ソードアートオンライン魔法の剣士達[気が向くまでしばらく

ソードアートオンライン魔法の剣士達[気が向くまでしばらく休載]
からかん
︻注意事項︼
このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にP
DF化したものです。
小説の作者、
﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作
品を引用の範囲を超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁
じます。
︻あらすじ︼
主人公キリトが魔法で暴れる話に
するつもりです。
この作品は作者の妄想を
書いているだけの
ダメ作品ですが、興味があったら
見てって下さい。
放り投げないよう頑張ります。
この作品は暁でも投稿しています。
目 次 限りなくネタバレ ││││││││││││││││││││
剣の世界 ││││││││││││││││││││││││
デスゲーム │││││││││││││││││││││││
第一層攻略会議 │││││││││││││││││││││
ディアベル死す │││││││││││││││││││││
攻略、そして⋮ │││││││││││││││││││││
ギルド設立 │││││││││││││││││││││││
シリカ1 ││││││││││││││││││││││││
1
17
20
26
29
35
40
43
限りなくネタバレ
片手剣
レイジスパイク
片手剣による突進突刺、一発のみ
ソニックリープ
片手剣による突進斬り、上空の相手にも有効、一発のみ
スラント 片手剣にて対象を斜めに斬りつける一撃のみのスキル。
ホリゾンタル
片手剣にて敵を水平に斬り裂く単発スキル。
バーチカルアーク
片手剣によるVの字斬り、2連撃
シャープネイル
片手剣による三連撃。切り口が縦三本の獣の爪の跡のように見え
る。
メテオブレイク
片手剣と体術のスキルを持っていなければ習得不可能な混合スキ
ル。
パワー重視の連撃によって出来た隙にタックルで相手のバランス
を崩し、
更にパワー重視の連撃を与える。
スター・Q・プロミネンス
片手剣による六連撃、爆発力のあるパワー重視スキル
バーチカルスクウェア
片手剣による垂直四連撃
サベージ・フルクラム
片手剣による真横からの斬撃、そのまま刀身を押し込み、
振り返りながら敵の内部を斬り裂きつつ剣を敵の身体から取り出
すというエグイ重3連撃
ホリゾンタルスクウェア
1
片手剣による水平四連撃
ノヴァ・アセンション
片手剣による10連撃、
速度重視で防御を度外視しているため、使用中は無防備になってし
ま う。
カーネージ・アライアンス
敵の攻撃を捌きつつ放つ片手剣6連撃ソードスキル。
主に防御重視のスキルなので、カウンター系と言い換えても良い。
ヴォーパルストライク
片手剣による突進突刺、片手剣上位ソードスキル。
使用時に紅い光芒と共にジェットエンジンの如き爆音が鳴り響く
ファントム・レイブ
片手剣による六連撃、片手剣最上位ソードスキル、高速の六連撃。
スター・Q・プロミネンスがパワー重視ならこちらは速度重視。 ハウリング・オクターブ
片手剣による8連撃ソードスキル。
突刺5回、斬り上げ、斬り下げ、更にもう一度斬り上げる計8回 。
細剣
リニアー
細剣による高速突刺、一発のみ
パラレル・スティング
細剣による2連続突刺。
オブリーク
細剣による下段への突刺。
リニアー同様に一発のみだが、体重を乗せる分、こちらの方が威力
が上。
ストリーク
細剣による速度重視の斬撃、一発のみ
アヴォーヴ 2
細剣によるパワー重視の斬撃、一発のみ
オーバーラジェーション
細剣による突刺、10連撃
リップ・ラヴィーネ
細剣による速度重視の2連撃
アクセル・スタブ
細剣によるパワー重視の3連突刺
ニュートロン
細剣による5連続突刺。
4発まで高速連撃を与えた後、
最後に身体を回転させながら遠心力を加えた最後の一撃を入れる
カドラプル・ペイン
細剣による稲妻の如き速度で放たれる4連撃
スピカ・キャリバー
細剣による6連撃ソードスキル。重突進系のスキルなので速度よ
りパワーを重視している。
ヴァルキリー・ナイツ
細剣による9連撃ソードスキル。
速度を重視した突進突刺で、その速度はフラッシングペネトレイ
ターに一歩及ばないが、
細剣スキルの中では2番目の速度を誇る。
スター・スプラッシュ
細剣上位ソードスキル。
中段突き3回、切り払い攻撃の往復、斜め切り上げ、上段への二度
突き、
以上の連続八連撃
フラッシングペネトレイター
細剣最上位ソードスキル、1撃のみの突進突刺だが、
使用者は文字通り閃光となって敵の胴体を貫く。
槍
3
ツイン・スラスト
槍による高速2連突刺、基本的に点を穿つだけの一箇所への連撃技
ヘリカル・トワイス
槍による高速2連突刺、面制圧の基本技なので、2箇所への攻撃が
可能
ソニック・チャージ
槍による溜め技、目一杯力を溜めて渾身の力で槍を突き刺す1撃技
フェイタル・スラスト
槍による高速突刺、動き回って相手の隙を穿つ1撃技
リヴォーヴ・アーツ
槍による高速5連撃、パワー重視の5連撃で相手を穿つ
ヴェント・フォース
槍による高速4連撃、速度重視の5連撃で相手に避ける暇を与えな
い
トリップ・エクスパンド
槍による高速6連撃の広範囲スキル。
ジャッジメント・ピアッサー
槍によるパワー重視7連撃広範囲ソードスキルで、
主に敵の負傷した部分などの弱点を狙う。
ダンシング・スピア
槍による高速5連撃、
槍の上位ソードスキル。まるで踊っているかのようなステップで
動き、
舞うように敵を穿つ速度重視のスキル
ディメンション・スタンピード
槍による超高速6連撃、槍の最上位ソードスキル。
相手の急所へと6連撃による突刺を放つ槍スキル最速のスキル
刀
旋車
刀を水平360度に払う事で周囲の敵を攻撃する単発スキルで、ス
4
タン効果を持つ。
浮舟
刀を下から振り上げる単発スキル。
絶虚断空
刀を上から振り下ろす単発スキル。
緋扇
上下に素早く斬りつけてから一拍子置いて突刺を放つ3連撃スキ
ル。
辻風
居合いで相手を斬る単発スキル。
相手はこのスキルを使用されてしまってから動いたのでは
回避が確実に間に合わなくなる程の速度を誇る。
幻月
上下にランダムで攻撃する2連撃スキルで、使用後の硬直が短い。
鷲羽
垂直4連撃後に突刺を放つ高速5連撃スキル。
羅刹
上下に横薙ぎの斬撃を行った後、相手の脳天から刀を振り下ろすパ
ワー重視の3連撃。
暁零
突進しながら敵を2回斬りつけた後、
背後から背中を斬りつける速度とパワーが一体となった3連撃ス
キル。
東雲
刀上位ソードスキル。超高速で3回敵を斬る3連撃だが、
攻撃中は無防備なので反撃を受けると大ダメージを負う。
散華
刀最上位ソードスキル。素早く動き回りながら敵の隙を突いて斬
り掛かる
刀スキル最速の5連撃。
5
短剣
アーマー・ピアス
短剣を鎧などの防具の合間を縫うように突き刺す単発スキル。
サイド・バイト
相手の両サイドを行き来しながら斬りつける2連撃スキル。
ラウンド・アクセル
