(株)ちの技研に融資を実施しました(松本支店)(PDF

新事業育成資金融資事例(平成 28 年 10 月
松本支店)
株式会社ちの技研に「新事業育成資金」を適用
~ IoT市場向け超微細加工及び低コスト化プリント配線板の製造に取組む
茅野市の電子回路基板製造業者を支援 ~
日本政策金融公庫(略称:日本公庫)の松本支店中小企業事業は、株式会社ちの
技研(本社:長野県茅野市、社長:横川 悟)に「新事業育成資金」を適用し、平
成 28 年 10 月に新事業育成資金 40 百万円の融資を実施しました。
「新事業育成資金」は、高い成長性が見込まれる新事業に取り組む中小企業を支援
するため、平成 12 年 2 月から現行制度の取り扱いを開始した特別貸付制度です。
株式会社ちの技研は、プリント配線板等製造業者で、平成 27 年度補正「ものづく
り補助金」採択事業としてIoT市場向け超微細加工及び低コスト化プリント配線
板の製造に取組んでおります。このたびの融資は、本事業の拡大に必要となる超微
細加工可能な直接露光装置導入に係る設備資金を供給するものです。
<融資先の概要>
企 業 名
株式会社ちの技研
代 表 者
横川 悟
住
長野県茅野市豊平 376-1
業
電子回路基板製造業
所
種
新事業計画の概要
計 画 名:
「IoT市場向け超微細加工及び低コスト化プリント配線板の製造」
・本計画は、プリント配線板の絶縁被膜であるソルダーレジスト形成に関するものです。ソルダー
レジスト用直接露光装置の導入により、製造工程のボトルネックが解消され、低コスト生産及び現
状の約 10 分の 1 の超微細加工が可能となります。その結果、IoT市場への参画が可能となり、
IoT社会の実現に貢献するだけでなく、日本が得意とする医療機器・車載機器等の電子機器への
応用ができ、海外製品と差別化された超微細高機能少量多品種市場の獲得を図ることが可能となり
ます。
「株式会社ちの技研」へのお問い合わせ TEL 0266-72-5353(一色技術部長)