新・福岡県立美術館基本構想検討委員会中間報告 [PDFファイル/3.6MB]

新・福岡県立美術館基本構想検討委員会 中間報告
平成28年11月
新・福岡県立美術館基本構想検討委員会
はじめに
福岡県立美術館は、前身となる図書館と美術館の併置施設であった福岡県文化会
館(昭和39年開館)時代から、昭和60年の全面改装後の美術館としての再スタ
ートを経て、今日に至るまで、福岡県の文化芸術の中心施設の一つとして重要な役
割を担ってきました。
しかしながら、施設・設備の老朽化や狭隘性等の課題が浮き彫りになり、また、
同時に美術や美術館を取り巻く状況も大きく変化したため、県民の多様な文化芸術
活動等の要請に応えることが難しくなっていました。
それらの状況や課題を受けて、平成19年3月に、福岡県立美術館の今後のあり
方について根本的な検討を行うため、高階秀爾氏を座長とし、14名の県内外の有
識者による福岡県立美術館将来構想検討委員会が設置されました。その結果、平成
20年8月に、委員会報告書『新しい福岡県立美術館のあり方について』が発表さ
れ、その中で「現在の県立美術館は施設等の制約が大きく、その役割を十分に果た
せていない状況があるため、新しい福岡県立美術館を建設する必要がある」旨の提
言がなされました。
提言を踏まえて、これまで県の内部で具体的事項の検討が進められてきましたが、
このたび、この7年余りの間の新たな美術や美術館をめぐる情勢の変化を踏まえつ
つ、文化会館開館から50余年、県立美術館開館から30余年が経過した現状に鑑
み、改めて基本計画の策定に向けて必要となる事項や条件等を検討するため、平成
27年11月に12名の県内外の有識者による新・福岡県立美術館基本構想検討委
員会が設置されました。
この報告は、委員会で検討された新・福岡県立美術館の目指すもの、コンセプト
や使命、美術館の活動内容や施設整備のあり方、運営のあり方等について、様々な
審議を重ねた結果をまとめたものです。
社会の成熟に伴い、文化芸術の重要性に対する認識が高まるとともに、変化しゆ
く社会の諸問題の突破口として、文化芸術が持つ力も見直されつつあります。美術
館も、文化の継承の場としての機能のみならず、作品を通しての新しい価値観形成
への参画やコミュニティの形成、ひいては社会参加の場としての機能も重視される
ようになっています。新・福岡県立美術館にも、福岡県の文化芸術の振興を担うと
ともに、未来への新たな一歩を生み出す役割が期待されています。今回の報告書で
示した美術館のあり方に沿って、さらに具体的に検討され、美術館構想が実現され
ることを心から願っています。
平成28年11月
新・福岡県立美術館基本構想検討委員会
会長 建畠 晢
目次
1
新・福岡県立美術館の開設に向けた背景
・・・・・・1
1.1 現・福岡県立美術館の概要
1.2 美術や美術館をめぐる近年の状況
1.3 福岡県立美術館が果たしている基本的役割と
これから求められる新たな役割
1.4 現・福岡県立美術館の現状と課題
2
新・福岡県立美術館の目指すもの
・・・・・・10
2.1 新・福岡県立美術館のコンセプト
2.2 新・福岡県立美術館の使命と活動
2.3 新・福岡県立美術館のプレゼンスの確立のために
3
新・福岡県立美術館の整備方針(施設と運営)
3.1 施設
3.2 運営等
・・・・・・16
用語解説
・・・・・・20
資料編
・・・・・・22
「新・福岡県立美術館基本構想検討委員会設置要項」
「新・福岡県立美術館基本構想検討委員会委員名簿」
・・・・・・40
・・・・・・41
1
新・福岡県立美術館の開設に向けた背景
前身となる福岡県文化会館時代から今日に至るまで、福岡県立美術館は福岡県
の文化芸術の中心施設の一つとして重要な役割を果たしてきた。
しかし、時を経て、老朽化をはじめとする様々な課題が浮き彫りになっており、
それらの状況を受け、平成19年に福岡県立美術館将来構想検討委員会が設置さ
れ、翌年、福岡県立美術館将来構想検討委員会報告『新しい福岡県立美術館のあ
り方について』(以下「将来構想検討委員会報告」という。)が発表された。
ここでは、「将来構想検討委員会報告」も踏まえつつ、新・福岡県立美術館を
考える前提として、美術や美術館をめぐる近年の状況ならびに福岡県立美術館の
役割、そして福岡県立美術館の現状と課題等を概観する。
1.1 現・福岡県立美術館の概要
1.1.1 設置経緯
○ 昭和39年11月、文化会館(美術館・図書館併置)として開館。
○ 昭和60年11月、文化会館を改築し、県立美術館として開館。
1.1.2 施設概要
○ 所 在 地
○ 敷地面積
○ 建築面積
福岡市中央区天神5丁目2番1号
5,645.95㎡(福岡市から無償借受)
1,975.83㎡(延床面積6,929㎡)
1
1.1.3 管理運営
○ 福岡県教育委員会所管による直営(学芸員5名) (H28.9現在)
館 長
副 館 長
(学芸員)
総務課
11(1)名
課長
庶務
