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日本測量調査技術協会の「地理空間計測・活用技術セミナー」
来月2日開催(福岡市)
基調講演「CIMを学ぶ一点郡データの生かし方―」、「防災と情報技術」
(公財)日本測量調査技術協会(岡部篤行会長)は12月2日(金)、福岡市のTKP博多
駅前シティーセンターAホールで「地理空間計測・活用技術セミナー」を開催する。三次元
データに代表される地理空間情報は、防災・環境のシミュレーション等の基幹的なデータと
して様々な分野で使われている。今回のセミナーでは、最新の地理空間計測技術の動向を報
告するとともに、その特徴やデータ処理・解析技術、利活用事例などを紹介する。
セミナー内容は、午前の部(10:00~12:10)の技術セミナーとして①MMS計
測とデータ処理の実際(真田将英MMS_ワーキンググループ長:㈱ウエスコ)
、②UAVを
用いた公共測量の流れ(小田三千夫空中計測・マッピング部会副会長:国際航業㈱)、③Lidar
を用いた最新空間計測技術紹介(桑野裕士氏―ライカジオシステムズ㈱)
、④航空レーザデー
タの利活用・災害対策等の事例紹介・日本国内におけるデータ整備範囲(成松友己レーザワ
ーキンググループ:㈱エイテック)
、⑤MMSレーザデータの利活用・河川管理の効率化・高
度化について(山崎崇徳氏―㈱パスコ)
、⑥UAVによる三次元データ活用(光安利樹UAV
技術ワーキンググループ:アジア航測㈱)。
午後の部(13:30~16:25)は、①基調講演1「CIMを学ぶ一点郡データの生
かし方―」
(小林一郎熊本大学大学院教授)、②基調講演2「防災と情報技術」
(九州大学教授)
のあと、技術セミナーの③航空レーザの技術進展と新技術の紹介(今野洋幸レーザワーキン
ググループ:㈱パスコ)
、④MMSを用いた土木工事における土工出来形管理(白石宗一郎―
朝日航洋㈱)
、⑤UAV技術WGで調査中の最新技術動向(松永吉史UAV技術ワーキンググ
ループ:中日本航空㈱)などとなっている。