PDFファイル - 日本政策金融公庫

ニュースリリース
2 0 1 6 年 1 1 月 3 0 日
株式会社日本政策金融公庫
総
合
研
究
所
2017年
2017年の中小企業の景況見通し
~「中小企業景況調査」(2016年11月)の付帯調査結果~
1 業況判断
2016年の業況判断DI(「改善」-「悪化」)は1.9と、2015年(8.8)に比べて低下した。2017年は6.2と、2016年に比べて上昇する見通し。
2017年の業況判断DIを需要分野別にみると、建設関連、設備投資関連、乗用車関連、食生活関連で上昇する見通し。家電関連、
衣生活関連は、 低下する見通し。
2 経営上の不安要素
2017年の経営上の不安要素として、「国内の消費低迷、販売不振」「為替相場の変動」などの割合が上昇している。
3 注力分野
2017年に注力する分野として、「営業・販売力の強化」「人材の確保・育成」などの割合が上昇している。
<調査の要領>
調 査 時 点
2016年11月中旬
調 査 対 象
三大都市圏の当公庫取引先900社(首都圏454社、中京圏142社、近畿圏304社)
有効回答企業数 548社
回 答 率
60.9%
<お問い合わせ先>
日本政策金融公庫 総合研究所 中小企業研究第一グループ Tel:03-3270-1704 (担当:江連、神谷)
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー
本資料は日本銀行内金融記者クラブ、経済研究会(内閣府)に同時配布しております。
1
業況判断の見通し
○
2016年の業況判断DI(実績・見込み)は、1.9と、2015年から6.9ポイント低下した。
○
2017年の業況判断DI(見通し)は、6.2と、2016年から4.3ポイント上昇する見通し。
○
2017年の業況判断DIを需要分野別にみると、建設関連、設備投資関連、乗用車関連、食生活関連で上昇する見通し。家電関連、
衣生活関連は、低下する見通し。
図-1
業況判断(前年比)
(単位:%)
2013年
改善
横ばい
27.8
47.1
悪化
25.1
DI
<参考>需要分野別の業況判断DI
2.7
(DI)
40
2014年
35.2
45.5
19.3
15.9
30
19.3
19.7
20.0
20
2015年
31.2
46.4
22.4
11.5
11.3
8.8
9.0
10
12.5
7.1
12.1
10.0
5.1
※
2016年
今
回 実績(見込み)
調
査
結 2017年見通し
果
1.7 1.6
0
25.4
51.1
23.5
1.9
▲ 2.8
▲ 2.0
▲ 5.6
-10
▲ 11.0
21.2
63.7
15.0
-20
6.2
-30
(注)1 業況判断DIは前年比で「改善」-「悪化」企業割合。
2 各年11月の調査時点における、同年の実績見込み及び翌年の見通しを尋ねている
(以下同じ)。
3 割合については四捨五入して表記しているため、合計が100にならない場合がある
(以下同じ)。
衣生活関連
6.6
▲ 11.1
食生活関連
14.6
17
年
見
通
し
家電関連
64.2
16
年
実
績
見
込
み
乗用車関連
21.2
設備投資関連
2016年
当初見通し
建設関連
-40
<参考>
15
年
実
績
見
込
み
(注)各企業が取り扱う製品のうち、最もウエイトの大きいものの最終需要先別に
集計(以下同じ)。
-1-
(参考)業況判断に与える影響が大きかった項目
○
2016年の業況判断の改善に影響した項目は、「国内需要の動向」の割合が最も高く、次いで「主要原材料等の仕入価格の動向」と
なっている。業況の悪化に影響した項目では、「国内需要の動向」が最も高く、次いで「海外経済の動向」となっている。
○
2017年の業況の改善に影響する項目では、「海外経済の動向」の割合が、2016年に比べ高くなっている。
参考図-2「悪化」と判断するうえで影響の大きい項目
参考図-1「改善」と判断するうえで影響の大きい項目
(%)
100
90 80.6 82.1
2016年実績(見込み)
2017年見通し
80
70
60
50
36.7
40
30.8
22.2 25.219.7 21.6
30
18.0
19.4 16.2 19.4
20
14.5 11.5
10.3
6.8 5.06.0 4.3 4.3
10
0
雇
消
自
国
仕主
製
海
外
金
原
用
費
然
内
入要
価・
外
国
利
油
価
環
増
災
需
価原
格商
経
為
の
格・
境
税
害
要
格材
の品
済
替
動
のエ
・
の
・
の
の料
動の
の
相
向
ネ
動