ボイラー
運転手
監視
1名
2(1)名
1名
1名
6名
学芸課
4(3)名
課長(学芸員)
学芸員
図書司書
1名
3(1)名
(2)名
普及課
4(1)名
課長
事務
1名
3(1)名
※ ( )は臨時職員数で外数
参照【資料1-福岡県立美術館の概要】
1.1.4 収蔵作品
〇 収蔵作品件数 約2500件(約1万点)
〇 近世から現代まで、幅広いジャンルの福岡県と関わりの深い作品を
中心に所蔵する。坂本繁二郎、髙島野十郎、児島善三郎、古賀春江、
野見山暁治、川辺御楯、冨田溪仙、山崎朝雲、宮崎凖之助、松枝玉記、
菊畑茂久馬ら福岡県ゆかりの作家の作品を主な収蔵品とし、また、江
戸時代に黒田藩御用絵師を務めた尾形家で守り継がれた「尾形家絵画
資料」(福岡県指定文化財)や九州古陶磁(久我コレクション)、近代
以降の工芸等のまとまったコレクションも有している。
1.1.5 活動概要
上述の作品収集とそれに基づく研究とともに、福岡県の美術を多彩
な視点で紹介する展覧会や国内外の優れた作品を紹介する展覧会を開
催している。また、県民の創作活動の発表の場である福岡県美術展覧
会(県展)や地域住民の参画を伴った移動美術館展等にも取り組んで
いる。加えて、作家との共同主催で福岡のアートシーンを紹介する取
組や教育普及の視点に立脚したシリーズ展、夏休みのワークショップ※
1
等も行ってきた。
2
1.2 美術や美術館をめぐる近年の状況
「将来構想検討委員会報告」では、「国及び県の文化芸術政策」、「文化芸
術に関わる社会状況の変化」、「美術及び美術館の状況の変化」、「福岡県内の
美術館や文化芸術活動の状況」といった観点から、福岡県立美術館をめぐる
諸状況について分析が行われ、以下のような点が挙げられた。
○ 心の豊かさへの希求、文化芸術を通した社会貢献への希求
○ 学校教育における美術館活用の重視や国内外の美術館における教育
普及活動の活発化
○ 文化芸術による地域力向上や社会活性化への気運
○ 旧来の枠組みを超えた美術表現の拡大
加えて、本委員会においては、平成20年以降の状況の変化を鑑み、新・
福岡県立美術館の構想を検討する上で踏まえるべき状況として以下の点を挙
げる。
○
地方創生の起爆剤としての美術館活動への期待
文化芸術を地域資源として戦略的に活用し、地域コミュニティや
地域経済の活性化を促す地方創生の起爆剤とする取り組みが各地で
進められている。
そのなか、美術館は地域の文化芸術の中核として位置づけられる
とともに、他の文化施設や学校、地域社会や地場産業、ビジター産
業※2等多様な分野や業種との積極的な連携促進が求められている。
例えば都市のデザインの核となり、大きな観光資源として機能する
美術館が各地に生まれているのもその一例である。また 1980 年代に
先駆的例が見出せるアートプロジェクト※3は、近年、地域をまきこ
みつつ、さらに盛んに取り組まれるようになり、まちづくりや地域
社会の活性化に大きな成果をもたらしている。
○
社会包摂への対応
近年の文化芸術や文化政策を考える上では、社会包摂の考え方が
非常に重要になっている。社会から排除されがちな人々に社会参加
の機会を開く機能を有するものとしての文化芸術の役割が期待され
るようになり、福祉の領域等とも連携した美術館活動も取り組まれ
るようになってきた。
3
○
学校教育との連携をはじめとした教育普及活動の拡充
教育分野における文化芸術の役割はますます重要になっており、
現行の学習指導要領では、伝統や文化に関する教育の充実が重視す
べき点として挙げられ、美術館や博物館を積極的に活用することも
求められている。また、「言語活動の充実」といった新たな観点から
も、作品についての思いを語ったり、自分の価値意識をもって批評
し合ったりする等の鑑賞活動が一層重視されるようになってきた。
学校教育以外の教育の場としても美術館の教育普及は大きな役割
を果たしており、また、未就学児や子育て世代等を対象とした教育
普及プログラムの開発や提供等も行われるようになっている。
○
アートを介したコミュニケーションの提唱
美術館における教育普及活動の推進や多様化、現代美術における
コミュニケーションの要素の前景化、文化芸術の社会包摂的機能を
基盤とした取り組みの活発化等を背景として、美術館の教育普及事
業を含みながら、より広い意味でアートを介して、さまざまな人々
がつながり、相互に新しいものの見方や関わり方を獲得し、共有し
あうことを目指すアート・コミュニケーションといった考え方や活
動が提唱されている。
○
情報通信技術の発展と普及
情報通信技術の発展と普及は、美術の表現方法を拡張するととも
に、美術館のあり方そのものへも影響している。SNS(ソーシャ
ル・ネットワーキング・サービス)の普及に端的に表れるように変
わりゆくデジタル・ネットワーク社会における情報発信のあり方や
館内ネットワークの整備、デジタル・アーカイブへの取り組み等が
大きな検討課題となってきている。
