資料2-2-3 すみだ障害者就労支援総合センター(総合相談室)事業計画(平成28年度) Ⅰ 基本方針 1 障害者の経済的、社会的自立に向けて、障害者の企業等への就労、在宅就労、起業 等(以下、「就労等」という。)の一層の拡大を図るため、障害者、企業、区民に対し て積極的に働きかけを行う。 2 運営に当たっては、個々の利用者の障害程度や特性に配慮するとともに、ハローワ ーク等の障害者就労支援関係機関と連携し、支援内容の充実強化を図る。 3 Ⅱ 区民や企業との関係を深め、地域社会に根ざした活動を積極的に行う。 障害者就労支援等事業について 1 総合相談事業 ⑴ 事業内容 障害者の就労に関する総合相談窓口として、身体・知的・精神障害者やその家族、 障害者を雇用する企業等に対して相談支援を行うとともに、一般企業等で働くこと を希望する障害者が就労に向けて適切な訓練や支援が受けられるよう他の就労支援 関係機関と連携して次の支援を行う。 ① 障害者就労に関する相談事業(自己負担なし) (訓練情報等の提供、職能評価紹介、会社見学会の実施、求人情報提供、ジョ ブコーチの活用支援、職場実習等のコーディネート、移行支援施設利用支援等) ② 障害者就労支援関係機関とのネットワーク構築事業 ア 地域自立支援協議会就労支援部会の開催 ・障害者団体・区・関係機関等連絡会 ・区内就労継続支援B型事業所等連絡会 ・区内就労移行支援事業所等連絡会 イ 区内障害者支援関係連絡会等(発達障害・高次脳機能障害等)への参加 ウ 区外障害者就労支援連絡会等への参加 ③ 障害者の企業就労に関する理解を広めるために啓発事業 ア 障害者就労支援フェア(年1回) イ 就労支援セミナー ④ (年2回程度) 職場開拓・企業支援事業 ア 障害者を雇用またはこれから雇用する企業に対して、関係機関と連携して 助言等を行う。 ⑵ イ 職場実習事業(職場実習奨励金・職場実習受入報奨金) ウ 施設整備助成事業 事業実施日時 月曜日から金曜日まで(ただし、祝日、年末年始12月29日から1月3日まで を除く)午前9時から午後17時まで 2 就労移行支援事業 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第 ~1~ 123号)に基づく就労移行支援(定員20人)に関する業務を(特非)自立支援セ ンターむくに委託して実施する。 3 生活支援事業 企業等に就労している障害者の職場定着及び生活支援に関する業務を(特非)自立 支援センターむくに委託して実施する。 4 手話通訳等派遣事業 聴覚障害者等に対する生活支援及び手話通訳等派遣調整業務を(特非)のぞみに委 託して実施する。 Ⅲ センターの運営・管理について 1 運営・管理体制 事業委託事業者と連携して、センターの運営・管理のための業務を行う。 ⑴ 総合相談室 職員体制 人 員 役 割 主査(就労支援コーディネーター) 事業総括・職業相談・運営管理業務 主事(就労支援コーディネーター) 職業相談・就職準備支援・職場開拓・職場実習支援 主事 管理運営業務 非常勤 管理運営業務 ⑵ 総合相談室 等 業務スケジュール タイムスケジュール 2 8:30 職員出勤 8:30∼9:00 事業準備 9:00∼12:00 午前事業(相談等事業 2人・事務事業2人) 12:00∼13:00 昼休み 13:00∼17:00 午後事業(相談等事業 17:15 職員退勤(17:00 非常勤職員退勤) 2人・事務事業2人) 運営・管理内容 センターの利用者に安全で快適な訓練及び支援環境を確保するため、次の維持管理 を行う。 ⑴ 清掃等 建物及び敷地全体の日常清掃のほか、床及び窓ガラス等の定期清掃業務及び施設 の外周樹木の手入れ、害虫駆除等を専門業者に委託して行う。 ⑵ 施設管理・警備等 郵便物等の受け取り・配布、施設内の巡回、不審者対応等の施設管理を行う。 また、夜間及び休日等の警備については、平日及び土曜日が午後8時から翌日の 午前8時30分まで、日曜日、祝日及び年末年始は24時間の夜間機械警備を専門 業者に委託し、火災・盗難及び設備警報の異常事態に備えるとともに、発生した事 故の拡大防止、関係先への通報及び連絡等の体制を確保する。 ※ 平日及び土曜の午後8時以降や日曜・祝日に障害者団体や地元町会が多目的室 ~2~ を利用する場合は、センター職員(事業内容によっては委託事業者含む)でその 対応を行う。 ⑶ 設備保守・点検 ア 電気、空調及び防災の各設備に係わる日常的な保守点検を専門業者に委託して 行う。 イ 消防用設備、エレベーター、自動扉等について定期的な点検を専門業者に委託 して行う。 ウ 廃棄物の減量化を推進するとともに、廃棄物及び資源ゴミ(古紙、ビン、缶等) の回収・処理を専門業者に委託して行う。 エ 3 施設の破損箇所等の修繕及び改修工事を行う。 自衛消防訓練 消防法及びセンターの消防計画に基づき、春と秋に総合的な自衛消防訓練を行い非 常事態発生時に備える。 4 連絡会議等 センターの運営管理等を検討するため、次の会議を開催する。 ⑴ センター連絡会議 区職員、センターの各委託事業者を構成員とする連絡会議を月1回開催し、施設 運営全般について検討する。 ⑵ 各種委員会の開催 センターの各種課題に適切に対応するために、区職員、委託事業者を構成員とす る委員会を開催する。 (防災委員会、運営委員会、PR委員会、研修委員会、障害者就労支援フェア委員 会、みどりピアまつり委員会・) 5 権利擁護・個人情報保護 センターの利用者権利擁護規定に基づき、利用者の人権を尊重した適切な支援を行 う。 6 職員研修 職員は、障害者就労に関する支援を行う職員としての資質・能力を高めるために、 事業に支障のない範囲で研修を受講する。 7 地域交流事業 センターの利用者及び職員が地域住民等と交流し、相互理解を図ることを目的に、 地域交流行事をすみだふれあいセンターと合同実施する。 ~3~
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