人
延
天
動
動等
向販
動
場
向ル
手
期
候
向
向の
売
向
の
ギ
不
不
動
足
順
向
ー
ー
(%)
100 89.1
88.8
2016年実績(見込み)
2017年見通し
90
80
70
60
50
36.3
40
25.0
25.0
23.8
22.5
22.7
20.0
30
20.3
16.4
18.0
13.3 11.3
20
8.8
9.4 5.0 7.8
4.7
10
1.3
0
自
政
消
国
海
製
外
仕主
雇
原
補
然
府
費
内
外
価・
国
入要
用
価油
助
災
予
増
需
経
格商
為
価原
環
・
格
金
害
算
税
要
済
の品
替
格材
境
のエ
等
・
の
の
の
の
動の
相
の料
・
動ネ
の
天
増
延
動
動
向販
場
動等
人
ル
向
政
候
減
期
向
向
売
の
向の
手
ギ
策
不
や
動
不
順
向
足
(注) 複数回答(最大3つまで)のため、合計は100%を超える(以下同じ)。
<参考>
業況判断に影響が大きい項目における回答割合の高い需要分野(上位4分野)
(1)「改善」判断
項目
(2)「悪化」判断
2016年実績(見込み)
国内需要の
動向
順位
主要原材料等
製・商品の販売
の仕入価格の
価格の動向
動向
項目
2017年見通し
国内需要の
動向
海外経済の
動向
主要原材料等
の仕入価格の
動向
2016年実績(見込み)
2017年見通し
国内需要の
動向
海外経済の
動向
製・商品の販売
価格の動向
国内需要の
動向
製・商品の販売 外国為替相場
価格の動向
の動向
順位
1
家電
(93.8%)
食生活
(61.1%)
衣生活
(40.0%)
建設
(92.3%)
設備投資
(70.6%)
食生活
(44.4%)
1
衣生活
(100%)
乗用車
(52.9%)
衣生活
(42.9%)
建設
(100%)
食生活
(100%)
家電
(50.0%)
2
建設
(87.0%)
家電
(37.5%)
乗用車
(38.9%)
設備投資
(88.2%)
家電
(54.5%)
乗用車
(18.8%)
2
建設
(96.2%)
家電
(44.4%)
食生活
(40.0%)
乗用車
(100%)
衣生活
(62.5%)
衣生活
(50.0%)
3
設備投資
(83.3%)
乗用車
(33.3%)
設備投資
(25.0%)
食生活
(83.3%)
衣生活
(40.0%)
家電
(18.2%)
3
食生活
(90.0%)
設備投資
(41.2%)
乗用車
(29.4%)
家電
(100%)
建設
(35.7%)
乗用車
(33.3%)
4
衣生活
(80.0%)
設備投資
(25.0%)
食生活
(22.2%)
家電
(72.7%)
乗用車
(37.5%)
設備投資
(17.6%)
4
家電
(88.9%)
衣生活
(14.3%)
家電
(22.2%)
衣生活
(100%)
乗用車
(22.2%)
設備投資
(26.3%)
-2-
2
売上高・収益の見通し
○ 2017年の売上高DIは、12.1と、2016年(▲6.4)から18.5ポイント上昇する見通し。
○ 2017年の経常利益額DIは、9.2と、2016年(0.8)から8.4ポイント上昇する見通し。
図-2
図-3
売上高(前年比)
経常利益額(前年比)
(単位:%)
増加
横ばい
(単位:%)
減少
増加
DI
2015年
32.4
2016年実績
(見込み)
26.6
2017年見通し
28.8
<参考>
2016年見通し
41.2
26.4
40.4
33.0
54.5
26.0
57.1
減少
横ばい
DI
▲4.0
6.0
2015年
▲6.4
6.0
2016年実績
(見込み)
12.1
2017年見通し
25.2
16.9
9.1
<参考>
2016年見通し
23.2
0.2
26.5
38.6
31.1
16.7
(注)売上高DIは前年比で「増加」-「減少」企業割合。
46.7
26.7
0.8
30.3
58.8
58.5
16.0
9.2
18.2
5.0
(注)経常利益額DIは前年比で「増加」-「減少」企業割合。
<参考>需要分野別の経常利益額DI
<参考>需要分野別の売上高DI
(DI)
(DI)
40
40
30.3
30
25.4
30
20.0
19.6
16.7
20
15.1
20
15.2
14.3
13.1
12.1
12.5
8.6
6.1
10
6.0
10
5.4
7.1 7.1
8.2
5.7
4.5
3.0
0.0
0
0
▲1.4
▲1.7
▲3.0
▲3.4
-10
▲6.0
▲13.2
-10
▲7.1
15 16 17
実 実 見
-20
