平成 28 年 12 月 1 日 学生・教職員 各位 奈良教育大学保健センター 高病原性鳥インフルエンザに関する対策等について 農林水産省より、青森県及び新潟県の農場で飼育されている鶏について高病原性鳥インフルエンザウ イルス(H5亜型)の疑似患畜であることを確認したとの発表がありました。 高病原性鳥インフルエンザは、鶏等の鳥の病気であり、現地においても早期から対策が進められてい ることから大きな混乱は招いていませんが、本学関係者におかれましても下記の点について適切な対応 を理解し、ご自身の健康管理にご留意ください。よろしくお願い申し上げます。 記 1. 手洗い、うがいの徹底 日常の手洗い、うがいなど一般的な感染症予防対策の徹底 2. 野鳥への対応等の周知徹底等 (1)野鳥にはなるべく近づかないこと。近づいた場合や野鳥などの排泄物等に触れた場合には、手を きちんと洗い、うがいをすること。 (2)死んだ野鳥などを発見した場合には、手で触らないこと。同じ場所でたくさんの野鳥などが死亡 していたら、近くの都道府県又は市町村役場に連絡すること。 (3)不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとしないこと。 (4)鳥や動物を飼育している場合には、それらが野鳥と接触しないようにすること。このため、放し 飼いは行わないようにするとともに、野鳥の侵入や糞尿の落下などを防止するために飼育施設に トタン板等の屋根を設けるなどの適切な措置を講じること。また、周囲に穀類等のエサや生ゴミ 等野鳥を誘引するものを置かず、清潔を保つこと。 3. 正しい知識の普及 鳥インフルエンザは、鶏肉や鶏卵を食べることによって人に感染することはなく、また、鳥インフ ルエンザは、人に感染する可能性はきわめて低いものであり、根拠のない噂などにより混乱したりせ ず、正確な情報に基づいて冷静に対応すること。
© Copyright 2024 ExpyDoc