平成28年度かごしま6次産業化交流会運営業務委託 1 企画提案競技実施要領 企画提案競技の目的 農山漁村の所得や雇用を増大し,地域活力の向上を図るためには,農山漁村に おける6次産業化等の取組を拡大していくことが必要である。 鹿児島県においては,今年度,本県の6次産業化に関わる農林漁業者等,食品 加工・製造事業者,流通・販売事業者等が一同に会し,現状把握や課題抽出及び 取り組むべき方向性等の検討を行う交流会を実施し,農林漁業者等の計画実現に 向けた取組への支援を図ることとしている。 そこで,本業務を実施するに当たり,目的を達成するための交流会の実施に関 する優れた提案を広く募集するため,企画提案競技を実施し,総合的な選考を行 い,業務実施に係る契約者を特定するものである。 2 企画提案競技に付する事項 (1) 業務名 平成28年度かごしま6次産業化交流会運営業務 (2) 業務内容 6次産業化交流会の開催(講演・パネルディスカッション・個別相談の3部 構成) (3) 提案仕様 詳細は,平成28年度かごしま6次産業化交流会運営業務委託提案仕様書 (以 下「提案仕様書」という。)による。 3 4 事務を担当する部局の名称及び問い合わせ先 鹿児島県 農政部 農政課 流通支援係 武田,中園 郵便番号890-8577 鹿児島市鴨池新町10番1号 電話番号 099-286-3194 ファックス番号 099-286-5587 電子メールアドレス《 [email protected] 》 企画提案競技に参加するものに必要な資格 (1) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない 者であること。 (2) 経営不振の状態(会社更生法(平成14年法律第154号)第17条第1項に基づ き更生手続開始の申立てをしたとき,民事再生法(平成11年法律第225号)第 21条第1項に基づき再生手続開始の申立てをしたとき,手形又は小切手が不渡 りになったとき等。ただし,鹿児島県が経営不振の状態を脱したと認めた場合 を除く。)にない者であること。 (3) 暴力団等を構成員に含まない,また,暴力団等と取引がないこと。 1 (4) 宗教活動や政治活動を主たる目的とした団体ではないこと。 5 企画提案の募集 (1) 方法 県ホームページにおいて公開。 (2) 期間 平成28年12月2日(金)から平成28年12月12日(月) 6 企画提案書等の提出場所等 (1) 提出場所 3に同じ (2) 提出方法 持参,郵便又は信書便により提出すること(郵便又は信書便により提出する 場合は,配達を証明することができる郵便又は信書便とすること) (3) 提出期限 平成28年12月12日(月) 午後5時15分(郵便又は信書便により送付 する場合は,同期限までに必着のこと) (4) 提出書類 ア 応募書(様式1) イ 企画提案書 ウ 費用見積書 エ 企画提案者の企業概要パンフレット オ 鹿児島県が行う契約からの暴力団排除措置に関する誓約書及び役員名簿 (様式2) (5) 提出部数 9部(うち原本1部) (6) 提出期限後の提出書類の再提出及び差替えは認めない。 (7) 提出書類等に用いる言語,通貨及び単位は,日本語,日本円,日本の標準時 及び計量法(平成4年法律第51号)に定める単位に限る。 7 企画提案書 (1) 様式は自由とする。 (2) 複数の企画提案書の提出は認めない。 (3) 企画提案書は1案に限る。 8 費用見積書 (1) 業務に要する経費の見積額を提示すること。 (2) (1)の見積額(消費税を含む。 )は,次に掲げる予算額の範囲内であること。 金額3,584千円 2 (3) 本企画提案競技における審査の対象とする。 9 選定方式 (1) 審査 別に定める審査委員により組織された審査委員会において,8の(1)の見積 額が予算額以内の提案を審査する。 (2) 選定方法 審査委員会は,参加者から提案について説明を求めるため,提出書類を用い てヒアリングを行い,6の(4)の提出書類を提出した者(以下「提案者」とい う。 )の順位を定め,資格者推薦委員会に報告する。 (3) ヒアリング日程 詳細な日時及び場所については,公募期間終了後,別に定め,提案者に通知 する。 (4) ヒアリング方法 ア ヒアリングは各提案者3名以内の出席とする。 イ ヒアリングの内容は,企画提案書の説明と審査委員からの質疑とする。 ウ ヒアリングの時間は1提案者あたり30分程度とし,そのうち提案者の説 明の時間は20分程度とする。 エ 説明は,本業務を担当することとなる者が行うこと。また,審査委員の質 疑は,出席した者による回答を可とする。 オ ヒアリングに要する経費は,全て提案者の負担とする。 10 審査結果 審査委員会の審査結果は,各提案者に対し電子メール等により通知する。 11 質問書 本企画提案競技に関して疑義があるときは,質問書(様式3)を提出し,回答 を受けることができる。 (1) 提出場所 3に同じ (2) 提出方法 ファックス又は電子メールにより提出すること。 (3) 提出期限 平成28年12月9日(金) 午後5時15分 (4) 回答 質問書に対する回答は,提案書を提出した者全てに電子メールにより回答す る。 3 12 提案の無効 (1) 参加資格のない者の提案は,無効とする。 (2) この要領に定める手続以外の手法により,提案者が審査委員又は関係者に本 企画提案競技に関する援助を直接又は間接に求めた場合,その提案者の提案は 無効とする。 (3) 提出された提出書類が次に掲げる事項のいずれかに該当する場合,提案は無 効となることがある。 