▲24.6
-30
15 16 17
実 実 見
▲13.3
-20
▲17.1
-30
▲25.0
衣生活関連
食生活関連
家電関連
乗用車関連
-3-
設備投資関連
-40
建設関連
衣生活関連
食生活関連
家電関連
乗用車関連
設備投資関連
建設関連
-40
▲3.3
▲5.4
▲8.3
3
価格の見通し
○ 2017年の販売価格DIは、▲2.7と、2016年(▲8.4)から5.7ポイント上昇する見通し。
○ 2017年の仕入価格DIは、8.2と、2016年(1.7)から6.5ポイント上昇する見通し。
図-4
販売価格(前年比)
図-5
仕入価格(前年比)
(単位:%)
横ばい
上昇
(単位:%)
低下
上昇
横ばい
低下
DI
20.8
66.0
13.3
7.5
12.1
1.7
DI
2015年
13.8
76.3
2016年実績
7.0
(見込み)
4.0
9.8
77.6
15.4
2015年
▲8.4
2016年実績
(見込み)
13.8
13.9
80.5
16.8
73.7
2017年見通し 9.2
78.9
11.9
▲2.7
2017年見通し
<参考>
10.6
2016年見通し
78.3
11.1
▲0.5
<参考>
2016年見通し
74.1
9.5
(注)販売価格DIは前年比で「上昇」-「低下」企業割合。
(注)仕入価格DIは前年比で「上昇」-「低下」企業割合。
<参考>需要分野別の販売価格DI
<参考>需要分野別の仕入価格DI
(DI)
8.2
5.7
7.3
(DI)
40
40
30.8
30
30
25.6
21.4
18.3
15 16 17
実 実 見
20
20
12.7
10.0 13.3
13.3
7.8 7.4 7.4
5.2
10
4.9
3.6
7.1
10
3.2
3.0
1.8 3.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0
0
▲5.2
-10
▲6.8
▲6.9
▲6.5
▲7.3
▲5.5
▲5.4
-10
▲9.0
▲8.5
15 16 17
実 実 見
▲12.9
-20
-20
▲16.7
▲20.0
衣生活関連
食生活関連
家電関連
▲21.7
乗用車関連
-4-
設備投資関連
-30
建設関連
衣生活関連
食生活関連
家電関連
乗用車関連
設備投資関連
建設関連
-30
4
設備投資・雇用の見通し
○
2017年の設備投資額DIは、▲5.1と、2016年(2.9)から8.0ポイント低下する見通し。
○
2017年の従業員数DIは、12.9と、2016年(8.1)から4.8ポイント上昇する見通し。
図-6
設備投資額(前年比)
図-7
従業員数(前年比)
(単位:%)
(単位:%)
増加
横ばい
減少
DI
2015年
21.3
59.1
19.7
1.6
2016年実績
(見込み)
20.4
62.1
17.5
2.9
増加
横ばい
減少
DI
2015年
17.2
73.8
9.0
8.2
2016年実績
(見込み)
18.5
71.1
10.4
8.1
18.6
2017年見通し
15.1
64.7
20.2
▲5.1
2017年見通し
<参考>
2016年見通し
16.1
62.0
21.9
▲5.8
<参考>
2016年見通し
75.7
15.2
79.1
(注)設備投資額DIは前年比で「増加」-「減少」企業割合。
(注)従業員数DIは前年比で「増加」-「減少」企業割合。
<参考>需要分野別の設備投資額DI
<参考>需要分野別の従業員数DI
5.7
12.9
5.7
9.5
(DI)
(DI)
40
30
30.4
30
24.5
20
19.7
17.9
16.1
15.5
13.1
6.3
5.9
5.3
4.9
2.0
0.0
0.0
17.5
20
8.3
5.9 6.9
10
5.2 3.0 7.0
10
0.0
0.0
5.7
5.4
4.9
5.6
4.6
0
0
▲1.1
▲2.4
▲4.8
▲5.0
-10
-10
▲11.2
15 16 17
実 実 見
-20
▲11.1
-20
衣生活関連
食生活関連
家電関連
乗用車関連
-5-
設備投資関連
-30
建設関連
衣生活関連
食生活関連
家電関連
乗用車関連
設備投資関連
建設関連
-30
▲18.8
▲6.1
15 16 17
実 実 見
5
金融の見通し
○
2017年の資金繰りDI、貸出態度DI、借入残高DIは、2016年より低下する見通し。
○
2017年の借入金利DIは、2016年より上昇する見通し。
図-8-1
図-8-3
資金繰り(前年比)
金融機関からの借入残高(前年比)
(単位:%)
緩和
