資料1 メンバーからの事業改善提案 (分野Ⅰ) 事業改善提案フォーム 【提案者】 ①改善提案する事業名 六本木安全安心プロジェクト ②見直しを必要とする理由 (事業の検証結果を踏まえて記入) (具体的に) (事業の検証結果を踏まえて記入) ③現在と比較した見直しの ・憲章に関しては、憲章が存在するのは良いが、町に大々的に貼り出すのは良いこと とは思わない。例えば、 中国のスローガンのように街に貼り出しても目に付くが町 方向性 の美化に反し、従わない人には意味がない。 ④見直しによって期待され る効果 【名称】 (名称の改善が必要な場合) 【参加対象者】 【活用する資源】 (事業内容を考えていく上でのアイデア) 【事業の内容】 ⑤新たな事業概要 ・どこの国でもきれいな町並みには犯罪は少ない。スラム化すればするほどその雰囲 気になじむ人が増え犯罪も増加する。そのため、まず町並みから清潔で美化される 必要がある。舗道の拡張、修繕、建物のデザインや色の画一化、看板の撤去、ネオ ンの規制などにまず力をいれてほしい。すぐに全部は出来ないが、道にごみを捨て るのをやめるためには、ごみ箱の設置くらいは早急にできるのではないか。中が見 えるような、また汚されにくいようなごみ箱をたくさん繁華街において、そこに「六 本木を汚さないで!」のようなキャッチフレーズを貼るなら意味があると思う。 【事業の特色】 【実施場所】 【役割分担(協働)】 【区民】 (区民が自ら行う こと) 【行政】 ( 行 政 にも とめ る 支援) 【商店会、NP O、企業など】 (商店会、NPO、 企業などに求め る支援) ⑥その他 (参考とした事例など) 事業改善提案フォーム 【提案者】 ①改善提案する事業名 防災ネットワーク構築事業 ②見直しを必要とする理由 (事業の検証結果を踏まえて記入) (具体的に) ③現在と比較した見直しの (事業の検証結果を踏まえて記入) 方向性 ④見直しによって期待され る効果 【名称】 (名称の改善が必要な場合) 【参加対象者】 【活用する資源】 (事業内容を考えていく上でのアイデア) 【事業の内容】 ⑤新たな事業概要 ・来街者が非常に多くその避難場所を早急に確保、また街角に日本語、外国語で表示 する必要があると思う。祭りなどの催しは顔見知りを増やすとあるが、そんなにの んきに構えていないで有事の際にはお互い助け合いが必要だから、まず正確な情報 をいかに伝え、どうすれば良いかの行政側からの伝達方法を確立してほしい。 ・区の放送が聞き取りにくく、特に外国人からは英語の放送が何もわからないとの苦 情がある。 【事業の特色】 【実施場所】 【役割分担(協働)】 【区民】 (区民が自ら行う こと) 【行政】 ( 行 政 にも とめ る 支援) 【商店会、NP O、企業など】 (商店会、NPO、 企業などに求め る支援) ⑥その他 (参考とした事例など) 事業改善提案フォーム 【提案者】 ①改善提案する事業名 和藤誠治 ①防災情報提供(②防災ネットワーク構築でも可) (事業の検証結果を踏まえて記入) ・ネットワーク構築という目的は理解するが、一般論として、その目的の実現はなか なか難しいように思う。特に防災+ネットワーク構築とすると、ターゲットや方法 がぼやけてしまう。 ②見直しを必要とする理由 ・原案のターゲットである中小事業者が、防災に関心を持ち、かつ、時間的余裕があ (具体的に) るのかは不明。さらに、相当多数の中小事業者が相対でネットワークを構築してい くのは現実的に困難と思われる。 ・情報提供については、皆様の関心があると思われる分野にもかかわらず、情報が少 ないため。例えば、前回説明頂いた内容を周知するだけでも効果的だと思う。 (事業の検証結果を踏まえて記入) ③現在と比較した見直しの ・そもそも、国、都、区、支所がそれぞれ何をやっているか、震災等災害が起きたと 方向性 きにどういう対策を講じる予定であるのか等を明らかにすれば、課としては、一歩 前進ではないか。 ④見直しによって期待され ・有事の際にどうすればいいのかを知ることができる。 る効果 【名称】 (名称の改善が必要な場合) 【参加対象者】 【活用する資源】 ⑤新たな事業概要 1.ネットワーク構築 ・大企業のネットワーク、大きなビルのネットワークは自助が可能。 ・中小規模の事業者をターゲットとして個別につなげていくのは、難しいし限界があ ると思う。事業者よりも町会や小規模地区や祭り主催団体等の既存のつながり・連 絡網を活用して、網の目を張らせるのがせいぜいできれば良いと思う。 ・防災ネットワーク構築であれば、より興味のありそうな、ファミリー世帯をターゲ ットにしてはどうか(以下の3を参照)。 【事業の内容】 2.情報の提供 ・相手方:住民や勤務者向け。 ・対象:国、都、区、支所がそれぞれ何をやっているか、震災等災害が起きたときに どういう対策を講じる予定であるのか、避難マップの(作成と)周知等。 ・方法:①住民や勤務者がよく通る場所に掲示する。②もちろんネットやメール配信 も可。麻布防災として、定期的に、有益な情報を配信する。 3.防災体験イベント ・子供向けの、防災体験型イベントを開催すれば、面白いのではないか。 【事業の特色】 【実施場所】 【役割分担 (協働)】 ⑥その他 【区民】(区民が自ら行うこと) 【行政】(行政にもとめる支援) 【商店会、NPO、企業など】 (商店会、NPO、企業などに求 める支援) (参考とした事例など) ・地方だと、消防団がいて、町会があって、有事の際にどういう活動をして、どこが 比較的安全でどこに逃げて、というのが、比較的クリアになっているように思う。 ・六本木ヒルズであれば、防災センターがあって、アナウンスが流れるし、有事の際 にも、アナウンスでの誘導で避難指示があったり水の配布があったりということが 想像できる。防災・避難訓練をやって企業の担当部署が参加するなど、活動の認知 を図っている。 事業改善提案フォーム 【提案者】吉松 ①改善提案する事業名 正敏 防災ネットワーク構築事業 ②見直しを必要とする理由 (事業の検証結果を踏まえて記入) (具体的に) ・参加事業者数が少ない ③現在と比較した見直しの (事業の検証結果を踏まえて記入) 方向性 ・参加の促進を図る ④見直しによって期待され ・参加事業者の増加によるネットワークの強化 る効果 【名称】 (名称の改善が必要な場合) 【参加対象者】 【活用する資源】 【事業の内容】 ⑤新たな事業概要 ■参加事業者増加のアイデア■ 1.消防法にはビルの法定消防訓練がある。消防署と連携・協力して事業者に対して 防災ネットワーク構築事業の参加促進ができないものか。ビルの防火管理者なら 安全についての意識が高いのではないか。 2.参加した場合のインセンティブを作る (1)防災用品あっせんでの価格の割引 (2)何らかの用品配布時やイベントへの参加での優先措置を設ける 【事業の特色】 【実施場所】 【役割分担(協働)】 【区民】 (区民が自ら行う こと) 【行政】 ( 行 政 にも とめ る 支援) 【商店会、NP O、企業など】 (商店会、NPO、 企業などに求め る支援) ⑥その他 (参考とした事例など) 資料1 メンバーからの事業改善提案 (分野Ⅱ) 事業改善提案フォーム ①改善提案する事業名 麻布国際ふれあい事業 ・ふれあい事業そのもののコンテンツが少なく、魅力に欠ける。 ②見直しを必要とする理由 ・活動内容がパトロールや清掃なので、楽しいイメージがない。