都市計画の案の理由書 １ ２ 種類・名称 東京都市計画高度地区 （玉川上水・放射５号線周辺地区地区計画関連） 理 由 本地区は、東京都市計画道路放射第５号線（以下「放射５号 線 」 と い う 。） の 沿 道 周 辺 に 位 置 し 、 地 区 の 北 側 を 中 心 に 低 層 の 住宅地が形成され、地区南側には、企業・学校・都営住宅等の 大規模な敷地が集積している。 放射５号線は、国の史跡である玉川上水の保全など地域環境 に配慮した道路として、東京都が平成１７年１２月に事業認可 を 取 得 し 、整 備 が 進 め ら れ て い る 。 ま た 、 「東京都防災都市づく り 推 進 計 画 （ 平 成 ２ ８ 年 ３ 月 ）」 に お い て 、延 焼 遮 断 帯 に 設 定 さ れ、防災上の重要度から「都市計画道路の骨格防災軸の整備路 線」に位置付けられている。 ま た 、本 地 区 は「 杉 並 区 ま ち づ く り 基 本 方 針 ( 杉 並 区 都 市 計 画 マ ス タ ー プ ラ ン ) （ 平 成 ２ ５ 年 ８ 月 ）」 に お い て 、 放 射 ５ 号 線 の 沿道周辺は都市計画道路整備周辺地区に位置付けられ、防災環 境の向上や地区計画による景観形成、周辺の住環境に配慮した 高さ制限など中層住宅を中心とする良好な市街地の形成を図る とされ、その後背の住宅地は、一戸建てを中心とした落着きの あるみどり豊かな低密度住宅地の形成を図るとされている。さ らに、一団地の住宅施設である都営久我山一丁目第２団地につ いては、魅力ある景観形成に貢献する土地利用の誘導を図ると されている。 加 え て 、「 杉 並 区 景 観 計 画 （ 平 成 ２ ８ 年 ６ 月 ）」 で は 、 玉 川 上 水を中心に１００メートルの区域内を「水とみどりの景観形成 重点地区」に位置付け、良好な景観づくりに取り組んでいる。 こうした背景を踏まえ、放射５号線整備に伴う新たな道路環 境に即した適正な土地利用や、土地区画整理事業を施行すべき 区域が地区の 地区における づくりを進め の策定と併せ 約１５．４ヘ ものである。 東西に指定された後背の住宅地の土地利用等、本 従来からの課題に対応した一体的・総合的なまち るため、玉川上水・放射５号線周辺地区地区計画 、市 街 地 環 境 と 土 地 利 用 の 観 点 か ら 検 討 し た 結 果 、 クタールの区域において、高度地区の変更を行う
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