医薬品検査所、
「薬剤
ヨ立国際医療研究センター等が、
耐性(AMR)ワ ンヘルス動向調査ネット
フーク〈
仮称 を構築し、情報を集約・共有
i
嶽細
薬剤耐性
;コ IL便 用
作 業部 会
※ 2)
rワ
ン レス
∼
検討会
※ 3)
O
0
O
O
O
0
O
O
O
0
O
○
O
O
O
○
)」
2.5ヒ ト、動物、食品、環境等
統合的なワンヘルス動向調査体
に関する、統合的なワンヘル
制の確立
ス動向調査の実施
「薬 助向調査・監視情報、その他の学術的研
薬剤耐性(AMR)、 抗微生物薬使用量(AMU】 こ関する
剤耐性(AMR)ワ ンヘルス動向調査会議 (仮 称)」 を設置 究情報、地方自治体による検査情報等の
し、以下を実施
眈合された情報に基づき分析・評価
眈合的な動向調査・監視年次報告の作
成、公表
助向調査・監視等に関するガイドラインの
磨壼
「薬剤耐性(AMR)対 策推進専門家会議 (仮
必要に応じ、
3適 切な感染予防 ,管 理の 31医 療 、介護 における感染
管理 (IPC)の 推進及び 称)」 (戦 略 4.1参 照)等 において、外来部門や在宅医療
感染予防 。
予防・ 管理 と地域連携の推
実践により、薬剤耐性微生
進
物の拡大を阻止する
連携強化
O
O
O
0
公的な抗徹生物薬適正使用(AMS)ガ イドライン及び感
染症診療マニュアルの整備
O
0
医療機関における抗微生物薬適正使用(AMS)に 関する
利益相反 (CO:)管 理指針、抗微生物薬適正使用(AMS)
ガイドライン及び各医療機関の薬剤感受性に基づいた
感染症診療マニュアルの整備の支援 (戦 略24と 連携)
O
O
研究結果を踏まえ、院内感染対策委員会の役割に抗微
生物薬適正使用(AMS)実 施の追加を検討
O
O
等での感染予防・管理 (:PC)対 策について検討
「薬剤耐性(AMD対 策推進専門家会議 (仮
厚生労働省 に
称)」 を設置 し、感染予防・管理 (IPC)や 抗微生物薬適
抗微生物薬適 正使用 (AMS)の 推 正使用 (AMS)を 推進
進に資する ガイドライン・マニュア (戦 略 31と 連携 )
ルの整備
4医 療、育水産等の分野に 41医
療機関における抗傲生
おける、抗微生物薬の適正
物薬の適正使用の推進
使用を推進する
医療機関における抗微生物薬適
正使用 (AMS)体 制の整備支援
※ 1)薬 剤耐性 (AMR)に 関する小委員会
※2)抗 微生物薬適正使用等に関する作業部会
※3)栗 剤耐性 (AMR)ワ ンヘルス動向調査検討会
薬剤耐性.(4MF)1平 関するィヽ
委員会
!、
・
・
・
厚 生 科学審議会感染症部会 の下に設置
管理、抗微 生 物薬 適正使用 、研
普及啓発、動向調査・監視、感染予防 口
薬剤耐性対策アクションプラン (教 育 口
究開発 、国際協 力等 )に 関する対策 のうち、厚労省 が所管する専門的・技術的事項 の審議
薬剤耐性対策アクションプランのうち、主として、ヒトの健康 に関する対策 の進捗評価 等
0
・
0
薬剤耐性 (AMR)に 関する小委員会 の下に設置
適正使用 に関する専門家等 により構成
抗微生物薬適 正 使用等 に関する技術 的助言
― 抗微 生 物薬 適正使用を推進するため の指針等 の検討
― 研究結果等 に基 づいた抗微 生 物薬適 正使用 に関する施策 の提言
等
薬剤耐性 ワンヘルス動向調査検討会
・
・
薬剤耐性 に関する動向調 査・監視等 に関わ る実施機関、専門家等 により構成
「ワンヘル ス・サーベイランス」に関する技術 的助言
薬剤耐性 に関する
一 動 向調査・監視 の分析項 目や体制等 の検討
― 動向調査・監視の結果 に基 づく薬剤耐性対策 に関する施策 の提言
等
1
資料 6
厚生科学審議会感染症部会 薬剤耐性tAMR)に 関する小委員会
抗微 生物薬適正使用CAMS)等 に関する作業部会の設置について (案 )
1設 置 の 趣 旨
近年 の薬剤 耐性 lAntimicroЫ d Redstance:AMRl対 策を進 める機運 の高まりのなかで、抗微
生物薬 の適 正使用 (AMS)の 重要性 が指摘 されている。
平成 28年 4月 5日 に策 定された「薬剤耐性仏 MR)対 策 アクションプラン」にお いても抗 微 生
二
物薬 の 適 正使 用仏 MS)は 重要分 野 の つ として取り上げられている。
AMR対 策 に係 る重要事項 の うち抗微生物薬適 正使用 (AMS)等 の分野 について審議す るた
「厚 生科学審議会感 染症 部 会薬剤耐性 lAMOに 関する小 委員会 の設置 につ いて」(平 成
め、
28年 6月 10日 厚 生科学審議会感 染症部会決定 )に 基 づ き、作業部会を設置する。
2作 業部 会 の所 掌事務
薬剤耐 性は MR)ア クションプ ランに定められた対策のうち、抗微 生物薬 の適 正使用tAMS)等 に
係 る専門 的・技術的 事項 につ いて調 査 審議 を行う。
3作 業部 会 の運営
1.作 業部会 の運営 は、「厚 生科 学 審議会感染 症部会薬剤 耐性 lAMDに 関す る小委員 会 の
設 置 につ いて」に定めるところによるほか 、この決定 の定めるところによる。
2.作 業部会 の庶務 は 、厚 生労働省 健康局結核感染症課 が行う。
暑
≠
米
斗7
薬剤 耐性 ワンベ ル ス動 向調 査検 討 会
開催 要項 (案 )
1.目 的
近年 の薬剤 耐性 (Antimた roЫ J Resヽ tance:AMR)対 策を進 める機 運 の 高まりのなか
で 、ヒト、動物 、食 品 、環 境 といった垣根 を超 えた「ワンヘ ルス」としての薬剤 耐性 に係
る統 合 的な動 向調 査 の 重要性 が指 摘され ている。
