平成 28 年 11 月 10 日 環 境 局 都有施設におけるアスベスト使用のフォロー調査等の結果について (平成27 年度末時点) 【吹付け材】 都は平成17年度から、都有施設におけるアスベスト含有吹付け材の使用実態及び対 策状況等を把握するためのフォロー調査*1を実施してきました。また、平成20年1月 に新たに国内使用が明らかになったトレモライト等(アクチノライト、アンソフィライト、トレモライ ト)の再点検*1も併せて実施してきました。 平成22年度には全都有施設についてのアスベストフォロー調査及びトレモライト等 の再点検が終了しました。これまでに377施設においてアスベストの使用が確認され ましたが、このうち、Ⅰランクに該当し速やかに除去等の措置を必要とした31施設す べてにおいて、既に必要な対策が講じられています。また、Ⅱ、Ⅲランクの未対策施設 は、平成27年度末時点でⅡランク77施設、Ⅲランク12施設となるなど、着実に対 策を進めています。 今後も、施設の対策状況を引き続き確認してまいります。 *1 別紙『参考資料』参照 【調査結果】 これまでの調査結果について 対策優先度注1 施設数 26年度末時点 未対策施設 27年度末時点 未対策施設 Ⅰ~Ⅲランク 377施設 90施設注3 88施設注3 Ⅰランク 31施設 0施設 0施設 Ⅱランク 238施設 78施設注3 77施設注3 Ⅲランク 146施設 13施設 12施設 内 訳 注1 劣化・損傷の程度等により、優先度を3段階に分類(別紙 「参考資料」参照) 注2 内訳では、同一施設内でも優先度が異なる箇所がある場合は、該当するランクにそれぞれ計 上しているため、各ランクの施設数の合計と総施設数とが異なります。 注3 入室しての対策工事に同意していただけない住戸のみが残る都営住宅についても、今年度の 調査結果から未対策施設として計上しています。
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