相手の周囲を走り回りながら斬り付ける2連撃スキル。
クロス・エッジ
短剣で相手の胴体にクロスを描くように斬りつける2連撃スキル。
ラピッド・バイト
突進しながら短剣を2度突き刺す2連撃スキル。
トライ・ピアース
アーマー・ピアスの上位互換、鎧の合間を縫う様に3箇所を突き刺
す。
ファッド・エッジ
短剣で4回突き刺す高速4連撃。
インフィニット
短剣で5回突き刺すパワー重視の5連撃
シャドウ・ステッチ
相手の懐や背後に忍び寄って短剣の峰や柄で3回殴る打撃スキル。
アクセル・レイド
短剣で斬り掛かるパワー重視の9連撃。
グラヴィティ・マグナム
短剣上位ソードスキル。弾丸の如き速度で敵の脇を通り抜け、背後
から斬り掛かる4連撃。
エターナル・サイクロン
短剣最上位ソードスキル。超高速で動き、パワー重視の斬撃を行う
4連撃スキル。
片手棍
サイレント・ブロウ
6
棍を突刺の様に叩き付ける単発スキル。
パワー・ストライク
相手の頭上から棍を叩き付ける単発スキル。
アッパー・スイング
上から一発振り下ろした直後に下から振り上げて相手の顎へ直撃
させる2連撃スキル。
ストライク・ハート
前、背後、左の三箇所から相手の心臓部目掛けて棍を叩き付ける3
連撃スキル。
ダイアストロフィズム
回転しながら棍を5発側頭部に叩き込む5連撃スキル。
トライス・ブロウ
相手の武器を持つ腕、頭、股間部に棍を叩き付ける3連撃スキル。
トリニティ・アーツ
相手の攻撃を受け流しながら重い攻撃を叩き付ける3連撃スキル。
ハートビート・ブレイカー
片手棍上位ソードスキル。
棍のスキルにしては珍しくスピード重視の8連撃スキルだが、
スキル後の硬直が異常に長い。
ヴァリアブル・ブロウ
片手棍最上位ソードスキル。棍を相手の攻撃ごと敵に叩き込み、
相手の攻撃すら破壊する片手棍スキル。最大のパワーを持ったス
キル。
両手斧
ワール・ウィンド
両手斧を振り回して2度、相手に刃を叩き込む2連撃スキル。
グランド・ディストラクト
横薙ぎに両手斧で薙ぎ払う単発スキル。
スマッシュ
相手の頭上から渾身の力で両手斧を叩き付ける単発スキル。
7
ランパー・ジャック
相手の両足を斬りつけてから、股下から思いっきり振り上げる3連
撃。
アルティメット・ブレイカー
相手の両腕を斬りつけてから脳天をかち割る3連撃。
クレセント・アバランシュ
突進しながら上段から斧を振り下ろしつつ相手の横を通り抜け、
背後から斜めに斬り上げ、反対から再び振り下ろし、回転しながら
3回斬りつけ、
頭上から一気に振り下ろす7連撃。
クリムゾン・ブラッド
重たい両手斧を担ぎながら高速で移動しつつ、
移動時の慣性で斧を叩き込む高速3連撃スキル。
トランプル・アクト
構えた状態で全筋力を腕に集中、チャージ してから一気に3発叩
き込む為、回避されやすい。
エクスプロード・カタパルト
カタパルトによって射出されたが如き速度で突進しつつ、
すれ違い様に斧を叩き込むのを3回繰り返す爆発力ある3連撃ス
キル。
ディザスターホロウ
両手斧上位ソードスキル。
両手斧を高速で振り回す8連撃スキルだが、
ただでさえ重い斧を長時間振り回す為に自身もダメージを負って
しまう。
ダイナミック・ヴァイオレンス
両手斧最上位ソードスキル。
上段から叩きつけ、その反動で飛び上がりながら再び上から叩き込
み、 着地と同時に回転しながら横薙ぎに2回斬りつける
パワーと速度を最大限に生かした4連撃スキル。
8
ナックル
ビート・アッパー 防御の構えを用い、敵の攻撃に対してカウンターのアッパーを放
つ。
スマッシュ・ナックル 標的の懐にすばやく潜りこみ、一撃を見舞う。
サージ・テラフィスト
闘気を込めた自身の拳より気弾を放つ。
ダービュランス・ラッシュ 素早いダッシュで標的の懐に入り込み、強烈な7連撃を繰り出す。
デッドリー・ブロウ ナックル最高のソードスキルの一種。全身全霊の力を注いだ凄絶
な一撃。
体術
弦月
エクストラスキル体術の一つで、簡単に言えばサマーソルトキッ
ク。 基本は立ったまま仕様するが、倒れた状態からでも使用可能で、
空中の相手にも有効だが失敗すると転倒・硬直のリスクを負う。
水月
エクストラスキル体術の一つで、単発の水平蹴りをする。
閃打
エクストラスキル体術の一つで、片手での単打を行う。
エンブレイザー
エクストラスキル体術の上位スキル。
零距離から貫き手で相手を貫き大ダメージを与える。
場合によっては一撃で相手を殺傷するほどの威力を持つ。
投剣
9
シングルシュート
投剣スキルの基本。
投擲武器を一発投げるだけのスキルだが、敏捷値が高ければその分
だけスキル補正が掛かる。
ツインシュート
投剣スキルの一つ。投擲武器を二つ同時に投げる。敏捷値が高け
ればスキル補正が掛かる。
ダブルシューター
投剣スキルの一つ。投擲武器を二つ、交互に投げる。
敏捷値が高ければダブルシューターでありながら
ツインシュートの同時投擲並みのタイムラグで投擲出来る。
トライシューター
投剣スキルの一つ。投擲武器を三つ同時に投げる。
敏捷値が高ければ速度が、筋力値が高ければ投擲後の軌道が、それ
ぞれ補正される。
オリジナルソードスキル
ブレイジング・ファントム
片手剣による5連撃オリジナルソードスキル。
相手の両手足、頭もしくは胸を狙って超高速で動きながら攻撃する
ため、
剣筋の残像によって一度に五箇所を同時攻撃した様に見える。
スターリィ・ティアー
細剣によって星の頂点を突くように放つ
5連撃オリジナルソードスキル。
クレーティネ
槍を投擲する1撃のみのオリジナルソードスキル。
渾身の力を込ぬ相手に突き刺し、
穿つ槍スキル最強のパワーを持った凶悪の一撃必殺スキル。
マザーズロザリオ 十字を描くような10連撃の刺突の後、中心部に強烈な一撃を見舞
10
う O S S。 ユ ウ キ は 片 手 剣 ソ ー ド ス キ ル と し て、 ア ス ナ は 細 剣
ソードスキルとして使用する。
サウザンド・レイン 空間の狭間に潜ませた無数の剣を射出するOSS。本来鍛冶用の
魔法を、
戦闘用に転用した離れ業。 レイ ンの二刀流ソードスキル。
テュールの隻腕 己とは別の巨大な左腕と刀を憑依、具現化し、力任せの一撃を放つ
OSS。
スメラギの刀ソードスキル
神聖剣
ユニコーン・チャージ:
盾で攻撃を防御しつつバックステップで後ろに下がり、
剣 を 握 る 腕 に 力 を 込 め て 渾 身 の 突 進 突 刺 を 放 つ 一 撃 の カ ウ ン
ター技
ディバイン・クロス:
十字を描くように敵を斬る2連撃
パーフェクション・スタイル : 敵の攻撃を見切り、一切を盾で
受け止める防御スキル
ガーディアン・オブ・オナー 盾で攻撃を防御した後、
一撃のみの斬り下げを行うカウンター技
ゴスペル・スクエア 神聖剣上位スキル、菱形を描くように敵を斬る4連撃。
このとき、垂直水平 どちらでも構わない
アカシック・アーマゲドン 神聖剣最上位スキル、敵の攻撃を防御しつつ8連撃を叩き込む
攻防一体にして 最硬最強の剣技
二刀流
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ゲイル・スライサー
勢いよく前進しながら敵を斬りつける。
