NISA(少額投資非課税制度)

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NISA(少額投資非課税制度)
● NISA
●NISAのイメージ
非課税期間:最長 5 年間
平成25年 26年 27年 28年 29年 30年 31年 32年 33年 34年 35年 36年 37年 38年 39年
勘定設定期間
︵4年間︶
100万円
平成26年分勘定
・
100万円
平成27年分勘定
120万円
平成29年分勘定
制度(NISA)が始まりました。この制
個人投資家のすそ野を拡大することがこ
度は、家計の安定的な資産形成の支援と
の制度のねらいです。制度の概要は以下
経済成長に必要な成長資金の供給拡大の
の通りです。
両立を図ることがその目的となっていま
●制度概要
口座を開設できる者
その年の1月1日時点で20歳以上の居住者等
非課税口座で購入できる 上場株式、公募株式投資信託、ETF、上場REIT、ETNなど
金融商品
(特定公社債等は不可)(124ページ参照)
非課税対象
非課税口座で保有している金融商品の配当・分配金、譲渡益
新規投資が可能な期間
平成26年〜平成35年(10年間)
非課税で保有できる期間 投資した年から最長5年間
途中売却
自由(ただし、売却部分の非課税枠は再利用不可)
各年の新規投資額の上限 平成26年・平成27年:年間100万円
(非課税枠)
平成28年〜平成35年:年間120万円
(未使用部分の翌年への繰り越しは不可)
口座開設数
各年分の勘定について、1人1口座
NISAとは、少額上場株式等に係る配
平成28年以後は年間120万円に拡大され
当所得および譲渡所得等の非課税措置
ました。
・ 1 証券会社等につき 1 非
課税口座開設可
平成31年分勘定
平成32年分勘定
・ 1 非課税口座に各年の非
課税管理設定を設定可(同
一の者が同一年分に複数の
非課税管理設定を設定する
ことは不可)
平成33年分勘定
平成34年分勘定
平成35年分勘定
120万円
120万円
移管先の年分の勘定
の非課税枠を超えない
範囲で新たな非課税管
理勘定に移管可能(同
一の非課税口座内で行
う場合に限ります。
)
120万円
120万円
120万円
NISA
す。
「貯蓄から投資へ」の流れを促進し、
勘定設定期間
︵6年間︶
平成26年1月から、少額投資非課税
ニ ー サ
120万円
平成30年分勘定
NISAの概要
5 年間で累積最大 5 勘定
・ 非課税投資総額最大600万円
(平成32年∼平成35年)
120万円
平成28年分勘定
長期投資の効果や対象商品の特性・リス
なお、職場積立NISAも非課税口座と
ク等について投資教育を行うこととされ
して数えられ、同一年において、同じ人
ています。拠出金は、給与や賞与からの
が職場積立NISAと他の非課税口座の2
天引きが原則ですが、証券口座・預貯金
口座で投資できるわけではありません。
口座からの引き落としも認められます。
非課税口座に受け入れることができる金融商品
■ 新規取得時 この制度で非課税の対象となるのは、
(委託手数料等は含まれません)。例えば、
証券会社・銀行等を通じて新たに買い付
平成28年の非課税枠は120万円です。非
けた上場株式、外国上場株式、株式投資
課税口座において、平成28年に70万円で
信託、外国株式投資信託、上場株式投資
A社株式を購入し、平成28年のうちに72
信 託(ETF)、 上 場 不 動 産 投 資 信 託
万円で譲渡したとします。この場合、平
(REIT)などです(次ページの一覧参
成28年において非課税口座では残り50万
(少額投資非課税制度)のことです。英
なお、従業員のために証券会社などと
照)。平成28年1月1日以後、「上場株式
