資料1 「未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発/技術シーズ発掘の ための小規模研究開発(蓄熱)」 に係る公募要領 平成28年11月 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 省エネルギー部 「未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発/技術シーズ発掘のための小規模研究開発(蓄熱)」に係 る公募について (平成28年11月14 日) 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。 )は、現在実施し ている「未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発」のうち基本計画における研究開発項目①「蓄 熱技術の研究開発」に関する新たな技術シーズを発掘するために小規模研究開発の実施先を広く公募し ます。本研究開発への参加を希望される方は、本要領に従い御応募ください。 <御注意> 本事業への申請は、NEDO への申請書類の提出に加えて府省共通研究開発管理システム(e-Rad)によ る登録が必要です。e-Rad の使用に当たっては、事前に研究機関及び研究者を登録し、ログイン ID とパ スワードの取得が必要となります。 府省共通研究開発管理システム(e-Rad)ポータルサイト http://www.e-rad.go.jp e-Rad による登録手続きを行わないと本事業への応募ができませんので、十分御留意ください。また、所 属機関の登録手続きに日数を要する場合がありますので、2 週間以上の余裕をもって登録手続きをしてく ださい。 1. 件名 未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発/技術シーズ発掘のための小規模研究開発(蓄熱) 2. 概要 2-1.目的 省エネルギー部では、大きな省エネルギーポテンシャルのある未利用熱エネルギーの活用を目指し た革新的な技術を開発するために、平成27年度から「未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開 発」 (以下、本プロジェクトと記す)を経済産業省から引き継いで実施しています。事業範囲の中でイ ノベーションの創出や本プロジェクトにおける更なる成果に繋げる為には、当該事業分野において、 関連する技術シーズの発掘や、技術課題の解決につながる取り組みを加速する必要があると考えられ ます。 そこで今回は、本プロジェクトの基本計画における研究開発項目①として開発を行っている「蓄熱技 術」に関して、これまでに取り組めていない新たな技術・材料等を発掘し、本格研究への移行の可能 性を確かめることを目的に小規模研究開発を実施します。 2-2.公募内容 上記目的を達成するために、下記目標を達成する可能性のある技術について研究開発を実施します。 (1)技術課題と目標 本研究開発においては、次世代自動車における暖気時間の低減、産業分野における工場の消費エネ ルギー低減等に向けた、高い蓄熱密度や長期安定性を有する蓄熱材料及び関連技術の開発を行います。 本研究開発により得られた成果に基づき、当該技術の将来の実用化可能性を見極めます。 本研究開発は、以下に示したプロジェクトの最終目標の達成を目指すものと、上記の自動車及び産 業分野においてより広範囲かつ高度な熱の利用を目指すものをそれぞれ2つのカテゴリに分けて実 施します。 【プロジェクトの最終目標(H34 年度末)】 ・120℃以下で、蓄熱密度 1MJ/kg を有する固液相変化等を利用した蓄熱材料の開発 ・-20℃~25℃環境下で 24h 以上の保持期間を実現する蓄熱材の開発 ・蓄熱材の占有体積が 9 割以上であり、蓄熱材単体の 50 倍以上の熱伝導率を有する複合蓄熱体の開 発 【本研究開発のカテゴリ分類】 ・カテゴリA: 『プロジェクト最終目標に資する蓄熱材料の研究開発』 プロジェクトの最終目標に資する、これまでに知られていない蓄熱材料・メカニズム に関する研究(本プロジェクトの最終目標を達成、またはこれを上回る成果を上げる ことができるもの。厳密な新規性を定義するものでは無く、蓄熱技術・材料として広 く知られているもので無いことを指します。 ) ・カテゴリB: 『自動車及び工場等の排熱利用に資する革新的な蓄熱材料及び周辺技術の研究開発』 カテゴリAには該当せず、輸送機器におけるエンジン排熱や産業分野における工場排 熱を利活用することを目指した、これまでに知られていない蓄熱材料・メカニズム・ シミュレーション・システム等に関する研究(120℃以上の蓄熱操作温度の蓄熱材料 などカテゴリAには該当しない目標設定の研究開発、あるいは計算科学による材料設 計研究など蓄熱材料の実用化を加速する周辺技術開発を含みます。 ) なお、本研究開発の採択審査においては、カテゴリAの研究開発を優先するものとします。 今回の研究開発期間における目標は、カテゴリAについてはプロジェクトの最終目標(H34 年度末) への到達を目指す「H29 年度末時点での目標値」及び「最終目標への達成可能性あるいはそれへの貢 献」について具体的・論理的に示すこと、カテゴリBについては本研究開発成果が貢献する「H34 年 度末時点での目標値」 、マイルストンとなる「H29 年度末時点での目標値」及び「H34 年度末目標への 達成可能性あるいはそれへの貢献」について具体的・論理的に示すこと、とします。 ※なお、本公募は、現在実施している「未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発」とは別に契約 を行うものです。 (2)事業期間 NEDOが指定する日(平成 29 年 1 月予定)から、平成 30 年 2 月 28 日(水)まで (3)研究開発の体制と事業規模 本研究開発は、実用化まで長期間を要するハイリスクな「基盤的技術」に関する先導的な研究開発 であり、委託事業として実施します。 研究開発期間全体を通じた研究開発提案1件あたりの事業規模は 1500 万円以下とします。さらに、 平成 28 年度で 500 万円及び平成 29 年度で 1000 万円をそれぞれ上限とし、年度を跨いだ限度額の繰 延べ(後倒し)は原則実施しないこととします。なお、本研究開発では「機械装置の購入に係る費 用(*)」は、原則として提案1件当たり総額 200 万円以下、かつ装置1台当たり 100 万円以下としま す。 (*)「Ⅰ.機械装置等費」の2.機械装置等製作・購入費、あるいは「Ⅰ.直接経費」の2.備品 費、又は1.物品費 に相当 3. 応募資格 応募資格のある法人は、次の(1)~(7)までの条件を満たす、単独又は複数で受託を希望する大学・ 研究機関・企業等とします。 (1) 当該技術又は関連技術の研究開発の実績を有し、かつ、研究開発目標達成及び研究計画遂行に 必要となる組織、人員等を有していること。 (2) 委託業務を円滑に遂行するために必要な経営(運営)基盤があり、かつ、資金及び設備等の十 分な管理能力を有していること。 (3) NEDOが研究開発を推進する上で必要となる措置を委託契約に基づき適切に遂行できる体制 を有していること。 (4) 企業等が単独で研究開発に応募する場合は、当該研究開発の研究開発成果の実用化・事業化計 画の立案とその実現について十分な能力を有していること。 (5) 研究組合、公益法人等が代表して応募する場合は、参画する各企業等が当該プロジェクトの研 究開発成果の実用化・事業化計画の立案とその実現について十分な能力を有するとともに、応 募する研究組合等とそこに参画する企業等の責任と役割が明確化されていること。 (6) 当該研究開発の全部又は一部を複数の企業等が共同して実施する場合は、各企業等が当該研究 開発の研究開発成果の実用化・事業化計画の立案とその実現について十分な能力を有しており、 各企業等間の責任と役割が明確化されていること。 (7) 日本国内に研究開発拠点を有していること。なお、国外の企業等(大学、研究機関を含む)の 特別な研究開発能力、研究施設等の活用又は国際標準獲得の観点から国外企業等との連携が必 要な部分を、国外企業等との連携により実施することができる。 4. 提出期限及び提出先 本公募要領に従って提案書 4 部(正 1 部、副 3 部)を作成し、以下の提出期限までに郵送又は持参に て御提出ください。FAX 又は電子メールによる提出は受け付けません。 ・提出期限: 平成28年12月8日(木)正午必着 ※応募状況等により、公募期間を延長する場合があります。公募期間を延長する場合は、NED Oホームページにてお知らせいたします。 ・提出先:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 省エネルギー部 未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発/技術シーズ発掘のための小規模研究開発 (蓄熱)」 田中 宛 〒212-8554 神奈川県川崎市幸区大宮町 1310 ミューザ川崎セントラルタワー20階 ※郵送の場合は封筒に『 「未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発/技術シーズ発 掘のための小規模研究開発(蓄熱)」に係る提案書在中』と朱書きのこと。 ※持参の場合はミューザ川崎 16 階の「総合案内」の受付の指示に従うこと。 5. 応募方法 (1) 応募書類および提案書等様式 各応募書類と提出部数を下記に示します。様式の指定がないものを除き、NEDOが定めた様 式で作成してください(古い様式のものは受け付けません) 。 提案書類、その他の書類は委託先の選定にのみ使用します。受理した提案書類、添付資料等は返 却できませんのであらかじめ御了承ください。 提案書類は日本語で作成していただきますが、提案者が外国企業等であって、提案書類を日本語 以外の言語で作成し、日本語に翻訳したものである場合は、参考としてその原文の写しを1部添 付してください。 書類名 様式等 提出部数 ① 表紙 別添1 正1部、副3×提案者数 ② 提案書要約 別添1 正1部、副3部 ③ 提案書本文 別添1 正1部、副3部 ④ 主要研究者候補の研究経歴書 別添2 正1部、副3部 別添3 正1部、副3部 別添4 1部×提案者数 ⑤ ④ NEDO研究開発プロジェクトの実 績調査票 提案書受理票 会社の経歴書・当該技術に関する事業 部、研究所等の組織に関する説明書 ⑤ ※web 上に公開されている場合は、提 <様式は問いません> 1式×提案者数 決算報告書(直近3年分) <様式は問いません> 1式×提案者数 e-Rad 用 応募内容提案書 e-Rad 上で作成し、ダウ (研究開発課題名、研究目的および研究 ンロードした pdf ファイ 概要は公表できる内容で記入するこ ル の 全 頁 の プリ ン トア と。) ウト 出不要です ※NEDO省エネルギー部と過去1 年以内に契約がある場合は不要です。 ⑥ ⑦ 1部 <e-Rad 登録が間に合わ ない場合の対応は、 NEDO までお問い合わせ ください。> NEDOが提示した契約書(案)(本 公募用に特別に掲載しない場合は、標 準契約書を指します)に合意すること ⑧ が提案の要件となりますが、契約書 (案)について疑義がある場合は、そ の内容を示す文書1部を添付してく 業 務 委 託 契 約標 準 契約 書 http://www.nedo.go.jp/itak 必要な場合1部 u-gyomu/yakkan.html ださい。 国外企業等と連携している、又はその 予定がある場合は当該国外企業等と ⑨ 締結した共同研究契約書の写し、若し 必要な場合1部 くは当該国外企業との共同研究の意 志を示す覚書の写し(注1) (注1)連携している、又は連携しようとしている国外企業等がNEDOの指定する相手国の 公的資金支援機関(スペイン政府・産業技術開発センター(CDTI)が該当。)の支援を受 けようとしている(又は既に受けている)場合は、NEDOが提供する交付申請書(英文様式) の写し、若しくは既に認証を取得しているのであれば交付決定書及び認定証(ラベル)の写し1 部を提出してください。詳細はNEDOホームページにて御確認ください。 ジャパン・スペイン・イノベーションプログラム(JSIP) http://www.nedo.go.jp/activities/AT1_00473.html (2) 提案書の受理及び提案書に不備があった場合 ・ 応募資格を有しない者の提案書又は不備がある提案書は受理できません。 ・ 提出された提案書を受理した際には提案書類受理票を提案者にお渡ししますので、あらかじ め別添4の「提案書類受理票」に会社名等御記入の上、送付(持参)してください。 ・ 提出された提案書等は返却しません。 提案書に不備があり、提出期限までに修正できない場合は、提案を無効とさせていただきま す。その場合は書類を返却します。 6. 秘密の保持 提案書は本研究開発の実施者選定のためにのみ用い、NEDOで厳重に管理します。取得した個人 情報は研究開発の実施体制の審査に利用しますが、特定の個人を識別しない状態に加工した統計資料 等に利用することがあります。御提供いただいた個人情報は、上記の目的以外で利用することはあり ません。 (法令等により提供を求められた場合を除きます。 ) 7. 委託先の選定 (1) 審査の方法について NEDOが定める基準等に基づき、最終的に実施者を決定します。必要に応じてヒアリング審 査や資料の追加等をお願いする場合があります。 なお、委託先の選定は非公開で行われ、審査の経過等、審査に関する問い合わせには応じられ ませんのであらかじめ御了承ください。 (2) 審査基準 i. 