別添1 「技術提案書[品質の向上]」作成要領 佐渡法務総合庁舎新営

別添1
「技術提案書[品質の向上]」作成要領
工事名
佐渡法務総合庁舎新営(建築)工事
提案項目
コンクリート躯体の品質向上に関する提案
提案内容
佐渡島の海岸線から500m以内に位置する工事場所のため,
塩害が非常に懸念される。耐久性の向上を図るため,コンクリー
ト躯体の品質確保は重要である。コンクリートの打設及びクラッ
ク防止等に関する品質向上の提案を求める。
1
標 準 案
概略図面及び適用図書の記載事項を標準案とする。
適用図書
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成25年版
「 技術提案書[ 品質の向上 ]」については ,標準案又は資料提出者の各技術
提案に対して,期待される効果の有効性・具体性・適切性等を比較し評価す
る。
2
別記第4-1号様式の提出は ,日本工業規格A列4番縦1頁以内とし ,図表
等は貼り付けないこと 。上記頁数を超えた場合 ,加点評価対象は1頁目までに
記載されている内容とし,2頁目以降に記載した内容は加点評価対象としな
い 。ただし ,2頁目以降に記載した内容( 施工不可又は不採用と判断されたも
のを除く 。)についても履行義務は負うものとする。
3
図表等による補足説明が必要な場合は,当該提案項目に対する補足のみを
記載し資料番号を付して ,別途提出することができる 。
( 業者名を記載した様
式を用いないこと 。)ただし ,当該提案項目( 施工不可または不採用と判断さ
れたものを除く 。)の補足説明資料についても履行義務は負うものとする 。ま
た,文面の文字の大きさは10.5ポイントを基本とし,説明図,表等に用いる
文字は,判読可能な文字の大きさとすること。
4
提案の記載に当たっては,文面や説明図表等に業者名(過去に受注した,
具体な工事件名等の業者名が類推できるものを含む)を記載しないこと。
5
提案項目数は5項目提案するものとし ,記載の順に①から⑤までの通し番号
を付けること。加点評価対象は番号①から⑤の提案項目とし,これを超えた
提案項目は加点評価対象としない。また,通し番号の記載がない提案項目に
ついても加点評価対象としない。この場合,超過した提案項目又は通し番号
の記載がない提案項目については標準案に基づく入札を行うものとし,履行
義務( 施工不可又は不採用と判断されたものを除く 。)は負うものとする 。な
お,5項目に満たない提案項目であっても,欠格とするものではない。
6
1つの提案項目は1つの着目対象(○○対策,等)に限って設定すること。
複数の着目対象に対する提案技術を1つの項目に記載した場合には ,当該提
案項目を加点評価対象としない。この場合,当該提案項目については標準案
に基づく入札を行うものとし,履行義務(施工不可又は不採用と判断された
ものを除く 。)は負うものとする。
【複数提案と見なし加点評価対象としない例】
・騒音対策として○○を実施し,振動対策として△△を実施することで環
境対策に努める。
7
1つの提案項目に対する具体的な施工計画( 提案内容 )は ,工事の特性及び
現場条件等を考慮の上,提案項目とした着目対象に関して効果を発現させる
ための1つの実施方法(効果を高めるために付帯して行うものを含む 。)を具
体的に記載する。
ここでいう「 効果を高めるために付帯して行うもの 」とは ,1つの提案技術
を効率的,効果的に行うための効果検証,確認など,合わせて実施すること
で合理的な効果が発揮されるものであり,その場合においては主たる提案技
術を明確に記述すること。
曖昧な表現及び「現場説明書,特記仕様書,図面及び標準仕様書等に基づ
き施工」等の簡易な表現はしないこと。
これらに反する記載を行った提案項目は加点評価対象としない 。この場合 ,
当該提案項目については標準案に基づく入札を行うものとし,履行義務(施
工不可又は不採用と判断されたものを除く 。)は負うものとする。
8
以下に示すような提案項目は,施工不可(提案が不適切であるもの)とし
て,加点評価の対象としない。
①施工に対する安全性への配慮に欠けるもの
②関係法令に違反するもの
③工事目的物の変更が伴うもの
④その他,適正な履行がなされないおそれのあるもの
9
以下に示すような提案項目は,契約後の協議等により確認するべきもので
あることから,契約前の技術提案書としては不採用として,加点評価の対象
としない。
①近接する他工事との調整や第三者(当該施設管理者,他機関等)との協議
(一般的な協議事項を除く。)を要するもの
②現場説明書,特記仕様書,図面及び標準仕様書等の変更が伴うもの
【図面等の変更の伴う例】
・現場説明書に示す与条件を変更するもの,仮設図(参考図)を変更する
もの,新技術を用いる等で標準仕様書に示す工程を省略するもの,躯体に
埋設するもの
③その他,契約後に協議等により確認を必要とするもの