仕 様 書 この仕様書は、近赤外分光分析装置一式に適応するものであり、納入物品は以下に定め る仕様を満たす物とする。 1. 納入する機器及び数量 機器:近赤外分光分析装置 数量:1式 2.使用目的 当該機器は、マンゴーやパイン等果実の果皮直下の可視~近赤外線領域波長のスペク トルを測定する装置である。当該機器のデータと、糖度などその他機器分析値や食味な どの官能試験データを基に、非破壊分析による品質評価技術を開発するために用いる。 3. 必要とする仕様 (1)同軸光ファイバープローブ付きの近赤外分光分析装置本体と、果実測定用サンプ ルボックス、機器の操作及びデータ管理機能・検量線作成ソフトを有するPCワー クステーションで構成されること。 (2)実験台に置いて使用できる卓上型であること。 (3)同軸光ファイバープローブ付きであり、プローブ交換により、インタラクタンス(接 触方拡散反射方式)を含む各種計測データが取れること。 (4)同軸光ファイバープローブを使用して、可視光~近赤外領域400~2200nmのスペク トルが分析可能であること。 (5)分光方式は回折格子型で、高速スキャニングによる安定した連続データ収集が可能 であること。 (6)開閉式の果実測定用ボックスを付属しており、外部の光の影響がない状態でマンゴ ー等果実の測定ができること。 (7)サンプル計測と同位置で、外部機関より認証を受けた外部標準の計測を実施し、こ のデータに基づく機器の校正とバリデーション機能を有する事。 (8)機器の操作及びデータ管理機能、検量線作成ソフトを有するPCワークステーショ ンを付属すること。 (9)AC100V単相で稼働できること。 (10)当該機器の初期運転に最低限必要な消耗品や付属品を付属していること。 (11)機器の説明や使用法、点検方法を記した日本語マニュアルを備えていること。 (12)上記(1)から(11)を満たす機種の例として、XDS OptiProbe Analyzer(ニレコ) か同等以上とする。 4. 納入場所 沖縄県農業研究センター(沖縄県糸満市字真壁820) 5. 納入期限 平成29年2月28日(火曜日) 6. 納入方法 納入場所で担当者による動作確認を得るとともに、担当者へ取扱説明を行うこと。 7. その他 (1) 契約金額には、上記に関する金額を全て含めること。 (2) 納入業者は、担当者立ち会いのもと、その指示に従うこと。 (3) 納入の際、連絡事項や問題が発生した場合は、直ちに下記担当者に連絡すること。 (4) 納入業者は、機器の搬入、添え付け完了後、試運転と性能試験を行うこと。 (5) 納入後、 作業中に発生したトラブルやアフターケアーについて即時対応できること。 (6) 納入後1年以内の製造元に起因する故障に対する対応は無償で行うこと。 (7) 当該機器の設置及び円滑な稼働に必要な事項は、納入業者の責任で応対すること。 担当者 沖縄県農業研究センター 農業システム開発班 前田剛希 電話 (098)840-8512
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