Microsoft Windows Server 2016 導入ガイド

System x3550 M5 (5462/8869) –
Microsoft Windows Server 2016 導入ガイド
目次
1. 導入前の作業.........................................................................................................................2
1.1 使用するコンポーネント ...................................................................................................3
1.2 オプションの増設 ..............................................................................................................3
1.3 デバイス・ドライバーの準備 ...........................................................................................4
2. Windows Server 2016 の導入 ........................................................................................13
3. デバイス・ドライバーの導入・更新の確認 .......................................................................18
3.1
Intel Chipset Device Software For Windows ............................................................19
3.2 Lenovo IMM2 PBI device NULL driver .......................................................................20
4. 【参考 URL】OS 導入後の設定・運用について ................................................................21
1
1. 導入前の作業
当ガイドは、ServerGuideを使用しないでWindows Server 2016 を導入する手順を記述しています。
【ご利用の前にお読みください!】
■電源のオンについて
電源ボタンのパワーオンLEDが高速で点滅(1 秒間に4回点滅)している間は、System x3550 M5 の電源ボタ
ンは使用不可の状態です。 この場合、低速で点滅(1 秒間に1 回点滅)する状態になるまで、しばらくお待ちく
ださい。
System x3550 M5 に電源ケーブルが接続されて電力の供給が開始されると、統合管理モジュール(IMM2)の
初期化が開始されます。 環境の違いなどにより多少の誤差が発生する場合がありますが、この初期化が終了す
るまでの間(5~10秒)は電源ボタンの使用ができません。
※System x3550 M5 の電源ボタンの位置は、モデルにより以下の位置となっております。
2
1.1 使用するコンポーネント
当ガイドにおける導入では、以下のメディア、ドライブ、ソフトウェアを使用します。
(1) Windows Server 2016 DVD
(2) DVDが読み取り可能な光学ドライブ
System x3550 M5 には、CD/DVDドライブは標準では搭載されておりません。
DVDメディアよりインストールを行う場合には、オプション製品の光学ドライブを内蔵いただくか、もしくは
別途、DVDメディアの読み取りが可能な光学ドライブをご用意いただく必要がございます。
(3) デバイス・ドライバー各種
・Intel Chipset Device Software For Windows
・Lenovo IMM2 PBI device NULL driver
詳細については、「1.3 デバイス・ドライバーの準備」で説明します。
1.2 オプションの増設
System x3550 M5 では、搭載されているCPU1つにつき、少なくとも1つのメモリー(DIMM)を必要とします。
CPUを2つ搭載される場合は、最低でも各CPUに1枚ずつ、合計で2枚以上のDIMMを搭載する必要があります。
取り付け順序などを含む注意事項の詳細に関しては、最新のシステム・ガイド、またはマニュアルをご確認くだ
さい。
※取り付け順序は、x3550 M5 のトップ・カバーにも印刷されています。
3
1.3 デバイス・ドライバーの準備
System x3550 M5 で使用可能な各種デバイス・ドライバーと、その入手方法について説明します。
1.3.1
必要となるデバイス・ドライバー
当ガイドで使用するデバイス・ドライバーは、以下のとおりです。
・CHIPSET
Intel Chipset Device Software For Windows
・IMMPBI
Lenovo IMM2 PBI device NULL driver
System x3550 M5(5463)の古いファームウェアでは、当デバイスはOSから認識されません。その場合、当
ドライバーの適用は必要ありません。
RAIDコントローラやネットワーク・コントローラなど System x3550 M5 のその他のコンポーネントに対し
ては、Windows Server 2016が標準で持つドライバーが適用されます。2016年11月現在ではこれらのデバイ
ス・ドライバーは公開されておりませんが、Windows標準より新しいバージョンのドライバーが公開された場
合は、最新版をWebサイトよりダウンロードして、別途適用してください。
また、Windows Server 2016が標準でドライバーを持たないオプション製品を搭載されている場合は、
Windows Server 2016導入後にそれらのオプション製品に対して別途ドライバーを適用する必要があります。
当ガイドでは、Webサイトより以下のファイルを入手して適用します。
※最新版が存在する場合は最新版のご利用を推奨いたします。
Intel Chipset Device Software For Windows
・lnvgy_dd_inteldp_10.1.2.19-1_windows_32-64
Lenovo IMM2 PBI device NULL driver
・nvgy_dd_immpbi_1.0.1.2015-2_windows_32-64
4
1.3.2
デバイス・ドライバーの入手方法
ドライバーやファームウェアを更新する場合、OS導入後にUpdateXpress System Pack Installer(UXSPI)を利
用することで、入手から適用までを一括して行うことができます。
UpdateXpress System Pack Installerの使用方法の詳細については、下記のガイドをご参照ください。
System x BladeCenter UpdateXpress System Pack Installerガイド
http://www.lenovojp-cms.com/cmscontents/gdfiles.php?md=10
また、Web サイトから、必要となるデバイス・ドライバーのパッケージ・ファイルを、個別にダウンロードし
て入手することもできます。当ガイドでは、Lenovo Support からデバイス・ドライバーを個別に入手する方
法について説明します。
1.
