路上等障害物による 通行の障害の防止

路上等障害物を設置、放置しない‼
路上等に看板や商品陳列台などの物件を許可なく設置・放置すると通行の障害となり、歩行
者や自転車がぶつかり怪我をしたり、緊急車両が通行できなくなるおそれがあるなど、大変迷
惑です。路上等障害物を設置・放置しないようにしましょう。
看板や商品陳列台などは、敷地内に設置してください。
路上等障害物を発見した時は指導・勧告します
繰り返される場合は、区が除去・一時保管します
路上等障害物を設置・放置した者に対して、これを除去するよう指導・勧告します。 路上等障害物が繰り返し設置・放置され、除去していない状態にあると認めるときには、
区がこれを除去・一時保管します。
一時保管の間に、敷地内のスペースでの設置方法などを検討してください。
指 導
勧 告
除去・一時保管
※勧告の際に、今後路上等障害物を繰り返し設置・放置し、除去していない状態と認められるときは区が
これを除去することについて、同意を求めます。
路上等障害物とは
公共の場所の適正な利用を阻害するもので容易に移動させることが
できるもの
(例)
■ 路上に置かれた看板など
■ 路上に置かれた商品陳列台
■ 家の前などの路上に置かれた植木鉢やプランター
新宿区
路上等障害物による
通行の障害の防止
平成28
年
12月1
日
から施
行
に関する条例
■目的
路上等障害物による通行の障害を防止する
ために、
区長及び区民等の責務を明らかにし、
区民等が公共の場所を快適に通行することが
できるようにすることを目的とします。
■区長の責務
警察署や関係行政機関、
地域団体と連携し、
この条例の目的を達成するための施策を推進
します。
■区民等の責務
区民や事業者(店舗等)は路上等に障害物
となる看板や商品陳列台などの物件を設置
し、または放置してはなりません。
■指導
区長は路上等障害物を設置・放置した者に
対し、これを除去するよう指導ができます。
■勧告
区長は指導を受けた者が路上等障害物を設
置・放置しているときは、直ちに除去するよ
う勧告ができます。
■除去・一時保管
勧告を受けた者が路上等障害物を除去して
いない状態にあると認めときは、区長はこれ
を除去し、一時保管する措置をとることがで
きます。
※勧告の際に、今後路上等障害物を繰り返し設置・
放置し、除去していない状態と認められるとき
は区がこれを除去することについて、同意を求
めます。
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障害物
関係機関との連携
条例の目的達成のために、警察署や道路管理者など他の関係機関との役割分担を明確にする
協定を締結し、連携していきます。
道路法による違法放置物件の対策が強化されました
道路法の一部が改正され(第44条の2関係 平成28年9月30日施行)
、道路に設置され
た看板などの違法放置等物件が、道路の交通に危険を及ぼすおそれがあると認められる場合で
あって、除去などの必要な措置命令に従わない場合や、占有者等が現場にいないため、必要な
措置をとることを命ずることができないときは、道路管理者は違法放置等物件を除却すること
ができるようになりました。
新宿区みどり土木部交通対策課 電話 03-5273-3847
新宿区路上等障害物による通行の障害の防止に関する条例
(目的)
第 1 条 この条例は、路上等障害物による通行の障害を防止するため、区長及び区民等の責務
を明らかにするとともに、路上等障害物を除去することに関し必要な事項を定め、もって公
共の場所における安全かつ円滑な交通環境を確保し、区民等が公共の場所を快適に通行する
ことができるようにすることを目的とする。
(定義)
第 2 条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
⑴ 公共の場所 道路、公園、駅前広場その他の公共の用に供する場所をいう。
⑵ 路上等障害物 公共の場所の適正な利用を阻害する立て看板、商品の陳列台その他の工作
物及び物件であって、容易に移動させることができるものをいう。
⑶ 区民等 次に掲げるものをいう。
ア 新宿区(以下「区」という。)の区域内(以下「区内」という。
)に住所を有する者、区
内で働く者、学ぶ者、活動する者及び活動する団体並びに区内に滞在する者
イ 事業(その準備行為を含む。以下同じ。
)を行う法人その他の団体及び事業を行う場合
における個人 (区長の責務)
第 3 条 区長は、区の区域を管轄する警察署(以下「警察署」という。)その他の関係行政機