平成 28年 4月 5日 に策 定され た「薬剤 耐性は MR)対 策 アクションプ ラン」にお いてもこ
の ような「薬剤 耐性 ワンヘ ルス動 向調 査 」に係 る体制を確 立 することが求 められ てい
る。
「薬剤 耐性 ワンヘ ルス動 向調査」に係 る技術 的 事項 について
こうした状況を踏 まえ、
検 討 することを 目的 として、厚 生 労働省 健康 局長 の 下、有識者 の参集 を求 め 、薬剤 耐
性 ワンヘ ルス動 向調査検討 会 (以 下「検討会 」という。)を 開催 し、所 要 の検討 を行う。
2.検 討会構成
(1)検 討会 の構成 員 は 、別紙 の者 により構成するものとする。
(2)座 長 は 、構成 員 の互 選 により選 出する。
(3)検 討 会は 、座 長 が統括す る。
(4)健 康 局長 は 、必 要 に応 じ、構 成員 以外 の有識者 等 に出席 を求 めることがで きる。
その他
1.検 討 会 は厚 生 労働 省健 康 局長 が 開催 する。
2.検 討 会 の庶 務 は 、農林水 産省 消費安全局 畜水産 安全 管理 課 、環境省 水・大気
環境 局総務 課 の協力を得 て 、厚 生 労働 省健康 局結核感 染症課 にお いて処理 す
る。
3.検 討 会 は 、原 則 として公 開とする。
4.こ の要項 に定めるもののほか 、検 討会 の運営 に関 し必要な事項 は 、検討会 にお
いて定める。
3。
:こ
ベ
ス
全数 :届 出対象の感染症を診断した全ての医
D
口彙住発生助向口査
感染症法に規定する、一類感染症、二類 師
出典
感染症法に基づ き、診断 した医師及び獣医師 (定 点把握疾患については 診断 した医師・ 獣医師
五類 定点 児科定点〈
約3.000)、 インフルエンザ
へ
淀tp://― mhlw go jp/stf/s● isakunitsuit( 指定届出機関の管理者)か ら保健所 届出のあつた感染症に関する情報 (定 点把握疾患については指 感染症、三類感染症、四類感染症、
感染症、新型インフルエンザ等感染症及 (小 児科・内科)定 点(約 5,000)、 眼科定点(約
Ъuny● /0∞ 0115283 html
について、オンラインシステムにより、都道府県を通 じて収集する。
定届出機関の管理者
:
:′ lヽ
)
Э 院内感彙対策サーベイラン(JttIS)事 業
Э-1 院内感染対策サーベイランス
(」 A‖ IS)検 査部門
出典
:
ittp://m nih― Janis」 p/
②-2 院内感染対策サーベイランス
(JANIS)出 床系部門
(′ に
腸
た、SSI. ICU, NICu)
出典
:
http://www nih― janis jp/
0
助物由来案剤耐性ロモニタ リング
(JVARI)
出典
:
http://www maff go Jp/nval/yakuza1/yakuz`
i/_p3htnl
:
lttps://www jacs asia/
爆圏
基幹定点 (約 500)と して指定された医療
医療機関
主要な最近の分離頻度、及びその抗薗薬感受性を継続的に収集・解析
主要細菌、耐性薗の分離頻度、抗菌薬感 1,686
し、医療機関における主要菌種・ 主要薬剤耐性菌の分離状況を明確にす (原 則として19床 以下の診療
(2016年 1月 現在 )
受性
所を除 く)
る。
入院患者部門 :入 院患者の うち該当薬剤耐性菌による感染症発症数を収
集する。
SSI部 門 :手 術手技における手術部位感染 (SSI)発 生数を収集す る。
云療機関
ICU部 門 :集 中治療室 (ICU)入 室患者における各種感染症発症患者数を (原 則として!9床 以下の診療 各該 当感染症発生症例
チを除 く)
収集する。
NICU部 門 :新 生児集中治療室 (N!CU)入 室患者における感染症発症患児
数を収集する。
入院 患者部 門 :806
SSI部 門 :671
lCU部 門 164
NICU書 嘔F]: 100
(2015年 卜 12月 )
・ 家 畜農場
食用動物における抗菌剤の使用量 (販 売量から推計)、 指標薗、食品媒 (健 康家畜 のサ ンプ リングは 1 健康家 畜及 び病 患畜由来細 菌の各種
介性病原細菌及び動物病原細菌の薬剤耐性調査を行い、動物用抗薗剤の と畜場 で実施 、病患畜のサ ン 薬剤 に対す る耐性 の割合 。
有効性 を確認するとともに、人医療への影響を考慮 した薬剤耐性に関す プ リングは家 畜保健 衛生所 で 2 動物 用抗 菌剤 の使 用量 (販 売量 か ら
実施 )
推計 )。
るリスク評価・ リスク管理の基礎資料を提供する。
634農 場 (健 康 家畜 :2015年 6月 現在
全国の家畜保健 衛生所 と畜場
・ 動物 用医薬品製造販 売業者
﹂る 2
Э 抗由薬使用動向■査システム (JACS)
出典
び新感染症
600)、
: 2010年 l月 -2018年 12月 ま
入院患者における注射用抗菌薬の使用動向および施設状況を収集す でのデー タ を登録で きる全国
ク リニ ックを含めた全ての患者に使用 した抗徴生物薬を把握する
の医療機 関
2 入手可能 な卸 デー タ等の
抗微生物薬使 用量 デー タ
1 抗菌薬使用量・使用日数
2
抗菌薬使用量等
185
(2016年 3月 現在 )
l JANIS検 査部 門 と」ACSと 連携 し、感染対策の実施状況 とそのア ウ トカ
ムに 関す る情 報 を収集 し、それ ぞれの グルー プの評価 に利用 で きる形
で、集計 、還 元す る。
出典
2 標準 化 した方法 で全国の医療施設の感染対策の実施状況 とその アウ JANlS検 査部門参加施設
