俊頼髄脳 源俊頼 歌 のよ しあ し 名 格助(体修)名 格助(対象)係助(強意)動(ラ四・未然)助動( 婉曲・連体)名 係助(提示) 歌 の よ しあ し を も 知ら む こと は、 形動(ナリ・語幹)格助(体修)名 助動(断定・連体・ 撥音便)助動( 婉曲・終止)名 格助(対象)名 ことのほか の ため し な めり。 四条大納 言 に、 子 格助(資格)名 格助(主格)名 格助(並列)名 格助(並列)代名 係助(疑問)動(ラ四・ 已然) の 中納 言 の、 「 式部 と 赤染 と、 いづ れ か まされ 助動(存続・連体)終助(念押し)格助(引用)動(ナ下二・連用)補動(謙譲・未然)助動(尊敬・連用) る ぞ 。」 と 尋ね 申さ れ 助動(過去・ 已然)接助(順・確定)名 格助(手段)動(ハ四・終止)助動(可能・連体)名 助動(断定・連用) けれ ば、 「一口 に 言ふ べき 歌よみ に 補動(ラ変・未然)助動(打消・終止)名 係助(提示)名 係助(強意)形(ク・ 已然)名 格助(体修)名 あら ず。 式部 は、 『ひま こそ なけれ 葦 の 八重ぶき』 格助(引用)動(マ四・ 已然)助動(完了・連体)名 助動(断定・終止)副 形(ク・連体)名 と よめ る 者 な り。 いと やむご となき 歌 よ み 助動(断定・終止)格助(引用)動(ラ変・連用)助動(過去・ 已然)接助(順・確定)名 係助(区別) な り。」 と あり けれ ば、 中納 言 は 形動(ナリ・連用)動(ハ四・連用)接助 名 格助(体修)名 格助(対象)係助(区別)形動(ナリ・連用) あや しげ に 思ひ て、 「 式部 が 歌 を ば、 『はるか に 動(サ四・命令)名 格助(体修)名 格助(引用)動(謙譲・連体)名 格助(対象)係助(強意)形(ク・連体) 照ら せ 山 の端 の 月』 と 申す 歌 を こそ、 よき 名 格助(引用)係助(強意)名 格助(体修)名 動(謙譲・終止)助動( 婉曲・ 已然)格助(引用)動(謙譲・未然) 歌 と は、 世 の 人 申す めれ。」 と 申さ 助動(尊敬・連用)助動(過去・ 已然)接助(順・確定)代名 係助(強意)名 格助(主格)副 動(ラ四・未然) れ けれ ば、 「それ ぞ 、 人 の え 知ら 助動(打消・連体)名 格助(対象)動(ハ四・連体)終助(詠嘆)形(ク・連体)格助(起点)形(ク・連体)名 ぬ こと を 言ふ よ。 『暗 き より 暗き 道 格助(対象)係助(強意)格助(引用)動(ハ四・ 已然)助動(完了・連体)名 係助(区別)名 格助(体修)名 に ぞ』 と いへ る 句 は、 法華経 の 文 助動(断定・連用)係助(強意)補動(ラ変・未然)助動(打消・終止)係助(疑問)接続 副 動(ラ四・連用) に は あら ず や。 されば 、いか に 思 ひよ り 助動(過去推量・連体)格助(引用)係助(強意)動(ヤ下二・未然)助動(打消・終止)名 格助(体修) けむ と も おぼ え ず。 末 の 形動(ナリ・連用)動(サ四・命令)格助(引用)動(ハ四・ 已然)助動(完了・連体)名 係助(区別)名 『はるか に 照らせ』 と いへ る 句 は、 本 格助(対象)動(ラ下二・連用)接助 形(ク・連用)動(マ四・未然)助動(自発・連用)助動(完了・連用) に ひかされ て、 やすく よま れ に 助動(過去推量・終止)動(カ変・命令)間助(呼びかけ)格助(引用)係助(強意)名 格助(対象)格助(引用) けむ。 『こ や と も 人 を』 と 動(ハ四・連用)接助 名 係助(強意)形(ク・ 已然)格助(引用)動(ハ四・ 已然)助動(完了・連体)名 いひ て、 『ひま こそ なけれ』 と いへ る 言葉 係助(区別)名 格助(主格)動(ラ四・終止)助動(可能・連体)助動(断定・連用)補動(ラ変・未然) は、 凡夫 の 思 ひよる べき に あら 助動(打消・終止)形(シク・連体)名 助動(断定・終止)格助(引用)係助(強意)動(謙譲・未然) ず。 いみじき こと な り。」 と ぞ 申さ 助動(尊敬・連用)助動(過去・連体) れ け る。
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