07会議結果及び委員からの主な意見 [PDFファイル/182KB]

平成28年度 第1回福岡県交通対策協議会の概要
1
議題1 「福岡県交通対策協議会設置要綱」の改正について
承認。
2
議題2 会長選出について
事務局から九州大学工学研究院付属アジア防災研究センター教授の塚原 健一委員の就任を
提案し、承認。
また、塚原新会長の指名により会長の職務代理者に福岡大学工学部社会デザイン学科教授の
辰巳 浩委員を選任。
3
議題3 「福岡県交通ビジョン2012」の進捗状況について
議題4 「福岡県交通ビジョン2017」の基本フレーム(案)について
【委員からの主な意見】
(1) 自転車通行空間の整備促進は急を要する。交通ビジョンの中でも自転車通行空間の整備を
取り上げていただきたい。
(2) 道路の計画から完成までに時間が掛かるので、その間の状況変化も踏まえ、細かく住民に
説明や情報提供を行う必要がある。
(3) 空港機能の向上と地域の発展のため、福岡市地下鉄と福北ゆたか線の接続を検討していた
だきたい。
(4) 人流だけでなく物流も重要。地球環境への配慮を具体的に反映してもらいたい。
(5) 免許証の返納が増加している。コミュニティバスやデマンド交通についてしっかり議論し
てもらいたい。
(6) 県内の誰もが住みやすい安心・安全な魅力あるまちづくりをやっていかなくてはならない。
例えば福岡県には「七隈線」のように日本を代表するようなユニバーサルデザインの地下
鉄がある。バリアフリーが進んでいるという点において、
「ホームと車両の段差0」
「ホーム
と車両の隙間 50m/m 以下」という、県民が分かりやすい明確な目標を定めたらいいのではな
いか。
(7) 施策実施の結果が、どう具体的に県民生活に表れているかという評価があると良い。
(8) インバウンドでの観光客対策としては、駅ナンバリングなど、移動の際のわかりやすさと
いったソフト面の対応も必要。また、大型バスの駐車場、レンタルサイクルでの外国人マナ
ーということにも目を向けるべき。
(9) 都市のコンパクト化などの都市計画との連携を十分考えてもらいたい。