提案内容が基本計画の目的、目標に合致しているか(不必要な部分はないか) ii. 提案された方法に新規性があり、技術的に優れているか iii. 共同提案の場合、各者の提案が相互補完的であるか iv. 提案内容・研究計画は実現可能か(技術的可能性、計画、中間目標の妥当性等) v. 応募者は本研究開発を遂行するための高い能力を有するか(関連分野の開発等の実績、 再委託予定先・共同研究相手先等を含めた実施体制、優秀な研究者等の参加等) 。 vi. 応募者が当該研究開発を行うことにより国民生活や経済社会への波及効果は期待でき るか(企業の場合、成果の実用化・事業化が見込まれるか。大学や公的研究開発機関等 で、自らが実用化・事業化を行わない場合には、どの様な形で製品・サービスが実用化・ 事業化されることを想定しているか。) vii. 総合評価 (3) 委託先の公表及び通知 a. 採択結果の公表等 採択した案件(実施者名、事業概要)はNEDOのホームページ等で公開します。不採択と した案件については、その旨を不採択とした理由とともに提案者へ通知します。 b. 附帯条件 採択に当たって条件(提案した手段の見直し、提案した再委託は認めない、他の機関との共 同研究とすること、再委託研究としての参加とすること等)を付す場合があります。 (4) スケジュール 平成28年 11月14日:公募開始 11月21日:公募説明会(会場:NEDO 川崎 1601 会議室) 12月8日:公募締め切り 12月下旬:委託先決定 12月下旬:公表 1月下旬:契約 8. 留意事項 (1) 契約 新規に業務委託契約を締結するときは、最新の業務委託契約約款を適用します。また、委託業 務の事務処理は、NEDOが提示する事務処理マニュアルに基づき実施していただきます。 (2) 国立研究開発法人から民間企業への再委託 国立研究開発法人から民間企業への再委託又は共同実施(再委託先又は共同実施先へ資金の流 れがないものを除く。 )は、原則認めておりません。 (3) 知財マネジメント ・本事業は、「未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発のうち小規模研究開発における知財 マネジメント基本方針」 (別掲載)を適用します。本方針は、 「NEDO プロジェクトにおける知財 マネジメント基本方針」 (平成27年9月30日)をベースとし、本事業の制度趣旨等を踏まえ、 別途、本事業用に策定したものです。詳細は、同基本方針を御覧ください。 ・本事業では、産業技術力強化法第 19 条(日本版バイ・ドール規定)が適用されます。 ・本事業の成果である特許等について、 「特許等の利用状況調査」 (バイ・ドール調査)に御協力い ただきます。 ・本事業の研究開発テーマへの参加者は、本方針に従い、原則として研究開発テーマの事業開始(委 託契約書の締結)までに、研究開発テーマごとに参加者間で知的財産の取扱いについて合意する 必要があります。 <参考>「NEDOプロジェクトにおける知財マネジメント基本方針について」 <http://www.nedo.go.jp/jyouhoukoukai/other_CA_00002.html> (注)本事業用の知財マネジメント基本方針は別途策定したものが適用されます。 (4) 公的研究費の不正な使用及び不正な受給への対応 公的研究費の不正な使用及び不正な受給(以下「不正使用等」という。 )については、 「公的研 究費の不正な使用等の対応に関する指針」 (平成 20 年 12 月 3 日経済産業省策定。以下「不正使 用等指針」という。※1)及び「補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等の措置に関する 機構達」 (平成 16 年 4 月 1 日 16 年度機構達第 1 号。NEDO策定。以下「補助金停止等機構達」 という。※2)に基づき、NEDOは資金配分機関として必要な措置を講じることとします。併 せて本事業の事業実施者も研究機関として必要な対応を行ってください。 本事業及び府省等の事業を含む他の研究資金において、公的研究費の不正使用等があると認め られた場合、以下の措置を講じます。 ※1. 「不正使用等指針」についてはこちらを御参照ください:経済産業省ホームページ http://www.meti.go.jp/policy/economy/gijutsu_kakushin/innovation_policy/kenkyu-fusei-shishin.html ※2. 「補助金停止等機構達」についてはこちらを御覧ください: NEDOホームページ http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/kokuhatu_index.html a. 