諄染対策の地域医療支援システム構想とその トカム に関す る情 報 を収集 し、地域連携 に内在す る地域 差の問題 を解決 JACS参 加施設
奥現
す る。
3 」ANIS.JACSの デー タをま とめたA‖ Rサ ー ベ イ情 報のデス ク トップに
使用で きる。
D
感染対策地域連携支援システム (RICSS)
:
D 医療口菫感彙サーベ イランス (」 HAIS)
医療機関
出典
SSI及 び医療機器関連感染症に関する情報を全米医療安全ネッ トワーク
(手 術可能施設及び入院設億
ttp:〃 ww kankyokanson org/modules/1inka という国際比較可能な定義に準拠 して収集する。
のある医療機関)
:
ACSデ ー タ、各
,ANIS検 査部 門 デ ー タ、」
JANIS検 査部門参加施設数 +
医療施設の感染対策実施状況及 びそれ に JACS多
加施設数
関連す るアウ トカム
SSI、
医療機 器関連 感 染症
114
(2016年 3月 現在 )
/indox php?content_id=6
呼 収 轟 離 策 肛
⊃ 三学会合同抗薔薬感受性サーベイランス 日本化学療法学会、日本感染症学会、日本臨床微生物学会の三学会合同
出奥
全国 の医療機 関
事業各種原因菌の主要抗菌薬に対する薬剤感受性情報を収集する。
p/
lttp://- 3ssp 」
:
:′ ′に υυO
`υ
lZ千 ′
尿路感 染症 1104(2008-2012年 )
呼吸器感 染症 、尿路感染症 、手術部位 感 手術部位 感染 :27(2010年 )
染、耳鼻咽喉科領域 感染症 、皮膚科領域
耳鼻咽 喉科領域 感染症 :5(2011年 )
感染症 、歯科 ・ 口腔外科領域 感染症 、小
皮膚科領域 感 染症 :準 備 中
見科領域 感 染症
歯 科 ・ 口腔 外科領域 感 染症 :準 備 中
小児科領域 感 染症 :準 備 中
)
抗菌薬適正使用 の手引き (第 一版 )の コンセ プ ト (案 )
● 目的
・臨床の現場 にお いて 、抗菌薬 の適正 使用 を推進する上で重 要 な項 目につ
いて 、一 般診療の場 での実践的な対応 を中心 に解説す る。
● 主な対象者
・ 手引きの利用者 :外 来で診療 に携わ る医療従事者
・ 手引 きの 対象患者 :基 礎疾患 のない患者
● 内容
口総論 と疾病 ごとの 各論 で構成す る。
・ 総論 では 、抗菌薬 の適正使用 の考 え方等について解説す るg
・ 各論 では、 日常診療 で一般的 に遭遇す る主要な疾病に つ いて解説す る。
具体的 に 、第 一 版の各論では、上 気道感染症 (感 冒)及 び急性下痢症に
ついて解説す る。
・各論 では 、特 に抗菌薬 を使 うべ きか否か を迷 う状況 での 助 けになるよ う
適切 な診療 の進め方 に ついて、診断方法及び鑑別診断、治療方針、患者・
家族 へ の 具体的な伝 え方について解説す る。
● 編集 の方 針
口科学的知見 を踏ま えて作成す る。
口頁数 を少な めに し、図等 も入れた簡潔 か つ平易な内容 とす る。
・ 今後必要 に応 じて、改定を検討す る。
i
● 留意事項
・ 今後 の 検討 が必要な事項 に ついて も議論す る。
抗 菌薬 適 正使 用の手引 き
第 =版 (仮 称 )目 次 (イ メー ジ)
● は じめ に
■ 策定 の 経緯
■ 策 定 の 目的
■ 手 引 きの対象
■ 各論 の 想 定患者
● 総論
■ 抗 菌薬適 正 使 用 とは
■ 抗 菌薬使 用 の適応 病態
■ 抗 菌薬 の不適 正 使用 とは
■ 推奨事 項
● 各論
(1)
急性 気道感 染症
■ 急性 気道感 染症 とは
■ 急性 気道感 染症の疫学
■ 急性 気道感 染症の診断方法 および鑑 別疾患
■ 治療方 法
■ 患者 口家族 へ の説 明
(2)
急性 下 痢症
■ 急性 下痢症 とは
■ 急性下痢症 の 疫学
■ 急性 下痢症 の 診 断方法及 び鑑別疾 患
■ 治療方 法
■ 患者 ・ 家族 へ の説 明
2
1
参考資料
厚 生 科 学 審 議 会 運営 規 定
平 成 十 三 年 一月 一九 日 厚 生 科 学 審 議 会 決 定 ︶
︵
一部 改 正 平 成 十 九 年 一月 二 四 日
平 成 十 二年 政 令 第 二 百 八 十 二 号 ︶ 第 十 条 の規 定 に
厚生科学審 議会令 ︵
基 づ き 、 こ の規 定 を 制 定 す る 。
。
戯︶
︵
・
△ム蓋
以下 ﹁
審 議 会 ﹂ と いう 。 ︶ は、 会 長 が 招集 す
第 一条 厚 生 科 学 審 議 会 ︵
Zり
︵
会 議 の公 開 ︶
第 五 条 審 議 会 の会 議 は 公 開 と す る 。 た だ し 、 公 開 す る こと に よ り 、 個
人 情 報 の保 護 に支 障 を 及 ぼ す お そ れ が あ る 場 合 、 知 的 財 産 権 そ の他 個
人 若 し く は 団 体 の権 利 利 益 が 不 当 に 侵 害 さ れ る お そ れ が あ る 場 合 又 は
国 の安 全 が 害 さ れ る お そ れ が あ る 場 合 に は 、 会 長 は 、 会 議 を 非 公 開 と
す る こ と が で き る。
2 会 長 は 、 会 議 に お け る 秩 序 の 維 持 のた め 、 傍 聴 人 の退 場 を 命 ず る な
ど 必 要 な 措 置 を と る こと が で き る 。 。
︵
議事録︶
第 六 条 審 議 会 に お け る 議 事 は 、 次 の事 項 を 含 め 、 議 事 録 に 記 載 す る も
のと す る 。
一一
出 席 し た 委 員 、 臨 時 委 員 及 び 専 門 委 員 の氏 名
一 会 議 の 同時 及 び 場 所