1.3 福岡県立美術館が果たしている基本的役割とこれから求められる新たな
役割
文化会館時代から、福岡県立美術館は、福岡県の文化芸術の中心施設とし
て次のような役割を果たしている。
○ 福岡県の貴重な美術や文化の遺産を守り伝え、紹介する
・ 江戸時代から現代に至るまでの日本画や洋画、彫刻、工芸等の作
4
品を収集しており、それらのなかには、坂本繁二郎や古賀春江、冨
田溪仙などの福岡県出身作家の代表的作品も含まれている。また、
「尾形家絵画資料」(福岡県指定文化財)や九州古陶磁(久我コレク
ション)、近代以降の工芸作家の作品のまとまったコレクション等を
有する。
・ 古賀春江や児島善三郎、冨田溪仙等、福岡県出身の美術史上著名
な画家の全貌をはじめて紹介する企画展や、髙島野十郎等、美術史
において注目されていなかった作家を掘り起こし、新たな視点を提
起する展覧会を開催し、福岡県の美術を先取的に紹介している。
参照【資料2-過去の主な展覧会一覧】
○ 福岡県美術展覧会(県展)等、県民の創作活動等を推進・支援する
・ 県民を対象とした全国有数規模の公募展である福岡県美術展覧会
(県展)を開催し、幅広く県民の創作活動の発表の場を提供し、支
援している。
・ 県内の個人やグループを中心に、創作活動の成果を発表する場所
として、展示室を提供している。また、学校や教育関係団体等に対
しても展示室を提供することにより、児童生徒や大学生等の日頃の
活動・研鑽の成果を発表する場として、教育的役割も果たしている。
・ 夏休みワークショップの開催等による創作の機会の提供を行って
いる。
参照【資料3-福岡県美術展覧会(県展)の状況】
○ 県民が展覧会を鑑賞し、美術作品にふれる機会を提供する
・ ダリやシャガール、佐伯祐三、あるいは印象派やポスト印象派の
画家達などの国内外の名品を紹介する展覧会や、教育普及的視点も
踏まえた「アートにであう夏」シリーズや「郷土の美術をみる・し
る・まなぶ」シリーズ等の館独自の企画展、近現代の工芸(クラフ
ト)を見直す展覧会、上述の福岡県の美術を先取的に紹介する展覧
会等を開催している。
参照【資料2-過去の主な展覧会一覧】
○ 学校教育との連携等、福岡県全体の広域的な美術振興に寄与する
・ 来館のための手段(交通費)と美術館における鑑賞プログラムを
5
提供し、県内のどの地域の児童生徒も美術に親しむことのできる機
会を作るスクール・ミュージアム事業[福岡県教職員互助会等と共
催]等の学校教育との連携事業や各地域の文化施設で福岡県立美術館
の収蔵作品を公開して美術鑑賞の機会を提供する移動美術館展等に
より、県内全域を対象とした美術振興に寄与している。移動美術館
展は鑑賞やイベントのサポーターとして活躍するボランティアを開
催地域で募集するなど地域住民が参画する活動も伴っている。
・ 県内各地域の美術館・博物館との活動の連携や福岡県博物館協議
会の運営などの県内のミュージアム・ネットワーク作りに取り組ん
でいる。
参照【資料4-移動美術館展の状況】
参照【資料5-スクール・ミュージアム事業(アートコース)の状況】
以上の役割に加えて、上述の「美術や美術館をめぐる近年の状況」等を踏
まえると、これからの福岡県立美術館には以下のような役割も新たに求めら
れると考えられる。
○
大規模化する展覧会等にも対応し、県民が求める多様な展覧会の鑑
賞の機会を提供する
旧来の枠組みを超えた美術表現の拡大により大型作品が多くなっ
たことや美術品補償制度により海外の大作を借用しやすくなったこ
と等を背景に規模の大きな展覧会も積極的に開かれるようになって
いるが、高水準の設備を備えた広い展示室などで、それら大規模な
展覧会の鑑賞の機会も提供する。あわせて、現在、4期に分けて開
催している県展の状況を改善し、より県民の要望にそった形で鑑賞
の機会を提供する。
○
多様化するアートに関わる活動に、県民が参加する場と機会を提供
する
アート・コミュニケーション分野の成果も踏まえ、アートプロジ
ェクトの参加者や美術館サポーター(ボランティアや協働事業者等)
等の様々な人々が、アートに関わる多種多様な活動への参加を通じ
て人々とつながりコミュニケーションをとることで、新たな価値観
の創造に参画できる場と機会を提供する。
6
○
多様化する美術の表現形態に対応し、先鋭的な作品を発表する場を
提供する
メディアアートや大型のインスタレーション作品、プロジェクト
型の作品等、多様化する美術の表現形態に対応するとともに、実験
的な展示や作品に取り組み発表する場や機会を定期的に提供する。
○
あらゆる人がアートを通した学びと体験に取り組める場と機会を提
供する
あらゆる人が楽しめるように多種多様なワークショップやレクチ
ャー等をアトリエ、レクチャールーム等で開催する。また、親子で
気軽に利用でき、アートに親しみ、アートを通じて様々なことを学
べる場等も提供する。また、美術館への来館が困難な人々に対して
もアウトリーチ活動※4などに取り組むことで、アートに触れる機会
