高木っ子の学習の様子

平成 25 年度から『「分かった!」
「できた!」が教室にあふれる高木っ子』の育成を
テーマに掲げ、実践に取り組んでいます。今年度は、「数と計算」の基礎・基本の定着
を図るために、授業では、算数的活動を取り入れ、子どもたちが意欲的に学習に取り組
むことができるように指導法を工夫しています。また、計算スキル向上のために、プリ
ントを活用して繰り返し練習をしています。
★高木っ子の学習の様子★
5年1組「整数 ~約数~」
約数の学習を行いました。トランプを活用して、ゲーム感覚で約数
と倍数について楽しく学習しました。出ているカードの約数や倍数を
考え、自分の手持ちのカードから出すというカードゲームのUNOを
参考にして考えられたゲームでした。始めは、約数と倍数をすぐに答
えることができない子どもたちがいましたが、この活動を通して、約
数や倍数について楽しく理解を深めることができました。
4年3組「2けたでわるわり算の筆算」
2けたで割る割り算の筆算の学習では、見当を付けた商が大きすぎ
たときは、商を1つずつ小さく直していきます。「手裏剣」「指隠し」
「剣」という言葉を使って、その手順を学習しました。商の立つ位置
を考えるとき、割られる数の一の位を「手裏剣」で隠し、見当を付け
た商が大きいときは、
「剣」を使って1つ小さくして商を立てます。子
どもたちは、
「手裏剣」
「指隠し」
「剣」の言葉を使って計算方法を楽し
く理解していきました。
3年1組「あまりのあるわり算」
除法の余りの意味や余りのある除法の計算の仕方を学習しました。
14÷4の計算の答えを数図ブロックを使って考えました、これまで
の学習とは違い、割り切れないことに気付きました。割り切れないと
きの計算の仕方、また割り切れない場合は「3あまり2」と表現する
ことを学習しました。
2年3組「1000までの数」
10や100を単位とする簡単なたし算やひき算の計算を、10円
玉や100円玉が何枚かで考えて計算できることを目標に学習に取り
組みました。一人一人に10や100を単位とする問題をつくらせ、
その問題をお互いに解かせる活動(お買いものゲーム)を行いました。
何問も問題を解くことによって、子どもたちは、楽しく理解を深める
ことができました。
3年2組 「たし算とひき算」
(2位数)+(2位数)で答えが2位数の暗算ができることを目標
に学習に取り組みました。50÷10の問題の求め方を模擬銭を使っ
て考えました。50円玉1個では、分けることができないことを確認
し、50円玉を5円玉10個に変えて計算の方法を考えました。模擬
銭を使って、計算の方法を考える活動を通して、10で割るというこ
とを理解し、暗算で計算できるようになりました。
5年3組 「合同な三角形」
三角形や四角形のカードを重ね合わせる活動を通して、ぴったりと
重なる「合同」について興味・関心をもち、学習に取り組みました。
合同な図形を探すため、カードを重ねる操作を繰り返し、角や辺を合
わせて、三角形や四角形が「ぴったりと重なる」ということを理解し、
合同の条件を言葉で説明することができました。
たんぽぽ組 「三角形」
長さの違う4種類のひごを組み合わせて、実際に三角形を作り、仲
間分けをする活動を通して、三角形には、
「二等辺三角形」
「正三角形」
「その他の三角形」があることを学習しました。
学習で使用したひごは、長さによって色が違っているので、何本の
辺の長さが同じであるかがすぐ分かり、簡単に仲間分けをすることが
できました。三角形の性質を楽しく学習することができました。
4年2組「小数」
0.1Lよりも小さい水のかさを表す学習を通して、100 分の1の位
の小数の表し方や意味を学習しました。テレビに映し出された図を見
ながら学習を進めることによって、
「1Lを10等分して0.1Lを作る
ことができたから,0.1Lを10等分すると、0.1Lよりも小さい数が
できるんじゃないかな」と一人一人が1Lの 100 分の1をイメージ
することができました。