新河岸川上流水循環センター維持管理包括委託(PDF:738KB)

契約書 別紙
別紙 1 対象施設
別紙 2 業務範囲
別紙 3 放流水質契約基準
別紙 4 保全管理要求水準
別紙 5 維持管理実施計画
別紙 6 有資格者に関する条件
別紙 7 流入基準
別紙 8 放流水が放流水質基準を満足しない場合の対応
別紙 9 流入基準を上回った場合の対応方法
別紙 10 引継事項
別紙 11 日報、月報及び年報等の記載内容
別紙 12 委託費等の計算方法
別紙 13 委託費の見直し
別紙 14 保険
別紙 15 遵守すべき関連法令、条例等
別紙 16 定期点検等業務予定書
別紙 17 定期修繕業務予定書
別紙 1 対象施設
新河岸川上流水循環センター
埼玉県川越市大仙波 1287
なお、詳細は「業務要求水準書 Ⅱ本事業の概要 2施設概要」に示すものとする。
別紙 2 業務範囲
受託者の行う業務は以下のとおりとする。
(1) 維持管理実施計画策定及び管理業務
(2) 運転管理業務
(3) 水質等試験業務
(4) しさ・沈砂等収集運搬・処分補助業務
(5) 危機管理対応業務
(6) 備品・消耗品の調達・管理業務
(7) 薬品・燃料・水道・電気の調達・管理業務
(8) 普及啓発活動
(9) 適正な維持管理のために必要となるデータの整理
(10) 苦情に対する一次対応
(11) 保守点検業務(日常点検、定期点検)
(12) 新宿ゲート(場外設備)保守点検業務
(13) 修繕業務(定期修繕、小修繕)
(14) その他の業務(清掃、警備等)
なお、具体的な内容については、「業務要求水準書」に示すものとする。
別紙 3 放流水質契約基準
(1)法定基準
系 列
3系
表:放流水質(法定基準)
項目
範囲
pH
BOD(mg/ℓ)
SS(mg/ℓ)
T-N(kg/日)
T-P(kg/日)
COD(kg/日)
大腸菌群数(個/ℓ)
5.8 以上 8.6 以下
25 以下
60 以下
525 以下
35 以下
525 以下
3,000 以下
(2)契約基準
放流水質に関する契約基準については、以下の 2 つの基準を設定する。
【契約基準Ⅰ】
日常の施設運転において実施する水質試験(受託者による水質試験(放流水質法定基準、
放流水質契約基準を満たしていない場合の追加の水質試験を含む。)、法定検査及び契約
書第 19 条第 1 項に述べる検査)の各測定値が満足すべき契約基準。T-N、T-Pについて
は、自動計測器数値をもって測定値とする。
系 列
3系
表:放流水質契約基準Ⅰ
(各回測定値が満足すべき基準)
項目
範囲
pH
BOD(mg/ℓ)
SS(mg/ℓ)
T-N(mg/ℓ)
5.8 以上 8.6 以下
10 以下
10 以下
20 以下
T-P(mg/ℓ)
3 以下
【契約基準Ⅱ】
全水質試験の年平均値(各測定日の間隔を考慮した加重平均値)において満足すべき契
約基準。
系 列
表:放流水質契約基準Ⅱ
(年平均値が満足すべき基準)
項目
範囲
pH
BOD(mg/ℓ)
SS(mg/ℓ)
T-N(mg/ℓ)
5.8 以上 8.6 以下
5 以下
5 以下
9 以下
T-P(mg/ℓ)
0.5 以下
3系
ここで、加重平均値を算定する際の各測定日の間隔については、以下のとおりとする。
1日 2日
測定
↓
結果A
3日
4日
5日 6日
測定
↓
結果B
7日
8日 9日
測定
↓
結果C
10日 11日 12日 13日 14日
測定
↓
結果D
・・・
平成 28・29 年度平均値 =(A×4 + B×3 + C×4 + D×・・・・) ÷ 396
平成 30 年度平均値
=(A×4 + B×3 + C×4 + D×・・・・) ÷ 365
平成 31 年度平均値
=(A×4 + B×3 + C×4 + D×・・・・) ÷ 335
なお、平成 28 年度は、1ヶ月であるため、平成 29 年度と合算による年平均値とする。
また、流入水が別紙 7 に示す流入基準を満足していない場合及び、埼玉県が実施する工
事・修繕等により処理能力が低下する等のやむを得ない場合により放流水質契約基準Ⅰの
未達が生じた場合の各回の測定結果については、上記の年平均値の算定から除外するも
のとする。
ただし、除外する期間は 3 ヶ月以内とし、委託者と受託者で協議し定めるものとする。
別紙 4 保全管理要求水準
受託者は、本施設の機能が劣化しないよう日常的な保守点検及び必要な修繕を実施し、施設
を正常な状態に維持する。歩廊や手摺り等錆びやすい部位については補修塗装を施し、常に錆
の発生を防止する。
事業期間終了時、全ての施設が通常の施設運営を行うことができる機能を有することを施設機