を提供する。
○
あらゆる人が気軽に訪れ、憩える美術館空間を創出する
あらゆる人が気軽に訪れ、憩える、親しみやすく開放的なデザイ
ン性のある美術館にする。また、あらゆる人にとって来館しやすく、
利用しやすい施設とするために、ユニバーサルデザイン※5等にも対
応する。
○
地方創生の起爆剤として地域の活性化に寄与する
上述のように、美術館は地方創生の起爆剤としての役割が求めら
れるとともに各地で様々な試みが進められている。それらの成果を
踏まえつつ、地域の文化芸術の中核として、他の文化施設や地域社
会、地場産業、ビジター産業等と積極的に連携し、文化芸術を地域
資源として戦略的に活用することで、地域コミュニティや地域経済
の活性化に寄与する。
1.4 現・福岡県立美術館の現状と課題
「将来構想検討委員会報告」で挙げられた福岡県立美術館の課題は、以下
のように現在でも引き続き懸案事項となっている。これらの問題の全てを根
本的に解決にするためにも、新・福岡県立美術館の整備に取り組むことが必
要である。
7
○ 施設の老朽化
・ タイル張りの外壁部分とともに、空調や照明、電気関係のシステ
ム全体が老朽化し、将来に渡る安全性や適切な温湿度・照明の環境
を安定的に維持することが困難な状態に陥っている。
○ 施設の狭隘性
・ 他の都道府県立美術館をはじめ、福岡市美術館や北九州市立美術
館と比して、展示室のみならず収蔵庫の面積も狭い。そのため、展
示構成や展示作品、収蔵作品が、建物の仕様によって大きく制限さ
れる状態にある。
・ 作品発表の場として県民に提供する展示室と、美術館主催の特別
展を開催する展示室が分離されず、共用されているため、展示室の
機能が不徹底で、貸展示室の供用数も十分に確保できていない。
・ 施設の現状に起因して、福岡県美術展覧会(県展)において入選
作の展示を4期に分けて実施せざるを得ない状況にあり、また、大
規模の企画展・巡回展が開催できず、また、展示環境に高い水準が
要求される作品等の展示が難しいことともあわせて、開催できる展
覧会が限られている状況にある。
参照【資料6-都道府県立美術館の面積等】
○ 施設の基本構造による機能の限界
・ 駆体部分は文化会館開館時のままであり、美術館仕様ではない。
そのため、天井高が低く大型作品の展示が困難であったり、展覧会
場およびその周辺の動線が複雑になったり、バックヤードスペース
が狭く美術館の運営に支障をきたしたりする状態にある。
○ 人的資源の不足
・ 学芸及び教育普及等に関わる専門スタッフが十分な人数が確保さ
れておらず、長期的な展覧会の準備や研究、教育普及プログラムに
取り組む余裕がなく、また多様化する美術館の活動に対応できてい
ない。
・ 常態的に美術館活動に関わる活動を応援・支援する、あるいは協
働して取り組む組織については、その育成や調整に関わる美術館ス
タッフや活動に必要なスペースが不足しているため、導入・整備が
進んでいない。
8
参照【資料6-都道府県立美術館の面積等】
○ 予算等に起因する事業内容の硬直化
・ 行財政改革により県立美術館の予算も減少する傾向にあり、効率
性や採算性が重視され、調査研究をいかした企画展や教育普及事業、
独自のコレクションの計画的な形成等、県民の期待や文化的な要請
に十分に応えられていない。
上述の福岡県立美術館が果たしてきた役割、そしてこれからの福岡県立美
術館に新たに求められる役割を果たすためには、現在の施設の老朽化や構造
上の制約等が大きな阻害要因となる。そのため、「将来構想検討委員会報告」
においても提言されたように、新しい福岡県立美術館を建設し、整備する必
要がある。
9
2
新・福岡県立美術館の目指すもの
新・福岡県立美術館においては、福岡県立美術館が果たしている役割と新たに
求められる役割を踏まえつつ、施設(ハード)と活動(ソフト)の両面から新た
なあり方を再構築することが必要となる。
「将来構想検討委員会報告」において、「福岡県立美術館は、美術をめぐる
『つながり』を創出する」こと、すなわち、「美術館としての根幹的な役割を果
たしながら、美術を幅広い分野や領域へと拡張し、県内各地へと活動範囲を広げ
ていくため、『つなぐ』という理念を掲げる」ことが提言された。
新・福岡県立美術館は、この「美術をめぐる『つながり』」を基に、近年の美
術や美術館活動の動向、社会の変化に対応し、社会において「アートとコミュニ
ケーションをいかし ひと・まち・文化をリフレッシュする」という役割を果た
すことをコンセプトとする。そして、このコンセプトを実現するための3つの使
命を本委員会では提言する。
2.1 新・福岡県立美術館のコンセプト
アートとコミュケーションの力をいかし
ひと・まち・文化をリフレッシュする
新・福岡県立美術館は、アートをはじめとしたあらゆる表現に関わる活動
の拠点となり、表現が生み出す豊かなコミュニケーションの場をつくりだす