〓一
議 事 と な った 事 項
2 会 長 は 、 審 議 会 を 招 集 し よ う と す る と き は 、 あ ら か じ め 、 期 日、 場
所 及 び 議 題 を 委 員 並 び に 議 事 に 関 係 のあ る 臨 時 委 員 及 び 専 門 委 員 に 通
3 第 一項 の部 会 の議 決 は 、 分 科 会 長 の同 意 を 得 て、 分 科 会 の議 決 と す
項 を 前 項 の部 会 に 付 議 す る こと が で き る。
2 分 科 会 長 は 、 第 二 条 の規 定 に よ る 付 議 を 受 け た と き は 、 当 該 付 議 事
を 設 置 す る こと が でき る 。
分 科 会 の部 会 の設 置 等 ︶
︵
第 七 条 分 科 会 長 は 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 分 科 会 に 諮 って部 会
る も のと す る 。
会 長 は 、 非 公 開 と し た 部 分 に つ い て議 事 要 旨 を 作 成 し、 これ を 公 開 す
3 前 項 の規 定 に よ り 議 事 録 の全 部 又 は 一部 を 非 公 開 と す る 場 合 に は 、
一部 を 非 公 開 と す る こと が で き る 。
不 当 に 侵 害 さ れ る お そ れ が あ る 場 合 に は 、 会 長 は 、 議 事 録 の全 部 又 は
そ れ が あ る 場 合 又 は 知 的 財 産 権 そ の 他 個 人 若 し く は 団 体 の権 利 利 益 が
2 議 事 録 は 、 公 開 と す る 。 た だ し 、 個 人 情 報 の保 護 に支 障 を 及 ぼ す お
知 す る も のと す る 。
3 会 長 は 、 議 長 と し て審 議 会 の議 事 を 整 理 す る。
︵
審 議 会 の部 会 の 設 置 ︶
分
第 二条 ︿バ長 は 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 審 議 会 に 諮 って部 会 ︵
科 会 に置 か れ る部 会 を除 く。 以 下 本 条 か ら 第 四条 ま で にお いて同
じ。 ︶ を 設 置 す る こと が でき る。
2 会 長 は 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 二 以 上 の部 会 を 合 同 し て 調 査
審 議 さ せ る こと が で き る。
諮 問 の付 議 ︶
︵
第 二 条 △バ長 は 、 厚 生 労 働 大 臣 の諮 問 を 受 け た と き は 、 当 該 諮 問 を 分 科
会 又 は 部 会 に 府 議 す る こと が でき る 。
︵
分 科 会 及 び 部 会 の議 決 ︶
第 四 条 分 科 会 及 び 部 会 の議 決 は 、 会 長 の 同 意 を 得 て 、 審 議 会 の議 決 と
す る こと が でき る。
る こと が で き る。
4 分 科 会 長 は 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 二 以 上 の部 会 を 合 同 し て
調 査 審 議 さ せ る こと が で き る 。
︵
委 員 会 の設 置 ︶
第 人 条 部 会 長 は 、 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 部 会 に 諮 って委 員 会 を
設 置 す る こと が でき る 。
︵
準用規定 ︶
第 九 条 第 一条 、 第 五 条 及 び 第 六 条 の規 定 は 、 分 科 会 及 び 部 会 に 準 用 す
る。 こ の場 合 に お い て 、 第 一条 、 第 五 条 及 び 第 六 条 中 ﹁
会 長﹂とあ る
のは 、 分 科 会 に あ つて は ﹁
分 科 会 長 ﹂ 、 部 会 に あ つて は ﹁
部会 長﹂と、
第 一条 中 ﹁
委 員 ﹂ と あ る の は 、 分 科 会 に あ つて は ﹁
当 該 分 科 会 に属す
る 委 員 ﹂ 、 部 会 に あ た つて は ﹁
当 該 部 会 に 属 す る 委 員 ﹂ と 読 み替 え る
も のと一
す る。
︵
雑 則︶
第 十 条 こ の規 定 に 定 め る も の の ほ か 、 審 議 会 、 分 科 会 又 は 部 会 の運 営
に 必 要 な 事 項 は 、 そ れ ぞ れ 会 長 、 分 科 会 長 又 は 部 会 長 が 定 め る。
厚生 科学審 議会 感 染症 部 会 運営細 則
平 成 二 十 五 年 四 月 二 十 四 日 感 染 症 部 会 長 決 定 ︶
︵
平 成 十 三 年 一月 十 九 日 厚 生 科 学 審 議 会 決
厚 生 科 学 審 議 会 運営 規 程 ︵
定 ︶ 第 十 条 の規 定 に 基 づ き 、 こ の細 則 を 制 定 す る 。
︵小 委 員 会 の 設 置 ︶
部 会 ﹂ と いう 。 ︶ に 、 そ
第 一条 厚 生 科 学 審 議 会 感 染 症 部 会 ︵以 下 ﹁
の定 め る と こ ろ に よ り 、 小 委 員 会 を 置 く 。
︵小 委 員 会 の構 成 ︶
第 二条 小 委 員 会 は 、 厚 生 科 学 審 議 会 の委 員 、 臨 時 委 員 又 は 専 門 委 員
の中 か ら 部 会 長 が 指 名 す る 者 ︵以 下 ﹁
小 委 員 会 委 員 ﹂ と いう 。 ︶ に
よ り 構 成 す る。
︵
委 員 長 の指 名 ︶
第 二 条 小 委 員 会 に 委 員 長 を 置 く 。 委 員 長 は 、 小 委 員 会 委 員 の中 か ら 、