能確認報告書で確認する。
建築物や外構等の保守管理や清掃については、契約時と比べて美観を損なわない状態とす
る。
別紙 5 維持管理実施計画
維持管理実施計画書は、日本工業規格 A 版(A4 又は A3 用紙)により作成すること。維持管理
実施計画書を構成する各諸事項は、次のとおりとする。
1 維持管理実施基本計画書
(1)実施方針
本委託業務の重要性に鑑み、その目的を達成するための委託業務における管理思想、周辺環
境及び住民への配慮、契約約款第 1 条 2 項の各号に定める業務に対する基本方針及びその概
要、要求水準に対する考え方等について、委託業務に対する姿勢が把握できるように記載するこ
と。
(2)人員体制
本委託業務を遂行する上で必要な組織及び体制について、組織、業務分担、緊急時体制、そ
の他業務の履行に要する組織・体制(必要な場合、下請け関係も含む)を、その目的と系統、人数
及び分担等が明確に把握できるように記載すること。
(3)安全管理体制
事故、災害等を未然に防止し、安全に委託業務を遂行するための安全衛生管理に係る作業基
準、安全衛生に関する計画及び組織体制について記載すること。
(4)薬品、電気、燃料、水道等の調達、使用の方法
施設の運営を行うために必要な電力、薬品、燃料、水道、資材等の調達方法、使用予定量等を、
年間を通じての使用計画が把握できるように記載すること。
(5)運転管理計画
流入水を安定的に処理するための運転指標や各施設の運転方法及び要点(ポイント)、水質分
析の内容・頻度、しさ・沈砂搬出量及び搬出頻度、その他の施設運転における重要事項等につい
て、年間を通じて各業務計画が把握できるよう記載すること。
(6)保全管理計画
契約期間中を通して著しい劣化を防ぎ、施設の能力、外観を保全するための日常点検(点検頻
度・点検要領)、定期点検及び修繕業務の実施計画、腐食性ガス発生に対する対策など機器の
延命化に関する考え方、清掃(頻度・清掃要領)、外構等場内の保全方法、警備、物品管理の方
法及び要領等その他の必要な事項について記載すること。
(7)緊急時等への対応
施設に事故が発生した場合、その他緊急の場合の対応手順を簡潔にまとめること。次のような
場合について記載すること。
ア 大雨時の対応
イ 水質異常時の対応
ウ 地震、火災時の対応
エ その他
(8)普及啓発活動
受託者が実施する下水道の理解を深めるための活動計画について記載すること。
(9)その他の提案
その他、受託者が提案する事項がある場合は、提案する項目とその目的及び内容を記載する
こと。
2 年間維持管理実施計画書
主に年間を通じた基本的事項、スケジュールを把握できるように作成する。年間維持管理実施
計画書には、次の内容を記載する。
(1)運転管理計画(水処理施設)
年間を通じた運転指標等運転管理の総括的事項
組織・人員の配置と人数(必要に応じて下請け関係を含む)
危機管理における連絡先の一覧
(2)水質管理計画
水質試験等のスケジュール
その他必要事項
(3)保守点検計画
日常点検、定期点検のスケジュール
その他必要事項
(4)修繕実施計画
修繕のスケジュール
その他必要事項
(5)しさ・沈砂搬出作業計画
しさ・沈砂搬出の量、スケジュール及び搬出業者との連絡調整
(搬出先(主な搬出先は新河岸川水循環センター)の受入停止期間を考慮すること)
その他必要事項
(6)警備業務計画
保安・警備の年間計画
その他必要事項
(7)コンクリート構造物の劣化状況(目視)調査計画
劣化状況(目視)調査のスケジュール
その他必要事項
3 月間維持管理実施計画書
年間維持管理実施計画の内容について日単位で把握できるように作成する。
別紙 6 有資格者に関する条件
資格名称等
根拠法令等
下水道維持管理資格者
下水道法施行令 第 15 条の 3
各号に規定する有資格者
危険物取扱者(乙種第 4 類)
消防法
電気工事士(第 1 種)
電気工事士法
エネルギー管理講習修了者
エネルギーの使用の合理化に関す
る法律
床上操作式クレーン運転技能講習修了者
労働安全衛生法
玉掛技能講習修了者
労働安全衛生法
ガス溶接技能講習修了者
労働安全衛生法
アーク溶接技能講習修了者
労働安全衛生法
酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習修了
者
労働安全衛生法
その他法令で定める必要な資格者
別紙 7 流入基準
(1)水量に関する流入基準
水量に関する流入基準は、以下のとおりとする。
表:流入基準(流入水の水量)
流入水量(m3/日)
