■旅館業の平成 27 年度の施設数、7 万 8,519 施設 厚生労働省は、11月17日、「平成27年度衛生行政報告例」を公表しました。 これによると、平成27年度末の全国のホテル・旅館等の旅館業の施設数は、7万8,519施設。そのうちホテル営業が9,967施設(846,332室)、旅館営業が40,661施設(701,656室) となっています。 宿泊施設不足が指摘され宿泊事業は好況とみられているが、旅館業全体では減少傾向が続いており、平成26年度比で379施設の減少(0.5%減)。 内訳をみると、ホテル営業は、増加傾向が加速しており平成 27 年度は前年度比 88 施設増加(0.9%増)。客室数も増加傾向を続け前年度比 11,744 室の増加(1.4%増)。 一方、旅館営業は、施設数・客室数ともに減少傾向が続いており、平成 27 年度は減少傾向が弱まったものの前年度比 1,238 施設の減少(3.0%減)、8,363 室の減少(1.2%減)。 また、簡易宿所営業は、民泊の影響もあり増加傾向を強め、平成 27 年度は前年度比 820 施設の増加(3.1%増)となっている。 <旅館業の施設数(客室数)の推移> 平成 10 年度 20 年度 21 年度 22 年度 ※ 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 (1998) (2008) (2009) (2010) (2011) (2012) (2013) (2014) (2015) 旅館業 94,910 84,411 82,952 81,087 81,404 80,412 79,519 78,898 78,519 ホテル営業 7,944 9,603 9,688 9,710 9,863 9,796 9,809 9,879 9,967 (客室数) (595,839) (780,505) (798,070) (803,248) (814,355) (814,984) (827,211) (834,588) (846,332) 67,891 50,846 48,966 46,906 46,196 44,744 43,363 41,899 40,661 (974,036) (807,697) (791,893) (764,316) (761,448) (740,977) (735,271) (710,019) (701,656) 25,150 23,050 23,429 23,719 24,504 25,071 25,560 26,349 27,169 1,869 912 869 752 839 801 787 771 722 旅館営業 (客室数) 簡易宿所営業 下宿営業 ※平成 22 年度は、東日本大震災の影響により(平成 23 年調査)、宮城県の仙台以外の市町村、福島県の相双保健福祉事務所管轄内の市町村が含まれていない。 <平成 26 年度比> 旅館業 26 年度 27 年度 (2014) (2015) 平成 26 年度比 増減数 増減率(%) 78,898 78,519 △379 △0.5 ホテル営業 9,879 9,967 88 0.9 (客室数) (834,588) (846,332) (11,744) 1.4 41,899 40,661 △1,238 △3.0 (710,019) (701,656) (△8,363) △1.2 旅館営業 (客室数) ※無断複製、転載を禁じます。Ⓒ株式会社テイダン
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