これらの活動で本当 (具体的に) に国際交流が促進されるのか、事業名の“国際ふれあい”になっているのか疑問を 感じる。 ・麻布地区は他地区に比べて外国人の居住者が多いという特色があるので、その外国 人をしっかりとケアすることにより、まちへの愛着をより感じてもらえるような事 業にする。防災訓練への参加促進も重要なので、現状の取組を進める。 ③現在と比較した見直しの ・一方で、事業のコンテンツを主体的に充実させるより、他の地域事業や他の団体が 方向性 主催している事業で外国人も参加するにふさわしい事業への参加を支援することに 重きを置くことで、多様な交流機会を創出していく。 ・国際交流をする機会を増やすことで参加者の増加が見込まれる。 ・外国人が気軽に楽しく参加できるようなイベントの企画や通訳の派遣等イベントへ ④見直しによって期待され の参加支援を行うことにより、今まで以上の参加者、多様な国籍、年齢層の参加が る効果 見込まれるのではないか。 【名称】 【参加対象者】 【活用する資源】 【事業の内容】 ⑤新たな事業概要 【事業の特色】 【実施場所】 【役割分担(協働)】 【区民】 (区民が自ら行う こと) 麻布国際ふれあい支援事業 麻布地区在住・在勤の外国人及び国際交流に興味のある区民 麻布サポーター(麻布地域事業に参加した人たちや興味のある人を登録する) 地元大学や高校の外国語サークルの部員及び外国語会話に興味のある人 ・従来の防災訓練等の有意義な活動に通訳等の支援をして正しい情報を取得してもら う。 ・他の地域事業等で外人参加が可能な事業に参加を呼びかけて、世話役的な役割の区 民と外国人とが一緒に楽しむ(祭、日本伝統文化等)。 ・地域の祭りなど、区が行う事業以外にも参加を呼び掛けたり、実際に参加する際に は通訳の手伝いをしたりといった支援をすることにしてはどうか。 ・外国人と一緒にコミュニティ活動へ参加する機会を増やすことで、コミュニティ活 動に興味を持つ区民を増やす。 ・麻布地区内全域(お祭りなど) ・外国人と一緒に参加できる催しを探して、世話役的な役割を担う。 ・区ホームページや情報発進紙による情報発信、ポスター、チラシによる参加者募集 【行政】 サポーターの組織化。 ( 行 政 にも とめ る 支援) ・イベントの効果的なPR、必要に応じて通訳の募集(ボランティア募集) 【 商 店 会 、 N P ・外人参加の可能な催しへの参加受け入れ。 O、企業など】 ・交流を促進するための福引き、セール等 (商店会、NPO、 ・休憩場所の提供(会話・交流を促進) 企業などに求め る支援) ⑥その他 (参考とした事例など) ※前回までの検討結果を赤字で追加記載。 資料1 メンバーからの事業改善提案 (分野Ⅲ) 事業改善提案フォーム 【提案者】 ① 改善提案する事業名 尾形 一穂 おもちゃライブラリー 南麻布3丁目及びその近隣在住の子育て中・子育て経験世代である30~40代女性達に 意見を求めた。結果、「おもちゃを借りる必要性を感じない」という意見しか得られ なかった。 〇理由 ・「そもそも面倒である。買った方が早いし、自分の子供の好みに合わせ易い」 ・「衛生面が不安である。いくら消毒してあるとは云っても、不特定多数の幼児が口 に入れたりしたかもしれない物を、自宅に持ち帰ってまで遊ばせようとは思わない」 ・「実際に子育てしてみると、自分の子が専門家の意見に当てはまらない事の連続で ②見直しを必要とする理由 ある。講演会に参加する時間は無駄に感じる」 (具体的に) ・保育園に預けているお母さん方は「子供が保育園に居る時間は長い。仮に保育園で 貸し出しをしたとしても、そのおもちゃを家にまで持ち帰ろうとは思わない」とい う事だった。 (多かった意見) ・「使わなくなったおもちゃの処分に困っている」という意見が多かった。メルカリ 等のフリマサイトを使って売却している方もいた。 ・「実際に利用しているのはどういった方々なのか」という疑問を多く頂いた。「同 年代の友達がいないお母さん同士ならメリットがあるのではないか」「在住以外の 方の利用が多いのではないか」という推測意見を頂いた。 所管課の報告書によれば「利用件数は増加している。おもちゃの数を増やしたいが 難しい」との事である。 上記のお母さん方の意見と合わせると、使わなくなったおもちゃを寄付して貰い、 所管課はそれらの選別と管理を主業務とした方が建設的だと考える。 また、おもちゃの寄付を募る為の周知方法や、おもちゃを持ち込む場所の選定にも ③現在と比較した見直しの 工夫が必要。 方向性 ・区のHPや広報をまめにチェックしている人は少ない。 ・以前、衣類寄付の施設に母の着物を持ち込んだ事があった。着物は海外に寄付され るという話だったので持って行ったのだが、場所が分かり難い上に、寄付した物が 有効利用されたとは思えなかった。 麻布地区在住のお母さん方のニーズに直接的に応えられると考える。おもちゃの選 ④見直しによって期待され る効果 別・管理と貸し出し場所の確保さえ出来れば、現在増加中の利用者にも応えられる。 【名称】 (名称の改善が必要な場合) 【参加対象者】 【活用する資源】 【事業の特色】 【実施場所】 【役割分担(協働)】 ⑤新たな事業概要 【事業の内容】 ⑥その他 【区民】 (区民が自ら行うこと) 【行政】 (行政にもとめる支援) 【商店会、NPO、企業など】 (商店会、NPO、企業などに求める 支援) (参考とした事例など) 事業改善提案フォーム 【提案者】 ①改善提案する事業名 おもちゃライブラリー (事業の検証結果を踏まえて記入) ②見直しを必要とする理由 ・利用者がとても少ない。 (具体的に) ・事業の必要性に疑問を感じる。 (事業の検証結果を踏まえて記入) ③現在と比較した見直しの ・もっと利用者が増えるような周知が必要。 方向性 ④見直しによって期待され ・おもちゃの寄付をしてもらう場合、来所により寄付する方もおもちゃライブラリー る効果 の参加者となるため、利用の促進につながる。 【名称】 (名称の改善が必要な場合) 【参加対象者】 ⑤新たな事業概要 【活用する資源】 ・大事な税金を有効に使う為にも、幼児期のおもちゃが短期間しか使われず処分され ている現状があるので、それらを寄付してもらい、貸し出してはどうか。 【事業の内容】 ・親子の触れ合いの仕方、重要性の講演会を増やしたほうが良い。 ・食の問題もおろそかになっているので指導が必要だと思う。 【事業の特色】 【実施場所】 【役割分担(協働)】 【区民】 ・保育園 、図書館、学童クラブ、ふれあいル-ム、プラザ、保健所等 ・区報等で事業を知り、利用する。 (区民が自ら行う こと) 【行政】 ・お子様のいる父兄にもっと事業の案内をする。区役所などでの案内。 ( 行 政 にも とめ る 支援) 【 商 店 会 、 N P ・事業の案内パンフレットを貼ってもらう。 O、企業など】 (商店会、NPO、 企業などに求め る支援) ⑥その他 (参考とした事例など) ・食に関して(現代の親御さんは共働きが多く手作り料理など少ない家が多い) 事業改善提案フォーム ① 改善提案する事業名 あざぶ達人倶楽部 ① 事業目標について:焦点がブレて事業の魅力を台無しにしている。 “地域の問題解決の担い手の養成”に関して行なわれたと思われる会合の議事録を読 んだ。以下にそのコピペを載せる(長いので削除した部分もあるが、出席者の発言と 会の進行については一切手を加えていない)。まず、読んで頂くのが一番手っ取り早 いと考えるので、意図して長文をママ載せる。 ***************** 10 月 19 日(水)、第5回あざぶ達人倶楽部が開催されました。 第5回は、23 名の第 8 期生の参加があり、庄司さん平野さんという、あざぶっこ のお 2 人と、Suh さんのお3方をパネラーとして向かえ、第 1 回目でも登壇いただ いた服部さんのコーディネートで、シンポジウム「麻布の地域資源」“地域資源の 見つけ方”を行いました。 パネラー Jeongwon Suh さん(麻布地区区民参画組織メンバー) 庄治 光敬 さん(麻布十番商店街振興組合 理事長) 平野 一夫 さん(麻布十番商店街振興組合 副理事長) コーディネーター 服部 圭郎 さん(明治学院大学経済学部教授) あざぶ達人倶楽部受講生による麻布の魅力 ②見直しを必要とする理由 3 人のパネラーの自己紹介の後、あざぶ達人倶楽部の受講生 1 人ずつ、自分の感じ (具体的に) る麻布の魅力について発表があった。 ○坂の多い地形や景色、街の景色がめまぐるしく変わる ○昔は陸の孤島ともいわれていたが、交通の便がよく便利 ○高級住宅地でもあるが、それ以上に下町人情が感じられる ○大使館が多くインターナショナルなまち ○土地の歴史や変遷が感じられ、散歩していてあちこち見たくなる などといった意見が出された。 麻布十番の街並みについて 〈平野〉麻布十番が繁華街にならないようにしている。マンションもファミリー向 けを中心にし、ワンルームマンションを抑制している。 〈庄司〉地下鉄日比谷線の反対運動は、結果としてよかったのではないかと思う。 反対していなかったら麻布十番が六本木のようになっていたと思う。 アーケードを取り外したことをきっかけに、全体の景観を気にするようなった。 電線の地中化とインターロッキングなど、街も綺麗になった。 〈平野〉麻布十番という駅名は、地元の住民の多数決で決めた。 駅名が麻布十番になったことで、麻布十番という名前も上がったのかもしれない。 麻布十番商店街について 〈Suh〉昔は麻布のエリアはチェーン店が少なかったが、大手ドラッグストアでき るなどチェーン店が増え、街の面白みが薄れてきたのが悲しい。他の街と同じにな ってしまう。 〈庄司〉傾向として物販が減って飲食が増えている。 生活していく上で必要なものを買うお店が減っているのが課題。 〈服部〉飲食が増えて、外食の街としての魅力もあると思う。 美味しい焼肉は麻布十番というイメージがある。 〈平野〉外国の人が多いので、日本の文化を経験してもらいたいという思いもあり、 商店街として、節分や花まつりなど日本の文化や行事を大事にしている。 質疑応答 最後に、あざぶ達人倶楽部受講生からの質疑応答があり、麻布納涼まつりでの国際 バザールの復活や、十番温泉をはじめとして麻布十番商店街の歴史をモニュメント として残していくこと、海外から来た人に対するおもてなしの方法などが質問され ました。 最後に コーディネーターの服部さんから最後に、新しさと古さ、高級店と大衆店、日本文 化と国際性といった二面性をもっているところが麻布の魅力となっている。今後 は、麻布の魅力を他の人にも伝えることができるようになれば麻布の達人により近 づくことができるというお話がありました。 *************** 読んで頂けばお解りの通り、内容のないシンポジウムであると言わざるを得ない。特 に明学教授のコメントは、講演料を支払ってまで聞く内容ではない。「麻布の魅力は」 「これを発信して行こう」と確認しているのみ。そんな事は住民の多くが日頃考えて いる。「その為には、どういう事業や具体化をしてゆくのか」という対策を講じるの が行政や自治の本来の役割である筈が、それは皆無であった。 