エンド・リボルバー
両手の剣を広げその場で高速回転する。
スペキュラー・クロス
防御の構えを用い、敵の攻撃に対して瞬時に反撃するカウンター
技。
スターバースト・ストリーム
両手の剣を高速で振るい、16連撃を繰り出す剣技。
ジ・イクリプス
二刀流最高のソードスキルの一種。
間合いを詰めてから高速の27連撃を繰り出す絶技
迅速
閃光 敏捷度が1.5倍され、さらにディレイが無効化される 。
この効果はプレイヤーのHPが減少するか、あるいは武器を納刀 状態にするまで続く。
双雷 V字型の剣跡を敵に残す2連撃ソードスキル 。
特殊効果として2連撃が両方とも敵に当たった場合、
1秒間の麻痺効果を 敵に与えることができる。
光竜 光の竜のように突撃する。
抜刀術ソードスキル
竜石 リュウセキ
1撃。硬直が、極端に少ない
昭光 ショウコウ 下段からの切り上げ
鮮紅切 センコンギリ 12
右払い、上から、突きの、3連撃
飛燕 トビツバメ 3連撃。抜刀術スキルの中で、高速抜刀術の部類に入る 。
光電 コウデン 横薙ぎの一閃。
連続しての剣技ではないが、その分与えるダメージ量が多い。
手数ではなく、威力を高めた 一撃。
流星舞 リュウセイマイ
8連撃。 神速の速さ。
無限槍
ホロウ・ランシング :槍で敵を攻撃する際、手持ちの槍で攻撃す
ると見せかけて足元に転がる
槍を蹴り上げキャッチしたそれで不意打ちをした後、残る手持ちの
槍で突き刺す。
初見では効果的なスキルだが、一度使えばある程度警戒されてしま
うので、
なるべく一撃必殺を狙わないと、使い難くなる。
アンリミテッド・シェイバー:自身の持つ槍全てを投擲した後、
周囲の槍を拾っては投擲、また拾っては投擲する連続投擲スキル。
投擲の際、槍そのものにジャイロ回転を掛ける必要があり、
貫通 力は通常の投擲スキルを遥かに上回る。
エタニティ・ホラー :両手に持った槍を使っての突進スキル。
突進した際に槍を突き刺したまま相手の身体に残し、
拾った槍で再度突進というのを手持ちの槍が尽きるまで繰り返す。
エンド・ループ :無限槍上位ソードスキル、
周囲に展開した槍全てを利用して敵に刺しては
次の槍を拾ってまた刺して、を繰り返す40連撃とい二刀流をも上
回る手数を誇る。
ただし、手数の多さの代わりに上位スキルでありながら
一撃の威力が中位スキル程度しか無いという事と、手持ちに槍全て
13
使わなければ
エンド・ループとして成立しないという欠点がある。
インフィニティ・ナイト :無限槍最上位ソードスキル、
周囲の槍全てを上空へ跳ね上げ、
自身も飛び上がって跳ね上げた槍と手持ちの槍全てを相手に射出
する
最強の面制圧スキル。
威力は無限槍スキル、槍スキル全てを合わせても最強、
場合によってはヒースクリフの防御すら突破可能という可能性を
秘めている。
手裏剣術
ピッド
エネルギーの玉を操る。
ソードファンネル
剣を操る。
弓
ワイド・ショット 前方の広い範囲へ複数の矢を同時に射る。
へイル・バレット 魔力を込め、標的を追尾する特殊な矢を放つ。
スターダスト・エクサ 周囲の敵に矢の範囲攻撃を行う。
マルチプル・チェイサー 標的を追尾する特殊な矢を放つ。
ストライク・ノヴァ
弓最高のソードスキルの一種。
放たれた矢は光条となって敵を滅する
キャラクター設定
14
キリト
主人公。二つ名は≪黒の剣士≫。
誕生日は2008年10月7日 、
SAO開始時の2022年11月時点では14歳、2年後のクリア
時点で16歳。
埼玉県川越市在住。 女性と見間違うような顔立ちと線の細さを
持つ。
あどけなさを感じる面差しに反して雰囲気は落ち着いており、実年
齢が掴みにくい。 物心つく前に事故で両親を亡くし、実母の妹夫婦である桐ヶ谷家の
養子として育った。その事実を10歳の頃に偶然知ってしまった事
で他人との距離感が狂い、
いつしかネットゲームに耽溺するようになった。 パソコンに関する能力は非常に高く、6歳から自作マシンを組み立
て、
10歳の頃には住基ネットの抹消記録に自分で気づいて両親を驚
かせた。
魔法を使える体質で魔力保有量は多い。
戦闘スタイルは盾なしの︽片手剣︾。
敏捷寄りのダメージディーラーであり、殺られる前に殺るタイプと
いえる。
βテスト出身で製品版SAOにダイブしたことでデスゲームに巻
き込まれた。 ユウキ
ヒロイン。一人称は﹁ボク﹂のボクっ娘。好きな色は紫。
二つ名は≪絶剣≫。
リアルではデスゲーム開始時14歳の少女。2010年5月23
日生まれ。
天真爛漫・無邪気且つ、誰に対しても明るくフレンドリーに接する
性格。 他人の悪意に対し疎い部分があり、直情的な性格からよく騙される
15
ことがある。
そのルックスと陰のない明るい性格からアイドルというべき存在。
ほっぺたがおもちのようにやわらかい。
使用武器は極細の片手直剣。
魔法を使える体質。魔力保有量はキリト並み、霊感はキリト以上。
リオン
怪物。
リオンの能力は︻人を操る程度の能力︼
スペカ能力は︻毒符﹁幻惑デーモンロード﹂︼
幻想郷で25番目に強い。
それだけ。
実は⋮
16
剣の世界
キリトside
十歳の時俺は偶然あるものを見つけてしまった。
そして育ての親を問い詰めた。
これは俺の育ての親から聞いた話だ。
俺の本当の親は俺が小さい時に交通事故で死んだ。
俺の家族が乗っていた車の二つ前のトラックが横転したのだ。
そして、横転したトラックに俺達の前を走っていたもう一つのト
ラックが衝突し
爆発した。
俺たちは、その爆発に巻き込まれてしまった。
今の親は血のつながった人じゃない。
それを知ってから俺は人との間隔が分からなくなってしまった。
俺は、SAO の、βテスターとして、3ヶ月間のβテストに参加
した。
そして・・・
﹁この日を、ずっと待っていたぜ﹂
今日は待ちに待った
ソードアート・オンラインの
本サービス開始の日だ。
天才と呼ばれる茅場がつくった世界初の、
VRMMORPGの本サービス、
楽しんで来ようぜ。
﹁さて時間だ。リンクスタート。﹂
この時は知らなかった。
ソードアート・オンラインが
デスゲームになることを。
17
久しぶりのこの感覚、2か月前と同じ。違うところといえば人数だ
ろう。
βテストの時は1000人だったのに対し正規版は10000人
もいるのだ
世界初の、フルダイブ型MMORPGソードアート・オンライン
再び戻って来たぜ。
﹁さてちょいと武器でも買いに行くか﹂
おれは早速βテストの時にみつけた格安の武器屋に向かった。
﹂
﹁ねぇ、βテスターでしょ﹂
﹁ん
話しかけてきたのは女の子だ。
ゲームだと、性別偽る奴いるからな。
﹂
﹂
≪アインクラット第1層≫、
≪はじまりの街≫の、
西側のフィールドで彼女と
道端で出会って同じくレクチャーを
頼まれたクラインを
レクチャーしている。
18
俺にはそんなことどうでもいいけど。
﹁そうだが、なんだい
﹁ヤァーーー
これが、俺と、ユウキとの再会だった。
﹁俺はキリトだ。よろしくな﹂
﹁ありがとう。ボクはユウキ﹂
﹁まあ、いいけど﹂
はぁ、面倒だが、頼まれてやるか。
MMORPG初体験で、心配だから﹂
﹁初対面の人に、頼むのもなんだけど、レクチャーしてもらえない
?
