学校等における灯油の貯蔵・取扱いについて 消防法で定められた危険物にはそれぞれ指定数量があり、灯油は1,000ℓが指定数量です。 この指定数量以上の危険物を保管したり取り扱ったりする場合は危険物取扱者が行わなければ ならず、指定された貯蔵所以外の場所に保管したり、製造所や貯蔵所、取扱所以外の場所で取り 扱うこともできません。 また、指定数量未満であっても指定数量の5分の1以上、指定数量未満の危険物が「少量危険 物」に該当し、鹿児島市火災予防条例の規制を受けることになります。灯油を例にとると、指定 数量が1,000ℓですので、200ℓ以上1,000ℓ未満が少量危険物に該当します。 校内で灯油をまとめて貯蔵している場合は、下記のフローチャートを参照してください。 校内で灯油の貯蔵(保管)を灯油缶等で行っている 1000ℓ未満 1000ℓ以上 危険物の規制がかかりますので、早急 に最寄りの消防署又は消防分遣隊に ご相談ください。 200ℓ 未満 200ℓ以上 少量危険物に該当しません。 鹿児島市火災予防条例第33条の 基準を遵守してください。 少量危険物に該当し、消防署への届出が必 要です。未届けの場合、早急に届出を行って ください。 鹿児島市火災予防条例第33条~第34条 の3の2の基準を遵守してください。 鹿児島市火災予防条例第33条 ・危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所においては、みだりに火気を使用しないこと。 ・危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所においては、常に整理及び清掃を行うとともに、みだりに 空箱その他の不必要な物件を置かないこと。 ・危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所においては、常に整理及び清掃を行うとともに、みだりに 空箱その他の不必要な物件を置かないこと。 ・危険物を容器に収納して貯蔵し、又は取り扱うときは、その容器は、当該危険物の性質に適応 し、かつ、破損、腐食、さけめ等がないものであること。 ・危険物を収納した容器を貯蔵し、又は取り扱う場合においては、みだりに転倒させ、落下させ、 衝撃を加え、又は引きずる等粗暴な行為をしないこと。 ・危険物を収納した容器を貯蔵し、又は取り扱う場合においては、地震等により、容易に容器が 転落し、若しくは転倒し、又は他の落下物により損傷を受けないよう必要な措置を講ずること。 お問い合わせ 鹿児島市消防局予防課 099-222-0970 鹿児島市中央消防署 099-285-0119 鹿児島市西消防署 099-254-0119 鹿児島市南消防署 099-269-0119
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