『住民の意見交換』と云えば聞こえは尤もらしいが、行政側のパフォーマンスに見え てしまい、イメージが悪く、開催することによるデメリットの方が大きい。 率直に云って、流石にこれは削った方が良い。 本質的な名称は『麻布好きな事を言う発散の会』とした方が現状に合っている。麻布 発散の会の代替案については、下欄に記述する。 ② しかし“まちの魅力を次世代へ語り伝える”というもうひとつの事業目標は非常に 魅力的かつ重要。現在の麻布地区引いては日本においてこうした要請は近年どんど ん高まっている。 これに関しては、改善案が複数あるので、下欄を読んで頂きたい。 ③ 以下6団体の差異が不明瞭。纏めて一事業にしてはどうか。事業費を一括化するこ とで、魅力的な企画も実施出来るし、そのことが参加者の増加に繋がる。 ザ・AZABU:地域情報誌 あざ六+(プラス):まちあるきガイド、講演会 未来写真館:歴史・文化資源に関する写真の保全・継承 DEEP AZABU:麻布周辺の情報、昔話などのサイト あざぶ達人ラボ:各部会が取組を紹介 あざぶ達人倶楽部:7 年間の歩みを紹介 ④ ネーミングは変えた方が良い。『達』の字と『倶楽部』の字面を見た瞬間、どうし ても『お達者倶楽部』と云いたくなってしまう。自動的に、高齢者対象で内容の 薄い市民セミナー、という印象を受ける。 若者層はネットで何でも調べられる今、わざわざ時間を割いて参加して貰うには “本格的・専門的”なイメージを打ち出した方が集客力は高い。 改善案については下欄に記述。 ⑤ 歴史散策マップが使いづらく、かつ面白くない。地図を広げて、スポットのナンバ ーを探して…大変まどろっこしい。そのスポットも、現在具体的に見られる物が記 載されていないとわざわざ足を運ぶ気にはならない。“歴史上何々があった場所” というのでは、一般の人達は何を見て良いのか判らない。マップを見て「行って みよう」と思って貰いたい。 マップの改善案(HPも)については下欄に記述。 ① “地域活動を担う若手の育成”は、町会・自治会への参加者を増やすことの方が 効果的と考える。お祭の神輿も各町会で出しているし、東日本大震災後の都心では 地域との繋がりを意識する若者も増えた。災害時に拠点となるのは町会単位である し、若手を地元の活動に参加させることは、以前より容易であると考える。工夫次 第で、そこは各町会に動いてもらった方が良い。その道筋だけ行政が示してやれば 十分可能。そうすれば、古くからの住民や町会長などが幾らでも在住地域の今昔を 語ってくれる。昔からの住民の発散の場にもなるだろう。 ② あざぶ達人倶楽部は歴史と街の成立ちに焦点を絞るべきだと考える(高級住宅地、 お洒落な街などのイメージは民間に放っておいて十分)。最近は若者や外国人にも、 日本の歴史に興味を持つ人・詳しい人が増えた(日本人より詳しい人も多い)。 麻布地区は(縄文時代まで遡っても、江戸時代~昭和は勿論)街の成り立ちにつ いて面白い話の宝庫であり、エンターテイメントとしても成立する。 ① 現在と比較した見直し の方向性 参加者を増やすために:今時ネットで調べられる物を、わざわざ講座を受けようと は思わない⇒ネットでは見られない物を見られる、という特別感を持たせれば良い。 例)◎ヒルズの屋上から麻布を一望ツアー解説者付き ◎古寺の非公開文化財の見学 ◎東京タワーの営業時間外ツアー ◎根津美術館や新国立美術館の裏側 ◎一般には公開していない資料(古地図・古文書など)を参考にしてマップ を作る。勿論、学芸員や司書など識者の解説付き。 ◎普段一般公開していないが歴史スポットのある大使館にお願いして歴史に 関する一般公開日を設けて貰う 等々 普通は入られない場所に、会員のみが見学出来るというプレミア感を付ければ、 ぐっと集客力は上がる。 