関及び地域団体(区内に存する町会、自治会、商店会その他の地域活動を行う団体をいう。
)
と連携し、公共の場所における安全かつ円滑な交通環境の確保の推進に関する意識の啓発そ
の他この条例の目的を達成するために必要な施策を推進するものとする。
(区民等の責務)
第 4 条 区民等は、路上等障害物を設置し、又は放置してはならない。
2 区民等は、区長が実施する前条の施策に協力しなければならない。
(指導)
第 5 条 区長は、路上等障害物を発見したときは、当該路上等障害物を設置し、又は放置した
者(以下「設置者等」という。)に対し、これを除去するよう指導することができる。
(勧告等)
第 6 条 区長は、前条の規定による指導を受けた設置者等が更に路上等障害物を設置し、又は
放置していると認めるときは、直ちにこれを除去するよう勧告することができる。
2 区長は、前項の規定による勧告を行う際に、設置者等に対し、当該勧告を行ったにもかか
わらず当該路上等障害物が除去されていない状態にあると認められる場合には、区長がこ
れを除去し、一時保管の措置を採ることに同意する旨の書面を提出するよう求めることが
できる。
(除去及び一時保管)
第 7 条 区長は、前条第 2 項の規定により提出された同項の書面に係る路上等障害物について、
同項に規定する状態にあると認めるときは、これを除去し、一時保管の措置を採ることがで
きる。
(関係行政機関への要請)
第 8 条 区長は、この条例の目的を達成するため、警察署その他の関係行政機関に協力を要請
することができる。
(委任)
第 9 条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、
区長が別に定める。
附則
この条例は、平成 28 年 12 月 1 日から施行する。
道路上に許可なく物件を設置することは法令で禁止されています
道路上に許可なく物件を設置することは、道路法、道路交通法、東京都屋外広告物条例で禁
止されています。
■道路法(抜粋)
(道路の占用の許可)
第32条 道路に次の各号のいずれかに掲げる工作物、物件又は施設を設け、継続して道路を
使用しようとする場合においては、道路管理者の許可を受けなければならない。
6 露店、商品置場その他これらに類する施設
7 前各号に掲げるものを除く外、道路の構造又は交通に支障を及ぼす虞のある工作物、物件
又は施設で政令(※)で定めるもの
※道路法施行令
(道路の構造又は交通に支障を及ぼすおそれのある工作物等)
法第32条 第1項第7号の政令で定める工作物、物件又は施設は、次に掲げるものとする。
1 看板、標識、旗ざお、パーキング・メーター、幕及びアーチ
(道路に関する禁止行為)
第43条 何人も道路に関し、左に掲げる行為をしてはならない。
2 みだりに道路に土石、竹木等の物件をたい積し、その他道路の構造又は交通に支障を及ぼ
すおそれのある行為をすること。
違反者には、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられる場合があります(第
102条)
■道路交通法(抜粋)
(禁止行為)
第76条 3 何人も、交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路に置いてはならない。
(道路の使用の許可)
第77条 次の各号のいずれかに該当する者は、それぞれ当該各号に掲げる行為について当該
行為に係る場所を管轄する警察署長の許可を受けなければならない。
2 道路に石碑、銅像、広告板、アーチその他これらに類する工作物を設けようとする者
3 場所を移動しないで、道路に露店、屋台店その他これらに類する店を出そうとする者
違反者には、
3月以下の懲役又は5万円以下の罰金が科せられる場合があります(第119条)
■東京都屋外広告物条例(抜粋)
(禁止区域)
第6条 次に掲げる地域又は場所に、広告物を表示し、又は掲出物件を設置してはならない。
10 道路、鉄道及び軌道の路線用地。
違反者には、5万円以下の過料が科せられる場合があります。
(第71条)
そで看板や壁面看板は許可を受けて設置することができます
建物から突き出して設置する「そで看板」や「壁面
看板」は、道路法・東京都屋外広告物条例の基準を満
たし、許可を受ければ設置することができます。設置
を検討している方は、下記へお問い合わせください。
問い合わせ先
新宿区みどり土木部土木管理課占用係
TEL 03 - 5273 - 3574(区役所本庁舎 7階)
そで看板
車道の場合
4.5m
以上
1.0m
以下
境界
壁面看板
車道の場合
4.5m
以上
0.3m
以下
境界