年度
晴天時日最大
平成 28 年度
34,200
平成 29 年度
34,200
平成 30 年度
34,200
平成 31 年度
34,200
雨天時日最大
166,000
166,000
166,000
166,000
(2)水質に関する流入基準
水質に関する流入基準は、下表のとおりとする。
表:流入基準(流入水の水質)
系 列
項目
3系
範囲
pH
BOD(mg/ℓ)
SS(mg/ℓ)
T-N(mg/ℓ)
5 を超え 9 未満
600 未満
600 未満
240 未満
T-P(mg/ℓ)
32 未満
(3)流入予測水量 (年間処理水量)
事業期間中の流入予測水量(年間処理水量)は、以下のとおりである。
表:流入水の予測水量
年度
H28
流入予測水量(年間処理水量)
(m3/年)
1,026,812m3/1 か月間
(参考:12,321,739m3/年)
H29
12,321,739m3/年
H30
12,321,739m3/年
H31
11,294,927m3/11 か月間
(参考:12,321,739m3/年)
備考
下水道法施行令第9条の五
別紙 8 放流水が放流水質基準を満足しない場合の対応
処理水の水質が、別紙3に示す放流水質契約基準を満足できない場合、以下のような手続き
をとる。
(1)契約基準Ⅰの未達の場合
未達の確認、報告・通知及び追加の水質試験
・ 受託者は、水質試験により、各回の放流水質測定値が放流水質契約基準Ⅰ、放流水質法定
基準を満たしていないことを把握した場合、速やかに発注者に報告し、受託者は追加の水質
試験を実施する。
・ 委託者は、法定検査、第 19 条第 1 項の検査等により放流水質が放流水質契約基準Ⅰ、放流
水質法定基準を満たしていないことを把握した場合、速やかに受託者に通知し、受託者は追
加の水質試験を実施する。
改善期間、改善計画書の提出
・ 放流水質契約基準Ⅰ未達の場合には、受託者は、速やかに未達の原因究明を行い、改善の
方法や必要期間等を示す改善計画書を作成し、委託者の確認を受け、改善措置を実施す
る。
・ 放流水質法定基準未達の場合には、委託者の指導、監督に従い、受託者は、速やかに要求
水準未達の原因究明を行い、改善の方法や必要期間等を示す改善計画書を作成し、委託者
の確認を受け、改善措置を実施する。
・ 流入水が流入基準を満たさないことに起因する場合は、委託者と対応を協議する。
・ 受託者は、追加の水質試験において、改善措置の効果を確認し、放流水質契約基準Ⅰを満
足できるようになるまで、改善状況を委託者に報告する。
・ 原因究明、改善計画書の作成及び実施に係る費用は、受託者が負担する。ただし、流入水
が流入基準を満たさない場合及びやむを得ない事態による場合は、受託者は原因究明、改
善計画書の作成、改善措置の実施に係る費用を委託者に請求することができる。
委託費の減額
・ 流入水が原因である場合及びやむを得ない事態による場合を除き、別紙 12 のとおり委託費
を減額する。
契約解除、違約金
・ 流入水が原因である場合及びやむを得ない事態による場合を除き、放流水質契約基準Ⅰを
満足できない状態が合理的な理由なく改善計画書において予定された改善期間を超えて継
続する場合、または改善計画書が速やかに提出されない場合や改善計画書どおりに業務を
行わない場合、委託者は、本契約を解除することができる。この場合、受託者は契約書第 10
条第 3 項に基づき、定められた違約金を支払う。
(2)契約基準Ⅱの未達の場合
未達の確認・報告
・ 受託者は、各年度の放流水質平均値について放流水質契約基準Ⅱの未達が生じた場合又
は生じるおそれがあると認められる場合は、速やかに委託者に報告する。
改善期間、改善計画書の提出
・ 放流水質契約基準Ⅱの未達が生じた場合又は生じるおそれがあると認められる場合には、
受託者は、速やかに未達の原因究明を行い、改善の方法等を示す改善計画書を作成し、委
託者の確認を受け、改善措置を実施する。
・ 受託者は、必要に応じ追加の水質試験を行い改善措置の効果を確認し、改善状況を委託者
に報告する。
・ 原因究明、改善計画書の作成及び実施に係る費用は、受託者が負担する。
委託費の減額
・ 放流水質契約基準Ⅱの未達が生じた場合は、別紙 12 のとおり委託費を減額する。
契約解除、違約金
・ 改善計画書が速やかに提出されない場合及び改善計画書どおりに業務が行われない場合、
委託者は、本契約を解除することができる。この場合、受託者は契約書第 10 条第 6 項に基づ
き、定められた違約金を支払う。
別紙 9 流入基準を上回った場合の対応方法