俺は、今、ユウキに頼まれ、
!
?
?
が、ユウキのほうは覚えが早く、
教えたことを、1、2度するだけで
すぐに覚えてしまう。
逆に同じようにレクチャーしているバンダナ男クラインは
言ってみりゃ、物覚えが悪い。
まあ、モンスターを駆って今、5時半8分前、俺はレベル4、ユウ
誰それ。
キはレベル3になっていた。
クライン
﹂
﹁ふ ー ー ー。お つ か れ ー ー ー。随 分 狩 っ た ね ー ー。今 日 は あ り が と
う﹂
﹁別にいいよ。俺は狩りを続けるが2人はこれからどうする
﹁ボクまだ狩り続けるよ﹂
﹁俺も、一度落ちるぜ。世話になったな﹂
﹁うん、じゃあ﹂
?
こ こ ま で は、普 通 の ゲ ー ム だ っ た。そ う、あ の 宣 言 が、あ る ま で
は・・・。
19
?
デスゲーム
ゴーンゴーン
﹁﹁えっ﹂﹂
ひゅん
強制転移、なぜ
ここは間違いなく、最初の中央広場だ。
﹂
周りはざわざわしている。
﹁あ、ユウキ、クライン
﹂﹁俺もだぜ﹂
どう言うことだ
ent]の文字が・・・。
システムアナウンス
ん
どういうことだよ
﹂えっっっ﹂
訳わかんねぇ。回りのやつらも混乱して
今や、この世界をコントロールできる唯一の 人間だ。﹄
﹃プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ。私は茅場昭彦。
大きな フード付きローブができた。 らたれでて、中身のない、
しかし、直後、気持ち悪い、赤い血液が、ドロッとしたものが上か
?
そこには、
[Warning]、
[System Announcem
だが、驚くのはまだ早かった。
皆、急に起きた事で混乱しているのだ。
周りは驚くほど静かだった。
さっきまで夕日に照らされてた広場も今は赤い光りに満ちていて
何とも不気味な雰囲気だ。
その声︵誰がいったかは知らない。︶にひかれ俺達はう上を見た。 ﹁良かった。でも、これは、どういう﹁上を見ろ
案外近くにいた。
﹁ボクは無事だよ
!
?
?
確認済みだろう。
20
!
?
!
﹃諸君らはメインメニューからログアウトボタンが消えていることは
るし。
?
しかし、これは不具合ではない。
俺達はここから出ら
繰り返す、これは不具合ではなく、ソードアート・オンラインの本
ログアウト出来ないのが本来の仕様
来の仕様である。﹄
は
れないのか
今の言葉を本当の事だと信じる者は
頭可笑しいんじゃねーの
恐らく誰もいない。 ﹁何言ってんだアイツ
クラインが笑いながら俺の方を向く。
?
なあ、キリト﹂
﹂
﹂
?
豆腐をレンジでチンしているのとほぼ同じだ。
る場所だ。
人間の脳は85%水で出来ていて人体の中で1番水分を含んでい
しかも、電子レンジは水分子を振動させて熱を出す。
42℃なんて簡単に突破して焼くことが出来る﹂
リミッターを外せば人間の脳の限界、
﹁同じなんだよ、信号素子のマイクロウェーブは電子レンジと、
が⋮⋮
俺は頷く、クラインの声と目には不安はもう無かった。
﹁え、あ∼、普通なら電子レンジじゃねえのか
急な質問に戸惑いながらもクラインは答える。
﹁食べ物や飲み物を温める時、クラインは何を使う
その声と目には不安が若干混じっているのがわかる。
?
冗談だと思って笑う者、早く現実に帰りたくて悪態付ける者、
生命活動を止める、この言葉で辺りのプレイヤーはざわつきだす。
破壊し生命活動を止める﹄
ウェーブが諸君らの脳を
も し、そ れ が 行 わ れ た 場 合 ナ ー ブ ギ ア が 発 す る 高 出 力 マ イ ク ロ
外部の人間がナーブギアを停止または解除も有り得ない。
﹃諸君らは自発的にログアウト出来ない、また、
そんな不安による混乱を他所に茅場は話を進める。
!?
?
21
?
?
﹁そんなの電源を切っちまえばいいだろ
ている﹂
﹂
﹁213人も⋮⋮﹂
﹁信じねーぞ俺は
他のプレイヤーも嘘だ
意味わからん。
なんなんだよ
﹂
﹂
、ドッキリなんだろ
こんなに混乱しているなかでゲーム攻略
﹁ゲーム攻略だと⋮⋮﹂
、と叫んでいる。
諸君らは安心してゲーム攻略に励んでほしい﹂
と言っていい。
よってナーブギアが強制的に解除される可能性は低くなっている
﹁多くの死者が出たためこの事をあらゆるメディアが報道している。
る。
しかし、茅場はメニュー画面で現実世界でのニュースを皆に見せ
!
⋮⋮213名のプレイヤーがこの世界と現実世界から永久退場し
少なからずあり、
外そうとした例が
﹁残念ながら私の忠告を無視した家族や友人がナーブギアを強制的に
俺はクラインに少々の怒りを抱きながらも茅場を見る。
そんなものこっちが聞きたい事だ。
﹁で、でも無茶苦茶だろ
クラインの目に今度はハッキリと不安が現れる。
クラインの案をユウキが切り捨てる。
﹁ナーブギアの内蔵バッテリーがあるよ﹂
?
!
広場にいた多くの人々、恐らくSAOの全プレイヤー1万人が言葉
同時に諸君らの脳はナーブギアによって破壊される﹂
HPが0になった瞬間、諸君らのアバターは永久に消滅し
﹁だが、今後、プレイしていく中であらゆる蘇生手段は機能しない。
?
22
!
!
クラインはうつ向きながらも叫ぶ。
!!
を失った。
俺でも言葉がでない、それどころか息が荒くなる。
﹁諸君らが解放される手段はただ1つ、このゲームをクリアすればよ
い、
おいキリト、βテストじゃ何処まで行ったんだ
﹂
今いる1層から頂上の100層にいる最終ボスを倒せばクリアだ﹂
﹁クリアだと
クラインは茅場の言葉を本当の事だとわかってきたようだ。
﹂
﹁2ヶ月で8層までだ、しかも、何回も死にながらだ﹂
﹁そんな、100層なんて無理に決まってるだろ
?
れば現実でも死ぬだと
そうだ、2ヶ月で8層しか進めなかったんだ、そこにHPが無くな
!!