横ばい
悪化
DI
2015年
2016年実績
(見込み)
14.8
19.1
▲19.1
20.7
39.6
39.6
▲18.9
72.5
8.3
10.8
2016年実績
(見込み)
8.9
2017年見通し
10.4
6.9
<参考>
2016年見通し
11.4
13.1
80.7
5.8
6.2
(注)資金繰りDIは前年比で「緩和」-「悪化」企業割合。
図-8-4
緩和
横ばい
(単位:%)
悪化
22.3
74.7
2.9
19.4
2.3
70.6
45.8
▲33.4
43.8
52.4
DI
▲24.8
36.2
(注)借入残高DIは前年比で「増加」-「減少」企業割合。
メイン金融機関の貸出態度(前年比)
27.1
36.9
2015年
<参考>
2016年見通し
2016年実績
(見込み)
45.3
8.3
79.5
2015年
17.8
6.5
14.7
図-8-2
横ばい
78.7
2017年見通し
(単位:%)
減少
増加
借入金利(前年比)
上昇
横ばい
(単位:%)
低下
2015年
10.4
72.2
17.4
24.8
2016年実績
(見込み)
12.3
DI
2017年見通し
20.6
76.9
2.5
18.1
2017年見通し
7.6
<参考>
2016年見通し
18.2
79.7
2.1
16.1
<参考>
2016年見通し
8.2
(注)貸出態度DIは前年比で「緩和」-「悪化」企業割合。
61.3
80.7
83.4
(注)借入金利DIは前年比で「上昇」-「低下」企業割合。
-6-
DI
▲7.0
▲14.2
26.5
11.7
▲4.1
8.4
▲0.2
6
経営上の不安要素
○ 2017年に向けての不安要素は、「国内の消費低迷、販売不振」が79.5%と、これまで同様最も高い割合を占めている。
○ 「為替相場の変動」や「製品、サービス価格の低下」などの割合は、前年調査に比べ上昇している。
図-9
今後の不安要素
(%)
90
(注) 複数回答(最大3つまで)のため、合計は100%を超える。
79.5
15年に向けて(14年調査、n=613)
80
72.6
68.2
16年に向けて(15年調査、n=565)
70
59.7
17年に向けて(今回調査、n=522)
60
51.0
45.6
43.4
50
37.7 37.4
40
26.0 25.3
30
22.8
17.3 18.0
14.3 16.1
14.4
20
13.8 14.0
13.7 16.6 13.8
13.4
13.2
10.3 11.9
11.7
10.6
11.0
7.9
4.1 3.7
2.3
10
0
サ
金
融
動
向
ビ
のス
低価
下格
金
調利
達上
難昇
製
品
取
引
先
の
経
経
営
営
破
不
た
安
ん
(
ー
為
替
相
場
の
変
動
、
、
、
)
育
成
難
海
外
よ経
る済
輸の
出減
減速
少に
原
材
コ料
ス価
ト格
の
高燃
騰料
、
人
材
の
不
足
、
、
国
内
の
消
販
費
売
低
不
迷
振
<参考>需要分野別にみた今後の不安要素(回答割合の上位3つ、単位:%)
【国内の消費低迷、販売不振】
【人材の不足、育成難】
取
引
先
の
海
外
進生
展産
有
利
子
負
債
の
多
さ
ア
ジ
ア
企
業
の
台
頭
【原材料価格、燃料コストの上昇】
85.0
建設関連
61.6
60.8
食生活関連
食生活関連
62.3
59.0
建設関連
衣生活関連
96.9
53.6
59.0
72.7
乗用車関連
85.0
79.7
82.0
食生活関連
49.3
45.0
46.9
衣生活関連
47.3
43.1
家電関連
35.7
68.7
40.0
45.0
家電関連
78.6
乗用車関連
25.5
26.7
乗用車関連
66.1
49.5
建設関連
設備投資関連
設備投資関連
75.5
31.9
設備投資関連
68.5
72.3
16年
17年
46.3
家電関連
28.6
-7-
16年
17年
25.2
23.4
30.0
衣生活関連
15.6
16年
17年
7
経営基盤の強化に向けて注力する分野
○
2017年に注力する分野は、「営業・販売力の強化」が75.3%と、これまで同様最も高い割合を占めている。
○
「人材の確保・育成」や「自社ブランドの育成・強化」などの割合は、前年調査に比べ上昇している。
図-10
経営基盤の強化に向けて注力する分野
(%)
73.0
75.3
80
69.4
70
15年に向けて(14年調査、n=586)
(注) 複数回答(最大3つまで)のため、合計は100%を超える。
16年に向けて(15年調査、n=568)