以下のURLにアクセスします。
Lenovoサポート
http://support.lenovo.com/jp/ja/
2.
[サーバー]をクリックします。
5
3.「シリーズを選択してください...」の項目から[Lenovo x86 servers]を選択します。
4.「サブシリーズ/モデルを選択してください...」の項目から[Lenovo System x3550 M5]を選択します。
5.「マシンタイプを選択します」の項目からご利用のマシンタイプを選択します。
6.画面が切り替わりますので、OSを選択します。
「オペレーティングシステム」の項目から[Windows Server 2016]を選択します。
7.Webサイト上部に表示されているメニューから、[ドライバーとソフトウェア] をクリックします。
メニューが表示されていない場合は、Webサイト左上に表示されているメニューボタンを押して左側に表示さ
れるメニューから、[ドライバーとソフトウェア] をクリックします。
6
8.カテゴリ、キーワード などで必要なデバイス・ドライバーを検索して下さい
※今回必要となる以下のデバイス・ドライバーが見つからない場合は表示をEnglishに変更して検索して下さい。
Intel Chipset Device Software For Windows
Lenovo IMM2 PBI device NULL driver
9.表示されるフィックスの一覧よりドライバー・パッケージを個別にダウンロードするか、必要となるすべての
ドライバー・パッケージの「追加」の欄にある”+”ボタンをクリックして[マイダウンロードリスト]からダウン
ロードを開始してください。
適用手順については「3. デバイス・ドライバーの導入・更新の確認」にてご説明しております。
7
1.4
RAIDの構成
System x3550 M5 は、モデルによって搭載されているDisk/RAIDコントローラが異なります。また、必要に
応じて、複数あるRAIDコントローラからオプションを選択して搭載することができます。
System x3550 M5 で標準搭載されているRAIDコントローラには、現時点(当ガイド公開時点)において以下の
機器があります。
・ServeRAID-M5210 コントローラ
・ServeRAID-M1215 コントローラ
RAID構成が可能なコントローラをご利用になる場合、OSのインストールを行う前にuEFI上の構成ツールを起
動して、事前にRAIDの構成を行っておく必要があります。
当ガイドでは、ServeRAID-M5210 コントローラを搭載して、RAID1を構成する手順について記述しています。
※ServeRAID-M5210とServeRAID-M1215では、利用可能なRAIDレベルが異なります。
※同じRAIDコントローラでも、キャッシュの搭載状況やFODの適用状況により構成可能なRAIDレベルが異
なります。
より詳細なRAID構成の手順については、下記のガイドをご参考下さい。
ServeRAID Mシリーズ 導入・構成ガイド(ServeRAID M5210編)
http://www.lenovojp-cms.com/cmscontents/gdfiles.php?md=85
2 AVAGO MegaRAID <ServeRAID M5210> Configuration Utility
ServeRAID-M5210 / M1215 コントローラ環境でのRAID構成
当ガイドではServeRAID-M5210が標準で搭載されたモデルを使用してガイドを作成しておりますが、
ServeRAID-M1215についても、手順自体は同様となりますのでご参考ください。
【ServeRAID-M5210 / M1215の構成方法】
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1
サーバーの電源を入れて、lenovo System xのロゴが表示されるまで待ちます。画面下に「<F1> Setup」と表
示されますので、[F1]キーを押して「Setup Utility」を起動します。
2
Setupユーティリティー「System Configuration and Boot Management」画面が表示されますので
「System Settings」を選択します。
3
「Storage」を選択します。
4
「Avago MegaRAID<ServeRAID M5210> Configuration Utility」を選択します。
ServeRAID-M1215をご利用の場合は、「Avago MegaRAID <ServeRAID M1215> Configuration Utility」
を選択します。
5