﹁プレゼント
﹂
ってこれか
えーと、手鏡
って光に包まれてる
﹂
全員かよ
ってことは俺も
茅場はこう告げると早速と消え、空は元通りになった。
頑張りたまえ諸君。﹄
トリアルを終了する。
それではこれにてソードアート・オンライン正式サービスのチュー
まえ
﹃最後に1つ私からのプレゼントが送られているはずだ、受け取りた
死ぬことではなく時間の心配をしたのだ。
俺は心の中で思った。
何年掛かると思ってるんだ。
?
手鏡をオブジェクト化して取り出す。⋮⋮すると
?
!?
﹁うわぁ
﹂
!?
?
ないのか。
その光の中で俺は違和感を感じた。
まるで、全身が少し縮む様な感覚。
﹁いったい何が⋮⋮﹂
23
?
?
この声、ユウキ
﹁うわぁ∼
!?
!?
纏っていた光は消え、もとに戻る。⋮⋮SAOから出られる訳じゃ
!?
!?
﹂
ああ、だいじょ⋮⋮⋮⋮誰だ
﹁キリト、大丈夫か
﹁ん
年齢は20代だろうか
﹂
!!
﹂
﹂
!?
﹁うっせ、ところでユウキは
﹂
﹁マジかよ、普通に女だと思っちまったぜ﹂
俺達はお互いに指を指して叫ぶ。
﹁んじゃ、お前がキリトか
﹁現実の顔⋮⋮まさか、クライン
少し長めの前髪に白い肌、女の様な線の細い体型。
﹁これって⋮⋮﹂
しかも、身長などの体格も同じだ。
現実と同じ顔の俺がいた。
俺はオブジェクト化した手鏡を見た。
いや、初対面だし誰だと言われても⋮⋮
男が俺を指を指して聞いてくる。
﹁お前こそ誰だよ﹂
とにかく、知らない人だった。
?
そこにはクラインの声の野武士顔の男が立っていた。
?
?
﹂ ﹁ここだよキリト﹂
﹂
﹁えっユウちゃん
﹁カズ君
!?
?
前に。
ナーヴギアは顔をすっぽり
?
﹁いやいや、そんなことよりなんでだ
﹁体 格 や 顔 が 現 実 に な っ て る こ と だ ろ
覆っているから
?
周りが騒然とするなか外に出る俺達。
・・・なぁ、クライン、ユウちゃん。ちょっと来てくれ﹂
さしずめここが現実だぞって思わせたいんだな。
体格はキャリブレーションで設定するからな。
顔の形を把握出出来て、
﹂
幼い頃一緒に遊んで、小学校4年生の時に別れた、幼なじみが目の
!?
24
?
﹁クライン、ユウちゃん。これから俺は次の村にいくが、着いてくるか
﹂
﹂
﹁俺はダチと合流しなきゃならねぇ。すまねぇ﹂
﹁そうか、ユウちゃんは
﹁そうか、じゃあなクライン、何かあったらメッセージ飛ばしてくれ﹂
﹁ボクは怖いけど、着いていくよ﹂
?
﹁おう、お二人さんも頑張れ﹂
?
こうしてゲームクリアを目指した俺とユウちゃん。
さあ、どうなる
25
?
第一層攻略会議
ゲーム開始から1ヶ月過ぎた。死者は二千人。
まだ、第1層はクリアされていない。
あの後、街では自殺したプレイヤーも居たらしい。
その為、街に残ったプレイヤーが落ち着きを取り戻すには、数日以
上掛かった。
日が経つに連れてプレイヤー達は自分の身の安全の為、今後の方針
決めていた。
1つ、パーティーを組み続ける者。
2つ、どこにも所属しないソロプレイヤー。
3つ、街から出ないプレイヤー。と大きく分かれる事になってい
た。
﹂
?
俺とユウキは、この中に該当しないコンビを組んでいる。
﹂
26
﹁ねぇ、キリト。 今日は第1層のボス攻略会議があるんだよね
﹁⋮⋮ああ﹂
﹁参加するの
﹁⋮⋮ああ﹂
俺は頑張って作り笑いをする。
﹁うん。 やっぱりキリトは笑っていた方がいいよ﹂
﹂
ユウキはこんな状況でも笑い掛けてくれる。
﹁そうか
現れたのは片手剣使いのディアベルと言う青年です。
﹁今日は俺の呼びかけに応じてくれてありがとう。
俺はディアベル⋮職業は、気持ち的に騎士やってます
周りが盛り上がっていくです。馬鹿馬鹿しい。
﹂
﹁もぉー、キリトは暗いよ。 もっと元気よくしなくちゃ﹂
?
﹂
side
﹁そうだよ
?
攻略会議が始まりました。
!
﹁今日、俺達のパーティーが第1層のボスの部屋を発見した﹂
!!
???
この言葉で皆息を飲んだ。
﹁俺 達 が ボ ス を 倒 し て ≪ は じ ま り の 街 ≫ の み ん な に 希 望 を 与 え る ん
だ。 ﹂
このゲームがクリア出来ると、それが今のトッププレイヤーの義務
だ
﹁ちょっと待ちやナイトはん﹂
会議に乱入してした男は言葉を続ける。
﹁会議の前に言いたいことがあるんや。 わいはキバオウって言うもんや。 この中に居るんやろ。 元βテスターが。 元βテスターはビギナーを見捨てて街を出た
んやろ。
出てこいや﹂
この言葉に私は身を縮めそうになってしまう。
そこに、
﹁発言いいか
﹂
?
﹂
!!
一人でボスに突撃しろと
最大6人でパーティーを作ってくれ﹂
なにっ
私誰もいないよ
﹁あんたもあぶれか
﹂
﹁そういうことになりますね。
話かけてきたのは女二人つれた女顔の男。
?
?
﹁いいかな⋮⋮。 それじゃあ、会議を再開する。
﹁うぐっ﹂
﹁このガイドブックを配布しているのは、元βテスターだ﹂
﹁それがどうしたんや
それは俺も持っている。鼠から買ったから。
持ってるいるだろう
俺 の 名 前 は エ ギ ル、キ バ オ ウ さ ん。 あ ん た、こ の ガ イ ド ブ ッ ク
?
出来ない訳じゃないけどメンドイシ⋮。
?
!!
27
!!
⋮そちらに入れて貰えないでしょうか
﹁ああ、いいぜ﹂
﹂
これが後にキリトの魔法の師匠となるリオンがキリト達と出会っ
た時であった。
リオンside out
28
?
ディアベル死す
﹂﹂
﹁今日はボス戦だ。 気を引き締めていこうな
﹁﹁おー
と女二人ーユウキとアスナーは返事をした。
﹁ねえ、キリト。 昨日起きた事憶えてないの
﹁そうなんだよ、ユウキ。
﹂
﹂
アルゴと話した所までは覚えてるんだけどな、
知らない人いるもんなんだな。
﹁スイッチとポットは理解したか
﹂
ボスの取り巻きで雑魚だが油断するなよ。
﹂
俺達はデスゲームをプレイしているんだ。
緊張感を切らすなよ。いいな
?
その後の記憶がないんだよ。 変だよな。
あっアスナさん。 震えてますけど、どっどうしたんですか
﹁これは震えじゃないわよ。 怒りと恥ずかしさを表してるのよ。 キリト君﹂
﹁そっそうか﹂
﹂
﹁キリトは憶えてないんだし、あの事は水に流したら﹂
﹁ダメよ、ユウキちゃん。 いつか責任を取らせるわ
﹂
君たち解散した後何してたんだよ︵汗︶
てか私は空気ですか
﹂﹂
﹁2人して何の話しているんだ
﹁﹁なんでもありません
﹁おっおう﹂
!!