56.5
51.2
60
17年に向けて(今回調査、n=522)
49.3
50
37.9
40
31.5
29.7 29.4 27.1
25.3 23.9 23.6
30
17.4 18.6
18.8
20
15.4
16.2 17.8 18.4
13.7
19.0
14.9
8.4
6.5 8.3
10
7.0 6.9 5.2
4.4
自
社
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充
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業
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営
業
・
販
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化
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1.5 2.3 2.3
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活
用
・
促
進
他
企
業
等
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の
連
携
強
化
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(
0
6.2 3.6
資
金
調
達
方
法
の
多
様
化
<参考>需要分野別にみた注力分野(回答割合の上位3つ、単位:%)
【営業・販売力の強化】
家電関連
【販売価格引き上げ、コストダウン】
【人材の確保・育成】
80.6
78.6
55.7
食生活関連
設備投資関連
65.6
58.9
43.6
設備投資関連
食生活関連
63.3
72.6
76.5
31.1
65.5
62.7
建設関連
82.5
75.0
衣生活関連
41.4
乗用車関連
76.8
建設関連
28.6
32.6
家電関連
47.5
衣生活関連
建設関連
56.3
29.9
28.6
22.1
28.4
58.2
乗用車関連
食生活関連
72.9
72.1
51.8
55.8
設備投資関連
75.0
16年
17年
46.3
50.0
家電関連
-8-
36.4
乗用車関連
25.0
16年
17年
衣生活関連
30.0
25.0
16年
17年
8
業況改善に向けて来年に期待する要素
○
2017年に最も期待する要素は、「株高や所得の増加による消費マインドの改善」が18.4%と、最も高い割合を占めている。
○
「政府・地方公共団体等による各種政策・予算の執行」「円安による輸出の増加」などの割合は、前年調査に比べ上昇している。
図-11
来年に期待する要素
(%)
20
18.4
16年に期待する要素(15年調査、n=557)
16.3 16.0
17年に期待する要素(今回調査、n=511)
14.2
15
13.6
13.3
12.0
11.4
11.1
10.4
10
8.4
8.4
7.6
7.2
7.2
6.7
6.5
4.7
4.7
5
1.8
0
よ株
る高
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品
に
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格
入
低
製
下
・
(注) 「消費増税に伴う駆け込み需要の発生」は、2015年調査では2017年4月に予定されていた増税について、
今回調査では2019年10月に予定されている増税を指す。
<参考> 需要分野別にみた来年に期待する要素(回答割合の上位3つ、単位:%)
【株高や所得の増加による消費マインドの改善】
【2020年予定の東京五輪に伴う需要の発生】
41.0
衣生活関連
56.3
30.6
29.0
建設関連
【円安に伴う取引先の生産・調達の国内回帰】
乗用車関連
25.9
27.6
28.4
25.9
22.1
食生活関連
28.8
設備投資関連
14.5
14.1
家電関連
家電関連
14.9
13.0
設備投資関連
8.1
建設関連
18.0
乗用車関連
家電関連
9.3
8.6
4.5
7.4
衣生活関連
20.5
11.1
10.3
乗用車関連
21.8
20.7
衣生活関連
9.4
1.5
7.7
9.4
食生活関連
6.8
16年
設備投資関連
6.4
5.4
8.8
17年
食生活関連
5.1
-9-
16年
17年
建設関連
3.6
4.0
16年
17年