業務説明資料(仕様書) 本説明資料に記載した内容には、現在

業務説明資料(仕様書)
本説明資料に記載した内容には、現在検討中のものも含まれるため、本プロポーザルのみの設定
条件とし、将来の業務(設計)実施の条件となるものではない。
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件名
「キャリア研修B」及び「職員Ⅱ昇任者研修」業務委託
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履行期限
契約締結の日から平成 30 年3月 31 日まで
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履行場所
横浜市研修センター(横浜市中区山下町 72-1)
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研修目的
職員Ⅱ昇任前後に身に付けるべき役割期待やキャリア形成に対する考え方などを習得するこ
とを目的に、職員Ⅱ昇任前に「キャリア研修B」を、職員Ⅱ昇任後に「職員Ⅱ昇任者研修」を実
施します。なお、この2つの研修は、両者一貫した考えのもとに行います。
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研修概要
「キャリア研修B」は外部講師によるキャリアデザインのプログラム、
「職員Ⅱ昇任者研修」
は、内部講師が行うプログラムと外部講師によるリーダーシップ理解のプログラムで構成され
ます。本件ではキャリアデザイン及びリーダーシップの研修運営に係る業務を委託します。
キャリア研修B
職員Ⅱ昇任者研修(リーダーシップ)
29 年度
750 名程度
750 名程度
対象者
・平成 30 年4月1日に職員Ⅱへ昇任予定の行政
・平成 29 年4月1日に職員Ⅱへ昇任した行政
職員
職員
・前年度未受講者
・前年度未受講者
実施時期
10 月~12 月
5月~7月
カリキュラ
午前8時 30 分から午後5時 15 分まで
ム
(内部講師:冒頭 30 分程度、内容は予定)
午前8時 30 分から午後 17 時 00 分まで
※2クラスに分けて実施
Aクラス:午前 内部講師プログラム
午後 外部講師プログラム
Bクラス:午前 内部講師プログラム
午後 外部講師プログラム
(内部講師:内容は予定)
・職員Ⅱに期待される役割
・職員Ⅱに求められるコンプライアンス
・健康で働くために
・協働
(外部講師:プロポーザル対象)
・職員Ⅱに求められるリーダーシップ
・職員Ⅱ昇任にあたって
(外部講師・プロポーザル対象)
・キャリアデザイン
回数
ねらい及び
到達目標
キャリア研修B
職員Ⅱ昇任者研修(リーダーシップ)
全 11 回実施(全 11 日間)
全 12 回実施(1日2回実施で6日間)
(1クラス最大人数:70 名程度)
(1クラス最大人数:70 名程度)
職員Ⅱ昇任前の「キャリア研修B」では、職員
職員Ⅱ昇任後の「職員Ⅱ昇任者研修」では、
Ⅱ昇任を1つの節目ととらえ、自らのキャリアに
職場において求められるリーダーシップにつ
ついて中長期的視点で考え、意識や能力を高める
いて理解し、良い影響力を周囲に発揮できるよ
ことが必要であることを理解し、行動に結び付け
うになることを目標とします。
ることを目標とします。
研修内容
・職員Ⅱへ昇任する前に、職員Ⅱの役割を理解し、 ・リーダーシップとは、誰もが発揮できる影響
心構えを持てるようにする。
力であることを説明する。
・キャリアデザインに関する研修を初めて受講す
・職員Ⅱとして、職場において求められるリー
る職員がいることをふまえ、まずキャリア形成
ダーシップを理解し、良い影響力を発揮でき
の必要性を説明し理解を促進する。
るよう説明する。
・自身の現在の考え方や状況を確認し、これまで
・自身の傾向や、強み・弱みについて理解し、
のキャリアの棚卸をすることで、今後のキャリ
リーダーシップ発揮と結び付けて考えられ
ア目標を設定する。
るようになっている。また、客観的な視点と
・キャリアを考える中で基本となる、仕事をする
意味(何のために働くのか)や、ワークライフ
して、上司からのメッセージや受講者の意見
なども活用し、一層の理解に結び付ける。
マネジメントの視点、中長期的視点を持つこと
などを説明する。
・様々な職種、年齢、採用区分の受講者が参加することをふまえた内容及び実施方法とする。
実施方法
・研修企画や実施に際しては、下記本市の人材及び人材施策を十分理解し活用する。
・時間配分や会場、人数を考慮したうえで、グループ検討、ペア討議などを効果的に取り入れ、参
加者の意識を喚起するとともに、活発なコミュニケーションがとれるように工夫する。
・1クラスあたりの人数を踏まえ、全体の意識や学びのバラツキが少なくなるよう、研修運営を工
夫すること。講師だけでは受講者全員を巻き込みきれないと判断する場合は、講師以外のアシス
タントを配置するなど、研修効果が十分に発揮できるよう工夫を施すこと。
