北関東の4労働局合同で年末建設一斉監督を実施

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群
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平成
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労
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働
働
働
局
局
局
局
表
28 年 11 月 29 日
茨城労働局労働基準部監督課
課
電
長 佐川 正孝
話 029-224-6214
栃木労働局労働基準部監督課
担
当
課
電
長 西川 聡子
話 028-634-9115
群馬労働局労働基準部監督課
課
電
長 永田 卓也
話 027-896-4735
埼玉労働局労働基準部監督課
課
電
長 子安 成人
話 048-600-6204
北関東の4労働局合同で年末建設一斉監督を実施
北関東(茨城・栃木・群馬・埼玉)の建設工事で、本年 10 月末までに発生した休業
4 日以上の死傷労働災害は 1,047 件(前年比 6.1%減)、死亡災害は 19 件(同 32.1%
減)であり、全体では減少しているものの、茨城及び栃木管内では増加し、依然高い
水準となっています。(別添参照)
特に、年末・年始は、休工前の作業の前倒し、年度末に向けた工事の増加などから
繁忙期となり、現場内の作業が輻輳するとともに、生活リズムの変化で休み明けに作
業員の体調が整わないことなどにより労働災害が発生しやすい状態です。
このため、茨城・栃木・群馬・埼玉労働局では、年末前の 12 月1日(木)から 12
月 14 日(水)までの間、建設工事現場の一斉監督を実施し、年末・年始の建設工事の
労働災害防止を図ることとしています。
別添
1
北関東4労働局における建設業の労働災害発生状況(平成 28 年1~10 月)
北関東の4労働局管内における建設業に係る平成 28 年の労働発生状況をみると、労働
災害(休業4日以上の死傷災害)が前年比 6.1%減少、そのうちの死亡災害は前年比
32.1%減少となっていますが、これらは、もっぱら埼玉労働局管内の減少によるもので、
他の 3 県での発生状況は、ほとんど前年並みとなっています。(グラフ1)
労働災害発生状況における事故の型別の内訳をみると、墜落・転落災害が 33%と最も
多く、以下、はさまれ・巻き込まれ災害(11%)、切れ・こすれ(11%)の順で多くなっ
ています。(グラフ2)
※全国における建設業の労働災害発生状況(平成 28 年1~10 月)
死傷者数 11,204 件(前年比 3.9%減) 死亡者数 220 件(前年比 17.3%減)
グラフ1
北関東4労働局管内における建設業の労働災害発生状況(死傷、死亡)
北関東4局における建設業の
死傷者数
(1月~10月)
1200
1115
北関東4局における建設業の
死亡災害
(1月~10月)
30
28
1047
25
1000
800
600
496
20
398
埼玉
174
172
400
191
195
200
254
282
27
28
群馬
栃木
15
3
10
茨城
5
0
グラフ2
14
4
19
4
埼玉
3
群馬
4
栃木
茨城
7
8
27
28
0
北関東の4労働局管内における建設業の労働災害発生状況(事故の型別)
墜落・転落
はさまれ・巻き込まれ
14%
5%
7%
33%
転倒
切れ・こすれ
11%
10% 9%
飛来・落下
11%
動作の反動・無理な動作
激突
その他
2
北関東4労働局合同の年末建設一斉監督
茨城労働局・栃木労働局・群馬労働局・埼玉労働局の4労働局では、合同で、特に繁
忙期となる年末・年始の時期における建設工事の労働災害の発生を防止するため、平成
28 年 12 月1日から 14 日までの期間に集中的に建設工事に対する一斉監督を実施します。