別紙 7 に定める基準以上の流入水量が流入した場合であっても、対象施設において対応可能
な範囲内の雨天時浸入水等については、受託者は適切な措置をとって対応する。
なお、下記の措置等を行っても対応できない大雨の場合、不可抗力とする。
(1)受託者は、気象情報を随時確認し、水害発生を事前に把握するほか、流入渠水位、ポン
プ井水位の監視を行うものとする。
(2)受託者は、流入水の水量が雨天時時間最大流入水量(7,458m3/h)を上回った場合であ
っても、汚水ポンプで対応できる範囲では汚水ポンプを稼働させる、または県流域管へ送水
する等により適切な運転を行う。
別紙 10 引継事項
受託者は事業期間を通じて、引継事項を記載した文書を作成する。
事業期間中、引継が必要な新たな事項が判明した場合は、適宜、当文書にその内容を反映、
記録し、対象施設固有の運転管理、点検上の留意点を次の受託者が把握できるよう作成する。
以下の項目を参考に記載すること。
(1)総合運転したときの機能の発揮状況
(2)諸機械の振動、異音等の状態
(3)計装設備の調節状況
(4)運転上の特別な操作(運転管理基準及び運転操作基準等マニュアルの整理)
(5)その他留意事項
なお、受託者により加筆訂正された運転管理基準及び運転操作基準等は、委託者が当該施設
運転のために使用することができる。
別紙 11 日報、月報及び年報等の記載内容
Ⅰ 日報
【記載事項】
1 天候、気温、雨量、臭気状況
2 報告者
3 水質試験要領による水質試験項目の結果
4 各処理運転フローにおける処理数量
5 各ユーティリティーの数量
6 管理の指標としている諸元値
7 主要機器の運転記録
8 苦情(内容と対応状況)
9 その他記録・報告すべき事項
【様式】
(気象)
(担当)
(水質)
(処理状況)
(調達)
(管理)
(運転)
(苦情)
(備考)
任意とする
Ⅱ 月報
Ⅱ-1 月間業務報告書
【記載事項】
1 日報に記載の事項
2 保守・点検・正常状態に復帰させるための調整実施と結果の記録
3 事故・故障記録、対応報告
4 管理報告
【様式】
任意とする
Ⅱ-2 委託業務実施状況報告書(維持管理月報)
【様式】 委託者が指定する
Ⅲ 業務年報
【記載事項】
1 月報記載事項の月集計
2 施設機能確認報告書
3 必要な報告事項、その他
【様式】
任意とする
Ⅳ 定期点検実施報告書・定期修繕実施報告書
【記載事項】
(以下は定期修繕実施報告書の場合であり、定期点検実施報告書の場合は、“修繕”を“点検”
と読み替える。)
1
2
3
4
5
6
件名
場所
施工業者
契約書の写し(修繕金額が記載されているもの)
対象設備・機器名称
修繕内容(内容の詳細、範囲、試運転、調整、各データ測定等に関して記載。工場整備や検
査等のある場合は、整備工場の場所や作業内容を明記。塗装作業がある場合は、ケレ
ン・塗装仕様と膜厚測定結果を明記。)
7 交換部品・・・・名称、型式・仕様、メーカー名又は製造所名、数量を明記
8 施工方法・・・・施工手順方法や施工体制等明記
9 使用機材・・・・据付、撤去、搬入等に要した資機材等があれば明記
10 修繕結果・考察・所見・・・・修繕結果、今後の修繕計画、維持管理上の推奨事項等
【添付書類】
上記の記載事項の他、必要に応じて、以下のものを添付すること。
1 写真 サービス版カラー写真を A4 の写真帳に整理する。
ただし、デジタルカメラを使用する場合は、画像品質有効画素数 80 万画素以上、フルカラー
300dpi 以上で A4 に印刷し、5 年以上劣化が生じないものとする。
また、電子データも提出すること。メディアは CD-ROM 等の一般的な媒体とする。
撮影は、施工前、施工中、施工後、使用機器部品材料、新旧の交換機器部品、分解時の状
況、組立後や運転後に確認出来ない部分、各種検査・試運転・データ測定等の状況、発生品
等撮影しておく。
2 図面 竣工図面(交換部品等は赤印のこと)。その他、機器の交換のある場合は、機器図面
や仕様書を添付する。
3 実施工程表
4 各種データ測定記録・・・・施工前と施工後を対比出来るよう記載する。
5 メーカー保証書、検査成績表、鋼材検査証明書(ミルシート)等の写し。
6 工事実績情報システム(CORINS)の登録・記録、産業廃棄物管理票(現場発生材の処理が
確実に行われたことが確認できる書類等)他、関係諸法規に関連する書類の写し。
【その他】
修繕を実施した場合は、必ず、設備一覧台帳等に記入するとともに、機器交換や改造等を
行った場合は、完成図書等の差し替え及び変更を行う。
【様式】