部 会 長 が 指 名 す る。
︵
会議等︶
第 四 条 委 員 長 は、 小 委 員 会 を 招 集 し よ う と す る と き は 、 あ ら か じ め 、
期 日 、 場 所 及 び 議 題 を 小 委 員 会 委 員 に 通 知 し な け れ ば な ら な い。
2 委 員 長 は 、 会 務 を 総 理 し 、 議 長 と し て 小 委 員 会 の議 事 を 整 理 す る 。
3 委 員 長 に 事 故 が あ る と き は 、 小 委 員 会 委 員 のう ち か ら あ ら か じ め
委 員 長 が 指 名 し た 者 が そ の職 務 を 行 う 。
︵
会 議 の公 開 ︶
第 五条 小 委 員 会 ︵
第 七 条 に 規 定 す る も のを 除 く 。 以 下 次 条 に お い て
同 じ 。 ︶ の会 議 は 公 開 と す る 。 た だ し 、 公 開 す る こと に よ り 、 個 人
情 報 の保 護 に 支 障 を 及 ぼ す お そ れ が あ る 場 合 又 は 知 的 財 産 権 そ の他
個 人 若 し く は 団 体 の権 利 利 益 が 不 当 に 侵 害 さ れ る お そ れ が あ る 場 合
に は 、 委 員 長 は 、 会 議 を 非 公 開 と す る こ と が で き る。
2 委 員 長 は 、 会 議 に お け る 秩 序 の維 持 のた め 、 傍 聴 人 の退 場 を 命 ず
る な ど 必 要 な 措 置 を と る こ と が で き る。
︵
議事 録 ︶
第 六 条 小 委 員 会 に お け る 議 事 は 、 次 の事 項 を 含 め 、 議 事 録 に 記 載 す
る も のと す る 。
一
会 議 の 日時 及 び 場 所
一一
出 席 し た 小 委 員 会 委 員 の氏 名
〓一
議 事 と な った 事 項
2 議 事 録 は 、 公 開 と す る 。 た だ し 、 個 人 情 報 の保 護 に 支 障 を 及 ぼ す
お そ れ が あ る 場 合 又 は 知 的 財 産 権 そ の他 個 人 若 し く は 団 体 の権 利 利
益 が 不 当 に侵 害 さ れ る お そ れ が あ る場合 に は 、 委 員 長 は 、 議 事 録 の
全 部 又 は 一部 を 非 公 開 と す る こ と が で き る 。
3 前 項 の規 定 に よ り 議 事 録 の全 部 又 は 一部 を 非 公 開 と す る 場 合 に は 、
委 員 長 は 、 非 公 開 と し た 部 分 に つ い て議 事 要 旨 を 作 成 し 、 これ を 公
開 し な け れ ば な ら な い。
︵
部 会 の定 め る 委 員 会 に 係 る 取 扱 い︶
第 七 条 部 会 の定 め る 小 委 員 会 の会 議 に つ い て は 、 第 五 条 第 一項 た だ
し 書 の趣 旨 を 踏 ま え 、 非 公 開 と す る こ と が で き る 。 た だ し 、 委 員 長
は 、 前 条 第 二 項 た だ し 書 及 び 第 二 項 の趣 旨 を 踏 ま え 、 議 事 要 旨 を 作
成 し、 こ れ を 公 開 し な け れ ば な ら な い。
︵
部 会 の庶 務 ︶
第 人 条 部 会 の庶 務 は 、 厚 生 労 働 省 健 康 局 結 核 感 染 症 課 に お い て 総 括
し 、 及 び 処 理 す る。
︵
雑則︶
第 九 条 こ の細 則 に 定 め る も の の ほ か 、 部 会 又 は 小 委 員 会 の 運 営 に 必
要 な 事 項 は 、 部 会 長 又 は 委 員 長 が 定 め る。
参考資料 3
厚生科学審議会感染症部会審議参加規程
平 成 28年 10月 17日
平 成
27年
一部修正
4月 2日
厚 生科 学審議会感 染症部会決定
(通 則 )
第 1条 厚生科学審議会感染症部会 (以 下 「部会」 とい う。)及 び部会 に設置 さ
れ た小 委員会 に おける審議 へ の参 加 については 、厚生科学審議会令 (平 成 12
年政令第 283号 )及 び厚生科学審議会運営規程 に定めると こ ろによるほか、こ
の規程 の 定 める ところによる。
(適 用対象部会 )
第 2条 この規程 は、部会、新型 イン フル エ ンザ 対策 に関す る小委 員会及び薬剤耐
性 (AMR)に 関す る小委 員会 (以 下 「部会等」 とい う。)を 対象 とす る。
(適 用対象審議 )
第 3条 この規程 は、新型イ ンフル エ ンザに関す るワクチ ン又は抗 イ ンフル エ ン
ザ ウイルス薬の備 蓄 の在 り方及び薬剤耐性 (以 下 「AMR」 とい う。)対 策 に資
す る医薬 品・医療機器等 の研究開発及びそ の適正使用の在 り方 について調査審
議 す る場合 に お いて適用する。
(適 用対象委員等 )
第 4条 この規程 は、委員、臨 時委員及び専門委員 (以 下「委員」 とい う。 )並
びに必要 に応 じ外 部 か ら招致す る参考人 (以 下 「委員等」とい う。)に 適用す
る。
(申 請資料作成関与者の取扱い)
第 5条 薬事承認、再評価等の申請者
(以 下「申請者」という。)か
らの依頼によ
り作成された申請資料に著者 として名を連ねた者、医薬品の臨床試験の実施の
基準 に関する省令
(平 成 9年 厚生省令第28号 )第
2条 第 3項 に規定す る治験責
任医師、同条第 4項 に規定する製造販売後臨床試験責任医師、同条第11項 に規
定す る治験分担医師、同条第 12項 に規定す る製造販売後臨床試 験分担医師 、同
条第 16項 に規定す る治験調整医師 、同条第 17項 に規定す る治験調整委員会の