今日、俺達が相手をする≪ルインコボルド・センチネル≫は
﹁そうか。 じゃあ、最終確認だ。
﹁ええ、理解したわ。 大丈夫よ﹂
?
?
﹂
アスナは、顔を見られたくないのかでフードで顔を隠している。
!!
?
スイッチの意味やポットの意味などを説明していた。
キリトは目的地に着くまでアスナに
??
?
!!
29
!!
﹁﹁﹁了解
︵あいよ︶﹂﹂﹂
﹁よし。 次に≪ルインコボルド・センチネル≫は
頭と胴体を金属鎧で固めているから胴体には攻撃が届かない、
喉元だけを狙うんだ。
俺とユウキのソードスキルで
奴が持っている斧を跳ね上げさせるから、
アスナはスイッチして奴の懐に飛び込んで
細剣ソードスキル≪リニアー≫で俺がさっき言った喉元を狙うん
だ。
リオンも杖で頼む。
俺達も最大限のサポートはする﹂
﹁﹁わかった︵わ︶﹂﹂
キリトside ﹁じゃあ、みんなが居る噴水広場に行こうか﹂
リオンside out
噴水広場で武器やアイテムの最終確認をしていたら、
青い髪の色をした青年ディアベルが現れた。
﹂
﹁今日は、1人も欠けることなく集まってくれてありがとう。 もう俺から言える言葉は1つしかない⋮⋮。 勝とうぜ
この言葉により全体の士気が上がった。
迷宮区からボス部屋まで移動する間、
死者を出すことなく辿り着けた。
!!
みんなボス部屋前で最終確認をしているので俺達も最終確認をす
る。
﹁俺達の武器は、現時点で最強の武器かもしれない。 俺とユウキは片手剣﹃アニールブレード+6﹄、
アスナは細剣の﹃ウインドフルーレ+4﹄、
リオンは﹃雷神杖﹄。
だけど武器の性能には頼るなよ。 ﹂
ボス戦では自己判断能力が重要だからな。 ﹂﹂﹂
忘れるなよ。 いいな
﹁﹁﹁わかった
!!
?
30
!!
﹂
﹂と言う号令がかかった。
いいな
ボス部屋前から﹁行くぞ
﹂﹂﹂
﹁お前ら、絶対に死ぬなよ
﹁﹁﹁了解
?!
﹂
俺達の相手は≪センチネル≫だ。 ユウキ、アスナ、リオンこっちだ
対象を斜めに斬りつけるスキルだ。 俺とユウキが使った︽スラント︾は
俺とユウキは片手剣スキルの︽スラント︾のモーションに入る。 ﹁3人で1体ずつ倒して行くぞ﹂
ユウキとアスナとリオンは頷き、俺の後を追って来た。
!
打ち合わせどうり頼むぞ
﹁≪センチネル≫の数は3体だ。 取り巻きの≪ルインコボルド・センチネル≫がPOPした。
それに続くように、
が天井から姿を現した。
A隊が奥まで進んだ途端に≪イルファング・ザ・コボルドロード≫
俺達は、その後を追う形で突入する。
E隊を追って長柄武器装備のF隊、G隊が突入する。
その後ろにキバオウの遊撃隊E隊が突入。
右からディアベルが率いるC隊と、両手剣使いのD隊が突入。
次に左斜め後方からからB隊の斧戦士が突入。
率いるA隊が突入。
最初に鉄板のようなヒーターシールドを持った戦槌使いの人が
突入隊はこの様になっている。
そんなことを考えていたらもう隊が奥に走っていく姿が映った。
転移結晶は第一層にはない、
スタン、或いはクリティカルヒットに成りかねない。
背中にボスのソードスキルを喰らってしまったら、
これでは扉まで距離があり過ぎて背中を見せて逃走できない。
なんかボス部屋が広くなってないか、と思ってしまった。
俺はボス部屋に入り周りを見た。
﹁俺達もいくぞ
﹂
!
!
31
!
!
!!
﹂
これにより、2体の≪センチネル≫の体勢を崩させる。
﹁アスナ、リオン、今だ
た。
﹁この調子で行くぞ。 ユウキ、アスナ、リオン
﹂﹂﹂
!!
﹁よし、俺が前に出る
﹂
俺がその発言を聞く前に
リオンはそう発した。
﹁ありゃ、不味いぞ﹂
︽野太刀︾だったのだ。
腰に携えていた剣がタルアールでは無く、
俺の嫌な予感は的中してしまった。
≪イルファング・ザ・コボルドロード≫をもう一度よく見る。
俺は何か嫌な予感がした。
た。
≪イルファング・ザ・コボルドロード≫のHPバーが後1本になっ
俺達も順調に≪センチネル≫を全て倒していくことが出来た。
≪イルファング・ザ・コボルドロード≫の体力はあと1本半、
戦いは優勢に進でいる、まだ死者が出ていない。
﹁﹁﹁了解
﹂
2体の≪センチネル≫の体力がガクッと下がり、残り6割となっ
リオンも名は知らないが突きのソードスキルを発動させる。
的確な細剣ソードスキル︽リニアー︾を発動させる。
アスナは≪センチネル≫の喉元を狙い
!
なぜ、ディアベルはこんな発言をしたんだ
前に出たら危険だ。 ﹁ダッ、ダメだ。﹁ 下がれ
全力で後ろに跳ぶんだ
!!
﹂﹂
野太刀で水平360度の攻撃範囲を持つ︽旋車︾だ。
あれは︽カタナソードスキル︾の重範囲攻撃、
まさかディアベルもβテスターだったのか
?
ディアベルは俺らを見て笑った気がした。
?
と、 ディアベルは言った。 !
!!
32
!!
ディアベルは動かない。 まさか、さっきの︽旋車︾でスタンしたのか
﹂
HPバーはグリーンからイエロー、
クリティカルに喰らってしまい大きく吹き飛ばされた。
︽カタナソードスキル︾︽緋扇︾を
最後は溜めの一発の突き。
そんなディアベルに正面から、下、上、に連撃、
ソードスキルが発動しなかった。
モーションがバラバラになってしまい、
ソードスキルを放とうとするが
ディアベルは反撃できるようになったのか、
この技を所見で見切るのは不可能だ。
︽浮舟︾は相手を浮かせてから、スキルコンボになるスキルだ。
︽浮舟︾に直撃してしまったのだ。
た床、すれすれの軌道から高く切り上げた︽カタナソードスキル︾
ディアベルは≪イルファング・ザ・コボルドロード≫が両手に握っ
間に合わなかった。
⋮⋮。 リ オ ン 始 め 動 け る 者 は デ ィ ア ベ ル を 救 う た め 援 護 に 向 か っ た が
﹁あれはいけない
パーティー全体に大きな影響を与えてしまっているのだ。
ディアベルが倒れた事で、
攻撃を停止してしまっている。
攻撃をしていたプレイヤーはディアベルが倒れた事によって
?
﹂
イエローからにレッドにと止まる気配がなかった。
﹁おい。 しっかりしろよ。おい
﹁どういうつもりだ
﹂
ディアベルはそれを拒否した。
俺はポーションを飲ませようとしたが⋮
!
﹁キリト、さん。 そして、リオン、さん。
33
!!
ディアベルは笑ってこう言った。
!?