報告書は A4 縦の横書き書式とし、表紙を付け製本する。
別紙 12 委託費等の計算方法
(1)維持管理業務等に係る委託費の考え方
委託者が受託者に支払う委託費は、以下の算式によって算定される。
(委託費)=(固定費)+(変動費)+(修繕費等)
(変動費)=(変動費単価)×(処理水量(実績値))
ここで固定費とは、本件施設における流入水量(実績値)の増減にかかわらず変動しない費用
をいい、変動費とは、本件施設における流入水量(実績値)の増減に応じて比例的に増減する費
用をいう。
事業期間中の各費用の内訳は、表に示すとおりとする。
①維持管理業務等に係る費用内訳(税抜き)
(単価:円)
費
平成 29 年
3月
目
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
(H31.4~
H32.2)
運転管理費・
設備管理費等
固定費
薬品費
変動費
(次亜塩素酸ソーダ)
単 価 ( 円
/m3)
固定費
薬品費
(その他)
燃料費
固定費
電気基本料金
相当額
固定費
電力量料金
相当額
上水道料金
変動費
単 価 ( 円
/m3)
固定費
定期点検費
修繕費等
―
定期修繕費
修繕費等
―
小修繕費
修繕費等
引継業務費
修繕費等
諸経費
固定費
合
計
―
―
―
合
計
②定期点検費内訳(税抜き)
(単価:円)
名
称
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
電子計算機設備保守点検
自家発電機設備保守点検
電気設備保守点検
消防用設備保守点検
環境分析業務(臭気調査)
受水槽清掃業務
植栽管理業務
合
計
③定期修繕費内訳(税抜き)
(単価:円)
名
称
平成 29 年度
平成 30 年度
―
―
平成 31 年度
3 系沈砂池機械設備修繕
3 系主ポンプ機械設備修繕
3 系送風機機械設備修繕
3 系水処理機械設備修繕
3 系電子計算機設備修繕
―
―
3 系計装設備修繕
―
―
合
計
平成29年3月には、定期修繕はない。
委託費は月払いとする。
維持管理業務に係る委託費については、毎月払いとし、当該月の水質に応じた固定費(必要に
応じて減額を行う)と、当該月の処理水量(実績値)に応じた変動費(処理水量(実績値)に処理水
量 1m3 当たりの単価を乗じた額)とする。
(2)維持管理業務に係る委託費の減額及び追加費用について
別紙 3 に示す放流水質契約基準Ⅰ及び放流水質契約基準Ⅱに対する要求水準未達の場合は、
下記に示すとおりの措置を行う。
ア 別紙 3 に示す契約基準Ⅰに対する要求水準未達の場合
受託者による水質試験(放流水質契約基準、放流水質法定基準を満たしていない場合の追加
の水質試験を含む。)、法定検査、及び契約書第 19 条第 1 項に述べる検査等により放流水質契
約基準Ⅰの未達が発生した場合は、前項(1)で計算される委託費の減額を、下記に示すとおり行
う。
① 流入水が別紙 7 に示す流入基準を満たしている場合(基準外であるが委託者と受託者で対
応可能と合意した場合を含む)
a 放流水質が別紙 3 に示す契約基準Ⅰと法定基準の間にある場合、固定費を以下のとおり
減額する。
委託費の減額= 上記(1)項に示す当該月の委託費のうち固定費の金額
×(α/当該月の全日数)
ここで
α(日): 要求水準未達日数
ただし、水質検査の結果が判明するのが検査実施日(採水日)から時間
が係る水質項目については、以下のとおりαを勘定する。(ケース 1 及び
ケース 2)
【ケース 1】
定期測定の検査結果、別紙 3 に示す契約基準Ⅰの未達が判明し(下例では 13 日)、
即日追加検査を行った結果は別紙 3 に示す契約基準Ⅰを満足した場合は、α=1 日と
する。
1日
前回
測定日
契約基準Ⅰ
を満足
2日 ・・・ 7日
8日
9日 10日 11日 12日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日 21日
水質
測定日
検査結果
判明
契約基準Ⅰ
未達
↓
結果判明
契約基準Ⅰ
を満足
追加
検査
追加
検査
追加
検査
追加
検査
追加
検査
追加検査
終了
要求水準未達日数 α =1日
【ケース 2】
定期測定の検査結果、別紙 3 に示す契約基準Ⅰが判明し(下例では 13 日)、その日
以降の追加検査を行った結果が複数日数、別紙 3 に示す契約基準Ⅰを満足しなかった
場合は、当初の定期測定日(下例では 8 日)から別紙 3 に示す契約基準Ⅰの未達が発
生した最終日(下例では 14 日)までの全日数を要求水準未達日数αとする。(下例では、