その経費の為にも上記③の6事業を一本化した方が良い。 ⑤ 歴史散策マップは冊子形式(“散歩のお伴“らしく紙形式で、手に取って歩きなが ら読み易い物が良い。現在の広げる形式の物は扱いづらい)にして、昔の物や痕跡 が残っているスポットについて物語・エピソード形式で記述。“読んで楽しいマ ップ”“行ってみたくなるマップ”を目指す。 ◎縄文・中世・江戸・明治・昭和・現代それぞれの時代毎に重なり合うようなマッ プを作って掲載し、歩きながら「ここは昔こうだったんだ」と一目で判るようにす る。 ◎他言語版については、追って作成(予算と相談して言語を選択)。 ◎HPへは、紙形式のマップを、スマホで閲覧しながら歩き易いように反映させる。 ◎また、散歩の経過を動画で公開すると良い。 ◎ネット上では“市民投稿参加型”とし、「こんなスポットもある」と投稿して貰 う。投稿内容の事実を検証した後に、HPに掲載し、スポットを増やしてゆく。 麻布の遷移をエピソードとして知って貰う事により、「歴史」の持つ取っ付き難さを ③ 見直しによって期待さ 払拭し、「面白い歴史を持った街」「愛着の持てる街」と云う認識を広める。 れる効果 観光事業への貢献。地域住民が知識を持てば観光事業への使い道は幾らでもある。 【名称】 【参加対象者】 ④ 上欄に書いた通り、大抵のことはネットで調べられる今、“本格性”を打ち出した 方が印象は格段に良く、興味を持つ人も増える。 名称は堅い印象の方が良い。『麻布歴史ガイド養成講座』『麻布街歩きガイド養成 講座』くらいのイメージ。 修了者には、オリンピックに向けてガイドボランティアを要請します、くらい言っ た方が、受講者のモチベーションも上がると考える。 麻布の街の成り立ち・歴史に興味がある人なら年齢層を問わない。歴史好きな子供も 可。参加して貰える人は多い方が良いので、在住区や国籍(話せる言語)も問わな い。学生層、20代層が増えるのは望ましい。 麻布地区に詳しい学芸員および図書館司書、麻布支所の地域振興課員。マップ作製、 ネットへの反映の費用。有志区民。 ⑤新たな事業概要 【活用する資源】 記念講演会は、最初(動機づけの機会)に開催した方が参加者への方向性付けとして 有効と考える。 歴史の多くは時の権力者や知識人によって歪められるものであり、“史実”“歴史の 事実”とは記述した人の創作物と云っても良い位のものである。加えて、時代の価 値観によって、資料の解釈・読み込み方は変わる。よって、真面目で眠い話をする 割に高価い講師を呼ぶよりは、いっそ、タモリさんにお願いしたらどうか。歴史や 街の成立ちを『ナマモノ』として、生き生きと語れる人に、道筋を付けて貰った方 が良い⇒後々、参加者たちの話の広がりを考えたら、費用対効果としては安いもの と考える。 (他の候補としては、中沢新一さん、法政大教授イタリア建築史・陣内秀信さん等も どうだろうと考える。) 【事業の内容】 上記の通り 【事業の特色】 上記参照 【実施場所】 【区民】 【役割分担(協働)】 (区民が自ら行う こと) とにかく参加者、特に若手を増やしたい。ネットであらゆる分野の検索をかけても、 この事業に引っかかるように検索条件を整えて欲しい。例えば“東京オリンピック ボ 【行政】 ( 行 政 にも とめ る ランティア”や“東京オリンピック 外国人 もてなし”など。多少なりふり構わな 支援) くて良いので、「へーこういうのもあるんだ」と思って貰えれば。 SNSについても勿論、若手を集めたいなら特に重要。 【商店会、NP O、企業など】 (商店会、NPO、 企業などに求め る支援) ⑥その他
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