ことで、ひと・まち・文化に生き生きとした彩りを与え、活力をとり戻すこ
とを目指す。
美術作品や表現活動を前にしたとき、作品と人、あるいは作品を前にした
人と人の間には、対話や会話が生まれ、共感や理解、ときには意外性をもっ
た新鮮な出会いや発見が生まれ、様々な言葉や思いを交わすことになる。さ
らには作品を介し、文化と文化、地域と地域、過去と現在と未来の間にも対
話が生じる。アートが有する創造性と多様性は、人とまち(地域)と文化の
間をつなぐ多様なコミュニケーションを誘発するのである。このコミュニケ
ーションが広がり、人と社会、人と文化、社会と文化の間に様々なつながり
10
が生まれ、そして熟していく。そのなかで、人々の生を充実させ、共同体を
活性化し、文化を豊かにする――ひと・まち・文化をリフレッシュし、世界
に新たな彩りを与え、未来を創りあげる一歩となる、そのような循環を生み
出すことに新・福岡県立美術館は取り組んでいく。
そのために、次の3つの項目を新・福岡県立美術館の使命とする。
ひと を元気づけ、生を充実させる――
アートを身近な存在とし、あらゆるひとがそれぞれに美術館を能動的
に利用し、楽しみ、生を豊かにできる場とする。
まち に活気を与え、生き生きとした社会を育む――
アートを通して地域の魅力を高めるとともに、社会のさまざまなコ
ミュニケーションに関わることで各地のコミュニティの活性化に寄与
する。
文化 を耕し、未来をともにつくる――
豊かな文化や美術の遺産を守り、活用するとともに、新たな美術表
現の創造を支援することで、社会の多様性を確保し、人の世界観を拡
大する。
11
2.2 新・福岡県立美術館の使命と活動
2.2.1 「ひと を元気づけ、生を充実させる」
アートを身近な存在とし、あらゆるひとがそれぞれに美術館を能動
的に利用し、楽しみ、生を豊かにできる場とする
あらゆる人が美術館を利用できるように、空間や設備、サービスを
整備するとともに展覧会等の多様なプログラムを提供する。そして、
それらを通じて人とアート、人と人のつながりが成熟し、それぞれの
人が自らの生を豊かにすることができる場を目指す。また、様々な背
景を持つ人々が、美術を享受し、社会と結びつき、生を充実させられ
るように、社会包摂の考えにのっとった活動を展開する。
そのために、誰もが気軽に集い、アートに触れ、憩える場、各々の
活動が展開できる場としての美術館空間を創り出す。それに向けた施
設・設備の整備、サービスの提供、コミッション・ワーク※6 の導入等
に取り組む。
そして、美術館活動への参加の機会の充実と能動的な活動の促進を
目指し、誰もがそれぞれに楽しめる多種多様な展覧会やワークショッ
プ、アウトリーチ活動等の諸活動を展開する。
加えて、学校教育と連携し、幼いころからアートに親しめる環境を
整えるとともに、様々な表現を通じて社会や文化の多様性を知り、新
たな世界に触れることで自分の生き方も考える機会や場を提供する。
さらに、人々のミュージアム・リテラシー※7を高め能動的な美術館
活用を促進するために、学校との連携によるミュージアム・リテラシ
ー育成や親子向けや社会人向けのプログラムの提供等に取り組む。
また、県民の創作活動を支援し、アトリエ等の創作の場や県民ギャ
ラリー等の発表の場の拡大とともに県展の充実を図る。
2.2.2 「まち に活気を与え、生き生きとした社会を育む」
アートを通して地域の魅力を高めるとともに、社会のさまざまなコ
ミュニケーションに関わることで各地のコミュニティの活性化に寄与
する
アートや美術館の持つ創造的な力をもとに美術館周辺地域の魅力を
高めると同時に、県内各地域のコミュニティの結成と活性化に寄与す
12
る。また、県外・海外からも多くの観光客やビジターをいざなうとと
もに、アートを通した県民の活発な交流を生むための活動を展開する。
そのために、新たな景観を生み出して地域の活性化にも寄与するラ
ンドマークとなるような美術館建築に取り組む。
さらに、従来の福岡県立美術館で取り組んできた移動美術館展や県
内ミュージアムのネットワーク作り等の活動を、より地域の実情に即
した新たな形で発展・展開させるとともに、県内各地のアートプロジ
ェクトやアート系NPOとの連携等にも取り組む。そのことによって、
県内全域を視野に入れ、アートを通した魅力あふれた地域の創成や地
域ネットワーク、コミュニティの活性化に寄与する。
また、国外からも注目される魅力的な展覧会や福岡県・九州の特性
に焦点をあてた展覧会・恒常展示に取り組み、美術館建築などともあ
わせて観光資源としても活用する。それにより、県外・国外からの来
訪者にアピールするともに、積極的にビジター産業の活動とも連携し
ていく。また、美術館周辺の文化施設や団体等とも連携した事業を展
開することで相乗効果を生み出し、街の賑わい作りに寄与する。
加えて、県内各地の伝統的産業、クリエイティブ産業※8 と連携した
活動を展開する。
2.2.3 「文化 を耕し、未来をともにつくる」
