平成28年度 政策レビューシート 作成責任者 政策の柱 5 文化・スポーツ・観光の交流拠点 さが 施策名 ① 誰もがスポーツを楽しむ環境づくり 担当課 スポーツ課 文化・スポーツ交流局 スポーツ課長 施策分野 (2)スポーツ ◎は担当課が複数の場合の施策管理課 施策概要 ○10年後の目指す将来像 年齢、性別、障害のあるなしに関係なく、誰もが、それぞれのスタイルでスポーツを 楽しむことができている。 ○課題・対応 健康志向の一層の高まりを背景として60代以上を中心に日常的に運動やスポーツを行う層が増える一方、20代から 50代を中心に、「忙しい」「きっかけがない」として運動やスポーツを全くしない(しなくなる)層が増えている。 障害者は、健常者に比べて日常的にスポーツを楽しむ人の割合が少ない状況である。 県民のライフスタイルやスポーツの楽しみ方の変化・多様化に対応して、これまでとは違ったアプローチや取組を 推進する必要がある。 指標1 「週1日以上」運動 を行う成人の割合 ○取組方針1 年齢、性別、障害のあ るなしに関係なく、誰 もがスポーツを楽しむ ことができる環境づく り 指標2 運動を全く行わな い成人の割合 指標3 スポーツに関するボランティ ア活動に参加した成人の割合 ○取組方針2 スポーツを楽しむ"きっかけ"つくりを進め るとともに、それぞれのライフスタイルや ライフステージに応じて継続してスポーツ を楽しむことができるようスポーツの推進 指標4 障害者スポーツ教室の参 加者数(延べ) ○取組方針3 障害者がスポーツを楽 しむ"きっかけ"の拡充、 指導者の育成、支援機 能の充実 ○取組方針4 平成35年の国民体育大 会と全国障害者スポー ツ大会の融合推進 スライド 1 1.施策の現状と課題、要因分析、対応方針 現状・課題 • • • 日常的に運動やスポーツを行う元気な高齢者が増える一方で、20~50代を中心にスポーツを全くしない 層が増えている。 障害者スポーツは、健常者に比べて日常的にスポーツを楽しむ人の割合が少ない。 先催県では、国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の開催準備が別々に進められている。 要因分析 • • • スポーツを全くしない層は、働き世代、子育て世代であることが多く、その理由は、日常生活の中でスポー ツに取り組む時間の捻出が難しい、きっかけがないなどで、学生時代までにスポーツに取り組んだ人でもス ポーツから遠ざかる傾向にある。 障害者スポーツは、一般的にはリハビリテーションから出発したため、スポーツ施策としての取組が弱く、 移動手段の確保や情報収集することが困難などの理由で、日常的にスポーツを楽しむ機会やきっかけが少な い。 国民体育大会は、文部科学省が所管し「国民へのスポーツの普及、健康増進、体力の向上」などを目的に実 施されている一方、全国障害者スポーツ大会は、平成26年度以降、それまでの厚生労働省から文部科学省 に所管が移っても「障害のある選手がスポーツの楽しさを体験するとともに、国民の障害に対する理解を深 め、障害者の社会参加の推進に寄与すること」などを目的として行われているため、先催県では担当部署も 異なり、そもそも融合する考えがなかった。 スライド 2 対応方針 • • • • • 県民のライフスタイルやスポーツの楽しみかたの変化・多様性を踏まえ、スポーツイベント等の誘致、開催 支援により、県民がトップレベルのプレーを間近に見る機会や参加する機会を創出し、スポーツをしない層 が自らスポーツに取り組むきっかけづくりを行う。 年齢・性別・障害の有無に関係なく、県民にとってスポーツを「する」楽しみだけではなく、「観る」、 「支える」、「育てる」など、スポーツが広く親しまれるよう、施設の整備を行うとともに、スポーツ・レ クリエーション祭など誰もが参加しやすいスポーツイベント等を充実する。 運動能力の測定を行い自分に合ったスポーツを見つけるイベントなどの開催により、子どもがスポーツに親 しみ、大人になってからもスポーツを継続するようなきっかけづくりを行う。 全国障害者スポーツ大会の佐賀県開催を契機にして、障害者が広くスポーツを楽しむ機会やきっかけを増や すために障害者スポーツ教室の開催など、日常的にスポーツを楽しめるような環境づくりを進める。 佐賀県開催の国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の準備を同時に進めるために、両大会を合わせた県準 備委員会及び県の準備室を設置して各種方針や実施方法等の検討を行い、可能な形での両大会の融合を図る。 スライド 3 2.各指標の達成状況 単位:% ○ 指標1:「週1日以上」運動を行う成人の割合 H27年度 目 標 ー 実 績 ー H28年度 ー H29年度 ー H30年度 47 達成状況の要因分析 【現状値(H25年度):37.1】 「佐賀県スポーツ推進計画」(平成26~35年度)の 中間年(平成30年度)に数値を調査することとして いるため、平成27年度の実績としてはない。 出典:スポーツ課調べ 単位:% ○ 指標2:運動を全く行わない成人の割合 H27年度 目 標 ー 実 績 ー H28年度 ー H29年度 ー H30年度 25 達成状況の要因分析 【現状値(H25年度):35.2】 「佐賀県スポーツ推進計画」(平成26~35年度)の 中間年(平成30年度)に数値を調査することにして いるため、平成27年度の実績としてはない。 出典:スポーツ課調べ 単位:% ○ 指標3:スポ―ツに関するボランティア活動に参加した成人の割合 H27年度 目 標 ー 実 績 ー H28年度 ー H29年度 ー H30年度 18 達成状況の要因分析 【現状値(H25年度):12.4】 「佐賀県スポーツ推進計画」(平成26~35年度)の 中間年(平成30年度)に数値を調査することにして いるため、平成27年度の実績としてはない。 出典:スポーツ課調べ スライド 4 単位:人 ○ 指標4:障害者スポーツ教室の参加者数(延べ) H27年度 目 標 700 実 績 926 H28年度 800 H29年度 900 H30年度 1,000 達成状況の要因分析 【現状値(H26年度):360 】 障がい者スポーツ協会に新たにスポーツ指導員を配置 し、体制を強化した。 出典:スポーツ課調べ <参考>指標以外の注目データ 指標以外で施策に 関連するデータ等 (地方創生関係交付金 KPI等) スライド 5
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