ボスを、ボスを⋮⋮。 たおして⋮⋮、ください﹂
﹁⋮ああ、任せろ﹂
いつの間にかいたリオンがそう言うとディアベルのアバターは、
俺の腕の中で消滅してしまった。
﹁おい。 ディアベルはん。 なんでリーダーのあんたが死んでるんや⋮⋮﹂
ラストアタックボーナスを取ろうとした為だ。
こいつも、元βテスターだったんだと。
﹂
しかし、俺にはこの様な事は言えない。
﹁ヘタっている場合です
リオンはそう発した。
﹁なんやと﹂
﹁まだ、ボスは生きている。 ≪センチネル≫も絶対に湧いてくる。 ﹂
お主がしっかりしないとみんな死ぬぞ
!
︵装備が棒から片手剣に変わったからかもしれないが︶。
そしてリオンの雰囲気が変わった
﹁お主達が態勢を立て直すまでボスを引き付けるのさ﹂
﹂
﹁⋮⋮あんたはどうするや。 逃げるんか
?
そしてリオンによるボスへのラッシュが始まった。
34
?
攻略、そして⋮
﹂
居合切り︽辻風︾をボスが放つ。方向はアスナのほう。
﹁アスナ、攻撃が来るぞ。 避けろ
その直後に居合切りの音がした、
アスナはしっかり避けていた。
﹂
甘き星をバラ撒き攻撃せよ ﹁テメーら、行くぞ
﹂
﹃﹃﹃うおおおおッッッッッ
︶を取り出しこう唱え出した。
こうして、デスゲーム開始から一ヶ月でやっと第1層がクリアされ
そして、体に亀裂が入りポリゴンとなって消えた。
≪イルファング・ザ・コボルドロード≫はバランスを崩し。
攻略組全員での総攻撃。
﹄﹄﹄
こちらの態勢もどうにか立て直した。
今の攻撃のコンボでほぼHPが半分以下 、
と同時にリオンのHPが攻撃を喰らっていないはずなのに減る。
リオンの周りから星形の物体がボスに向かって放たれる。
﹃魔符︿スターダストレヴァリエ﹀
﹄ ﹂
我が意思に応えよ幻想卿の魔法使い。
﹁ダイア・ローズ・アメジスト
そう言うと何処からか札︵カード
﹁ええい、メンドイ。ボス本体だし、惜しみ無く撃ってやる。﹂
細剣ソードスキル︽リニアー︾を叩き込む。
その後すぐスキル発動後の硬直があるはずなのに
込む。
リオンは片手剣ソードスキル︽バーチカル・アーク︾2連撃を叩き
﹁お前の相手はオイラだよ
リオン以外のプレイヤーはアスナを見て静かになってしまった。
ローブの中からは、流星のような顔立ちの少女が現れた。
ポリゴンになってしまった。
だがローブには掠ったらしくローブは破れ、
!!
?
!!
35
!
!!
!
た。
﹁お疲れ、 ユウキ、アスナ、リオン﹂
﹁お疲れ﹂
﹁お疲れ様﹂
﹁やっと終わた﹂
﹂
言葉を交わしあってやっと第1層をクリア出来たんだ。 と実感することが出来た。
やはり、第1層をクリア出来たことは
プレイヤー達に希望を与えたんだなと思った。
フロアには両手を突き上げ喜んでいる者。
﹂
なんでディアベルはんを見殺しにしたんや
男同士でも抱き合う者もいたのだ。
﹁なんでや
﹁見殺し⋮⋮
後はそれが実行出来るかだ。︶
後ろでずっと我慢していたアスナとエギルが口を開いた。
﹁あなたね⋮⋮﹂
﹁おいっお前⋮⋮﹂
そこに俺は2人が話さないように手で制した。
﹂
﹂
﹁元βテスターだって。 俺をそんな素人連中と一緒にしないでも
らいたいな。 36
﹁だってそうやろ。
あんたらは、ボスの使う技知っていたやんけ
ディアベルはんは、その前情報があったら死なずにすんだんや
そうしている内に残りのメンバーも声を上げていく。
1人が近づいてきて俺に指を突きつけた。
﹁こいつの事、知っているぞ⋮⋮。 こいつは、元βテスターだ
︵⋮⋮この流れは、非常にまずいぞ。どうする
1つだけ俺に出来ることがある。 情報を公開する元βテスターと
!
!
情報を独占する元βテスターに分ければいい、と言う考えだが⋮
?
!
!
?
!
いいか、良く思い出せよ。 SAOのCBT︵クローズドベータテスト︶はとんでもない倍率の
抽選だったんだぜ。 受かった千人の内、本物のMMOゲーマーは何人いたと思う。
ほとんどは、レべリングのやり方も知らない
初心者︵ニューピー︶だったよ。 今のあんたらのほうがまだマシ
さ﹂
でも、俺はあんな奴らとは違う。
俺はベータテスト中に、他の誰も到達できない層まで登った。
ボスの刀スキルを知っていたのは、ずっと上の層で刀を使うモンス
ターと散々戦ったからだ。
情報屋なんか問題にならないくらいにな﹂
﹂
﹁⋮⋮なんだよ、それ⋮⋮。││そんなのもう⋮⋮、ベータテスターど
ころじゃねえじゃんか⋮⋮。
もうチートだろう、チータだろうそんなの
﹁そうだそうだチーターだ。 ベータにチーターで︽ビーター︾だ﹂
﹁⋮⋮︽ビーター︾いい呼び方だな。││そうだ俺は︽ビーター︾だ。
これからは元テスター如きと一緒にしないでくれ﹂
これで新規プレイヤーの敵意、怒りは︽ビーター︾に向くはずだ。
元βテスターがばれても、それほどまでには敵意は向かないだろ
う。
俺はパーティー、ギルドに入る手段を失った。
俺はLAボーナスの﹃コート・オブ・ミッドナイト﹄を装備する。
丈がずいぶん伸び膝下にまで達している。 ﹁第2層は〝俺達〟が有効化︵アクティベート︶しておいてやる。
この上の出口から主街区まで少しフィールドを歩くから、
もし付いて来るなら、所見のモンスターに殺される覚悟をしとけ
よ﹂
とコートを翻して 俺は一人で第2層に続く階段に向かおうと足
を踏み出した。
37
!
﹁キリトのやつ⋮﹂
自己犠牲もいいとこだな。
﹁せや、リオン。あんたの攻撃なんやったんや
﹂
あれを最初に使﹁えないようなポジションにつけたのは誰かな
なっ
﹁それにあれは有限だし、おいそれと使えないんだよ﹂
﹂
そう言って僕はユウキ君達のところへ向かう。
﹁僕はキリト君を追う。君たちはどうする
﹂
?
?
て
﹂
彼が今から歩く道は真っ暗ですよ
﹂
?
﹁だって、ボク約束したもん。 何があってもキリトに付いて行くっ
﹁あなたにはデメリットしかないと思います。﹂
﹁もちろん、ボクはキリトについて行くよ﹂
ついて行かないと言うだろうなと思ったのだが⋮
る。
ユウキ達が、キリト君と一緒に来てもデメリットしかない気がす
?
柄だしね
﹂
﹁そうですか。アスナさんは如何します
﹁私は⋮考える。先に行っていて﹂
﹂
﹁じゃあ、ボクがキリトの光になってあげるよ。 元気がボクの取り
?
﹁まっ間に合った。 アスナだ。
また、階段を上る音が聞こえた。
﹁急ぎましたから﹂
﹁よく追い付いたな﹂
﹁疲れたよー﹂
﹁ふう、間に合いました﹂
リオンとユウキだ。
俺が階段を上り終わると階段を上る音が聞こてきた。
﹁分かりました。ではユウキ君、行きましょう﹂
?
!
38
!?
﹁⋮⋮いいのてす
!