ア 提出方法,提出先及び提出期限に適合しないもの イ 作成様式及び記載上の注意事項に示された内容に適合しないもの ウ 記載すべき内容の全部又は一部が記載されていないもの エ 記載すべき事項以外の内容が記載されているもの オ 虚偽の内容が記載されているもの 13 その他 (1) 契約 資格者推薦委員会において選定した提案者の代表者と業務委託契約の締結交 渉を行う。 なお,この企画提案競技に参加した者が地方自治法施行令(昭和22年政令第 16号)第167条の4の規定のいずれかに該当することとなった場合,契約の締 結を行わないことがある。 (2) その他 ア 提案書類の作成及び提出に要する費用は提案者の負担とする。 イ 提出書類は,提案者に無断で使用しないが,審査作業に必要な範囲におい て複製を作成するものとする。 ウ 提出された提出書類は返却しない。 エ 本業務の実施に当たっては,業務を総括する責任者を定め,企画提案書に 記載するものとし,特別の理由があると認められた場合を除き変更すること ができないものとする。 4 平成28年度かごしま6次産業化交流会運営業務委託提案仕様書 1 委託業務の名称 平成28年度かごしま6次産業化交流会運営業務委託 2 契約期間 契約日から平成29年3月24日(金)まで ※交流会の実施については2月中旬までの開催とする。 3 委託業務の目的 農山漁村の所得や雇用を増大し,地域活力の向上を図るためには,農山漁村にお ける6次産業化等の取組を拡大していくことが必要である。 鹿児島県においては,今年度,本県の6次産業化に関わる農林漁業者等,食品加 工・製造事業者,流通・販売事業者等が一同に会し,現状把握や課題抽出及び取り 組むべき方向性等の検討を行う交流会を実施し,農林漁業者等の計画実現に向けた 取組への支援を図る。 4 予算上限額 3,584千円以内(消費税額及び地方消費税額を含む) 5 委託業務の内容 (1) 6次産業化交流会の開催 ア 支援対象:本県の6次産業化に関わる農林漁業者等※ ※六次産業化・地産地消法に基づく「総合化事業計画」の認定を受けた農林漁 業者及び認定を目指す農林漁業者並びに経営の多角化に取り組む農業者等 イ 交流会の構成:交流会は以下の3部構成とする。 (ア) 講演 6次産業化に取り組むきっかけや成功までの足跡,これからの展望など, 事業者目線での情報提供により,本県の6次産業化に関わる農林漁業者等の 気運情勢を図るとともに新たな取組へのヒントを探る。 ○講師:6次産業化関連事業者(例:6次産業化に取り組む農業者等) ○時間:60分程度 (イ) パネルディスカッション 県内の6次産業化に携わる関連事業者それぞれから見た6次産業化の現状 や課題抽出,取り組むべき方向性等について意見交換等を行うことにより, 地域における6次産業化の更なる推進への一助とする。 ○コーディネーター:6次産業化に関する施策や現状,農林水産物等の 加工・流通等に精通し,会の進行においてコーディ ネート能力を有する者(例:学識経験者等) ○パネラー:6次産業化に取り組む事業者,食品加工・製造事業者,販 売・流通事業者,その他(講師等) ○時間:70分程度 (ウ) 個別相談 本県の6次産業化に関わる農林漁業者等を対象に取組に応じた個別相談を 実施し,農林漁業者等の計画実現等に向けた取組支援の一助とする。 ○個別相談(取組別) ①流通・販売事業者(県内バイヤー等)×事業者 ・バイヤー等4名程度×2コマ以上 ・販路開拓に向けた商品の求評,アドバイス ②6次産業化プランナー等の専門家×事業者 ・プランナー等4名程度×2コマ以上 ・商品開発,ブラッシュアップに向けた相談 ③大隅加工技術研究センター×事業者 ・センター職員3名程度×2コマ以上 ・加工技術等に関する相談 ○時間:60分程度 (2) 委託業務実施報告書の提出 受託者は,委託業務を終了した時は,交流会の開催に関する実績並びに参加事 業者等ごとの成果等を内容とする委託業務実施報告書を印刷物及び電子ファイル で提出する。 6 業務委託の企画書提案内容 (1) 5の(1)については,開催時期,開催場所,開催方法及び期待される効果等を 具体的に提案すること。 (2) 今回示した業務委託の内容以外に,予算額の範囲内で,事業目的を達成するた め有効と思われる事項があれば追加提案すること。 7 業務の実施体制等 (1) 業務の実施体制 業務全体の責任者である統括責任者及びそれぞれの業務実施に係る企画立案を 行う企画担当者及び経理責任者を定めた業務実施体制を構築する。 (2) 経理の方法 業務に要する旅費,報酬等の支払いに関する規定を整備することとし,経理部 門においては,複数の者によるチェック体制を設ける。 (3) 6次産業化に関わる農林漁業者等への周知 交流会の開催案内については,広報用の開催案内を作成すること。また,事業 者等の募集については,独自のネットワークの活用に加え,関係機関等との連絡 調整を密に行うなど,できる限り多くの参加者の確保に努めること。 (4) 県内の食品加工・製造事業者,流通・販売事業者への周知 (3)と同様。 (5) 会場・講師等の手配 会場については,委託業務の目的や内容に即した場所を確保すること。講師・ コーディネーター・パネラーについても,同様に委託業務の目的や内容に即した 人材を確保すること。 8 その他 (1) 報告書,作成するテキスト,資料,報告書等についての権利は県に帰属する。 (2) 本事業に関して知り得た業務上の秘密は,契約期間にかかわらず第三者に漏ら してはならない。 (3) 本件に関し疑義が生じた場合及び仕様書に記載のない事項については,県と協 議すること。 (4) 事業の実施に当たっては,鹿児島県と十分に連携をとり,協議・調整の上,進 めることとする。
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