円(=120万円−70万円)以内でしか金
国のISA(Individual Savings Account)
提携して職場積立NISAを導入している
等」には特定公社債や公募公社債投資信
融商品を新たに購入できません。そのA
制度を参考にして設けられた日本
会社もあります。日本証券業協会、全国
託が含まれるようになったものの、非課
社株式を譲渡しても当初の購入分(70万
(Nippon)版の制度のため、「NISA」と
銀行協会、信託協会、生命保険協会など
税口座においては、なお、特定公社債や
円分)の非課税枠を再利用することはで
呼ばれています。平成26年1月1日から
がメンバーで、金融庁もオブザーバーと
公募公社債投資信託を受け入れることは
きません。また、非課税枠の残額を翌年
平成35年12月31日までの間に、専用の非
して参加している「NISA推進・連絡協
できません。この章では、以後、非課税
以降に繰り越すことはできません。平成
課税口座で新たに取得した金融商品につ
議会」が、企業の役職員等の資産形成の
口座に受け入れることのできる金融商品
29年の非課税枠は120万円ですが、同じ
いて、その配当・分配金と譲渡益が、取
ため職場積立NISAのガイドラインを作
について、「上場株式等(公社債等を除
ケースでいえば、翌年に170万円(=120
得した年から最長で5年間、非課税とな
成し、NISAの普及に業界横断的に取り
く)」と略記します。
万円+50万円)の非課税枠ができるわけ
る制度です。各年の新規投資額の上限は、
組んでいます。ガイドラインでは、証券
非課税口座では、各年の非課税枠の範
ではありません。
平成26年および平成27年は年間100万円、
会社などが利用者に対して、分散投資・
囲で新たに投資をすることができます
外国上場株式など外貨建て金融商品を
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購入した場合、外貨での購入代金を購入
枠に収まるかどうか計算します。
時の為替レートで円貨に換算し、非課税
●新規取得により非課税口座に金融商品を受け入れるための条件
取得の方法
金融商品の種類
証券会社・銀行等を通じた買付
下記のいずれかに該当するもの(外国法人に係るものを含む)
・上場株式(株式・新株予約権の割当を受ける権利、新株予約権、新投
資口予約権で上場されているものを含む)
・日本銀行出資証券
・上場新株予約権付社債、店頭転換社債型新株予約権付社債(旧上場転
換社債・ワラント債、店頭売買転換社債を含む)
・信金中金等の上場優先出資証券
・公募株式投資信託
・ETF 、ETN 、上場REIT
・上場未公開株等投資証券(ベンチャーファンド)
その年に新規取得により受け入れた金融商品の取得代金(委託手数料等
を含まない)の累計が非課税枠(平成27年まで100万円、平成28年以後
120万円)の金額以内であること
■ コーポレートアクション発生時 により取得する新たな投資信託の受益権
⑤ 非 課税口座で保有する上場株式等を発行した法人の分割により取得する分割承継法人
(または分割承継親法人)の株式
⑥ 非課税口座で保有する上場株式等を発行した法人の行った株式交換により取得する株式
交換完全親法人(もしくはその親法人)の株式または株式移転により取得する株式移転
完全親法人の株式
⑦ 非課税口座で保有する新株予約権を発行した法人の行った法人の合併、分割、株式交換
または株式移転により取得する合併法人等の新株予約権
⑧ 非課税口座で保有する上場株式等で取得請求権付株式、取得条項付株式、全部取得条項
付種類株式または取得条項付新株予約権が付された新株予約権付社債であるものに係る
請求権の行使、取得事由の発生または取得決議により取得するもの
NISA
取得代金
● NISA