豊かな文化や美術の遺産を守り、活用するとともに、新たな美術表
現の創造を支援することで、社会の多様性を確保し、人の世界観を拡
大する
人類が生み出してきた豊かな文化や美術、表現活動の遺産を守り、
伝え、活用するともに、福岡県という地域に根ざした文化を耕し、育
み、また、新たな美術表現や文化の創造を支援していく。そして、美
術作品を通じて、人々が郷土、日本、世界を知るだけではなく、社会
や文化の多様性を知り、世界観を拡大することに寄与する。
そのために、人類の文化の諸相を伝える県内及び国内外の優れた美
術表現や先端的な美術動向を紹介する展覧会を開催する。
また、福岡県や九州地域の美術の流れを多面的にとらえることを軸
としつつ、近現代工芸や次世代の美術等も含めた国内外の優れた作品
13
や資料を基金による購入等によって計画的に収集し、福岡県立美術館
独自のコレクションを構築する。
加えて、従来から収集を進めてきた近代工芸や福岡県ゆかりの作家
の作品を中心に、外部機関とも協力しつつ、作品や資料等を総合的・
横断的に調査研究できる体制を整え、その成果を積極的に発表し、常
設展示や企画展示等を通じて紹介していく。
さらに、制作や発表の場を提供することで、次代を担う若手作家の
活動を支援するとともに、パフォーマンス等の分野も含めて、新たな
領域や表現の豊かな可能性を発掘していく。特に福岡県・九州の若手
作家の挑戦と発表、発信の場として福岡のアートシーンの活性化に寄
与することを目指す。また、福岡のメディアアートの豊かな蓄積を踏
まえながら、その発展・展開を支援する。
また、アーカイブの整備あるいはMLA連携※9 も視野にいれて、美
術図書室の拡充発展を図る。加えて、多様なレクチャーやトーク、鑑
賞プログラム等を提供し、美術館を能動的な学びの場として開く。
2.3 新・福岡県立美術館のプレゼンス※10 の確立のために
上述のコンセプト、使命に基づき、美術館を創りあげ、諸活動を展開して
いくことを新・福岡県立美術館の核とするが、その際、県立の美術館として
要請される総合性を担保しつつ新・福岡県立美術館の個性とプレゼンスも確
立する必要がある。
プレゼンスの確立のために、先にあげた活動のなかでも、特に以下の点に
積極的に取り組む。
第一に、近代工芸を中心にプロダクトデザインや現代の工芸も視野に入れ
た活動に取り組む。
近代工芸のまとまったコレクションは福岡県立美術館の収蔵品の特徴の一
つであり、福岡県内の他館には見られないものである。そこで、常設展示室
における展示のみならずフリースぺースにおいて恒常展示を行い、いつでも、
福岡や九州の工芸、伝統的工芸品やプロダクトデザイン等を身近に楽しむこ
とのできる場をつくる。
例えば、フリースペースの展示では、空間全体を使ったインスタレーショ
ン的要素を取り入れたり、また、手に取ったり座ったりできる「使う楽しさ」
をいかした展示等も行う。さらに、一部はカフェで実際に使用したり、ショ
14
ップで購入したりできるようにすることも検討する。
加えて、県内の地場産業とも連携し、美術館から県内各地へと楽しむ場所
が広がるように工夫する。
第二に、福岡県内の各地域と連携し、アートを通じた地域の活性化に寄与
する。
県内各地域の美術館やアート系NPO等のハブとして、各地域に根差した
文化芸術活動や団体と連携したり、各地域間の交流を深化させたりする活動
に取り組む。また、福岡のアートに関わる様々な活動の情報を世界に向けて
発信する機能を強化する。
例えば、これまで福岡県立美術館が取り組んできた移動美術館展等を地域
の実情に即した新たな形で発展・展開させる。収蔵作品をもとに、各地域の
作家や団体と協働し展覧会や作品を作りあげたり、ボランティアやアート・
プロジェクト等で地域住民が展覧会等を通じてアートに関わる活動に参加し
ていく契機を生み出したりする。また、従来の県内ミュージアムのネットワ
ーク作りもさらに推進する。
第三に、新・福岡県立美術館の活動を、その建物や敷地内に限定せず、周
辺の文化施設や公園等と連携した取組を行う。
例えば、単館では不可能な規模や内容をもった大型の展覧会やイベント等
を展開する。また、観光やMICE※11 など、国内外からのビジターに対す
る観光資源としての観点からも福岡の魅力を高めるため、複数の施設の連携
によって高い相乗効果や波及効果をもたらすことを目指す。
第四に「ひとを元気づけ、生を充実させる」美術館として、気軽に訪れ、
活動し、交流し、あるいは憩える、「ひと」の居場所となる空間づくりに取
り組む。
例えば、コミッション・ワークも取り入れた親しみやすいデザインのエン
トランス空間等を整備し、誰もが気軽に立ち寄り、アートに親しめる場とす
る。エントランスは多目的ホールとしての機能も備え、パフォーマンスや演
奏会、レクチャー等の様々な文化的イベントが開催可能なものとする。
また、親子で楽しめる、アートを通じた学びと創造の場となるキッズスペ