委員又は医学・薬学・生物統計学等の専門家等 と して審議 品 目を製造販売す る
企業が作成す る資料 の 作成に密接に関与 した者 (以 下「申請資料作成関与者」
とい う。)で ある委員等が含まれ る場合、部会等における審議及び議決 は、次
に よるもの とす る。
一 委員等か ら申請資料作成 関与者 に該 当す るか否かの 申告 を受 け、部会等
の長 (以 下「部会長等」とい う。)は 、当該品 目の審議開始の際、申請 資料
作成関与者 に該 当す る委員等の氏名 を報告す る。
二 申請資料作成関与者 に該 当す る委員等 は、当該審議品 目に ついての 審議 又
は議決が行われて い る間、審議会場か ら退室す る。ただ し、当該委員等 の 発
言 が特 に必要 で ある と部会等 が認 めた場合 に限 り、当該委員等は出席 し、意
見 を述 べ る こ とができる。
2前 項 に規定す る審議品 日とは、新型イン フル エ ンザに関す るワクチ ン又は抗
インフル エ ンザ ウイルス薬及 びAMR対 策に資す る医薬品・ 医療機器等 で あ つて 、
部会等 の当該開催 日において調査審議 され るもの とす る。
(競 合品 目に係 る申請資料作成関与者の取扱 い)
第 6条 前条の規定は、競合品 目に係 る申請資料の作成に密 接 に関与 した者 につ
いて準用する。
ぃ
2前 項 に規定す る競合品 目とは、我 が国の市場 において流通 し、又 は薬事・食 品
衛生審議会薬事分科会若 しくはそれに設置 された部会 (以 下「薬事 分科会 等」 と
い う。)に お いて調査審議 された新型インフル エ ンザ に関す るワクチ ン又は 抗
インフル エ ンザ ウイル ス薬及 びAMR対 策に資す る医薬品・医療機器等 で あ つて 、
審議品 目と競合す る こ とが想定 され るもの (薬 事分科会等 に お いて 、競合品 目
としての選定根拠 に係 る資料の妥 当性について審議 された ものがある場合 に
おいては、当該品 日)を いい、その数は 3品 目ま でとす る。
(特 別 の 利害関係者 の取扱 い)
第 7条 前 二条 に 定め るもののほか、委員等 は、申請者又は競合企業 (競 合品 目
を開発中又は製造販売中の企業 をい う。以下同 じ。)と の 間 で、審議 の公 平
さに疑念 を生 じさせ ると考 え られ る特別の利害関係 を有す る場合、部会長等
に 申 し出るもの とする。この場合 においては、第 5条 第 1項 第 二号 の規定 を
準用する。
(議 事録)
第 8条 委員等 が 前 三 条 の規 定 に該 当す る場合にお いては、その旨を議事録 に記
録す るもの とす る。
(審 議不参加 の基 準 )
第 9条 委員等又 はその 家族 (配 偶者及 び―親等 の者 (両 親及び子 どもをい う。)
であ つて 、委 員等 と生計 を― にす る者 を い う。以下 同 じ。 )が 、第 12条 に規
定す る申告 対 象 期 間 中 に 審議 品 目の 製 造 販売 業者 又は競 合企 業 か らの寄
附金 口契約金等 の 受取 (割 当てを含む。以下同 じ。)の 実績 が あ り、か つ 、そ
れぞれの企業 か らの受取額 が、 申告対象期間中 に、年度 当た り500万 円を超え
る年度が ある場合 、当該委員等は、当該審議品 目についての審議又 は議決が行
われ てい る間 、部会等の審議会場か ら退室す る。
2前 項 に規定す る寄 附金 口契約金等 とは、コ ンサルタン ト料・ 指導料 、特許権・
特許権使用料 ・商標権 による報酬、講演・原稿執筆その他 これ に類す る行為 に
よる報酬及び委 員等 が 実質的 に使途 を決定 し得 る寄附金・研究契約金 (実 際 に
割 り当て られ た額 をいい、教育研究 の奨励 を目的 と して大学 等 に寄附 され るい
わゆ る奨学寄 附金 も含む。)等 や、保有 して い る当該企業 の株式 の株 式価値
(申
告時点)も 金額 の計算 に含 める もの とす る。ただ し、委員等本 人宛であ つて も、
学部長、施設長等 の立場 に お いて 、学部や施設 な どの組織 に対す る寄附金・ 契
約金等を受 け取 つてい る ことが明 らかなものは除 くもの とす る。
(議 決不参加 の基 準 )
第 10条 委員等 又はその家族が 申告 対象期間 中 に審議品目の 製造販売業者 又は
競合企業 か ら寄附金・ 契約金等の受取 の実績 が あ り、か つ 、それ ぞれ の企 業か
らの 受取額 が 申告 対象期 間中の いずれの年度 において も500万 円以下 で ある場
合、当該委員等 は、部会等 へ 出席 し、意見 を述 べ る ことがで きるが、当該 審議
品 目についての 議決 には加わ らな い。
ただ し、寄附金・ 契約金等 の 受取額 が 申告対象期間中のいずれの 年度 において
も50万 円以下 で あ る場合 、当該委員は議決 に加 わ る ことがで きる。
(議 決権 の行使 )
第
11条 前条本文の規定によ り、委員が議決に加わ らな い場合 においては 、当
該委員の議決権 は 、議決に加わ った委員の可否 に関す る議決結果 に従 つて部会
長等 によ り行使 されたもの とす る。
(委 員等 か らの申告 )
第
12条 申告対象期間は、審議品 目の審議が行われ る部会等 の開催 日の属す る
年度 を含む過去 3年 度 とし、部会等 の開催 の都度 、その寄附金 口契約 金 等 に つ
いて 、それ ぞれ の企 業 ごとに、当該企業か らの 受取額 が最 も多 い年度 につ き、
自己申告す るもの とする。