「Main Menu」を選択します。
6
「Configuration Management」を選択します。
9
7
「Create Vitual Drive」を選択して「Enter」キーを押します。
<注意!> 「Create Virtual Drive」の項が表示されない場合について
利用可能なハードディスク・ドライブがない場合、「Create Virtual Drive」の項は表示されません。
ハードディスク・ドライブが正しく取り付けられているにもかかわらずこのような状態になる場合、以下の場
合が考えられます。
・既にRAID構成がされている
・以前のRAID構成がハードディスク・ドライブに残っている
・JBODドライブとして認識されている。
このような場合には物理ドライブのステータスを確認することによりどの状況か判断することができます。
「Main Menu」に戻り「Drive Management」を選択します。
ハードディスク・ドライブのステータスが表示されておりますので確認して下さい。
Online
→
既にRAID構成されております
Unconfigured bad(foreign)
→
以前にRAID構成されていた情報が残っています
Unconfigured good(foreign)
→
以前にRAID構成されていた情報が残っています
Jbod
→
JBODドライブとして認識されております。
Online のRAIDの構成を削除してよい場合は、「Clear Configuration」を選択して「Enter」キーを押し、
RAID構成を削除してください。Foreign(外部構成)、JBOD場合の対応方法については下記ガイドをご参照く
ださい。
ServeRAID Mシリーズ 導入・構成ガイド(ServeRAID M5210編)
http://www.lenovojp-cms.com/cmscontents/gdfiles.php?md=85
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8
Select RAID Level のデフォルト値が<RAID0>と表示されておりますので、<RAID0>を選択して「Enter」
キーを押します。
構成可能なRAIDレベルが表示されますので↓↑キーで構成するRAIDレベルを選択して「Enter」キーを押しま
す。
※利用可能なRAIDレベルはRAIDコントローラの種類、キャッシュの有無、FODの適用、搭載ドライブ数など
により異なります。
9
「Select Drives」を選択して「Enter」キーを押します。
10
CHOOSE UNCONFIGURED DRIVES の下に未構成のドライブが表示されますので今回のRAID構成に含める
ドライブを選択します。
[
]を選択して「スペース」キーを押すと [X] と表示され、選択された状態になります。
表示されているすべてのディスクを含める場合は、ドライブ・リストの一番下にある「Check All」を選択して
「Enter」キーを押すとすべてのドライブを [X] 状態にすることができます。
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ドライブ・リストの最下行もしくは最上行にある「Apply Changes」を選択して「Enter」キーを押します。
11
12
「Success」画面が表示されます。「The Operation has been performed successfully.」のメッセージの最
下行に表示された「OK」を選択して「Enter」キーを押します。
13
Virtual Driveの各プロパティを設定します。各項目についてはデフォルトのままで問題ありませんが、必要が
あれば変更してください。
※当ガイドでは、Default Initializationの項のみ、<Fast>を選択しています。それ以外の項目はデフォルトの
ままです。
各設定値についての詳しい情報はServeRAIDのマニュアルを参照してください。
<参考!> Virtual Drive Sizeについて
最終的にOSから認識される仮想ハードディスク・ドライブの容量は、「Virtual Drive Size」の項にて設定し
ます。
デフォルトでは、選択したRAIDレベルで作成できる仮想ドライブ容量の最大値が設定されています。
一般的に1つのアレイに対して1つの仮想ドライブを構成しますので、通常はデフォルトの最大値のままで問題
はありません。
1アレイの中に複数の仮想ドライブを作成する必要がある場合は、数字を小さくして下さい。
「Virtual Drive Size」は、[↑][↓]キーで変更することができます。
