【平成26年度産業廃棄物再生資源等有効活用推進事業】 動植物性残渣 有機汚泥 汚泥投入による 食品廃棄物メタン発酵プラントへの影響に関する研究開発 廃棄物処理業 1 事業の概要(背景・目的) 当事業所は,動植物性残さ及び食品廃棄物をメタン発酵し,バ イオガス発電を行っているが,バイオガス発生量が不足している ことから,有機汚泥を加えることで微量金属を補いメタン発酵の 効率を高め,メタン発酵の安定化及びプラント処理能力の向上を 図ることを目的とする。この取組により,堆肥化の原料であった 有機汚泥を有効活用することができ,供給過剰となりがちな堆肥 の生産量も減少させることが可能となるもの。 2 事業の内容 動植物性残さと食品廃棄物のメタン発酵プロセスに有機汚泥を 段階的に投入し、混合メタン発酵技術を調査研究した。 同時に汚泥の投入によるメタン発酵槽の運転性能評価を行う。 3 事業の成果 ①汚泥投入することでメタンガス発生量が増加した。 ②周辺設備・施設等に物理的な不具合等は確認されず,適正に管 理可能なことを確認した。 ③排水処理施設の窒素負荷の上昇はない。 期待される3Rの効果 本研究開発の成果を全メタン発酵槽に展開し、トータルの処理 能力を増加(約160㌧/日)させ、一層のバイオガス発電(54万 kwh/月)とコンポスト量削減を通して,3Rの促進を図る。 ①調査 ②研究・開発 ③経済性試算 【事業概要図】 事業前 動植物性残さ 食品廃棄物 バイオ ガス発電 有機汚泥 脱水・ 堆肥化 事業内容 ・実プラントを使用 した実験・評価 ・東北大学との 共同研究 事業後 動植物性残さ 食品廃棄物 + 有機汚泥 発電 Up↑ 4 企業名:株式会社 ジェイネックス 住 所:仙台市泉区明通2丁目80番 (JNEXバイオプラント) 連絡先:022-779-5515 堆肥 Down↓
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