定例記者会見の概要 1.日 時 平成28年11月2日(水)13時00分∼13時30分 2.場 所 本庁舎2階 3.出席者 正庁 <報道機関> ①朝日新聞社南相馬支局 (南相馬記者クラブ会員) ②福島民友新聞社相双支社(南相馬記者クラブ会員) ③NHK 南相馬報道室 (南相馬記者クラブ会員) ④福島民報社南相馬支社 (南相馬記者クラブ会員) ⑤河北新報社相馬支局 (南相馬記者クラブ会員) ⑥毎日新聞社南相馬通信部 (南相馬記者クラブ会員) ⑦読売新聞社南相馬通信部(南相馬記者クラブ会員) ⑧みなみそうまチャンネル ⑨南相馬ひばりエフエム ⑩共同通信社 計 < 8 福島支局 社 市側 ①市長 > ②副市長 ③教育長 ④総務部長 ⑤復興企画部長 ⑥市民生活部長 ⑦健康福祉部長 ⑧経済部長 ⑨建設部長 ⑩総合病院事務部長 ⑪小高区役所長 ⑫鹿島区役所長 ⑬教育委員会事務局長 ⑭復興企画部理事 計 14人 (司会進行)秘書課長 (会議記録)秘書課広報係 -1- 【市長会見】 市政報告について 本日は 11 月の記者会見ということですが、午後 2 時から東京都知事が視察のため 本市を訪問します。10 分前までに現地で待機との指令が出ていますので、記者の皆様 のご協力をお願いします。 7月に避難指示区域内の帰還困難区域を除いて避難指示が解除されました。 このことによって解除当時 20 キロ圏内の居住者は、800 人台でしたが 10 月 24 日現 在で帰還した登録者数は 1,155 人となりました。この 3 ヶ月間で 300 人程が登録人数 として増えてきています。2 週間で 50 人程度ずつ登録者が増えていますので、避難指 示解除区域については建物を再建するところも増えてきましたし、事業者も増えてき ましたので、この傾向が続くのではないかという期待をしているところです。 10 月には様々なイベントが開催されました。 皆さんもご承知の通り、市内にドローンのロボットテストフィールドが整備される 予定です。このことを受けて、10 月 12 日に東京都でロボット産業セミナーを開催し ました。当初の参加予定は 100 人程でしたが、180 人を超える参加がありました。大 きな期待の表われだと思います。 10 月 15 日には市パークゴルフ場の開所式が行われました。今現在で約 2,900 人の 利用をいただいています。開所して半月でこれだけの方が利用されているということ なので、年間を通せば 3 万人を越える利用者が見込まれるものと考えています。今後 も多くの皆さんの利用を期待します。 10 月 15 日には小高区で「小高区文化祭」並びに 10 月 23 日には鹿島区で「かしま 区秋まつり」が行われ、多くの皆さんの来場をいただきました。小高区では 1 万 5,000 人以上の来場があり、鹿島区でも 3,500 人以上の来場があったということで、今後も 小高区をはじめ市が更に復活していく可能性を期待しているところです。 11 月も行事が目白押しとなっています。 明日 11 月 3 日は、市の表彰式があり、13 人の市民が受賞される予定です。 11 月 22 日はいい夫婦の日と言われますが、この日は金婚式を予定しており、金婚 式を迎えられる皆さんをお祝いしたいと考えています。 ロボットテストフィールド設置に関する動きについては、 「ロボットのまち南相馬」 に対する関係機関の協力もありまして、6 日には雲雀ヶ原において「ドローンインパ クトチャレンジ」が開催されます。合わせて学校等においてもドローンセミナーやド ローン教室を実施しています。原町第一小学校を皮切りに、多くの学生そして一般市 民に興味を持っていただいています。 11 月 4 日については、青梅市を訪問し、杉並区を中心とする自治体スクラム支援会 議が開催される予定です。震災以来、杉並区を中心とする交流自治体と合わせて援助 協定を結ぶ等して名寄市東吾妻町、青梅市、小千谷市、北塩原村も含めて支援してい ただいていますが、この会議を催すことになっています。 11 月 3 日は、旭公園で交流自治体フェアも開催されます。交流自治体フェアには参 加自治体が年々に増えてきています。杉並区をはじめ、愛知県知多市、災害時相互援 助協定を結んでいる富山県南砺市並びに長野県飯田市、群馬県片品村、群馬県東吾妻 町、新潟県小千谷市、新潟県燕市、福島県北塩原村に加えまして、今回新たに災害時 相互援助協定を結びました静岡県牧之原市の参加も予定しています。