常任委員会及び議会運営委員会 先進都市を視察

常任委員会及び議会運営委員会 先進都市を視察
環境厚生委員会[8月2日~3日]
総務文教委員会[7月 27 日~ 28 日]
▼再生可能エネルギーの取り組み(長野県飯田市)
▼投票率向上のための取り組み(埼玉県)
▼新病院建設(愛知県常滑市)
▼施設一体型小中一貫教育校「萩野学園」の開校
(山形県新庄市)
【深澤竜介委員長のコメント】
飯田市では、地域環境権(地域の自然エネルギー
【諏訪部孝敏委員長のコメント】
若年層の低投票率の改善を図るため、若者向け冊
は地域のもので、地域に還元する)という考え方に、
子の作成、選挙事務の体験など、大学生の参画を推
大いに刺激を受けました。再生可能エネルギーの利
進しています。当市も18歳より前の早い時期から政治
用で、地域が豊かになることを考えるべきだと感じ
意識を高める取り組みなど、投票所の利便性向上を含
ました。
め、投票しやすい環境整備が必要だと思います。
「コミュニケーション日本一」という目標を掲げ、
新庄市の小中一貫教育は、「こころの教育」を図
新病院の建設を進めた常滑市の取り組みは、新病院
るための施策と位置づけ、9年間の継続した指導
建設はハードだけでなく、こうした関係性(ソフト)
で、情操豊かな人間性あふれる「新庄人」を育む教
をつくる作業がより重要だとよくわかりました。
育の実現を目指しています。
議会運営委員会[10 月 24 日~ 25 日]
産業都市委員会[8月4日~5日]
▼議会運営におけるタブレット端末の導入
▼宇治市観光振興計画推進事業(京都府宇治市)
(埼玉県飯能市)
▼里山里地の再生・保全事業(広島県福山市)
▼議会改革(東京都小平市)
【鈴木弘委員長のコメント】
【小松快造委員長のコメント】
飯能市は日本で最初に議会活動にタブレット利用
宇治市は、隣接する世界有数の観光地京都から観
の取り組みを始めました。ペーパー代の削減、事務
光客を誘導するため、平成 13 年度から 10 カ年計
時間の短縮、各資料の閲覧の容易さ等、議会と共に
画をたて、「宇治茶」などの宇治ブランドを活用した
当局にもその効果があります。しかしこれはあくま
新たな戦略に、行政・各種団体などで連絡会を設立
で手段であり、目的は浮いた時間を政策立案に回し、
して取り組みを始めました。平成 20 年には7年前
その能力を高めるためだということです。
の 400 万人から 150 万人増の観光客を迎えること
小平市は議会基本条例を補完する形で、自由討議
ができたとのことです。当市でも新たな「新富士宮
実施要領、政策討論会実施要領等を定めています。
ブランド」を官民一体で掘り起こし、いかに誘客に
大いに参考になりました。
つなげられるかを検討することも必要です。
笑 顔 の た め に No. 4 02
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