(企 業 へ の確認 )
第
13条 第 5条 第 1項 第一号
(第
6条 第 1項 において準用す る場 合 を含む。)
に基 づ く申請資料作成関与者に該当す るか否かの 申告 、第 7条 に基 づ く特別の
利害関係 を有す る場合の 申出及び前条に基 づ く寄付金・契約金等の受取額 の 自
己申告 に つ いて 、委員等は、事 務局 を通 じ企 業 に対 し、企 業 が情報公開のため
に保 有す るデー タ を活用 して必要 な確認 を求め るもの とし、事務局か らの報告
を踏まえ、必要に応 じて 、補正 を行 うもの とす る。
なお、上記確認 に関 し、委員等は、事務局が 当該委員等の 自己 申告 に関す る情
報 を企業 とや りと りする ことについて、初めての 自己申告時 までに、あ らか じ
め同意す るもの とし、事務局は、必要 に応 じて企 業に対 して、 こ う した 同意 を
得 て い る旨を申 し添えることがで きるもの とす る。
(特 例 )
第
14条 委員等又はその家族が第 9条 第 1項 に該 当す る場合 であ っても、当該
委員等 の発言 が特 に必要であると部会等 が認めた ときは、当該委 員等 は部会等
におけ る審議 に参加する ことがで きる。
(情 報の公開 )
第
15条 委員等が 第 9条 第 1項 又は第 10条 の規定 に該当す る場合においては、
事務局 は、各委員等 の参加 の可否等 につ いて部会等 に報告す るもの とす る。
2事 務局 は、部会等終 了後 、速やかに、各委員等 か ら提出 された寄附金 口契約
金等に係 る申告書 を厚生労働省ホーム ペー ジで公 開する。
附 則
この規程 は、平成27年 4月 2日 か ら施行す る。
この規程 は、平成28年 6月 10日 か ら施行す る。
この規程 は、平成28年 10月 17日 か ら施行す る。
参考資料4
感染症発 生動向調査 (NEttD)
感染症 の予防及び感染症 の患者 に対する医療 に関する法律第 12条 か ら第 16条
に基 づき、
・感染症 に関する医師等か らの情報 収集
・専門家 による解析 (必 要 に応じ、感染症 の発生の状況、動向及び原因を明らかに
するための調査 (積 極的疫学調査 ))
・国民 口
医療関係者 へ の情報提供及び公開
を行うことにより、感染症 に対する有効 かつ的確な予防対策を図 り、多様 な感染症
の発 生 ヨ
拡 大を防止する。
全数報告 :一 類感染症、二類感染症、三類感染症、四類感染症、又は新型インフ
ルエンザ等感染症 の患者又は無症状病原体保有者及び新感染症 にかかつている
と疑われる者、五類感染症の患者 口
無症状病原体保有者 (省 令で定めるもの)
無症状病原体保有者 (省 令で定めるもの)、 二類感
定点報告 :五 類感染症 の患者 口
染症、三類感染症、四類感染症、五類感染症 の疑似症 (省 令で定めるもの)
都道府県、保健所を設置する市、
特別区
疾患 ごとの届出様 式 による(症 状、診
断方法、感染経路等 )
感染症サ ーベイランスシステム (NESID)の 概要
インタ ー ネ ツ ト
医
撃
■
関
医師からの患者情報や医療機関からの発生件数の
報告を受 け、当酸情報をシステムに入力
主に管轄内のデータを対象に
集計、分析
。
主に全 国のデータを対象に
集計、分析。
・分括姜 果を公 開
② 院 内 感 染 対 策 サ ー ベ イ ラ ン ス
(JANS〕 事
出典
業
htp//ww面 hJa雨 珂
1院 内感染対策サーベイランス
2院 内感染対策サーベイランス(JAN6)
(JANS)検 査部門
:CU′ NICU)
臨床系部門 (入 院、S割 ′
熙藤甲 Tヤ
「
全入院患者、
手術後 の患者 、lCU入 院患者、NICU入 院患者を対象
として、主要な薬剤耐性菌等 による感染症患者 の発生状況を明らか
にする。
i
医療機関 の細菌検査で各種検体 か ら分離される主要な細菌 の
分離頻度およびその抗菌薬感受性を経続的に収集・解析 し、国
内の医療機関における主要な菌種の分離状況や薬剤耐性の割
合を明らかにする。
。
。
・
主要な菌種および薬剤耐性菫 の分離患者数、分離率
主要な菌種 の各種薬剤 に対する耐性 の割合
参加機関 ごとの主要な菌種および薬剤耐性菌 の分離患者数、
分離率、薬剤耐性 の割合 (自 施設 のデータと全参加医療機関
のデータとの比較 が可能 )
等
者部門 :入 院患者 のうち該当薬剤耐性菌による感染症発
症数を収集する。
。 S割 部門 :各 種手術手技における術後の手術部位感染 (SS)発 生数
を収集する。
・ にU部 門 :集 中治療室 (lCU)入 室患者における各種感染症発症患者
数を収集する。
・ N:CU部 門 :新 生児集中治療室 (NICU)入 室患者における各種感染
症発症患児数を収集する。
全入院患者部門 :入 院息者数と、うち感染症を発症 した患者数と薬剤
耐性菌名等
S馴 を発症 し
S馴 部門 :選 定した手術手技に該当する全手術症例数と、
た症例数ならびにその内容等
lCU部 門 :熱 傷患者を除く全入室患者数と、感染症を発症した患者数
ならびにその内容等
N:CU部 門 :出 生体重群別全入室患児数と、感染症を発症した患児数
ならびにその内容等
入院患者部門 :870施 設
SSI部 門 :756施 設
lCU部 門 138施 設
NICU部 門 :113施 設 (2016年 9月
)
正三二亜塾垂麹強艶自血盛染対 策サーベイランス(JANIS)事 業
公 開情報
IT services company
ホームページ ←_―一
で一般 公 開
,自
自
由
自
一
一
一
″
7
国立感染症研究所
細菌第 二部