本事業において公的研究費の不正使用等があると認められた場合 i. 当該研究費について、不正の重大性などを考慮しつつ、全部又は一部を返還していただき ます。 ii. 不正使用等を行った事業者等に対し、NEDOとの契約締結や補助金等の交付を停止しま す。 (補助金停止等機構達に基づき、処分した日から最大 6 年間の契約締結・補助金等交付の 停止の措置を行います。 ) iii. 不正使用等を行った研究者及びそれに共謀した研究者(善管注意義務に違反した者を含む。 以下同じ。 )に対し、NEDOの事業への応募を制限します。 (不正使用等指針に基づき、不正の程度などにより、原則、当該研究費を返還した年度の 翌年度以降 1~5 年間の応募を制限します。また、個人の利益を得るための私的な流用が確 認された場合には、10 年間の応募を制限します。 ) iv. 府省等他の資金配分機関に対し、当該不正使用等に関する措置及び措置の対象者等につい て情報提供します。このことにより、不正使用等を行った者及びそれに共謀した研究者に 対し、府省等他の資金配分機関の研究資金への応募が制限される場合があります。また、 府省等他の資金配分機関からNEDOに情報提供があった場合も同様の措置を講じること があります。他府省の研究資金において不正使用等があった場合にも i~iii の措置を講じる ことがあります。 v. 不正使用等の行為に対する措置として、原則、事業者名(研究者名)及び不正の内容等に ついて公表します。 b. 「公的研究費の不正な使用等の対応に関する指針」 (平成 20 年 12 月 3 日経済産業省策定) に基づく体制整備等の実施状況報告等について 本事業の契約に当たり、各研究機関では標記指針に基づく研究費の管理・監査体制の整備が 必要です。 体制整備等の実施状況については、報告を求める場合がありますので、求めた場合、直ちに 報告するようにしてください。なお、当該年度において、既に、府省等を含め別途の研究資金 への応募等に際して同旨の報告書を提出している場合は、この報告書の写しの提出をもって代 えることができます。 また、NEDOでは、標記指針に基づく体制整備等の実施状況について、現地調査を行う場 合があります。 (5) 研究活動の不正行為への対応 研究活動の不正行為(ねつ造、改ざん、盗用)については「研究活動の不正行為への対応に関 する指針」 (平成 19 年 12 月 26 日経済産業省策定。以下「研究不正指針」という。※3)及び「研 究活動の不正行為への対応に関する機構達」 (平成 20 年 2 月 1 日 19 年度機構達第 17 号。NE DO策定。以下「研究不正機構達」という。※4)に基づき、NEDOは資金配分機関として、 本事業の事業実施者は研究機関として必要な措置を講じることとします。そのため、告発窓口の 設置や本事業及び府省等他の研究事業による研究活動に係る研究論文等において、研究活動の不 正行為があると認められた場合、以下の措置を講じます。 ※3.研究不正指針についてはこちらを御参照ください: 経済産業省ホームページ http://www.meti.go.jp/policy/economy/gijutsu_kakushin/innovation_policy/kenkyu-fusei-shishin.html ※4.研究不正機構達についてはこちらを御参照ください: NEDOホームページ http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/kokuhatu_index.html a. 本事業において不正行為があると認められた場合 i. 当該研究費について、不正行為の重大性などを考慮しつつ、全部又は一部を返還していた だくことがあります。 ii. 不正行為に関与した者に対し、NEDOの事業への翌年度以降の応募を制限します。 (応募制限期間:不正行為の程度などにより、原則、不正があったと認定された年度の翌年 度以降 2~10 年間) iii. 不正行為に関与したとまでは認定されなかったものの、当該論文等の責任者としての注意 義務を怠ったことなどにより、一定の責任があるとされた者に対し、NEDOの事業への 翌年度以降の応募を制限します。 (応募制限期間:責任の程度等により、原則、不正行為があったと認定された年度の翌年度 以降 1~3 年間) iv. 府省等他の資金配分機関に当該不正行為に関する措置及び措置の対象者等について情報提 供します。