軽度者に対する福祉用具貸与の流れ

軽度者に対する福祉用具貸与の流れ
1
認定時の基本調査項目の結果を確認する
居宅介護(予防)支援事業者は、電話や開示請求により、福祉用具貸与が認められる例外に該当する
かどうか確認。(例外に該当するかは別紙を参照)
例外に該当する場合は、福祉用具貸与が可能となりますので、開示請求により認定調査票を取り寄せ、
居宅サービス計画と一緒に保管してください。
また、福祉用具貸与事業者は、例外に該当する内容が確認できる部分の調査票の写しを居宅介護(予
防)支援事業者から入手し、サービス記録と一緒に保管します。
(この場合はサービス担当者会議開催の報告書の提出は必要ありません)
2
基本調査項目を確認しても例外に該当しない場合、貸与は不可となりますが
次のⅠ~Ⅲのいずれかに該当することが、医師の医学的な所見に基づき判断され、サービス担当者会
議等を経た適切なケアマネジメントの結果を踏まえていることを、市が書面等確実な方法により確認し
ている場合には、福祉用具貸与が可能になります。
Ⅰ
疾病その他の原因により、状態が変動しやすく、日によって又は時間帯によって、頻繁に別紙例外
に該当する者
Ⅱ
疾病その他の原因により、状態が急速に悪化し、短期間のうちに別紙例外に該当することが確実に
見込まれる者
Ⅲ
疾病その他の原因により、身体への重大な危険性又は症状の重篤化の回避等医学的判断から別紙例
外に該当すると判断できる者
○「医師の医学的な所見」とは
主治医意見書による確認のほか、医師の診断書又は担当のケアマネジャーが聴取した居
宅サービス計画に記載する医師の所見により確認する方法でも差し支えありません。
また、車いすにおいて日常生活範囲における移動の支援が必要と認められる場合及び移動用リフトに
おいて生活環境において段差の解消が必要と認められる場合には、主治医の意見を踏まえ、サービス担
当者会議等を経た適切なケアマネジメントを通じて、居宅介護(予防)支援事業者が判断後、福祉用具
貸与が可能になります。
(この場合もサービス担当者会議開催の報告書を提出してください)
3
サービス担当者会議の書類を作成し、介護保険課に提出
「福祉用具貸与サービス担当者会議開催の報告書」に必要書類①サービス担当者会議の要点(4表)
②医師の所見が記載された書類(主治医意見書、診断書、①に記載又は旧5表等の別様式でも可)③居
宅サービス計画書(1・2・3表)④福祉用具のパンフレットの写しを添えて、貸与前に介護保険課介
護給付係に提出してください。その後は、必要に応じて随時サービス担当者会議を開催し、その都度、
書類を提出して頂きます。
4
提出書類を立川市介護保険課介護給付係にて確認後、報告書の写しを返送
提出書類を確認し、確認印を押印した「福祉用具貸与サービス担当者会議開催の報告書」の写しを返
送します。その後、福祉用具貸与が可能となります。
なお、軽度者への例外給付にかかわらず、居宅サービス計画に福祉用具貸与を位置づける場合には、
利用の妥当性を検討し、当該計画に福祉用具貸与が必要な理由を記載するとともに、必要に応じて随時
サービス担当者会議を開催し、継続して貸与が必要か検証した上で、継続して福祉用具貸与を受ける必
要がある場合にはその理由を居宅サービス計画に記載することになります。