厚 生 労働 省 医政局
地域 医療計画課
由
白
山
③ 動物由来薬剤耐性菌モニタリング(JVARM)
出典 :http″ www.mattgo.jP/nVaソ yakuzai/vakuZal_p3.htmi
食用動物 における抗菌販売量、指標菌、食品媒介性病原細菌及び動物病原細菌の
薬剤耐性調査を行 い、動物用抗菌剤 の有効性を確認するとともに、人医療へ の影響を
考慮 した薬剤耐性 に関するリスク評価・リスク管理 の基礎資料を提供する。
口
健康家畜及び病患畜由来細菌の各種薬剤
に対する耐性 の割合。
口
動物用抗菌剤 の使用量 (販 売量 から推計 )。
(1)健 康家畜のサンプリングはと畜場で実施
(2)病 患畜のサンプリングは家畜保健衛生所が実施
口
動 物 用 医薬 品製 造 販 売 業者
634農 場 (健 康家畜 ;2015年 6月 現在 )
と畜場
全 国の家畜保健衛 生所 口
動物用医廉品
』
VARMの 健康家畜 の薬 剤耐性菌のモニタリング体制 〔
1〕
ング)
(と 畜場におけるモニタリ
必要 に応 じ行政措置
リスク評価 のための
基礎資料として提出
・
雰
撃
査
塁
撃
軍
調
等│■〉結果公表
精度管理
口
自分離
JVARMの 病患畜 の薬剤耐性菌のモニタリング体制〔
2〕
(農 場 におけるモニタリング)
報告
∠
1卜
必要 に応じ行政措置
会
修
酔‐夕
合尋 研
リスク評価のための基礎
資料として提出
・研修会 の開催
口
菌株 の保存
・分子疫学等調査
等
・菌分離
・薬剤感受性試験
結果公表
力向調査システム (JACS)
)S:〃 wWW.iaCS・
ash/
① ②③
日本 における医療施 設 の抗菌薬使用や感染対策の状況を経年的に把握 できる
ネットワーク
日本 におけるヒHこ 使用される全ての抗微 生物薬 の使用状況を経年的 に把握する
抗菌薬適 正使用支援 (AMS)を 推進するために利
施設内・地域 における感染対策 口
感染症治
用可能 であり、得 られた情報をフィー ドバックすることにより、感染対策 口
療 の質をさらに向上させ 、国民に還 元する
注射用抗菌薬を使用した入院患者 (① )、 全ての患者 (② )
施設情報、抗菌薬使用量・使用日数(① )、 販売量(② )
医療機関
(手 術可能施設及び入院設備のある病院、
①)、
(2016年 3月 現在、
①)
クリニック含め全て(② )
●
●
各施設 は抗菌薬適正使用 (AST)の プロセス指標 として利用できる。
販売量 はやNDBを 用いた情報 に対しても容易に算出可能となり、使 用状況が
明らかになる。
JACS
︱、
甲︱
山
山
自
由
,由
医療機関
⑤ 感染対策地域連携支援システム(Ⅲ cSs)
出典 :感 染対策 の地域 医療支援システム構想 とその実現
・標準 化 した方法 で全 国 の 医療施設 の 感染対策 の 実施状況 とそのア ウトカム に関す
る情報を収集する。
・JAN!S検 査部 門 とJACSと 連携 し、感染対策 の 実施状 況とその アウトカムに関す る情報 を収 集 し、
それぞれ の グループの 評価 に利用 できる形 で、集計 、還 元する。
・診療報酬 加 算 に基 づ く地域連携 を効率 化するとともに標準化 したデータの収 集 、還元 により地
域差 の 補 正 によって、地 域連携 に内在する地域 差 の 問題を解決す る。
・JAN!S′ JACSの データをまとめたAMRサ ー ベイ情報 のデスクトップに使用 できることで、サ ー ベ
イの 効率 化を図る。
感染対策 の実施状 況、JANS検 査部門、
およびJACSの データ、医療関連感染症
⑥ 医療関連感染サーベイランス(JHAS)
出典 :http:〃 wwLkankyokansen.org/modulesヵ inkaγ index.php?content_id=6
わが 国 におけるSSIの 発 生状況 に関する情報を提供 し、感染対策 の推進を支援する。
中心ライン、尿道 留置カテーテル 、人工呼吸器 という3種 類 の 医療器具 に関連 した感
染症 の発 生状況 に関する情報を提供 し、感染対策の推進を支援することを目的として
実施するものです。
・ 対象 とする手術症例 の各 々に対して、手術 日、患者を識別できるコー ド、年齢 、性別、
手術 日、手術手技分類、手術時間、創 分類、ASAス コア、内視鏡使 用 の有無、緊急・
待機手術 の別、埋入物 の有無、人工肛門造設の有無{結 腸、直腸 、小腸手 術 のみ
S創 発 生の有無
O S劉 発 生 患者 に対 して、SSI発 生 日、SSI特 定部位、培養検体 の種類、分離病原体 コー
ド、皮下膿瘍 の有無・縫合不全 の有無・遺残膿瘍の有無 (任 意項 目)
・ 医療器具関連感染発症患者数、延べ入院患者 日数、延べ 医療器具使 用 日数
)、
医療機関 (原 則 として19床 以下を除く)
114施 設 (2016年 3月 現在 )
⑦ 三学会合同抗菌薬感受性サーベイランス
出典 :htpヽm_3ssp.jp/
日本化学療法学会、日本感染症学会 、日本臨床微 生物学会 の三学会合同事業
各種原因菌の主要抗菌薬 に対する薬剤感受性情報を収集する。
呼吸器感染症 、尿路感染症、手術部位感染、耳鼻咽喉科領域感染症 、
皮膚科領域感染症 、歯科 口口腔外科領域感染症、小児科領域感染症
各疾患対象菌種、抗菌薬感受性、
聯
全 国の 医療機関
砲護(2006-2o12年
)
尿路感染症 :104施 設 (2008-2012年 )
手術部位感染 :27施 設 (2010年 )
耳鼻咽喉科領域感染症 :5施 設 (2011年 )
皮膚科領域感染症 :準 備中
歯科・口腔外科領域感染症 :準 備中
小児科領域感染症 :準 備中
12