ースや、様々な美術に関する活動に取り組めるワーキングスペース等をフリ
ースペースに整備し、多様な人々が自由に、能動的に美術に関わることので
きる場を提供する。
15
3
新・福岡県立美術館の整備方針(施設と運営)
3.1 施設
前述した現・福岡県立美術館の現状や課題を踏まえ、新・福岡県立美術館
が目指す使命や事業活動の展開が可能となるように、以下の考えに基づいて、
施設整備を図ることが望まれる。具体的な検討は、今後行うものとする。
3.1.1 施設整備の基本方針
〇
「展示」、「収蔵・保存」、「調査・研究」、「教育普及」、「情報」、「交
流」、「アメニティ」、「管理」等美術館としての基本的機能を確保して
施設を整備する。
〇
様々なタイプの展示や活動に対応可能な設備を備える。展示室にお
いては古美術から現代美術まで多様なスタイルと多様なスケールの作
品が展示可能になるよう仕様や構成に工夫をこらす。また、近年の情
報通信技術の発展とメディアアートの展開等を踏まえ情報インフラを
整備する。
〇
あらゆる人が美術に関わる様々な諸活動を行えるよう諸室・設備を
整備する。また、美術館総体に開放的な空間デザインを取り入れると
ともに、ユニバーサルデザインへ配慮した施設作りを行う。その際は、
管理・運営面も配慮しながら管理者と設計者で協議しつつ取り組む。
〇
周囲の環境との調和を保つとともに新たな景観を生み出し地域を活
性化するような美術館建築を目指す。
〇
ビジュアル・アイデンティティ※12 を構築し、美術館のイメージを明
確化することで、視覚的な面から新・福岡県立美術館のコンセプトと
使命を伝える。またその際は、館内外のあらゆる施設・調度をふくめ
たトータルなデザインに取り組むことを心がける。
〇
〇
機能性や省エネルギー性にも配慮した整備に取り組む。
耐震性、免震性や防犯性をはじめとした安全性について留意すると
ともに、大規模災害時において公共施設として人々の安全確保のため
16
に機能できるよう配慮する。
〇
IPM(総合的有害生物管理)※13 等の保存科学領域の近年の動向を
踏まえ、施設の建築の段階から美術館内の環境整備について織り込ん
だ計画を行う。
3.1.2 主な施設・設備の例
〇
エントランスホール
「ひと」や「まち」に開かれた場として気軽に往来でき、また、
それぞれが自由に過ごせる居場所となる親しみやすい空間とする。
コミッション・ワークの導入等により、アートに気軽に触れること
のできる場ともする。加えて、様々なプログラムが開催され、それ
によって賑わいが生まれ、地域や文化の活性化に寄与する多目的機
能も兼ね備えた施設となるようエントランスホールを整備する。
〇
交流と協働の場および創作と体験の場
あらゆる人が美術に親しみ、美術館を能動的に活用できる機会と
環境を整えるために、また、人々の出会いや学びの場となるために、
交流と協働の場および創作と体験の場を整備する。交流と協働の場
では、開放的な空間に可変的に展開されるミーティングスぺ―スや
ワーキングスペース等を設け、誰もが利用できるものとする。創作
と体験の場では、幅広いワークショップが開催されるアトリエやス
タジオ、キッズスペースを整備する。加えて、アトリエでは展覧会
と連動した作家の制作も想定し、若手作家の支援等にも資するもの
とする。
〇
展示室
県立美術館のコレクションを紹介し、多彩な美術鑑賞の機会を提
供するとともに、県民の創作活動を支援するために、常設展示室、
企画展示室、県民ギャラリーを個別に整備する。また、それぞれの
展示の性質や利用者にあわせた設備とする。特に常設展示室と企画
展示室については文化庁の指針等を参考にしつつ、作品の保全に適
切な温湿度等の空調管理や照明管理ができるものとする。加えて、
要望の高い髙島野十郎や工芸に関しては専用の展示室について検討
する。
17
〇
収蔵庫とバックヤード
作品に適切な温湿度等の空調管理の設備を備え、長く将来にわた
って収蔵が可能な広さをもつ収蔵庫や前室等必要な作品収蔵施設を
整備する。
また、作品の一時保管庫や資料や資材の保管庫、ミーティングル
ーム、機械室等、そのほかのバックヤードに関しても十分な広さと
設備を確保することとする。
〇
工芸やプロダクトデザインを身近に楽しむスペース
福岡県立美術館のコレクションの特徴の一つである工芸を中心に、
福岡県の特色ある伝統的工芸品やプロダクトデザイン等も含めて楽
しむことができるスペースを整備する。その際は、スペース全体を
使ってモニュメンタルで体感的な展示を目指すとともに、ショップ
やカフェとの連携等も検討する。
〇
レストラン、カフェ
誰もが気軽に集い、憩える場あるいは交流や活動ができる場とし
てレストラン、カフェ等を整備する。
〇
美術図書室
アーカイブの整備やMLA連携も視野に入れて、作品や資料等の
総合的・横断的な調査研究の基盤となるように整備する。また、全
国の美術館の図録や美術雑誌、大型の美術書等のほか広報物等によ
る各地の展覧会情報等、様々な美術に関する情報を提供する図書室