キリト君、ユウキちゃん、リオンさん、
エギルさんから伝言があるの
﹁ボス戦のパーティーでは、俺達と一緒に組もうぜ﹂だって
これは私のお願いになっちゃけど、
私との関係を切らないで欲しいんだ﹂
﹁うぃーす﹂
﹁わかった﹂
﹁うん。 了解したよ。 それじゃあ、ボク達とフレンド登録しよ﹂
俺達はアスナとフレンド登録をした。
39
ギルド設立
﹂﹂﹂
﹂ ﹂
第五層に集まっていた俺︵キリト︶、ユウキ、アスナは、
﹁そうだ、ギルドを作ろう
﹁﹁﹁はぁ
﹁だから、ギルドを作ろう
﹂
﹂
?
﹁﹁﹁はぁぁ
﹂﹂﹂
本日二回目の驚き発言。
﹁私達だけって、4人だけで
﹂
﹁決まっていますよ、私達だけで倒しに行くんですよ﹂
﹁でもどうやってボクらがアイテムを手に入れるの
﹁あいつがこの辺りのアイテムを実装しない訳ないです﹂
てか、今回は実装されてないかも知れないぞ﹂
﹁いや、俺たちの誰かが手に入るか分からないし。
だから作るんですよ﹂
です。
﹁ギルドフラッグ。あれ便利なんですがギルドがないと宝の持ち腐れ
﹁えっと、確か⋮﹂
﹁ここの層のボスから出てくるアイテム覚えていますか
﹁いや、だけどなんで
﹂
リオンのいきなり発言に心底驚いた。
!
そうですね⋮ネズハグループだとか、エギルグループだとか、 辺
りですかね﹂
﹁確かに彼等なら誘ったら入ってくれるかもだけど
それでも難しいんじゃないか、人数的に、レベル的にも﹂
﹂
﹁そこは私のスベルカードに任せて下さい﹂
﹁分かった、声を掛けてくる
﹁あ、待ってユウキ﹂
﹁なあ、リオン﹂
ユウキとアスナはレストランから駆け出て行く。
!
40
?
?
!
?
﹁さすがにそれは厳しすぎるので、
?
?
﹁なに
キリト﹂
﹁お前がギルドを作ろうと言う理由、旗だけじゃないだろ
﹁⋮はい、その通りです。
一つ目の理由は旗ですが、
二つ目の理由は二大勢力ギルドに対しての抑制力です。
あのギルド達はこれからも対立を深めていくでしょう。
それがいい意味だけなら良いのですが⋮﹂
﹁羽目を外せば殺しあいに⋮﹂
﹂
﹁⋮ふふ、そうなったらそうなったで面白そうですが⋮面倒くさいで
すからね。
それに旗に対しての対立もあるでしょう。
彼等に対しての抑制力は必要でしょう。
そして最後に名が知れたギルドになれば
人助け等で動きやすいでしょう。
﹂
この三つの理由で作ろうと思います﹂
﹁分かった、けどギルドの名前は
!!
そして三日後。
﹂﹂﹂﹂﹂
﹁新ギルド設立を祝ってカンパーイ
﹁﹁﹁﹁﹁カンパーイ
﹂
残りの俺達がメンバー集めをする事になった。
リオンがギルドを建てるためのクエストを、
こうして俺たちはギルドを建てる事になり、
﹁それはギルドを建てた暁に発表したいと思います﹂
?
﹂
!!
言い出しっぺのお前じゃ無いのか
?
団長は⋮キリト、頼んだ
﹁はぁ
﹂
﹁ん、そうだったね。ではここで発表します。
そう言えばの如くリオンが反応する。
﹁そういりゃ、ギルド名と団長副団長聞かされてないぞ﹂
﹁二シシ、集まってくれて有難うな﹂
﹁言い出しっぺはリオンだから﹂
﹁にしてもキリト、お前がギルド立てると言い出した時は驚いたぞ﹂
!!
41
?
?
!?
﹁僕は最高顧問、何処かの万屋にいる相談役になるのさ
﹁な、なんだと﹂
﹁安心しろ、ギルドには入る。そして、ギルド名は⋮﹂
﹂
皆がたたずを飲んで待浴びる。
﹁何にしましょうか
﹂
と言うことで、ギルド︽流星の民︾始動
団長:キリト
副団長:ユウキ
!!
﹂
!
﹁今考える。⋮そうだね、ギルド名は取り敢えず︽流星の民︾
﹁考えとけよ
皆ずっこけた。そりゃあな、
?
団員:アスナ、エギル衆等
﹂
42
最高顧問:リオン
合計10人
!!
!
シリカ1
アイングラッド 第35層 ﹁迷いの森﹂
俺は溜息を吐いていた。
何故かと言うと、ユウキとはぐれたからだ。
仕事で来たらこんなはめに⋮。
俺達は攻略組のトッププレイヤーだ。 だから此処に生息して居るモンスターに襲われても1撃で倒せる
から問題ない。
⋮あいつも地図持っているし、
今頃この森から脱け出しているかも知れないけれど、
なんか、あいつも俺のこと探している気がするんだよな。
また俺から溜息が出る。
こらゃ会えるのか
⋮悲鳴が聞こえる。
俺は、索敵スキルを使用し辺りを確認した。
1人のプレイヤーがモンスター3体に襲われ様としている。
俺はそのプレイヤーを助けるため走り出した。
俺が、声の発生源で見た物は
女の子が≪ドランクエイプ≫3体に1撃喰らいそうな場面だった。
俺は直ぐに剣を抜き≪ドランクエイプ≫を倒す為に走り出した。
俺は≪ドランクエイプ≫にソードスキルが当たる位置まで移動し、
片手剣ソードスキル︽スラント︾の斜め斬りで一線の1撃で
3体の≪ドランクエイプ≫をポリゴンへと四散させた。
だが俺は彼女の使い魔を助けて上げる事が出来なかった。
俺もまだまだだな。
⋮そう言えばあいつからこんな情報が貰ったな。
情報では、第47層の﹃思い出の丘﹄に使い魔を蘇生させる花があ
るらしい。
その人は鼠から買ったから間違いないだろう言ってたな∼。
俺は情報をいうため改めて声を掛けた。
43
?
﹁その羽根だけどな。 アイテム名、設定させているか
﹁最近、わかった事なんだが、
使い魔を蘇生出来るかも知れないんだ。 47層に有る﹃プネウマの花﹄の粉を
その羽に振りかければ蘇生できるかも知れないんだ﹂
⋮その頃ユウキはというと⋮
少し歩いていたら、
﹂ ボクは﹃キリトー。 どこに居るのー﹄と声を上げた。
早くキリト探さないとお説教の時間が延びちゃうよー。
剣を腰に付いている鞘に納める。
≪ドランクエイプ≫をポリゴンに四散させ、
ボクは、片手剣ソードスキル︽スラント︾の斜め斬りの1撃で
≪ドランクエイプ≫が4体ほど現れる。
ボクを探している気がするんだよね。
もう、森を抜けている可能性もなくはないけれど
諦めてキリトを探さないと。
⋮仕方ないや、ボクが悪いんだし
嫌だよ怒られたくない
これは絶対言われるな、とボクの口から溜息が洩れる。
﹁此処の森では一緒に居ないと駄目だって言ったじゃないか﹂、
︵ヤバい、キリトとはぐれちゃった。 絶対お説教される。︶
?
悲鳴が聞こえてきてそこに向かうとボクはキリトを発見した。
⋮キリトと一緒にいる女の子は誰だろうか
取りあえず合流しないと。
?
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