設定後、最下行の「Save Configuration」を選択して「Enter」キーを押します。
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「Warning」画面にて、「Creating Virtual Drive will cause ……」と表示されます。
「RAID構成を行うことにより、ディスクにデータがある場合は消去されますがよろしいですか」という警告で
す。
内容を確認の上 Confirm の項の[ ]を選択して「スペース」キーを押すとチェック [X] が付き「Yes」の項が
表示されます。 「Yes」が表示されましたら「Yes」を選択して「Enter」キーを押します。
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「Success」画面にて「The Operation has been performed successfully.」と表示されます。最下行に表示
された「OK」を選択して「Enter」キーを押します。
12
16
「Main Menu」画面に戻ります。
これ以上RAID構成しない場合この画面で「Esc」キーを押して前のメニューに戻ります。
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「Esc」キーをさらに4回押すとuEFIの最初の設定画面「System Configuration and Boot Management」に
戻ります。
「Save Settings」を選択して「Enter」キーを押します。
続けて「Exit Setup」を選択して「Enter」キーを押します。その際「Do you want to exit Setup Utility ?」
と表示されますので、<Y>キーを押してください。
※さらに再起動(Reboot)を求められた場合は、<Enter>を押して、再起動を実行してください。
以上で、ServeRAID-M5210 / M1215 コントローラのRAIDの構成は終了です。
2. Windows Server 2016 の導入
Windows Server 2016を導入する手順について記載いたします。
System x3550 M5 のファームウェアはuEFI に準拠しているため、uEFI に対応しているWindows Server
2016を導入する際、通常はuEFIモードで導入されます。
当ガイドではWindows Server 2016を「デスクトップ・エクスペリエンス」(GUI使用)でインストールして
おります。
【導入手順】
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1.
サーバー本体の電源を投入し、直ちにWindows Server 2016のDVDメディアをDVD-ROMドライブに挿
入し、DVDメディアからブートします。
<注意!> Windows Server 2016のDVDメディアからのブート方法について
◆ブート・モードの確認
Windows Server 2016を「uEFIモード」/「BIOSモード」どちらのモードで導入するか事前にuEFIの設定を
しておく必要があります。
起動時に<F1>キーを押してuEFIセットアップ・ユーティリティー「System Configuration and Boot
Management」を起動して、以下の設定項目を確認してください。
「System Configuration and Boot Management」
→「Boot Manager」
→「Boot Modes」
→「System Boot Mode」
uEFIモードで導入する場合
→
<UEFI Mode>
BIOSモードで導入する場合
→
<Legacy Mode>
※設定を変更した場合は、「Save Settings」を実行して設定内容を保存後、再起動してください。
◆DVDメディアからの起動
システムの電源を投入後、Lenovo System x ロゴが表示されたタイミングで<F12>キーを押します。
しばらくすると、起動デバイスの選択画面「Boot Devices Manager」が表示されますので、Windows
Server 2016のDVDメディアが挿入された[CD/DVD]ドライブを選択して、<Enter>キーを押してください。
※uEFIモード →
Legacy Mode [
※BIOSモード→
Legacy Mode [X]
]
(ブランク)
(スペースキーでチェックを入れます)
14
2.
「Press any key to boot from CD or DVD..」と画面に表示されている間にいずれかのキーを押します。
3.
