[仙南地区]リハビリ・リレー通信 掲載元:宮城県仙南保健福祉事務所(仙南保健所)成人・高齢班 柴田郡大河原町字南 129-1 第18号 0224-53-3120(直) 平成28年12月掲載 【今回の紹介施設】 医療法人金上仁友会 介護老人保健施設 ゆうゆうホーム です。 ◎私たちの施設の特徴◎ ゆうゆうホームは,医療法人金上仁友会金上病院を母体とし,北海道・東 北初の介護老人保健施設として昭和 63 年に開設されました。一般棟 59 床・認知専門棟 40 床の計 99 床で,在宅強化型を算定しています。通所リ ハビリは,定員 50 名でリハビリマネジメントⅡを積極的に算定し,すべて の方に包括的なリハビリテーションを提供しております。リハビリテーショ ン課のスタッフは理学療法士 3 名,作業療法士 5 名,言語聴覚士 2 名とな っており,理学療法士が副施設長を担っている施設でもあります。また,金 上グループでは金上病院を中心に認知症対応型共同生活介護(グループホー ム)「むくげ」,サービス付き高齢者向け住宅「けやきの杜」などを有して おり患者様の状態に合わせて対応できるケアミックス型体制を整え急性期医 療から介護・福祉までトータルケアを提供しています。 <リハビリスタッフ> お知らせ:年に 2 回公開講座を行っており前回は「肺炎ってどんな病気?~肺炎 球菌感染症とワクチン~」という内容で開催しました。また,平成 26 年 10 月に 岩手で行われた第 25 回全国老人保健施設大会で発表した演題「失語症患者向け タブレット端末アプリの開発と経過」が奨励賞を受賞しました。 <施設内観~平成 27 年改装~> 前号 Q に お答えします Q 〈リハビリに関する連絡先〉 住所:角田市角田字田町114-9 TEL:0224-62-4866 FAX:0224-62-4868 Mail:[email protected] ホームページ:http://www.kanagami.or.jp/yuyuhome/ コラム~日々の業務の中で感じたこと~ 『ゆうゆう祭と地域包括ケア』 貴施設は東北地方で初となる <グループ体操> 「地域包括ケアシステム」や「活動と参加」といったキーワ 介護老人保健施設だったそうで が,ゆうゆうホームという名前に ードで積極的な地域との関わりが求められています。先日開催 込められた意味,思い等ありまし した,「ゆうゆう祭」では,利用者様によるステージ発表や作 たら教えて下さい。(丸森町国民 品の展示,優秀な作品の表彰式,院内保育園児のお遊戯,スタ 健康保険丸森病院) A 当法人の前理事長が,高齢者 の入院後の在宅復帰に向けてのリ ハビリが重要と考え,病院と家庭 とを結ぶ中間施設と位置付けられ た介護老人保健施設のモデル施設 として昭和 63 年に設立しまし た。名称は,前理事長の“祐介” の名前から一字をとり,玄関前の 定礎には「祐友」となっていま す。“祐”は助けるという意味が あり“友”は志を同じくする仲間 を意味しています。親しみやすい 呼び方,温もりを感じる施設とな るようひらがなで「ゆうゆうホー ム」と命名されました。(ゆうゆ うホーム) ッフによるよさこいなどがあり,地域の方やご家族など大勢に 参加頂きました。 その中で印象的だったのは,自宅で転倒されリハビリ中の A 様です。笑顔が少なく,気分は落ち込み気味でしたが,本人と 家族が出席したリハマネ会議を重ねていくうちに「家で料理が やりたい」「何とか縁側で園芸がしたい」「編み物がしたい」 という前向きな発言が聞かれるようになりました。そこで,包 括的なリハビリを行った結果,心身ともに元気になり目標達 成。次のステップとして,編み物作品を作成しゆうゆう祭に出 展。見事に最優秀賞に輝きました。A 様は「皆さんのおかげで す,ありがとうございました」ととても喜んで下さいました。 A 様の語った『皆さん』とは地域で包括的に関わる我々介護 関係スタッフや地域住民の方であり,『皆さん』と目標を共有 してかかわった結果,「活動と参加」につながることが出来た のだと改めて感じました。これを機にさらに仙南地域のために 『皆さん』と一緒に頑張りたいと思います。 バトンで つなごう 一問一答 ~紹介リレー~ ▼ ▼ 次回 第19号 (H29・1) 仙南病院 さんへ バトンタッチ ●質問コーナー● Q.多業種・他施設との 連携が求められており, 当施設でも課題の一つと なっています。貴院で連 携についての工夫や配慮 している点などあれば教 えてください。(ゆうゆ うホーム)
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