αは 8 日から 14 日までの 7 日となる)
1日
前回
測定日
契約基準Ⅰ
を満足
2日 ・・・ 7日
8日
9日 10日 11日 12日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
21日
水質
測定日
検査結果
判明
契約基準Ⅰ
未達
↓
結果判明
契約基準Ⅰ
未達
追加
検査
結果判明
契約基準Ⅰ
未達
追加
検査
結果判明
契約基準Ⅰ
を満足
追加
検査
追加
検査
追加
検査
追加
検査
要求水準未達日数
α (=7日)
追加
検査
追加検査
終了
b 放流水が別紙 3 に示す法定基準を満たしていない場合、以下のうち金額の大きい方の
額を減額する。
・委託費の減額= 上記(1)項に示す当該月の委託費のうち固定費の金額
×(α/当該月の全日数)
ここで、αの算定は上記a項の方法に準じる。
・当該月の委託費のうち固定費の金額の 40%
② 流入水量が別紙 7 に示した基準を超えているが、特別な処理等で対応できる場合(別紙 9
に相当する場合)
a 流入水量が基準を超えている場合でも、委託者が受託者に支払う委託費は、以下の算式
によって算定される。
(委託費)=(固定費)+(変動費原単位)×(処理水量)+(修繕費等)
b 別紙 9 に相当する場合、別紙 3 に示す契約基準Ⅰを満たさない場合でも、委託費の減額
は行わない。この時、放流水が別紙 3 に示す法定基準を満たしていないことによる法令上
の罰則等や第三者からの損害賠償は委託者が負担するものとする。
③ 流入水質が別紙 7 に示す流入基準を超えた場合
a 放流水質が別紙 3 に示す法定基準を満たしている場合、委託者が受託者に支払う委託費は、
以下の算式によって算定される。
(委託費)=(固定費)+(変動費原単位)×(処理水量) +(修繕費等)+(追加費用)
ここで追加費用とは、流入基準を満たさない流入水を処理して放流水質法定基準を満たす
ために要する費用をいい、受託者は委託者に請求することができる。なお、追加費用の支払い
については、当該年度の最終月に精算する。
b 放流水が別紙 3 に示す契約基準Ⅰを満たしていない場合でも、委託費の減額は行わない。
この時、放流水が別紙 3 に示す法定基準を満たしていないことによる法令上の罰則等や第
三者からの損害賠償は委託者が負担するものとする。
イ 別紙 3 に示す契約基準Ⅱに対する要求水準未達の場合
放流水が別紙 3 に示す契約基準Ⅱを満たしていない場合は、以下のとおり委託費の減額を行
う。なお、上記の減額は、当該年度の最終月の支払額と相殺し精算する。
・当該年度の年間委託費のうち固定費分の金額の 2%を減額する。
(3)定期点検業務に係る委託費について
別紙 16 に示す定期点検業務に係る委託費については、毎月払いとし、定期点検業務に係る年
間委託費の 12 分の 1(平成 31 年度は 11 分の 1)に相当する額を、維持管理業務に係る委託費と
同時に支払う。
(4)修繕業務に係る委託費について
ア 定期修繕
別紙 17 に示す定期修繕業務に係る委託費については、月払いとし、維持管理業務に係る委託
費と同時に支払いを行う。
受託者は、自らが行った修繕業務で、修繕業務完了確認を受けたものについて、委託者に対し
て請求書を提出すること。
イ 小修繕
小修繕業務に係る委託費については、月払いとし、小修繕に係る年間委託費の 12 分の 1(平
成 28 年度は 1 分の 1、平成 31 年度は 11 分の 1)に相当する額を、維持管理業務に係る委託費
と同時に支払うこととする。また、小修繕業務に係る年間委託費と受託者の発注した小修繕費の
年額との差額については、年度最終月の変動費にて精算するものとする。
(5)引継業務に係る委託費について
平成 32 年 3 月以降の維持管理業務を受託する受託者に対して実施する引継業務に係る委託
費については、平成 32 年 2 月分の維持管理業務に係る委託費と同時に支払う。
ただし、引継業務が発生しない場合は、当該委託費は支払わない。
(6)委託費(税込)の支払い計画
支払い計画は次のとおりとする。
(単価:円)
費
目
平成 29 年
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
合
計
3月
固定費等計
年間額
各月の固定
年度最終月
費等支払額
以外の支払
―
額
年度最終月
変動費単価
―
各月
(円/m3)
定期修繕費
年間額
―
引継業務費
年間額
―
固 定 費 等 合 計
―
―
