ぱくぱくだより H.28 11月号 焼きいも遠足も終わり、秋を通り越し一気に寒い冬になってきました。 ですが、子どもたちは寒さなど関係ないと言わんばかりにとても元気に走り回って遊んでいます。 春に比べ、体も大きくなってきた子どもたちは給食やおやつを食べる量も増えてきたように感じます。 そんなよく食べる子どもたちでもまだあまり食べてはいけない食品や避けておきたい食品があります。 今回はその避けておきたい食品を紹介させて頂きたいと思います。 幼児期はほぼ大人と同じものが食べられるようになるものと、食べにくいもの、 消化機能に負担がかかるものなど、まだ注意が必要な食品もあります。 ≪ 避けたい食べ物リスト ≫ ○塩分の強いもの ( 漬物、いくら、たらこ、かす漬け など ) 濃い味に慣れると繊細味覚を育てられない。過剰な塩分は腎臓に負担をかける。 → 水洗いをする、ゆでて塩分を抜く。加熱する、小さく切り少量に。 ○噛み切りにくいもの ( たこ、いか など ) 奥歯が生えそろい噛む力が強くなるまでは、繊維質のもの、弾力のあるものは避ける。 → 薄く切る、細かく刻む、野菜は柔らかく煮るなど食べやすく加工する。 ○油分が多いもの ( 脂分の多い肉 など ) 摂りすぎてしまうと消化機能に負担がかかる。肥満につながる。 → 余分な脂は取り除く。他のメニューをあっさり仕上げる。赤身など部位を選ぶ。 ○のどに詰まらせやすいもの ( こんにゃく、もち、大豆、ピーナッツ など ) 丸くてツルツルしたもの、弾力があるものは噛みにくく、のどに詰まらせてしまう。 → のどに詰まらないよう、小さく切ったり、細かくつぶす。 ○生もの ( 刺身、貝類、生卵 など ) 細菌感染の心配がある。免疫力が弱く食中毒になりやすい。 → 基本的には火を通してから食べさせる。生ものは基本的に 3 歳以降からにする。 ○刺激物 ( スパイス、唐辛子、わさび、からし 豆板醤 など ) 味覚を発達させたい子どもに必要のないもの。刺激の強い物は 5 歳以降になるまではできるだけ避ける。 → コショウ、カレー粉など香りつけ程度であればOK。 また、ファストフードや化学調味料や添加物を多く含むものも 1~2 歳には不向きな食品です。 どうしてもという時は、与え方や量を考えて与えるようにしましょう。
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