一 般 社 団 法 人 所 沢 法 人 会 会 長 賞 消 費 税 増 税 の 行 く 末 埼 玉

一般社団法人所沢法人会
消費税増税の行く末
会長賞
埼玉県立芸術総合高等学校
北谷
よ うに なる。 例え ば、 この 社会 保障制 度が 質の 低い もの になる と、
救 急車 を呼ぶ 際に 、高 額な 料金 が発生 した り、 また 、生 活が困 窮す
三年
少 ない 税金で 予算 が足 りな いと 、さら に生 活が 困難 にな る人々 が増
税 のデ メリッ トとし て低所 得者 の生活 が苦し くなる こと を挙げ たが 、
る 国民 に対し ての 生活 保護 サー ビスも 保障 され ない もの となる 。増
凜
え る可 能性も ある のだ 。そ して 何より 、増 税に よっ て予 算が増 える
とここ数年での地震・災害の被災地への復興にまわすお金が増える。
地 震大 国とも 呼ば れる 日本 にお いて、 国民 が税 金を 払う ことは そう
今 年の ニュ ース で、消 費税 率十 パー セン トへの 引き 上げ を延 期さ
れ るこ とが話 題に なっ たこ とは 誰もが 記憶 して いる だろ う。消 費税
した支援の一部になり、地道とはいえ手助けをすることになる。
私は 、必ず しも 増税 が良 い、 賛成だ 、と は一 概に は言 えない 。し
は 私た ち学生 にと って も一 番身 近で、 自分 が負 担者 であ ること を実
際 に感 じなが ら払 う税 金だ 。そ れゆえ に増 税す るこ とへ の国民 の意
高 齢者 一人に 対し て、 負担 する 若者の 人数 が減 って いく ことが 問題
に とっ てのこ れら のリ スク は、 少子高 齢化 に伴 って 高ま ってい く。
ま た、 低所得 者の 生活 が苦 しく なる可 能性 も否 めな い。 私たち 国民
挙 げら れる。 増税 反対 の意 見を もつ人 が多 い一 番の 理由 であろ う。
消費 税増税 のデ メリ ット とし て、ま ず国 民の 負担 が増 えるこ とが
民 が一 番期待 する とこ ろで あり 、また 疑う べき とこ ろで もある のか
金 があ る。そ のよ うな 問題 も考 え、政 府が どう 動く のか が私た ち国
特 徴や 傾向を つか み判 断す べき ではな いか 。ま た日 本に は多く の借
ち らが いいか 、と いっ た話 がよ く取り 上げ られ るが 、ま ずは自 国の
ような﹁低福祉低負担﹂、スウェーデンのような﹁高福祉高負担﹂ど
支 えら れる保 障が つく と考 える 。こう した 税の 問題 で、 アメリ カの
か し増 税をす るこ とに よっ て負 担した 分、 生活 の基 盤と なる部 分は
だ 。ま た、さ らに 大き く言 えば 増税す るこ とに よっ て、 中小企 業の
もしれない。
見は様々である。
倒 産、 国内の 消費 が減 り景 気が 悪化す るお それ もあ る。 世間で の増
税 に対 して論 争、 意見 の分 裂は 、この デメ リッ トが 引き 起こさ れる
ことがポイントになっていると考えられる。
しか し、こ れら のデ メリ ット のリス クも ある が、 増税 が私た ち国
民にもたらす恵沢も大きい。税金が増えることで国の予算が増える。
そ れに よって 社会 保障 制度 が安 定し、 人々 がよ り安 心し て暮ら せる