⑨ 次に掲げる行使または取得事由の発生により取得するもの
・ 非 課税口座で保有する上場株式等である新株予約権付社債に付された新株予約権
(従来の転換社債の転換権を含む)の行使
・ 非課税口座内上場株式等について与えられた株式の割当てを受ける権利(株主等と
して与えられた場合に限る)の行使
・ 非課税口座内上場株式等について与えられた新株予約権の行使
・ 非課税口座内上場株式等について与えられた取得条項付新株予約権に係る取得事由
の発生または行使
⑩ 同一の非課税口座に設けられた2以上の非課税管理勘定に係る同一銘柄の非課税口座内
上場株式等について生じた上記①から⑨までの事由により取得するもの(上記①から⑨
非課税口座には、新規取得時以外にも
場株式も非課税口座に受け入れることが
一定のコーポレートアクション発生に伴
できます(図表の①)
。この場合、新た
って取得する上場株式等(公社債等を除
に取得する上場株式は、
原則として、
元々
く)も受け入れることができます。新規
当該上場株式を保有していた年の非課税
取得以外で非課税口座に金融商品を受け
管理勘定に受け入れられます。
上記の表の⑩の適用例は、以下の図表の
れ、3株がそれぞれ4.5株となった場合、
入れることができるのは、次の表の条件
なお、次の表のコーポレートアクショ
ようになります。例えば、平成27年分
端株である平成27年分の0.5株は、最も
に該当する場合です。
ン発生時は、
年間の非課税枠と関係なく、
の非課税管理勘定と平成28年分の非課
新しい年に設定された平成28年分の非
例えば、非課税口座内で保有している
条件に当てはまれば非課税口座に受け入
税管理勘定にA株式を3株ずつ保有して
課税管理勘定に入れられることになりま
上場株式につき、株式分割が行われた場
れることができます(126ページのQ&
いたとします。平成28年にA株式につ
す。
合、株式分割によって新たに取得する上
A参照)
。
いて2株を3株とする株式分割が行わ
●新規取得以外で非課税口座に金融商品を受け入れるための条件(コーポレートアクション発生時)
以下の①〜⑩により取得するもので、非課税口座の対象となる金融商品の種類(上記の表)
に該当するもの
① 非課税口座で保有する上場株式等について行われた株式・投資信託・特定受益証券発行
信託の受益権の分割・併合により取得するもの
② 非課税口座で保有する上場株式等について行われた株式無償割当て・新株予約権無償割
当て・新投資口予約権無償割当てにより取得するもの
③ 非課税口座で保有する上場株式等を発行した法人の合併により取得する合併法人(また
は合併親法人)の株式
④ 非課税口座で保有する上場株式等で投資信託の受益権であるものに係る投資信託の併合
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までにより非課税管理勘定に受け入れることができるものを除く)で、その2以上の非
課税管理勘定のうち最も新しい年に設定された非課税管理勘定へ受け入れるもの
●上記⑩の適用例 A株式について2株を3株とする株式分割が行われた場合
非課税管理勘定への受入れ
非課税管理勘定
A株式
株式分割後に
保有する株式
①に当たるもの
平成27年分
3株
4.5株
4株
―
平成28年分
3株
4.5株
4株
1株
(0.5株+0.5株)
⑩に当たるもの
(出所)「平成23年度 税制改正の解説」(財務省)112ページを一部修正
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非課税枠と関係なく非課税口座
に受け入れることができる場合
非課税口座で保有する上場株式等に無償で割り当てら
れた新株予約権を行使する場合、その払込金額の分だけ
非課税枠を消費しますか?