支援を受けただ けではなく、多くの市民にとって相互に交流する大きなきっかけになるかと思います -2- ので、是非取材をお願いいたします。 11 月 12 日には小高区を何とかしようと考えている高校生達が、復興に向けて市長 に対する公開プレゼンを行います。小高工業高校生、小高商業高校生、原町高校生の 11 人が力を合わせて小高区の復興再生に向けた提案をするということになっていま すので、是非取材いただければと思います。 13 日には、鹿島区において「かしまみなとまつり」を実施する予定です。 試験操業で水揚げされた魚介類の試食や、販売等はもとより、鮭釣りを実施し本市 の復興を PR したいと考えているところですので、多くの方々の来場を期待していま す。この催しでは漁船の乗船体験や、北郷騎馬会による乗馬体験も実施する予定とな っています。 南相馬みらい創造塾については、予定通り開催していますが、南相馬市に移り住ん でいただいている VISITOR 代表の森山貴士さんに講師を務めて頂き、11 月 19 日に公 開講座を開催することになっています。 7 月 12 日に避難指示区域内の帰還困難区域を除く避難指示区域の解除に伴い、多く の皆さんが南相馬市に戻られたり、新たに市に事業所が開設されたと言う動きが始ま っています。 こういった動きを加速させていくことが、より元気の出る南相馬市になることかと 思いますので、今後もイベント等については記者の皆様に案内をしていきますので、 取材方よろしくお願いいたします。 続きまして、第 4 回市議会臨時議会の提案について申し上げます。1 点目は大木戸 の宅地造成事業について若干の変更契約がありますので、この提案を行います。2 点 目は、現在インターネットの閲覧環境の構築用機器の購入について仮契約を結びまし たので、その提案を行います。3 点目は専決処分についての報告案件です。より詳し い内容については、担当部長から説明申し上げます。 最後に、健康福祉部から報告がありまして、小高区で調剤薬局の問題が提起されて いますが、市としても積極的に調剤薬局を開設すべく動いています。その中で、来年 度には調剤薬局を開設できる可能性が出てきましたので発表します。まだ確定の段階 ではありませんが、そういった動きが出てきたということで、今後も情報を、記者の 皆様には報告しますが、市民に対しても、そういった動きが出てきているということ を伝えたいと思います。 【各部からの報告】 ●総務部 ・第 4 回南相馬市議会臨時会市長提案議案の要旨について説明 ・南相馬市みらい創造塾公開講座の開催について説明 ・行政区懇談会の実施について説明 ◆復興企画部 ・第 10 回自治体スクラム支援会議の開催について説明 ・復旧・復興にかかる市民説明会の開催について説明 ◆市民生活部 ・第 26 回坂東市いわい将門ハーフマラソン大会への南相馬市選手団の派遣につ いて説明 ◆経済部 -3- ・南相馬市交流自治体フェア 2016 について説明 ◆小高区 ・高校生による小高区への提案事業「市長への公開プレゼンテーション」の開催 について説明 ◆鹿島区 ・平成 28 年度かしまみなとまつり実施について説明 【質疑応答】 質問 1: 本日訪問される小池都知事に、何か申し入れや提案の予定はありますか。 回答 1 市長 特にありません。 質問2: 調剤薬局についてですが、大きな方向性として再開なのか公設民営なのかあるいは 会営なのか、どのような方向性での再開となるのでしょうか。 回答2:市長 詳細については決定次第報告しますが、住民に不自由のない形で提供できるように なると思います。いろいろな方向性から協議しているところです 質問3: 行政区の説明会が進捗しているようですが、以前に避難指示解除を踏まえ市長は行 政区の見直しなどにも言及されていました。行政区見直しの現状や見通しをお教えい ただければと思います。 回答3:市長 小高区の行政区見直しの話はまだ動きがありませんが、これまでに鹿島区港行政区 が閉区となりました。鹿島区南右田行政区も同じ方向で動いています。 原町区下渋佐行政区にも動きがありますし、20 キロ圏内になりますが原町区小沢行 政区もそういった方向で動きつつあります。 その他の行政区の状況については、今後の話となってくるかと思いますので、方向 性が出た時点で記者の皆さんへ報告したいと思います -4-
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