「Windows セットアップ」画面が表示されるまでお待ちください。画面が表示されたら、言語とその他
の項目を選択して[次へ]ボタンを押してください。
※ここでは、初期設定のまま導入を行います。
「インストールする言語」
:日本語 (日本)
「時刻と通貨の形式」
:日本語 (日本)
「キーボードまたは入力方式」
:Microsoft IME
「キーボードの種類」
:日本語キーボード (106/109 キー)
4.
「今すぐインストール」のメッセージが表示されます。メッセージ部分をクリックしてください。
5.
プロダクト キーの入力画面が表示されます。プロダクト キーを入力して[次へ]ボタンを押してください。
(Lenovo版 のメディアをご利用の場合は、ここではプロダクト キーの入力を求められませんのでインス
トール完了後に入力して下さい)
6.
インストールするWindows の選択画面が表示されます。
デフォルトでは上段の「Windows Server 2016 xxxx」が選択されておりこちらは Server core インス
トールとなります。「Windows Server 2016 xxxx(デスクトップ エクスペリエンス)」を選択するこ
とによりGUIがインストールされます。(xxxxにはご購入のエディションが表示されます)
※当ガイドでは、「デスクトップ エクスペリエンス」を選択して導入しています。
15
7.
重要なお知らせとライセンス条項が表示されます。
内容を確認の上、「同意します」にチェックを入れて[次へ]ボタンを押してください。同意できない場合
にはインストールはできません。
8.
インストールの種類の選択画面が表示されますので、「カスタム: Windows のみをインストールする」を
選択してください。
9.
Windows のインストール場所の選択画面が表示されます。
「ドライブ 0 の割り当てられていない領域」を選択して [新規]ボタンを押してください。
※認識順などによっては、必ずしもドライブ 0とならない場合があります。その場合は適宜読み替えてく
ださい。
10. 作成するパーティションのサイズを入力して[適用]ボタンを押してください。
※「Windowsのすべての機能が正常に動作するように、システムファイル用に追加のパーティションが作
成されることがあります」というメッセージが表示されますので「OK」ボタンを押してください。
11. 作成したパーティションを選択して、[次へ]ボタンを押すと、インストールが開始されます。
インストール中に数回、自動的に再起動されます。インストールが完了するまでしばらくお待ちください。
12. インストール完了後、最初にログオンする前にパスワードを設定する必要があります。
画面の指示に従って、Administratorのパスワードを設定してください。
以上の手順で Windows Server 2016のセットアップ が完了しました。
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※ライセンス認証(アクティベーション)をしてご利用下さい。サーバーマネージャー▶ローカル サーバーの
「プロダクトID」の項が「ライセンス認証されていません」と表示されております。インターネットに接続で
きる環境にて、「ライセンス認証されていません」をクリックするとプロダクト キー入力画面が表示されます
のでプロダクト キーを入力してアクティベーションを進めて下さい。
<参考!>
導入したWindows Server 2016 が、uEFI モードで導入されていることを確認する方法について
1.「サーバー マネージャー」を起動して、<ツール> - <コンピューターの管理>を開きます。
2.<ディスクの管理>の項目を開き、Windows Server 2016が導入されたディスクを右クリックしてプロパテ
ィを開きます。
3.<ボリューム>タブを開いて[パーティションのスタイル]の項目を確認します。
「GUID パーティション テーブル (GPT)」と表示されていることで確認いただくことができます。
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3. デバイス・ドライバーの導入・更新の確認
Windows Server 2016の導入が完了した段階で、デバイス・ドライバーなどの不足によりデバイス マネージ
ャー上で以下の様に「ほかのデバイス」として表示されているデバイスが存在します。
デバイス マネージャーは、「サーバー マネージャー」→「ツール」→「コンピューターの管理」から表示させ
ることができます。
この項では不足しているデバイス・ドライバーのインストール方法などを示します。
※既にインストールされているデバイス・ドライバーに関しても、Web上に最新のものが存在した場合は、ア
ップグレードすることをお勧めいたします。
18
3.1
Intel Chipset Device Software For Windows
System x3550 M5 のシステム・ボードのデバイス・ドライバーを適用します。デバイス マネージャー上の「ほ
かのデバイス」に表示されている「基本システム デバイス」「システム割り込みコントローラ」などに適用さ
れます。
1.
