海洋生物資源科学実習 4年次/ 2 単位 必修 通年 森 司【教授】/井上 菜穂子【助教】 学科・クラス 生物機能化学 指 定 等 前期:当研究室の主要研究課題の全般について体験し、各研究課題の背景、実験デザインの立て方、その他の必要な基本技術(抽出・ 分離精製法、精製物 質の化学分析、生物活性分析、遺伝子解析法など)及びデータの解析・考察する基礎能力を養う。海洋生物資源応用コースの学習・教育目標、(F)-⑥:特 化した各分野の先端的技術を習得し、応用的な実践ができる。その他(H)-②および③に相当する。) 後期:前期に引き続き、実験デザインの立て方や、 学習目標 その他の必要な基本技術を学ぶ。また、研究室担当の学生実験の実験指導補助を指導要領及び実験操作手順書を作成して行うことにより、実験を計画・遂 行し、データを正確に解説・考察する能力、実験を説明・指導する能力及びコミュニケーション能力を養う。 学 び の 前期:実験材料生物、採集、取扱方法、タンパク質、抽出法、精製法、分析法、遺伝子解析 後期:実験材料生物、採取法、処理方法、実験指導補助、指導要領、指導補助記録 キーワード 準備学習及び復習 の内容・履修条件 参考書「新生化学実験講座-第1巻タンパク質、-第2 巻核酸(東京化学同人)」「基礎固め 化学(化学同人)」を予習しておくことが望ましい。履修 条件は研究室在籍者 各研究課題の説明した上で、少人数のグループに分かれ、各研究課題につき実験を集中的に行い、基本的技術を修得し、レポートを提出する。各実習項目 に関連する参考書および入室案内などによる予習・復習を促す。 授業方法 2/3 以上の出席の上で、各回の実験記録、レポートから、予習、実習および復習に基づき研究課題の背景、研究デザインとデータの解析・考察方法及び基 本技術を理解したことが認められれば合格( 60点)。 成績評価 基 準 オフィスアワー:昼休み時間 参考書:新基礎生化学実験講座-1 生物材料の取り扱い(丸善)、第1 巻タンパク質-第2巻核酸(東京化学同人) 備 考 回 数 1 授 業 内 容 ガイダンス:海洋生物資源科学実習(海洋生物機能化学)・ 前期の日的、注意事項、スケジュールの説明及び各研究課題の背景、研究経緯、今後の展開を説 明する。 ①実験材料生物の取り扱い方 2 ②実験材料生物の取り扱い方 3 ③遺伝子の構造と機能に関する研究 4 ④遺伝子の構造と機能に関する研究 5 ⑤遺伝子のクローニング及び解析法 6 ⑥遺伝子のクローニング及び解析法 7 8 ⑦タンパク質、ペプチド及び脂溶性低分子物質の抽出及び分離精製法(各種カラムクロマトグラフィー、分配法、塩析法、凍結乾燥及び限外濾過膜などに よる濃縮法、透析方法、遠心分離法) ⑧SDS電気泳動を中心とした蛋白分析法 9 ⑨2次元電気泳動 10 ⑩ウエスタンブロット法 11 ⑪組織切片作成法 12 ⑫組織切片と免疫染色 13 ⑬組織切片とインサイチュウハイブリダイゼーション 14 ⑭インターネットを用いた遺伝子解析法 15 海洋生物資源科学実習 回 数 授 業 内 容 ⑮インターネットを用いた遺伝子解析法 16 ⑯統計を用いたデータ―解析 17 ⑰統計を用いたデータ―解析 18 ⑱統計を用いたデータ―解析 19 研究室担当の学生実験の実験指導補助-①:ガイダンス 実験指導補助方法、スケジュール、指導要領、実験操作手順書、指導補助記録の作成方法の説明 20 研究室担当の学生実験の実験指導補助-②:ビュウレット方によるタンパク質の定量 21 研究室担当の学生実験の実験指導補助-③:吸着クロマトグラフィーによる色素の分離 22 研究室担当の学生実験の実験指導補助-④:逆相クロマトグラフィーによるホルモンの分離 23 研究室担当の学生実験の実験指導補助-⑤:筋収縮反応 24 研究室担当の学生実験の実験指導補助-⑥:酵素反応速度定数の測定 25 研究室担当の学生実験の実験指導補助-⑦:脂質の分離同定 26 研究室担当の学生実験の実験指導補助-⑧:タンパク質の精製と構造解析 27 研究室担当の学生実験の実験指導補助-⑨:GCによる脂肪酸の分離 28 研究室担当の学生実験の実験指導補助-⑩:原子吸光分析による水中カルシウムイオンの定量 29 研究室担当の学生実験の実験指導補助-⑪:GC-MSによる脂肪酸の構造解析 30
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