このことにより、不正行為に関与した者及び上記 iii により一定の責任があると された者に対し、府省等他の資金配分機関の研究資金による事業への応募が制限される場 合があります。また、府省等他の資金配分機関からNEDOに情報提供があった場合も同 様の措置を講じることがあります。 v. NEDOは不正行為に対する措置を決定したときは、原則として、措置の対象となった者 の氏名・所属、措置の内容、不正行為が行われた研究資金の名称、当該研究費の金額、研 究内容、不正行為の内容及び不正の認定に係る調査結果報告書などについて公表します。 b. 過去に国の研究資金において不正行為があったと認められた場合 国の研究資金において、研究活動における不正行為があったと認定された者(当該不正行為が あったと認定された研究の論文等の内容について責任を負う者として認定された場合を含む。) については、研究不正指針に基づき、本事業への参加が制限されることがあります。 なお、本事業の事業実施者は、研究不正指針に基づき研究機関として規定の整備や受付窓口の 設置に努めてください。 (6) NEDOにおける研究不正等の告発受付窓口 NEDOにおける公的研究費の不正使用等及び研究活動の不正行為に関する告発・相談及び通 知先の窓口は以下のとおりです。 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 検査・業務管理部 〒212-8554 神奈川県川崎市幸区大宮町 1310 電話番号: 044-520-5131 FAX 番号: 044-520-5133 電子メール:[email protected] ホームページ: 研究活動の不正行為及び研究資金の不正使用等に関する告発受付窓口 <http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/kokuhatu_index.html> (電話による受付時間は、平日:9 時 30 分~12 時 00 分、13 時 00 分~18 時 00 分) (7) 国立研究開発法人の契約に係る情報の公表 「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針」 (平成 22 年 12 月 7 日閣議決定)に基づき、 採択決定後、別添5のとおりNEDOとの関係に係る情報をNEDOのホームページで公表する ことがありますので御了知ください。なお、本公募への応募をもって同意されたものとみなしま す。 9. 説明会の開催 下記のとおり説明会を開催し、当該委託業務及び提案公募に係る内容、契約に係る手続き、提案書 類等を説明しますので、応募を予定される方は可能な限り出席してください。なお、説明会は日本語 で行います。出席希望の企業等は、所属機関名、出席者氏名、出席者の連絡先(TEL 及び FAX 番号、 EMAIL アドレス)を平成 28 年 11 月 18 日(金)15 時までに e-mail にて下記問い合わせ先まで御連絡 ください。(様式は問いません) 日時: 平成 28 年 11 月 21 日(月)14 時 00 分~15 時 00 分 場所: 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 1601 会議室 〒212-8554 神奈川県川崎市幸区大宮町 1310 ミューザ川崎セントラルタワー 16 階 ※ご来場の際は、直接会場にお越しください。 10. 問い合わせ先 本公募の内容及び契約に関する質問等は説明会で受け付けます。それ以降のお問い合わせは、公募 開始日から公募締め切りまで下記宛に e-mail にて受け付けます。ただし審査の経過等に関するお問い 合わせには応じられません。 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 省エネルギー部 (担当者:田中、星野、楠瀬) E-MAIL: [email protected] 関連資料 提案書の様式 別添1:提案書作成上の注意、表紙、要約版、本文 別添2:主要研究員研究経歴書 別添3:NEDO プロジェクトの実績調査票 別添4:提案書類受理票 別添5:契約に係る情報の公表について 未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発のうち小規模研究開発における知財マネジメント基 本方針 業務委託契約書(案)及び業務委託契約約款(本公募用に特別に掲載しない場合は、 「業務委託契約 標準契約書」を指します)
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