別紙 13 委託費の見直し
以下に定める項目について委託費の変更を行う。
① 電気料金について
各年度の電気料金が確定したとき(高圧で受電するものに限る)発注者が電力供給会社(現行
は、東京電力(株))と契約する電気需給約款の改正等により料金単価(燃料調整費、再生可能エ
ネルギー賦課金含む)の変動が生じ、その変動後電気料金が基準電気料金に対し1.5%を超え
て増減した場合は、委託者および受託者で協議ができるものとし、以下に示す算出方法により算
定し、委託費の変更を行う。
(1)基準電気料金に対して、変動後電気料金が1.5%を超えて上回った場合
増額=(変動後電気料金-基準電気料金×1.015)×落札率
(2)基準電気料金に対して、変動後電気料金が1.5%を超えて下回った場合
減額=(基準電気料金×0.985-変動後電気料金)×落札率
※1 「基準電気料金」とは、委託者が定める年間予定流入水量、年度予定契約電力、年度予
定力率及び年度予定電力量、並びに委託者が電力会社と契約する電気需給約款による料
金単価を基準として、別途算出した電気料金のことをいう。
※2 「変動後電気料金」とは、委託者が定める年間予定流入水量、年度予定契約電力、年度
予定力率及び年度予定電力量、並びに委託者が調達する電気需給約款による料金単価か
ら、別途算出する電気料金のことをいう。
※3 見直しについては、平成29年度から実施するものとする。
② 賃金の変動に基づく業務委託料の変更について
委託者又は受託者は、業務契約締結の日から12ヶ月を経過した後に、賃金の変動により業務
委託料が不適当となったと認められた場合は、相手方に対して業務委託料の額の変更を請求で
きる。
上記による請求があった場合は、変動前残業務委託料と変動後残業務委託料との差額のうち
の変動前残業務委託料の1.5%を超える額につき、業務委託料の変更に応じなければならな
い。
変動前残業務委託料及び変動後残業務委託料は、請求のあった日を基準とする。
上記の請求は、業務委託料の変更を行った後再度行うことができる。この場合においては、「業
務契約締結の日」とあるのは「直前の業務委託料変更の基準とした日」とする。
増額=(変動後残業務委託料-変動前残業務委託料×1.015)×落札率
減額=(変動前残業務委託料×0.985-変動後残業務委託料)×落札率
※1 「変動前残業務委託料」とは、業務委託料から見直し事由が生じる以前の業務委託料を
控除した額をいう。
※2 「変動後残業務委託料」とは、変動後の賃金を基礎として算出した変動前残業務委託料に
相応する額をいう。
※3賃金とは、埼玉県が使用している労務単価とする。
別紙 14 保険
① 受託者の加入する保険
(1)受託者は、自らの費用で事業期間中、以下の補償限度額を条件とする第三者賠償保険の
付保を行うこと。
・対人: 一人 1 億円以上、一事故当たり 10 億円以上
・対物: 一事故当たり 1 億円以上
(2)見学者用傷害保険
② 委託者の加入する保険
委託者は、自らの費用で以下の保険に加入しており、本委託期間中、これを継続する。
・火災共済(公益財団法人 都道府県会館)
対象 管理棟
・下水道賠償責任保険(公益社団法人 日本下水道協会)
対象 新河岸川上流水循環センター
別紙 15 遵守すべき関連法令、条例等
本事業の実施にあたり、以下の関係法令等を遵守すること。また、法令等の改正には十分注
意すること。
(1) 下水道法(昭和 33 年法律第 79 号)
(2) 水質汚濁防止法(昭和 45 年法律第 138 号)
(3) 都市計画法(昭和 43 年法律第 100 号)
(4) 建築基準法(昭和 25 年法律第 201 号)
(5) 消防法(昭和 23 年法律第 186 号)
(6) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和 45 年法律第 137 号)
(7) 労働基準法(昭和 22 年法律第 49 号)
(8) 悪臭防止法(昭和 46 年法律第 91 号)
(9) 大気汚染防止法(昭和 43 年法律第 97 号)
(10) 騒音規制法(昭和 43 年法律第 98 号)
(11) 振動規制法(昭和 51 年法律第 64 号)
(12) 労働安全衛生法(昭和 47 年法律第 57 号)
(13) 資源の有効な利用の促進に関する法律(リサイクル法)(平成 3 年法律第 48 号)
(14) エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネルギー法)(昭和 54 年法律第 49 号)