場新株予約権を行使して取得した上
株式等に無償で割り当てら
場株式は、非課税口座に受け入れる
れた新株予約権を行使して取得する
ことはできません。なお、非課税口
上場株式については、その払込金額
座以外で保有する上場株式等につい
は非課税口座での取得代金に含まれ
て無償で割り当てられた新株予約権
ません。すなわち、非課税枠を消費
を行使して取得した上場株式につい
せず、非課税枠を使い切っていたと
ては、その払込金額が非課税枠の範
しても、当該上場株式は非課税口座
囲内であったとしても、非課税口座
に受け入れることができます。
に入れることはできません。
しかし、非課税口座で購入した上
●非課税が適用される譲渡の方法
① 証券会社等への売委託による譲渡
② 証券会社等に対する譲渡
③ 発行法人に対して行う単元未満株式の買取請求による譲渡で、非課税口座を開設する証
券会社等の営業所を経由して行う方法
④ 資本の払戻し、残余財産の分配に伴う金銭等の交付で、非課税口座を開設する証券会社
等の営業所を経由して行われる方法
⑤ 株式投資信託の解約または一部解約で、非課税口座を開設する証券会社等の営業所を経
由して行われる方法
投資家が、非課税口座と非課税口座以
額が計算されます。このため、非課税口
外の口座の両方に上場株式等を保有して
座以外の口座で保有している上場株式等
いる場合は、両方にある上場株式等の譲
の譲渡所得を計算する場合、その収入金
渡所得の金額は区分して計算します。ま
額から控除する取得費等について、非課
た、非課税口座と非課税口座以外の口座
税口座内の上場株式等の取得を含めて計
で同一銘柄を保有する場合には、それぞ
算することはできません。
NISA
非課税口座で保有する上場
● NISA
れ銘柄が異なるものとして譲渡所得の金
■ 非課税となる上場株式等の配当等 譲渡所得・配当所得の取扱い
■ 非課税口座内で上場株式等を譲渡した場合
非課税の対象となるのは、非課税口座
る「株式数比例配分方式」に変更する必
で保有する上場株式等(公社債等を除く)
要があります。
の配当等です。ただし、発行済株式の3
非課税口座で保有する上場株式等の配
%以上を有する大口株主が受けるものは
当等であっても、銀行口座に直接振り込
除かれます。
まれるものなど、信託銀行経由で支払わ
また、上場株式の場合は支払開始日、
れるもの(証券会社の口座に入金されな
上場株式等(公社債等を除く)の譲渡
ないものとみなされます。したがって、
株式投資信託の場合は決算日が非課税期
いもの)は、非課税とはなりません。た
益が非課税となるのは、次の図表の方法
非課税口座で生じた譲渡損失を非課税口
間内にある場合に、配当・分配金が非課
だし、確定申告を行うことにより、申告
で譲渡した場合です。投資した年の4年
座以外で生じた譲渡益や配当と損益通算
税となります。
分離課税を選択して上場株式等の譲渡損
後の12月末までの譲渡益が非課税とな
を行うことはできません。当該損失の繰
非課税口座で保有する上場株式や
失との損益通算や繰越控除をする(また
ります。非課税期間は暦年で計算される
越控除を行うこともできません。
ETF 、上場REITなどの配当等を非課税
は総合課税を選択して配当控除の適用を
ため、例えば平成28年1月と12月のい
非課税口座で保有する上場株式等は、
とする場合には、権利確定日までに、配
受ける)ことができます。
ずれに購入した商品であっても、非課税
最長5年間の非課税期間を待たずに、い
当の受け取り方法を証券会社に入金され
期間は平成32年12月末までになります。
つでも譲渡することは可能です。
ただし、
非課税口座で保有する上場株式等を譲
前述のとおり譲渡した分の非課税枠を再
渡し譲渡損失が生じた場合、その損失は
利用することはできません。
投資信託の分配金の取扱い
1.再投資した場合
非課税口座にある投資信託の分配金を再投資した場合、非課税枠を利用す
ることになります。例えば、平成28年中に70万円で分配金再投資型の株式
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投資信託を購入し、その株式投資信託の分配金が4万円発生して再投資され
たとします。この場合、平成28年中には残り46万円(=120万円−70万円−
● NISA
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非課税口座の開設・変更等の手続き
4万円)以内でしか上場株式等(公社債等を除く)を新たに購入できなくな
