ディザスタリカバリに ”使える”重複排除テクノロジーって

ディザスタ リカバリに
”
使える”
重複排除テクノロジーって?
重複排除テクノロジー
DRサイトの構成例
今では、すっかりお馴染みになったデータ重複排除テクノロジー。バックア
ップ時、
データの重複ブロックを見つけ、排除し、変更ブロックのみを書き
込むことで、
ディスクの効率的な使用を可能にするテクノロジーです。
Commvaultは、Amazon S3やAzureなどのクラウド ストレージへ、バ
ックアップ データを重複排除したままダイレクトに送るソリューションも提
供しています。
しかしながら、DRサイトを構築するには、いったんローカル
サイトで重複排除バックアップを行い、その後、重複排除バックアップ デ
ータをクラウドやデータセンターなどのDRサイトへコピーするという構
成が一般的です。
一般的に、重複排除にはターゲット側 (=バックアップ サーバー側 )で行う
方法とソース側 (=バックアップ対象クライアント側) で行う方法の2つが
あります。バックアップ サーバーとバックアップ対象クライアントがLAN
のような高速ネットワークで接続されている場合、
ターゲット側で重複排
除機能を使用することで、
ソース側のCPU使用率を下げることができま
す。バックアップ サーバーとバックアップ対象クライアントがWANのよう
に遅延が大きく、帯域幅の狭いネットワークで接続されている場合、
ソー
ス側で重複排除機能を使用することで、ユニークなデータのみを転送す
ることができ、バックアップ時のネットワークトラフィックを削減すること
ができます。Commvaultはどちらの手法にも対応しています。
Commvaultは、DASH Copyを使って、自動でDRサイトへバックアップ
コピー作成をするようスケジューリングしておくことができます。DASH
Copyを使うことで、通常のWAN経由でも、このオペレーションを短時間
で完了することができます。またこのコピーには、要求に合わせて保持期
間を設定することができます。
ローカル サイト
重複排除をディザス タリカバリに活かす
こうして重複排除したバックアップ データですが、その後、
どのような用
途に使用されますか。今、注目されているのは、
データ センターやクラウ
ドを利用したディザス タリカバリ (DR) ソリューションです。ローカルでバ
ックアップした重複排除データを、DRサイトへコピーする際、
どのような
処理が行われるかご存知でしょうか。
市場にあるほとんどのバックアップ ソリューションは、バックアップ データ
をDRサイトへコピーしようとすると、
リハイドレーション (= 重複排除した
コピーを取り出し、元の形に戻す処理) する必要が生じます。つまり、せっ
かくバックアップ時に重複排除で費用と時間を削減しても、そのデータを
DRサイトへコピーしようとすると、データをすべてリハイドレーションする
必要が生じ、CPU/ネットワーク/ストレージの負荷が増えます。
バックアップ
クライアント
バックアップ
クライアント
重複排除
データ
重複排除
データ
Commvault
サーバー
バックアップ
クライアント
重複排除
データ
バックアップ
コピー 1
重複排除したままコピー
DASH Copyで現実的なDRソリューション
(= DASHコピー)
Commvaultは、この問題を解決するため、DASH (Deduplication
Accelerate Streaming Hash) Copyと呼ばれる独自の重複排除テク
ノロジーを採用しています。DASH Copyは、重複排除フォーマットを維持
したまま、次階層のストレージへコピー データを生成する機能です。
リハ
イドレーション処理なしで、重複排除したまま変更ブロックのみを転送して
コピー データを作成できるので、
データのコピーに掛かる時間を数時間
単位から、数分単位へと大幅に短縮することができます。また、
リハイドレ
ーション用の余分なディスクを確保する必要もなくなります。DASH
Copyにより、CPU/ネットワーク/ストレージ リソースの使用率を最大限
に抑えた高速データ コピーが可能になり、
クラウドや遠隔サイトを利用し
たディザスタ リカバリを現実的なソリューションとすることができます。
保護. アクセス. 法令順守. 共有.
Commvault
サーバー
バックアップ
コピー 2
ディザスタ リカバリ用サイト
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