とし、あらゆる人が気軽に利用できる利便性を整える。書庫をはじ
めとしたバックヤードも十分に整備する。
3.1.3 施設の規模ほか
〇
施設規模については、近年建設された都道府県立美術館や政令指定
都市、特別区を有する都道府県の都道府県立美術館の規模・面積を参
考としつつ、前述の現・福岡県立美術館の課題を踏まえ検討する。展
示室に関しては、現代美術作品をはじめ大型の作品も展示できる面積
と天井高、福岡県美術展覧会(県展)や全国規模の公募展や特別展が
十分に開催可能な面積を確保することが必要と考えられ、それにあわ
せて収蔵庫やそのほかバックヤードスペース、アメニティスペースを
他館の例や文化庁の指針等を参考にして検討していく。
18
参照【資料6-都道府県立美術館の面積等】
〇
立地については、交通至便で人の集まりやすいこと、他の文化施設
等との連携による相乗効果を生み出すこと、内外の人々に対する福岡
の魅力の倍増が期待できること、これらを満たす場所への建設が望ま
しい。
3.2 運営等
以下の点に留意しつつ、組織を整備し、運営に取り組むことが望まれる。
具体的な検討は今後行うものとする。
〇
学芸部門や運営部門をはじめ、今後必要とされる新たな領域の業務
も視野に入れて、新・福岡県立美術館の使命や事業活動、時代のニー
ズに対応した組織の整備および相応しい専門性・職能を備えた人員の
配置に取り組む。また、多様化する美術館の活動内容を考慮し、部分
的に外部組織との協働や委託等も検討する。
〇
県の文化政策や新・福岡県立美術館の使命・事業活動を展開する上
で最も適した運営形態を今後検討する。福岡県直営、指定管理者によ
る運営、PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)、地
方独立行政法人による運営等が挙げられるが、運営主体の有する自由
度や権限範囲などについて具体的かつ詳細に検討したうえで判断する
必要がある。その際には美術館の活動を継続的かつ発展的に展開でき
る運営となるように留意する必要がある。
19
用語解説
※1
ワークショップ:参加者が自発的に作業や発言を行いながら、学習や創造、トレーニング
を行う手法。ここでは美術館を拠点とした活動に参画し、参加者が創造性を発揮する取り
組みの一つとする。
※2
ビジター産業:その地域を訪れる全ての人(来訪者=ビジター)に関わる全ての産業。観
光産業を包含したより広い概念。
※3
アートプロジェクト:アーティストや市民など多様な主体による、アートをテーマとした
活動やイベント。プロジェクト自体が一種の作品とみなされる。
※4
アウトリーチ活動:劇場や美術館などが館外で行う芸術活動。自ら劇場などに出向かない
人々、出向けない人々を訪問して行う活動。
※5
ユニバーサルデザイン:障害の有無、年齢、性別、国籍、人種等にかかわらずさまざまな
人々が気持ちよく使えるよう都市や生活環境を計画する考え方。
※6
コミッション・ワーク:依頼制作による恒久展示のアート作品あるいは制作のための協働
のありかた。依頼されたアーティストが作品を設置する場所の設計段階から関わることで
自由な空間づくりが可能になり、作品と空間の魅力を最大限に引き出す事ができる。
※7
リテラシー:原義では基礎的な読み書きの能力を指すが、転じて「適切に理解・解釈・分
析し、改めて記述・表現する」能力という意味で使用される。ここでは二段階のレベルの
リテラシーの双方ともを想定する。
※8
クリエイティブ産業:創造性や技能・技術が作品の主要価値を生み、文化を形成し得る産
業分野の総称。アート、映画、TV・ラジオ、音楽・ビデオ、コンピューターソフト・サ
ービス、アパレル、出版、広告等。
※9
MLA連携:博物館(Museum)、図書館(Library)、文書館(Archives)の間で行われる
種々の連携・協力活動。
※10
プレゼンス:存在、存在感の意。特に影響力のある存在をいう。
※ 11
M I C E : 会 議 ( Meeting )、 報 奨 ・ 研 修 旅 行 ( Incentive Travel )、 国 際 会 議
(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字のことで、多
くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称。
※12
ビジュアル・アイデンティティ:独自のシンボルマークや書体等により、視覚的イメージ
を表現すること。
※13
IPM(総合的有害生物管理):薬剤だけに頼らず生物被害を防ごうという考え方で農業
分野をはじめとして行われている手法で、博物館、美術館、図書館、資料館、文書館等に
おいてもこの方法によって虫菌害を防除することが広まりつつある。
20
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