OPT01-IN-176B 3MTM 現場組立光コネクタ 6830/8830-JG1 組立手順説明書(0.9mm 心線用) 本説明書は 3MTM 現場組立光コネクタ 6830/8830-JG1(0.9mm 心線用)専用の説明書です。表題以外のコネクタは本 手順では組み立てられませんので、ご注意ください。 この組立手順説明書の対象となる製品型番は、 8830-JG1, 683050/OM2-JG1, 6830-50/OM4-JG1 です。 <コネクタおよび、同梱部品> <他にご用意いただくもの> (注意) ストリッパ、ファイバホルダ、アタッチメントは ダストキャップ コネクタ 10 個につき各 1 個添付されます ① 0.9mm 心線にブーツを通します ・ファイバカッタ (注意)付属のチューブは使用しないので外して下さい ・0.9mm 心線用ストリッパ *添付のストリッパは心線が 0.25mm の時 チューブ付きブーツ コネクタ取付側 挿入方向 のみに使用します。 3MTM 現場組立光コネクタ ストリッパ (0.25mm 用) ファイバホルダ ・マーキング用の油性ペン ・アルコール(無水エタノール) ・不織布 ブーツの向きに注意 アタッチメント (0.9mm 用) ② ファイバホルダにアタッチメントを取り付けます 0.9mm 専用アタッチメント ③ 0.9mm 心線の被覆に 2 箇所マーキングします ④ 1 番目のマークまでストリッパで被覆を除去します (注意)0.9mm 用ストリッパは添付されていません 心線の先端位置 1 番目のマーク 約 35mm 0.9mm 心線 ⑤ ファイバホルダのカバーを開け、ファイバをセットします 1 (注意)被覆は 2 度以上に分けて除去 2 (注意)ホルダの△印に 2 番目のマークを合わせます ⑥ 後部カバーだけを閉じ、ファイバを固定します 開けたまま ファイバガイド部 ファイバをガイド部の U 形状に入れる ⑦ ファイバを清掃した後、ファイバ先端をはじきます 2 番目のマーク ⑧ ファイバカッタで、ファイバをカットします 必ずここを押す ⑨ ファイバホルダのスライダを引き出します (注意) ファイバホルダを奥まで突き当ててください ※どちらのメーカーのカッタでも使用可能です。 指ではじいてファイバの折れ がないか確認 スペーサ不要 10mm (注意) 根元 10mm には触らないでください ⑩ 引き出したスライダのゲージでカット長を確認します ファイバの先端 0.9mm 被覆の先端 スライダ ⑪ コネクタをスライダの先端にセットします (注意) コネクタのセット位置です (注意)コネクタは奥まで押し込みます (注意)コネクタ中央部の「くびれ」を奥まで押し 込みます 引込んでいる OK NG コネクタ側面 H ファイバガイド部 (注意)底面からファイバガイド部 が出ていますので、触れないようにして下さい この位置にあること (注意)黒い筒状の「ファイバ挿入口」がコネクタに引込んで いる場合はコネクタを外して引っ張り出して下さい 裏面に続きます OPT01-IN-176B ⑫ スライダを戻し、ファイバをコネクタに挿入します ゆっくりと 軽く指を心線に添えます ⑬ ファイバのたわみ部分の高さを確認します (注意)たわみの高さが「ファイバホルダのカバーを開け た状態でのラッチの位置」より下であれば OK です 圧接レバー OK 確認ライン (注意) ファイバが引っかかる場合は、戻してください ⑭ ダストキャップの圧接レバーを最後まで折り曲げます ファイバのたわみ ⑮ レバーを最後までしっかりと押し込み、ファイバを圧接します ⑯ ファイバホルダのカバーを開き、ファイバを開放します ググググッ ⑰ コネクタをファイバホルダから取り出します カバー 重要! 圧接前 圧接後 段差なし 段差あり (注意)アラミド繊維を強く引くとファイバがキンク ! ⑱ ブーツをコネクタに装着します ⑲ 完成です。 すきま無くなるまで押し込んで下さい (補足)ダストキャップ突起で、ファイバを開放できます 開放用突起 開放用突起挿入穴 (注意)コネクタにファイバを再挿入 する際は必ず同一ファイバを お使いください ※開放したファイバは、コネクタをファイバホルダに再セットした後、⑨の手順に戻り、組み立て直すことでコネクタに再挿入してください。 お客様へのお願い 安全にご使用いただくためにこの組立手順説明書をよくお読みください。また、組立手順説明書は、いつでも見られるように大切に保管して下さい。 安全上のご注意 警告 注意 下記の警告を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡又は重傷を負う可能性が想定される内容 下記の注意を無視して誤った取扱いをすると、本来の性能特性が得られない、または製 を示しています。 品の損傷、人が負傷する等の可能性が想定される内容を示しています。 1. 光ファイバを取り扱う際には、必ず保護メガネを着用してください。 1. 切断したファイバは適切な処理方法によって廃棄して下さい。 2. 光ファイバが目や皮膚に刺さった時は、こすらずに、すみやかに医師の診断を受けてください。 2. 屈折率整合剤が手に付着した場合は、必ず手を洗浄して下さい。 3. 屈折率整合剤が目に付着した場合は、すみやかに目を流水で洗浄し、医師の診断を受けてくだ 3. 各作業工程上の注意事項にしたがって接続を行ってください。 さい。 4. 本品を架空において使用される場合は、製品の落下等に十分にご注意願います。また必要な 落下防止措置を講じてください。 重要なお知らせ 本製品に関する記載、技術情報およびご提案は信頼できる情報を基にしておりますが、これらがすべてにおいて正確であること、または完全であることについては保証致しかねます。お客様には、ご使用になる前に本製品を評価し、お客 様が意図される用途に適合するかどうかをご判断いただき、本製品のご使用に関するあらゆる危険と責任を負っていただくことになります。また、本製品に関して当社最新の出版物に記載されていない事項またはこれと異なるお客様からの ご注文書に記載される事項は、権限のある当社役員により書面で同意されない限り、何ら効力を有さないものとします。 保証について 当社は、お買い上げの日から1年の間、本製品に原材料上および製造上の欠陥がないことを保証致します。これ以外の一切の保証は負いかねます。万一上記保証期間内に本製品に本保証の対象となる欠陥があるとされた場合、 お客様への保証は、当社の選択により、本製品を交換または補修させていただくか、もしくは本製品のご購入代金を返還させていただくことに限らせていただきます。法令によって禁止される場合を除き、当社は、本製品から生じる直接 的、間接的、特別的、付随的、派生的な損失または損害について一切責任を負いません。 *3Mは3M社の商標です
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