・担当する講師は、「キャリア研修B」、
「職員Ⅱ昇任者研修」でそれぞれ同一の講師が担当するこ
とが望ましい。実施回により講師が異なる場合は、クラスごとの研修レベルに差が出ないよう、
担当する講師の人数に配慮し、内容について講師間で十分な共通認識をもつこと。
事前課題
・より効果の高い研修とする目的で、事前課題を設定する。
・研修に対する準備態勢を整え、意欲を高める内容として、受講者本人による記入式の事前課題と
する。
・内容及び実施方法については、人材開発課と十分に調整を行う。
事後課題
・より効果の高い研修とする目的で、事後課題を設定する。
・研修効果を持続させるため、受講者本人及び受講者上司による記入式の事後課題とする。
・内容及び実施方法については、人材開発課と十分に調整を行う。
※ 対象者数は、平成 28 年度キャリア研修 B 及び職員Ⅱ昇任者研修の受講者数を基に想定した数
値
<本市の人材及び人材育成施策について>
□人材育成ビジョンについて
本市では人材育成基本指針として「横浜市人材育成ビジョン」を策定しており、「人材育成の基
本方針」と「人材育成体系と取組の方向」で構成されています。
本市では、人事異動・人事考課・研修を効果的に連携させる「人材育成体系」を推進しており、
職員の能力を最大限に引き出す取組を進めています。
http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/jinzai/vision/
□採用区分・本市職員の特徴について
本市では、大卒区分、高卒区分、免許資格職区分、社会人採用区分など、様々な採用形態があり
ます。入庁者の年齢・経歴・職種が多岐にわたっているため、本研修の受講者の属性等も様々とな
ります。
(参考)
28 年度キャリア研修B:受講者属性
男女比:男性 54.6%
年
女性 45.4%
齢:平均年齢 30.2 歳、最若齢 27 歳、最高齢 54 歳
(内訳)28 歳以下 51%、29 歳 14%、30 歳 9%、31 歳 4%、32 歳 5%
33 歳 2%、34 歳 2%、35 歳以上 13%
職
種:事務 51%
技術職(土木・機械・電気・建築・農業・環境・造園)24%
社会福祉・保健師 14%
保育士 7%
その他職種 4%
□昇任体系・職位ごとの役割
本市の行政職員は8級に分かれており、1~3級(職員Ⅰ~Ⅲ)が職員、4級以上が責任職(管
理職)となります。職員Ⅱ(2級)に昇任すると、係長(4級)となるための昇任試験受験資格が
発生するなど、キャリアに選択肢ができるとともに、果たすべき役割や能力が変わります。
http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/jinzai/vision/pdf/26vision4.pdf
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委託者(横浜市)と受託者の業務分担
(1)
委託者の業務
ア
研修のねらい、到達目標の提示
イ
名簿の作成
ウ
受講者への通知及び研修会場の確保
エ
マイクやプロジェクター等の標準的機材の確保及び提供
(2)
受託者の業務
ア
横浜市の市政の動向及び受講者を十分に把握した上での研修プログラムの設計提案及び
情報提供
イ
研修教材(テキスト等)の提供
受講者人数分及び事務局分を研修実施5日前までに納入すること。テキストの内容につい
ては総務局人材開発課と十分調整をし、総務局人材開発課から要求があったときは求められ
た日時までに提出すること。(当日の研修教材だけでなく、事前課題及び事後課題も含む。
)
ウ
講師の派遣
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エ
研修の実施(講義、演習及びグループ討議等の指導)
オ
研修終了後の報告
研修内容の管理
(1)
受託者は、各講師がカリキュラムに基づき適切な指導を行っているのを確認し、委託者に
報告する。
(2)
受託者は、各回(クラス)実施ごとに、研修の評価を行い委託者に報告するとともに、委
託者と協議の上、必要に応じてカリキュラムの修正を行う。
(3)
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受託者は、研修効果を高めるために必要な方策を、委託者と協議の上、随時実施する。
委託代金の支払い
研修終了後に委託者が行う検査に合格した後に、受託者は委託者に代金を請求できるものとす
る。先払い及び部分払いはしない。
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その他
(1)
横浜市人権施策基本指針を踏まえ、横浜市の人権施策を理解した上で、人権に配慮した研
修を実施すること。
(2)
個人情報保護の重要性を認識し、個人情報を適切に取り扱うこと。
(3)
研修計画や研修記録等の印刷物等について、講師名及び講師所属名(企業名)を掲載する
ことがある。