「1.3 デバイス・ドライバーの準備」で入手した”
lnvgy_dd_inteldp_10.1.2.19-1_windows_32-64.exe” のファイルを、CD-RやUSBメモリ等のメディ
アを用いてSystem x3550 M5 の適当なフォルダにコピーします。コピーしたファイルをダブルクリック
して起動してください。
2.
インストーラが起動し、
「Querying System Package Information」画面が表示されますので、
「Perform
Update」がチェックされていることを確認して、[Next >]ボタンを押してください。
3.
「Package and System Match Ready to Update System」画面が表示されますので、[Update]ボタン
を押してください。
4.
「Success」画面が表示されるまでお待ちください。表示されたら[Exit]ボタンを押してください。
デバイス マネージャー上でほかのデバイスに
表示されていた「基本システム デバイス」などにドライバー
適用され、「ほかのデバイス」から消え「システム デバイス」配下に表示されていることが確認できます。
19
3.2 Lenovo IMM2 PBI device NULL driver
「Intel Chipset Device Software」を適用後(別途オプションを搭載されている場合は、それらのオプションの
ドライバーも適用した後)にも、「ほかのデバイス」に「PCIデバイス」が表示されている場合に実行します。
1. 「1.3 デバイス・ドライバーの準備」で入手した”
lnvgy_dd_immpbi_1.0.1.2015-2_windows_32-64.exe ” のファイルを、CD-RやUSBメモリ等のメディア
を用いてSystem x3550 M5 の適当なフォルダにコピーします。コピーしたファイルをダブルクリックして起
動してください。
2. インストーラが起動し、「Querying System Package Information」画面が表示されますので、「Perform
Update」がチェックされていることを確認して、[Next >]ボタンを押してください。
3. 「Package and System Match Ready to Update System」画面が表示されますので、[Update]ボタンを
押してください。
4.「Success」画面が表示されるまでお待ちください。表示されたら[Exit]ボタンを押してください。
デバイス マネージャー上でほかのデバイスに
表示されていた「PCIデバイス」にドライバーが適用され、シ
ステムデバイス配下に「Lenovo IMM2 PBI PCI Mailbox Interface Device」と表示されほかのデバイスから消
えたことが確認できます。
20
4. 【参考 URL】OS 導入後の設定・運用について
前項までで、System xサーバーの電源投入からOS導入・初期設定までを行い、運用開始のための最低限の準備
が完了しています。
ここでは、System xサーバーを、より活用するために参考となる情報についてご紹介いたします。
・OS導入後の各種ファームウェアやドライバーの更新
IBM System x BladeCenter UpdateXpress System Pack Installerガイド
・FoDライセンスの追加方法
IBM Features on Demand (FOD) ライセンス・アクティベーション・ガイド
・システム管理
Integrated Management Module II (IMM2) 操作ガイド
Integrated Management Module II (IMM2) 関連 FAQ
IBMへのハードウェア障害自動通知 (Call Home) のご紹介
・RAIDの構成・運用
ServeRAID Mシリーズ 導入・構成ガイド(ServeRAID M5210 編)
MegaRAID ストレージ・マネージャー 導入ガイド
・ネットワークの構成
IBM System x ネットワーク チーミングガイド (Windows版)
以上
【免責】
当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex Systemなどを活用することを目的として作
成しました。
詳細につきましては、URL(http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/)の利用条件をご参照ください。
当技術資料に含まれるレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社およびLenovo Enterprise
Solutions (以下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提供されたものであり、LES
はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません。
当技術資料の個々の項目は、LESにて検証されていますが、お客様の環境において全く同一または同様な結果が
得られる保証はありません。お客様の環境、その他の要因によって異なる場合があります。お客様自身の環境に
これらの技術を適用される場合は、お客様自身の責任と費用において行なってくださいますようお願いいたしま
す。
Copyright 2016 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社
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