小中学校向け環境講演会 (派遣講師紹介シート) 講師氏名 所属 古屋 康則(こや やすのり) 岐阜大学教育学部理科教育(生物学) プロフィール 昭和 39 年 3 月 17 日北海道で生まれる 現住所 山県市高富 最終学歴 平成 4 年 3 月北海道大学大学院水産学研究科博士後期課程修了 職歴 平成 5 年 4 月水産庁北海道区水産研究所 科学技術特別研究員,平成 7 年 4 月岐阜大学 助教授教育学部,平成 19 年 4 月岐阜大学准教授教育学部,平成 25 年 4 月岐阜大学教授教育学 部,現在に至る 学位 平成 4 年 3 月 博士(水産学)論文題目:海産カジカ科魚類に見られる体内配偶子会合型の 繁殖様式に関する生理学的、微細構造学的研究 現在の専門 動物の生殖生理・生態学 理科教育学 加入学会 日本魚類学会,日本動物学会,日本水産学会,日本理科教育学会,日本生物教育学 会 主な社会活動 岐阜県自然環境保全審議委員会委員,岐阜県レッドデータブック改訂調査検討委員会委員長 講演テーマ・要旨 講演テーマ:川の生き物からみた環境教育 岐阜県にはたくさんの川が流れています。そこには多様な水環境があり、多様な生物が棲息してい ます。近年、私たち人間の活動によって河川の環境が大きく変化し、生物の多様性も失われてきて います。すべての生き物は生態系のなかで互いに関係し合って存在しています。川の生き物が減る ことで私たち自身になにか悪い影響が降りかかってくることはないでしょうか。生物の多様性を維持 することはなぜ必要なのでしょうか。多様性を維持するためには「生き物」の歴史と「生き物どうしの関 係」を理解する必要があります。私たちはこれから生き物とどのようにつき合って行かねばならないの でしょうか。どうすれば川の生き物を減らすことなく、我々の生活水準を維持して行けるのでしょうか。 川の生き物からみた環境問題と環境教育についてのお話をします。 講演内容: 1.川の生き物のつながり(渓流から海までつながる生態系) 2.岐阜県版レッドデータブック魚類編(どんな魚がいて、どんな魚が減っているの?) 3.なぜ川の生き物が減ったのか(原因を考えよう) 4.生物多様性とは(生き物の歴史と関係性) 5.人と生き物の関係 6.川の生き物を減らさないために
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