お互いに 包み合える社会づくりを目指して

主 な 内 容
平成 28 年
2面◆障がい者支援の取り組み・催し
No.1573
6面◆平成28年度明るい選挙ポスター
コンクール入賞者
12 月 1 日
荒 川 区
☎
(3802)3111 FAX(3802)6262
http://www.city.arakawa.tokyo.jp/
http://www.city.arakawa.tokyo.jp/keitai/
社
会
る
づ
え
く
合
り
み
を目指して
包
に
い
互
お
※拡大縮小をする場合には線幅と効果も拡大・縮小にチェックを入れてください。
12月3日~9日は 障がい者週間 です
障がい者週間は、障がいのある方がさまざまな分野の活動に参加する意欲を高めるとともに、皆さんが
障がいへの関心と理解を深めるための週間です。
区は、障がいのある方が地域で安心して暮らし続けていくための支援のひとつとして「働く意欲」を応
援しています。今号では地域でいきいきと働く皆さんと、区のさまざまな障がい者支援の取り組みについ
て紹介します。
問合せ 障害者福祉課 ☎内線2681 ふ(3802)0819
作業所スカイ(西日暮里5-2-20)
中村さんは、荒川区障害者就労支援センター
「じょぶ・あらかわ」の紹介で、平成25年から
軽作業等の仕事をしています。
「初めは戸惑うことがありまし
たが、今では慣れてきました。
難しい作業をやり抜いたときは
達成感があります。働くことを
通して、社会とのつながりを感
じられることが何よりうれしい
です」と話していました。
中村さん(左)と一緒に
◀製作・販売している
タオル
障がいのある方の「働く意欲」を応援します
仕事をしている皆さん
ンの品出しをする
パ
野口さん
クリ夫のパン屋(西日暮里6-10-11)
▲店のおすすめ
「塩バターパン」
野口さんは、11月1日に開店したクリナップ
ハートフル株式会社が経営する「クリ夫のパン
屋」で、焼きあがったパンの品出し等を担当して
います。以前は別の部署で仕事をしていました
が、開店に伴って、異動しました。
「すべてが初めての経験だったので開店当初は
不安でしたが、今は慣れて楽しく働いています。
お客さんから『おいしかったからまた買いに来た
よ』と言ってもらえることが一番うれしいです」
と話していました。
2・3面 障がい者支援の取り組み・催しを紹介
障がいのある方にとって
「働く」ということは、単
に日々の生活の糧を得ると
いうだけではなく、仕事を
通して地域社会とつなが
り、自らがその構成員の一
人となり関っていくことを
意味します。そして、いわ
ゆる「親なき後」の安定し
た生活を営むことのできる
社会、働くことに喜びや働
くことで生きがいを実感で
きる社会、それらを支える
区民がお互いに包み合える
社会づくりが重要と考えて
います。
月に開催された荒川区
産業功労者表彰式では、平
成 年度から「障がい者雇
用貢献表彰」を新設しまし
た。これは障がい者の雇用
促進・就業機会の拡大に貢
献された事業者への感謝を
表すもので、今年度は5つ
の事業者に贈呈しました。
このように区では、さま
ざまな角度から障がい者の
就労支援を強化していま
す。その中心となる障害者
就 労 支 援 セ ン タ ー「 じ ょ
ぶ・あらかわ」で、障がい
者とその家族からの相談だ
けでなく、障がい者を雇用
したいという企業からの相
談にも応じ、地域と行政が
一体となって、障がい者の
就労機会の拡大に取り組ん
でいます。
今後とも、障がいのある
方が、これまで以上に就労
の機会を得ることで、労働
者としての身分が保障さ
れ、自立して地域で生活し
ながら、幸せを実感できる
あたたかい地域社会の実現
に尽力して参ります。
▶障がい者が生きがいを実感できる社会へ
28
10
荒川区長・特別区長会会長
に し か わ
た い い ち ろ う
西川 太一郎
12月7日に環境・清掃特集号を発行します