(15) 埼玉県生活環境保全条例(昭和 13 年条例第 57 号)
(16) 電気事業法(昭和 39 年法律第 170 号)
(17) 電気工事士(昭和 35 年法律第 139 号)
(18) 地球温暖化対策の推進に関する法律(平成 10 年法律第 117 号)
(19) 計量法(平成 4 年法律第 51 号)
(20) その他関連法令・施行規則等
別紙 16 定期点検等業務予定書
受託者は、委託者があらかじめ定めた次の定期点検等業務を行う。なお、各業務の詳細内容
は業務要求水準書に定める。
名
称
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
電子計算機設備保守点検
○
○
○
自家発電機設備保守点検
○
○
○
電気設備保守点検
○
○
○
消防用設備保守点検
○
○
○
環境分析業務(臭気調査)
○
○
○
受水槽清掃業務
○
○
○
植栽管理業務
○
○
○
なお、受託者は、関係法令、流域下水道自家用電気工作物保安規定(平成 22 年 4 月)、埼玉
県流域下水道電気設備標準保守点検実施基準(平成 20 年 7 月)、及び流域下水道機械設備標
準保守点検基準(平成 20 年 3 月)に従い、上記の業務を行うこと。
別紙 17 定期修繕業務予定書
受託者は、委託者があらかじめ定めた下記の定期修繕業務を行う。なお、各業務の詳細内容
は業務要求水準書に定める。
※ 平成 29 年 3 月には定期修繕の予定はない。
No
1
2
名
称
平成29年度
平成30年度
平成31年度
3 系沈砂池機械設備修繕
沈砂池流入ゲート No.1
○
沈砂池流入ゲート No.2
○
揚砂機 No.2
○
集砂装置 No.2
○
沈砂池流出ゲート No.1
○
沈砂池流出ゲート No.2
○
沈砂洗浄水ポンプ
○
しさ脱水機
○
しさ脱水機用油圧ユニット
○
しさスキップホイスト
○
沈砂スキップホイスト
○
しさホッパ
○
3 系主ポンプ機械設備修繕
ポンプ No.1
○
ポンプ用電動機 No.1
○
ポンプ吐出弁用開閉器 No.1
○
ポンプ No.2
○
ポンプ用電動機 No.2
○
ポンプ吐出弁用開閉器 No.2
○
ポンプ No.3
○
ポンプ用電動機 No.3
○
ポンプ吐出弁用開閉器 No.3
○
ポンプ No.4
○
ポンプ用電動機 No.4
○
ポンプ吐出弁用開閉器 No.4
○
ポンプ No.5
○
ポンプ用電動機 No.5
○
ポンプ吐出弁用開閉器 No.5
○
No
3
4
名
称
平成29年度
平成30年度
平成31年度
3 系送風機機械設備修繕
潤滑油ポンプ No.1
○
潤滑油ポンプ No.2
○
オイルクーラ No.1
○
オイルクーラ No.2
○
二連式油ろ過機
○
冷却水ポンプ No.1
○
冷却水ポンプ No.2
○
クーリングタワー No.1
○
3系水処理機械設備修繕
3系導入渠攪拌機
○
初沈スカム移送ポンプ
○
No.1 初沈流出水路微細目スクリーン
○
No.2 初沈流出水路微細目スクリーン
○
スクリーンかす分離脱水機
○
No.1 初沈生汚泥引抜ポンプ
○
No.2 初沈生汚泥引抜ポンプ
○
初沈池排水ポンプ
○
3-3 風量調節弁
○
3-4 風量調節弁
○
3-3 循環ポンプ
○
3-4 循環ポンプ
○
No.1 終沈汚泥掻寄機用減速機
○
No.2 終沈汚泥掻寄機用減速機
○
No.3 終沈汚泥掻寄機用減速機
○
No.4 終沈汚泥掻寄機用減速機
○
3-1 終沈パイプスキマ
○
3-2 終沈パイプスキマ
○
3-3 終沈パイプスキマ
○
3-4 終沈パイプスキマ
○
3-3 返送汚泥ポンプ
○
3-4 返送汚泥ポンプ
○
No.1 余剰汚泥ポンプ
○
No.1 余剰汚泥ポンプ用電動吐出弁
○
No.2 余剰汚泥ポンプ
○
No.2 余剰汚泥ポンプ用電動吐出弁
○
No.2 消泡水ポンプ
○
終沈池排水ポンプ
○
3系エアタン流量調整可動堰
○
No
名
4
3系水処理機械設備修繕 (続き)
称
平成29年度
沈砂池系 No.1 脱臭ファン
○
沈砂池系 No.2 脱臭ファン
○
水処理系 No.1 脱臭ファン
○
水処理系 No.2 脱臭ファン
5
6
平成30年度
○
No.1 空洗ブロワ
○
No.1 操作用コンプレッサ
○
No.2 空洗ブロワ
○
No.2 操作用コンプレッサ
○
3系 電子計算機設備修繕
3系送風機吸込風量制御装置
○
3系 計装設備修繕
本館雨量計
○
沈殿放流量計
○
新宿ゲート水位計
○
高級処理流量計
○
3系送風機吸込風量計
○
3系放流量計
○
平成31年度