ります。
2.元本払戻金(特別分配金)が支払われる場合
株式投資信託を非課税口座で保有していても課税口座で保有していても、そ
非課税口座は、投資を行う年の1月1
です。非課税適用確認書が必要とされて
元本の払戻しに相当する金額であると考えられることから非課税の扱いを受けま
日時点で20歳以上のわが国の居住者(ま
いるのは、1人につき同一の年において
す(170ページ参照)
。さらに、
株式投資信託を非課税口座で保有している場合に、
たは国内に恒久的施設を有する非居住
複数の非課税管理勘定が設定されるのを
元本払戻金(特別分配金)の支払いがあったとしても、いったん消費した非課
者)が証券会社等に1人につき毎年1勘
防止するためです。
税枠が戻るわけではありません。例えば、平成28年中に株式投資信託を70万円
定設定することができます。非課税口座
この非課税適用確認書の交付を受ける
分購入し、元本払戻金(特別分配金)が7万円発生した場合、平成28年中に非
を利用するためには、法律で決められた
ためには、投資家は、口座を開設する証
課税口座で購入することができる金額は50万円
(=120万円−70万円)
のままです。
以下の期間(勘定設定期間)ごとに、税
券会社等で申請手続を行う必要がありま
務署が交付する非課税適用確認書が必要
す。
NISA
の分配金のうち元本払戻金(特別分配金)は、
運用による利益ではなく、
税法上、
●勘定設定期間と交付申請書提出期限
勘定設定期間
非課税口座から上場株式等の払出しがあった場合
交付申請書提出期間
平成26年1月1日〜平成29年12月31日
平成25年10月1日〜平成29年9月30日
平成30年1月1日〜平成35年12月31日
平成29年10月1日〜平成35年9月30日
非課税適用確認書
次の①から⑤により、非課税口座から
ついては非課税、損失はないものとみな
上場株式等の一部または全部の払出しが
されます。非課税口座から払い出された
あった場合には、その払出事由が生じた
上場株式等の取得価額は払出日における
非課税口座を設けるためには、非課税
し(同日以降に転居により住所を変更し
時に、その払出し時の金額(価額)によ
取引所の最終価格(株式投資信託の場合
適用確認書と非課税口座開設届出書を証
た場合は、住民票の除票の写し)なども
り譲渡があったものとみなされます(み
は払出日における基準価額)に数量を乗
券会社等に提出することが必要です。
添付して郵送などにより提出する必要が
なし譲渡)。例えば、最長5年間の非課
じた額になります。なお、非課税口座か
まず、非課税口座を開設しようとする
あります。しかし、法改正により、平成
税期間が終了した場合、非課税口座で保
ら株式投資信託が払い出された場合に
場合、税務署から非課税適用確認書の交
30年以降の勘定設定期間については、住
有していた上場株式等は、事前に証券会
は、その個別元本は非課税口座から払い
付を受けるため、申請者の氏名、生年月
民票の添付は不要になりました。
社等に依頼書を提出していれば特定口座
出される前の金額から引き継がれます。
日、住所を記載した申請書を、非課税口
非課税適用確認書の申請書の提出を受
に移管されますが、これは①にあたりま
座を開設しようとする証券会社等を通じ
けた税務署は、その提出者が、他の証券
す。みなし譲渡損益については、利益に
て税務署に提出します(平成28年1月1
会社等で非課税口座を開設していないこ
日以後に申請書を提出する場合、個人番
とを確認し、確認できれば、非課税適用
① 非課税口座から他の口座への移管
② 非課税口座内上場株式等に係る有価証券のその個人への返還
③ 非課税口座の廃止
号(マイナンバー)も記載します)。
確認書を交付します。この非課税適用確
申請書には、本人確認書類を添付しま
認書の申請書は、同一の勘定設定期間に
④ 贈与、相続、遺贈
⑤ 非課税が適用される譲渡(126ページ参照)の方法以外の譲渡
す。申請書の提出は、書類による提出の
重複して提出できません。口座開設後、
ほか、インターネットや電子メールによ
同一の勘定設定期間内に他の証券会社等
ることも可能です。なお、平成29年まで
に口座を変更したい場合は、金融商品取
の勘定設定期間については、平成25年1
引業者等変更届出書を提出することにな
月1日時点の住所を証明する住民票の写
ります(132ページ)。
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