人とロボットが 隣り合わせで働く時代へ。

183
Summer 2016
No.
編集発行人/川崎重工業株式会社 広報部長 大森 恵子 東京都港区海岸一丁目14-5 Tel. 03-3435-2205 / Fax. 03-3432-4759
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【特集】Special Feature
Kawasaki News No.183 Summer 2016
Kawasaki
News
人とロボットが
隣 り合 わ せ で 働く時 代 へ 。
「ロボット大国」
と言われ、産業用ロボット導入が加速する日本。
しかし、
これまで導入したくてもできない現場がたくさんありました。
たとえば、電気・電子業界では、商品サイクルが短いために作業の切り替えが早く、準備期間や費用対効果を考えると導入が難しくなります。
さらに中小企業では、工場が狭くてロボットを置くスペースが確保できない、
また、投資額が多額となるため、導入したくても
できないという問題もありました。産業用ロボットの導入には、立ち上げに時間がかかる、スペースやコスト等の壁が立ちはだかっていたのです。
そこで川崎重工は、
その壁を乗り越える、
まったく新しい産業用ロボットの開発にチャレンジ。
双腕の水平多関節ロボット
「duAro
(デュアロ)
」
を誕生させました。人1人分のスペースに納まり、人とロボットが一緒に共存作業。
専用のタブレット等でロボットのティーチングが行える簡単教示。台車の中にコントローラを収納し、台車ごと動かせる簡単設置。
変更の多い生産ラインにも対応できるフレキシビリティ。
さあ、
いよいよ、新たなロボット革命の始まりです。
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